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移動用マルチバンドロッドアンテナに80mバンドを追加 (2024/12/24 6:27:53)
先の記事のアンテナに簡単に追加して80mの運用ができる延長コイルを製作してみました。日中のPOTAでは使うことはないのですが、来年は離島もまわる予定なので夜間帯の運用もある程度できればと考えました。しかし、たった2mのロッド+5W運用で使い物になるかは疑問です(笑)。とにかくどのくらい交信できるのか試してみました。
ボトムローディングでロッド2m長程度で計算するとインダクタンスが130μH程度必要となります。7~50MHz用のコイルのインダクタンスが30μH程度なので100μH追加すればよさそう。これを0.5φのエナメル線を直径50mmで巻くことで計算すると25mm幅で50回巻となりました。構造はロッドアンテナに使用時のみ差し込めるように考えて3Dプリンターでボビンを製作しました。
この状態で庭に置いてラジアル10m長でVSWRをみると3MHzとかなり低いところでマッチングが取れていたのでそこから巻き数を減らして調整したところ9回くらい減らしたところで3.5MHzで最小となりました。
このアンテナを夜間運用するために2階のベランダに紐で固定して2時間程度運用。ラジアル線は10mで下に垂らしたままだったので不足するかと思いましたがVSWRは簡単に1.5以下に調整できました。
18時ころ殆ど信号の入感がなかったので0.5WでCQを出してみました。当然のことながら全く応答はありません。それでもPSKRをみると9エリアで受信されていたので驚きました。19時くらいになり少しコンディションが上がってきたようなので5Wで運用、CQを出しても殆ど応答はありませんでしたが、呼びに回ったりして3エリア2局、9エリア1局を含む6局と交信できました。40mバンドと飛びは全く異なりこんなアンテナと5Wでは難しいバンドと実感。最後にPSKRをみると500km程度までは飛んでおり当初の予想よりは使えそうな感じがします。
ボトムローディングでロッド2m長程度で計算するとインダクタンスが130μH程度必要となります。7~50MHz用のコイルのインダクタンスが30μH程度なので100μH追加すればよさそう。これを0.5φのエナメル線を直径50mmで巻くことで計算すると25mm幅で50回巻となりました。構造はロッドアンテナに使用時のみ差し込めるように考えて3Dプリンターでボビンを製作しました。
この状態で庭に置いてラジアル10m長でVSWRをみると3MHzとかなり低いところでマッチングが取れていたのでそこから巻き数を減らして調整したところ9回くらい減らしたところで3.5MHzで最小となりました。
このアンテナを夜間運用するために2階のベランダに紐で固定して2時間程度運用。ラジアル線は10mで下に垂らしたままだったので不足するかと思いましたがVSWRは簡単に1.5以下に調整できました。
18時ころ殆ど信号の入感がなかったので0.5WでCQを出してみました。当然のことながら全く応答はありません。それでもPSKRをみると9エリアで受信されていたので驚きました。19時くらいになり少しコンディションが上がってきたようなので5Wで運用、CQを出しても殆ど応答はありませんでしたが、呼びに回ったりして3エリア2局、9エリア1局を含む6局と交信できました。40mバンドと飛びは全く異なりこんなアンテナと5Wでは難しいバンドと実感。最後にPSKRをみると500km程度までは飛んでおり当初の予想よりは使えそうな感じがします。
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