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1995年1月17日午前5時46分に発生した「阪神・淡路大震災」から30年を迎えた。この大震災では、関西を中心とした多数のアマチュア無線家が、非常通信による連絡や災害状況の確認、物資輸送などの復興支援といったボランティア活動を精力的に行った。それらをまとめた「阪神・淡路大震災 アマチュア無線運用とHAMボランティアの活動(実状記録と反省そして更なる無線運用の構築に向けて)」をはじめ、当時の活動を記録した資料の一部が神戸大学附属図書館のデジタルアーカイブ「震災文庫」で公開されている。
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阪神・淡路大震災で倒壊した建物。神戸市中央区の生田新道付近(写真:クリエイティブ・コモンズ 撮影/松岡明芳)
神戸大学附属図書館は1995年1月17日に発生した「阪神・淡路大震災」の被害・救援・復興などに関するさまざまな資料・文献(2022年現在約56,000点)を収集した「震災文庫」を開設している。その資料の一部(2022年現在で約12,600件)はデジタルアーカイブ化し、インターネットで誰でも閲覧できるようになっている(個人情報掲載部分を除く)。
収集資料の中には、アマチュア無線家が非常通信による連絡や災害状況の確認、物資輸送などの復興支援といったボランティア活動を精力的に行った記録「阪神・淡路大震災 アマチュア無線運用とHAMボランティアの活動(実状記録と反省そして更なる無線運用の構築に向けて)」(編者:阪神・淡路大震災で活動したアマチュア無線家有志)などアマチュア無線関連のものもあり、デジタルアーカイブで公開されているものだけで総ページ数は500ページを超えている。
以下に公開されているアマチュア無線関連の所蔵資料の目次を示す。阪神・淡路大震災から30年を迎えたのを機に、一度これらの資料を閲覧し、当時のアマチュア無線家の活動に思いを馳せてみてはいかがだろうか。
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神戸大学附属図書館「震災文庫」のデジタルアーカイブ目次より
●関連リンク:
・阪神・淡路大震災
アマチュア無線運用とHAMボランティアの活動(実状記録と反省そして更なる無線運用の構築に向けて)(震災文庫/神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ)
・震災文庫利用案内(神戸大学附属図書館)
・アマチュア局の非常通信マニュアル(JARL Web)
The post <阪神大震災の発生から30年>神戸大学図書館の震災文庫(デジタルアーカイブ)で「阪神・淡路大震災 アマチュア無線運用とHAMボランティアの活動」など資料を公開中 first appeared on hamlife.jp .