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JARL常務理事の職務執行報告書・2024年度上期 (2024/12/14 22:08:44)
一般社団法人の業務執行権を有する理事は、自分がどんな職務を行なったのか、その執行状況を理事会に定期的に報告することになっています( 法人法第91条第2項 、JARL定款第23条第5項)。私は、JARLの業務執行権を有する常務理事(総務担当)として、2024年11月の理事会に以下の職務執行報告書を提出しましたので、ここにも引用しておきます。
職務執行報告書(2024年度上期)
2024年度上期(6月23日の就任時から本報告書作成日まで)の当職の職務の執行状況は、概要以下のとおりですので、法人法第91条第2項及び定款第23条第5項により報告致します。
I. 理事会関係
- 第74回理事会(7月27・28日)
(1) 第2号議題(理事会規定の一部改正)の議案作成
(2) JARLが抱える重要課題についての初期的な報告 - 第75回理事会(8月31日)
(1) 第2号議題(ボーイスカウト社団局への助成)の議案作成
(2) 第3号議題(IARU第三地域HFバンドプラン委員会による40mバンドプラン案)について、案の検討、各委員会及び会員からの意見を踏まえた理事会意見のとりまとめ - 第76回理事会(11月23・24日)
(1) 第6号議題(「地方本部長・支部長連絡会議」の創設)の議案作成
(2) 第9号議題(中国地方本部長について)の議案作成
II. 事業関連
III. 地方本部・支部の支援
- 関東地方本部
(1) 関東総合通信局との連携強化の支援(関東総合通信局電波管理施設見学と意見交換会のアレンジ等) - 関西地方本部
(1) 関西アマチュア無線フェスティバル(関ハム)での登壇 - 中国地方本部
(1) 中国地方本部長、会計監査、支部長、社員ほか関係者との意見交換
(2) 鳥取県支部大会への参加と講演「JARLは今」(9月29日)
IV. 次世代支援
- IARU R1 YOTA Summer Camp(於チェコ)への参加者(大学生2名)への支援
- ハムフェア2024イベントコーナー「速報!YOTAサマーキャンプ」への出演
V. 組織強靱化・コンプライアンス委員会委員長としての活動
- 会議の主宰(8月26日、9月18日、10月24日)
- 地方組織強靱化策(「地方本部長・支部長連絡会議」の創設)に向けた意見とりまとめ
- 本部組織強靱化策(選挙制度改革等)の検討
VI. 国際問題検討委員会委員としての活動
- 会議への参加(10月8日)と理事会への報告
- IARU第三地域総会(於バンコク)への出席(11月3日~6日)
VII. アマチュア無線継続的発展会議(SD会議)委員としての活動
- 会議への参加(10月7日)、 第一次報告書 アンケートのとりまとめ
VIII. 公益財団法人日本無線協会 の理事としての活動
- 理事会への参加(7月23日、10月16日)
以上
感想
- 常務理事(総務担当)を拝命して約半年が経ちました。就任前にやりたかったことにひとつひとつ着手できており、大変充実しています。これも、森田会長のもと、やりたい人がやりたいことをやれる組織にJARLが生まれ変わったからであり、大変ありがたく思っています。
- ひととひとが繋がることで、組織に活力が生まれることを実感しています。巻き込んでしまった方、すみません(苦笑)。一緒にがんばりましょう。
- JARLにはさまざまな問題がまだまだ山積みです。常務理事に就任してますますよく見えるようになりました。森田会長と、毎日ホントにいろんなことがおきますね、とよく話します。
- 会合がある日は半日から1日、会合がなくても毎日2時間~3時間くらいは、JARLのために時間を費やしている感覚です。文書作成のために週末を費やすこともよくあります。電車の中、歩いているとき、風呂の中、組織をよくするにはどうしたらよいか、日々考えています。JARL関係の方々との電話やオンライン会議は、あれこれ意見交換をするので長電話になりがちです(笑)。
- 残念ながら、無線をやる時間は減ったかもしれません。オークションで落札した無線機の増設手続きは滞り、修理したい無線機が溜まっていますが、我慢です。
- 毎日決済が上がり、毎週のようにJARL行事に出かけられる森田会長の大変さは、常務理事の比ではありません。殿が少しでもラクになれるように尽力するのが家臣の務めと思っています。
- 1日は24時間しかなく、家族もあり本業もあります。なぜか私のところに案件が集まりがちなのですが、あまりいろいろなことに首を突っ込みすぎないように、私がボトルネックとなって物事が進まないことにならないように、気をつけたいと思います。
- 常務理事には金銭報酬は支払われず、交通費は基本的に実費、宿泊費は一定額の補助を頂いていますが、少額の場合は請求しないことの方が多いです。日無協の理事も報酬はありません。特筆すべきことでもないです。ボランティア精神あふれる方々と、アマチュア無線界に尽くすことができている 充実感が報酬 だと、本気で思っています。
(2024-12-14 記)
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