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NHK長野放送局から電話 (2025/2/4 9:01:59)
2月3日(月)。
10時過ぎに携帯が鳴った。電話の主はNHK長野放送局の技術担当。
我が家ではNHK-FMの受信が今一つよくないということをNHK長野のHPの問い合わせ窓口に書いたら、さっそく電話がかかってきた。
我が家ではFM放送用の2エレ位相差給電アンテナを地上高7mほどの屋根の上に上げていて、Tivoliの「Music System BT」で聞いている。アンテナは善光寺平の中継局の方に向けてあって、その間に特に遮るものはない。そもそもそれくらい条件が良いと思っていたから気合の入ったアンテナではなく、2エレで十分だろうと思ったのだ。
ところが、実際に放送を聞いてみると民放の2局(FM長野、FMぜんこうじ)と違い、NHKだけノイズが混じる感じがするのだ。聴取が困難と言うわけではないが、FM放送と言う性質上、ノイズのないきれいな音で聞きたいと思うとやはり気になってしまう。だから、地域的に聴取状況の悪いところがあったりしないかと質問してみたのだ。
技術担当の回答は以下の通り。
- 善光寺平の中で特に聴取状況の悪い地域は把握していない。
- ノイズが混じる可能性としては、NHKはクラシック音楽を流す機会が多い関係で他の民放2局より変調は浅めにしていることが考えられる。音の小さな時にチリチリ音が入るという指摘はたまにある。変調を浅めにしている理由は、変調を深くするとクラシック音楽の大きな音の部分で所定の周波数帯域幅を越えてしまう恐れがあるためである。
- もし気になるようなら受信状況の調査をしても良い。
確かにNHKはクラシック多めなので、あまり変調を深くできないのかもしれない。なんとなく理由は分かったような気がするし、こちらにきてもらって調べてもらったところでNHK側で何かできることもなさそうなので、これ以上の深追いはしないことにした。
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