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青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の6県を管轄する総務省東北総合通信局のWebサイトに掲載されている「e-東北テレコムトピックス2025」コーナーで、去る2025年1月22日(水)に福島県郡山市において実施された、同総合通信局が運用する「電波規正用無線局」と一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)福島県支部が運用する「ガイダンス局」が連携し、アマチュア無線バンド内での違反運用者に対して警告メッセージを送信し指導する“連携運用”が行わた様子をリポートしている。
東北総合通信局からのリポートは以下のとおり。
アマチュア無線局の違反運用者へ規正局により警告
-福島県郡山市でJARLと連携運用-
1月22日(水)、東北総合通信局(局長:藤田 和重)は福島県郡山市において、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟東北地方本部(本部長:槻木澤 稔 以下、「JARL(Japan Amateur Radio League)」といいます)と共同で、当局の電波規正用無線局(※1)とJARLのガイダンス局(※2)との連携運用を行い、アマチュア無線局の違反運用者に対し、警告メッセージを送信し、指導を行いました。
アマチュア無線局は、金銭上の利益のためでなく、個人的な無線技術の興味に基づく趣味として多くの方に利用されています。しかし、ルールを守らない一部のアマチュア無線局に関する申告が当局へ多数寄せられています(主に以下のような行為)。
・呼出符号(コールサイン)を送出しない
・アマチュア無線局用の周波数使用区別を守らない
・仕事で使用している など
JARLとの連携運用では、電波法令に違反して運用しているアマチュア無線局に対して、ガイダンス局が広報メッセージを28件送信しました。その後、違反運用が改善されない4件に対し電波規正用無線局により指導を行い、すべての違反運用が是正されました。連携運用により効率的な効果が得られました。
また、福島県内の新聞にも取り上げられ、電波の適正利用を促進する啓発活動の一助となりました。
この取組みは平成30年度から継続的に行っており、今回が8回目の実施になります(福島県内では福島市(平成30年度)に続き2回目の実施)。
東北総合通信局では、利用者に電波法令の意識を高め、電波の適正な利用を促進するための周知・啓発活動の強化を図るとともに、電波法令に違反して運用を行う無線局に対しては引き続き厳正に対処していきます。
(※1)「電波規正用無線局」とは、総務省が開設する無線局で、違反運用を行う無線局に対し、即時に停止するよう直接行政によるメッセージを送信し、指導するものです。
(※2)「ガイダンス局」とは、JARLが開設する無線局で、アマチュア無線家同士の自浄作用としての適正な運用を確保するためのメッセージを送信するものです。
【連携運用の様子】
【規正用無線局(手前車両)等設置状況】
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<北海道で初! 145MHz帯と430MHz帯で注意喚起>北海道総合通信局、電波規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局との連携運用を実施
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・東北総合通信局
アマチュア無線局の違反運用者へ規正局により警告-福島県郡山市でJARLと連携運用-
・総務省 電波規正用無線局の運用
・地方総合通信局の電波規正用無線局とJARLのガイダンス局の連携運用(JARL Web)
・JARL福島県支部
The post <アマチュア無線での不法運用者に対して警告メッセージを送信&指導>東北総合通信局、「電波規正用無線局」とJARL「ガイダンス局」との連携運用の様子をリポート first appeared on hamlife.jp .