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feed 遠刈田温泉散策 (2024/12/19 12:57:39)

 

 

 大きなホテルが数軒のみとか、あるいは山の中の秘湯や一軒宿のようなところは好みでなく、ある程度の旅館があって、そこに日常があり、暮らしがあり、町がある、そういう温泉地を好んで訪れています。飯坂、鳴子あたりですが、蔵王町の遠刈田もそんな温泉地の一つかと思います。ただ、登山の帰りに豆腐を買って帰ったりしたことは何度かあるものの、通過地に過ぎず、泊まったり散策したりしたことはありませんでした。我が家の近くに遠刈田行きのバス停があったことにふと思い至り、温泉目的で訪ねてみることにしました。

 

 お世話になったのは豆腐屋の並びにある家族経営の小さな宿です。もとは料亭だったそうで、客同士が鉢合わせにならないように数カ所に階段があるなど面白い作りで、建て増しもあって迷路のようでもあり、館内探検でもけっこう楽しめました。といっても小さな宿なので、すぐ慣れます。客は自分たちを含め3組あったようですが、皆さん静かで、いるのかいないのか、浴場で行きあうこともありませんでした。

遠刈田温泉街

共同湯「壽の湯」

 

 翌朝、朝食前に温泉町を散策してみました。二つの共同湯があり、宿の向かいに「壽の湯」、すぐ近くにもう一つの共同湯「神の湯」があります。午前9時から営業ということですが、朝の冷気の中、あちこちに湯煙が立ちのぼっていました。神の湯の裏手に回ると源泉場と刈田嶺神社の鳥居、その先は雑木林の丘陵地になって遊歩道があり、遠刈田公園として整備されているようです。途中の湯神神社まで登ってみました。

共同湯「神の湯」↑ ↓

源泉場

湯神神社へ

途中から青麻山と遠刈田の町が見下ろせました

湯神神社

遊歩道が続く

 

 だいぶ明るくなってきました。天気は回復傾向にあるようです。遊歩道は上に続いていますがここで引き返し、路地散策。高台にある大きな旅館の玄関先まで進むと、ちょうど薄雲が切れ、真っ白な刈田岳の山頂部と熊野岳が思わぬ近さで視界に入りました。

路地を歩く↑ ↓

刈田岳(左奥)と熊野岳

 

 宿に戻り、もしかしてと思い、窓を開けると、前烏帽子岳と水引入道の稜線の切れ間の奥に、雪をまとって光る屏風岳の姿が目に飛び込んできました。その左には不忘山らしき山容も。見えてあたり前なのかもしれませんが、手前の山に隠れて見えないのでは、と思い込んでいた節もあり、これはちょっとしたサプライズ。こんなにも眺望に恵まれた温泉地であることに今更ながら気がついた次第です。後で知ったところによると湯神神社の先の遊歩道をさらに進むと、何カ所か眺望ポイントがあるようです。

 屏風岳 左は不忘山?

 

 平日でもあり、どの宿も寂しげではありましたが、旅館やホテルの廃墟は見当たらず、湯質の良さが人を引き付けているのかもしれません。自分も貸し切りの熱い湯に5度もつかってしまいました。

 

 朝の短時間では散策しきれなかったところも多々あったと思います。仙台からバスで1時間、無線は不向きなので考えないことにして、湯につかりたくなった時にでもまた訪ねてみます。

 

 

 

 


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