無線ブログ集
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無線界にとってアンテナは音楽界で言うところの楽器。
楽器は弦を弾いたり、固体を叩いたり、笛のように空気の流れを変えたりして、空気を震わせて音波を発生させる。
ダイポールアンテナのように定在波型のアンテナは、ギターのような弦楽器に似ている。
ギターの弦は奏でる音の周波数で震える。弦の素材や張りや長さで震える周波数が決まる。震えている様は1/2波長で定在波が分布しているアンテナと同じだ。弦を弾く位置が給電点。
アンテナは音波を出す訳じゃないから見た目は震えていないけれど、無線機から送られた周波数の電気が共振するとなぜか電波を出します。弦が震えると大きな音が鳴るのと同じように。無駄なく大きな音が出る楽器がSWRが低い楽器って感じかな。バイオリンなんて爆音出ますもんね。
アンテナって重要ですね。もう主役級。無線機は演奏者にあたる感じですね。
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