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<新年を迎えるタイミングでのコンディション上昇に期待>太陽黒点数(SSN=サンスポットナンバー)が一時「300」に迫る勢いに急上昇 (2024/12/31 12:05:47)
来年(2025年)前半に “サイクル25” のピークを迎えると言われている太陽活動だが、それを物語るように、2024年12月中旬から太陽黒点数(SSN=サンスポットナンバー)が一時「300」に迫る勢いに急上昇し、12月26日(木)には「277」を記録した。「サンスポットナンバー」が太陽側のコンディション数値ならば、HF帯には15以下が望ましいと言われる地球側の地磁気活動を表す「A-Index」が「6」、HF帯には3以下が望ましいと言われる「K-Index」が「1」という状況で、新年を迎えるこのタイミングで朗報!? と言えるだろう。しかし12月29日と30日にはXクラスの大規模フレアが発生し、実際の短波帯のコンディションは不安定だ。12月31日(火)10時現在、SSNは183、A-Indexは7、K-Indexは2となっている。
2019年12月から始まった「サイクル(太陽周期)25」が、来年(2025年)前半にピーク(太陽極大期)を迎える。それを物語るように、太陽黒点数(SSN=サンスポットナンバー)が上昇を続けている。12月中旬頃は100前後と、この時期としては低いSSNが続いていたが、12月20日頃から上昇傾向が顕著になり、12月26日には277を記録。しかしここ数日は減少に転じている。
一概にSSNが上昇すると、アマチュア無線でのコンディション上昇につながるかと言えばそうでもない。「太陽フレア(太陽の表面でおきる大爆発)」の影響により、「磁気嵐(地場の乱れ)」などが発生すると通信に影響を及ぼすからだ。
12月29日と30日には、太陽面でXクラスの大規模フレアが発生しており、情報通信研究機構(NICT)宇宙天気予報センターが「太陽フレアに関する臨時情報」を発表している。このフレアの影響もあってか、HF帯のコンディションは不安定だ。
50MHz帯は、南米やヨーロッパ方面が連日のようにオープンする秋のコンディションが12月10日頃でほぼ終息。現在はVK(オーストラリア)やZL(ニュージーランド)などのオセアニア方面とDU(フィリピン)など東南アジア方面のオープンが中心となっている(12月24日には西日本でヨーロッパ方面が多少オープンした)。
とはいえ、HF帯のDX通信にベストな状況であることは間違いない。思わぬタイミングでコンディションが上昇し “お祭り騒ぎ” になることも考えられる。DXクラスタなどをチェックしながら、正月休みのDXingを楽しもう。
SPACE WEATHER PREDICTION CENTERが公表した太陽黒点相対数(SSN=サンスポットナンバー)。予測(赤線)に反して、実測値(青線)が遥かに上回っている。予想以上に数値が高い(SPACE WEATHER PREDICTION CENTERのWebサイトから)
●関連リンク:
・SOLAR CYCLE PROGRESSION(SPACE WEATHER PREDICTION CENTER)
・地磁気擾乱(宇宙天気予報)
・DX Peditions Ham Radio Amateur Radio(DX news.com)
・宇宙天気情報センター
・太陽黒点(宇宙天気情報センター)
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