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link hamlife.jp hamlife.jp (2024/12/22 1:05:22)

feed <ピークは14日の午前4時頃>MS(流星散乱)通信体験のチャンス! 12月13日(金)夜から15日(日)は「ふたご座流星群」の出現が増大 (2024/12/13 12:25:59)

年間三大流星群のひとつ「ふたご座流星群」の出現が増大する時期となった。2024年は12月13日(金)夜から増え始め、14日(土)の午前4時頃に極大を迎え、活発な状態は15日(日)朝まで続く見込みだ。ふたご座流星群は条件がよい年なら1時間に40個前後、一晩で500個近く観測できる。悪天候の地域も電波を使った観測やMS(流星散乱)通信なら支障がない。この機会にVHF帯での流星散乱による遠距離通信や、FM放送のDX受信にも挑戦してはいかがだろうか。

 

 

流星でVHF帯の遠距離通信ができる場合がある。 photo:(C)creative commons

流星でVHF帯の遠距離通信ができる場合がある。 photo:(C)creative commons

 

 

「流星散乱通信(Meteor Scatter、MS)」は「流星バースト通信」とも呼ばれ、流星が大気圏に突入して発光した際、周辺の大気が一時的に「電離層」のような高密度の電子層を形成。これがVHF帯の電波を反射(散乱)させて通信ができることを利用したもの。ただし持続時間は数秒程度(長くても十数秒)と非常に短いので、お互いの運用周波数の事前確認や短い交信が基本となる。

 

 アマチュア無線の場合、流星散乱通信は、おもに50MHz帯で実験が行われている(最近はWSJT-Xに標準搭載されている流星散乱通信用の「MSK144」モードを用いて、50.260MHzでの通信実験が盛んになっている)。
 また交信は難しくても、外部アンテナを接続した受信機を用意し、全国各地に設置された50MHz帯ビーコンの周波数や、遠距離(1,000km前後離れた地点)に位置するFMラジオ局(90~100MHzの中波ラジオ局のFM補完放送がおすすめ)の周波数をモニターしてみると、流星に合わせて信号が一瞬聞こえてくることがある。このチャンスにぜひ試してみてはいかがだろうか。

 

 今回の2024年ふたご座流星群は、ピークが14日午前4時頃と予測されている。下記にふたご座流星群の観測や流星の電波観測に役立つサイトをまとめておこう。

 

 

●関連リンク:
・流星バースト通信(Wikipedia)
・ふたご座流星群の基本情報・観測条件(流星電波観測国際プロジェクト)
・ふたご座流星群が極大 2024年12月(国立天文台)
・2024年12月14日 ふたご座流星群が極大(AstroArts)
・今夜「ふたご座流星群」が見頃! 最大で1時間40個前後も(ウェザーニュース)
・ふたご座流星群2024 観測は14日(土)未明~明け方がベスト 安定感抜群の流星群をみてみよう(tenki.jp)
・国内専用_50MHzリアルタイム掲示板2
・でんぱでーた on Web

 

 

 

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