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(2025/11/7 3:36:28)
読売新聞朝刊の連載小説「研修生 プラクティカンティン」完結
(2025/3/11 22:00:00)
読売新聞朝刊の連載小説「研修生 プラクティカンティン」(多和田葉子著)が今朝、最終回を迎えました。物語の舞台は1980年代のドイツ。日本人の主人公が書籍取次会社の研修生として働きながら、会社やパブで多くの人々と出会い、触れ合いながら生活していく様子が描かれていました。
大家さんとの相性が悪く、友達の家に泊めてもらったり、その近くの空き部屋を借りたりと、自由で気ままな暮らしぶりも印象的でした。異国の地で生活する中で、ふと日本人である自分を意識し、不思議な感覚にとらわれる主人公の心情が素直に表現されており、読みながらその世界に引き込まれていました。
今朝で物語が終わってしまい、少し寂しさを感じますが、明日から始まる新しい連載小説もまた楽しみに読み続けようと思います。
雲をつかむ話 多和田 葉子講談社
旅をする裸の眼 (講談社文庫) 多和田葉子講談社
容疑者の夜行列車 多和田 葉子青土社
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