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Datong AD370 Active Dipole (2025/2/1 4:19:03)
Webのニュースを見ていたら、某オークションの広告が表示されました。
煩いな~と思ったのですが、AD370という商品名に思わず目を見張りました。
しばらく前からあちこち回路やレビューを検索していたのを、AIに見つけられてしまったようです。
―・・・―
このアンテナ、アクティブアンテナ界隈では伝説的なアンテナのようで、「AD370には負けるが・・・」的な感じで話題にあがります。
Active dipole AD370 (Refreshed)
https://www.fenu-radio.ch/Aktivdipol_AD370_Refreshed-en.htm
また、熱心なファンも多いようで、しっかりしたアーカイブもありました。
Datong Arichive
https://sites.google.com/site/datongarchive/Home
回路図なども掲載されているので、いつかトライしたいと思っていましたが、オークションに出てくるとは思ってもみませんでした。
自分へのお年玉のつもりで、少しだけ奮発して入札しておきました。
が、なんと競争もなく出品価格(柴三郎さん二人)での落札となりました。
ヘッドのみで、エレメントやバイアスTなど無かったので、猫またぎだったのかも知れませんね。
文字通りのお年玉でした。\(^o^)/
大事に使われていた(仕舞われていた?)ようで、外観はきれいです。
さっそく開腹してみました。
基板はきれいで、ネジもピカピカでした。
トランジスタには、粉状のものが着いていましたが、テスターで当ったところ、電圧はほぼ正常で、デバイスは生きているようです。
エレメントを探しに、ホームセンターへ行ってみましたが、ステンレスの針金は軟質しかありませんでした。
1.5Mを2本切り出して繋いでみたら、フニャフニャでした。
ダンポールで添木しましたが、ここは自立?にして、高インピーダンスを得たいところです。
あっという間に暗くなってしまいました
KiwiSDR 2 ( http://21344.proxy.kiwisdr.com:8073/ ) で聞いてますが、良い感じです。
アンプのノイズレベルが低いようで、一見、ゲインが小さいのかと心配しました。が、Kiwi 2には大きすぎるほどの入力(アンテナ出力)があり、飽和しているようです。
デフォルトで5dBのアッテネータを設定しました。
例の、時報局 BPC(68.5kHz)や12kHz前後のアルファ局も聞こえていました。
長中波帯は、先日の2SK2394 x2ミニホイップに少し負けますが、短波帯は勝るようです。
もうすこし、エレメントを工夫したいと思います。