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feed <宇宙に行った「IC-705」が写る画像公開>4月に行われた有人宇宙船からSSTV画像送信「Fram2Hamコンペティション」の結果をAMSAT-UKが伝える (2025/4/16 18:00:33)

日本時間2025年4月2日から数日間にわたり、地球の北極と南極の軌道上を初めて飛行する有人宇宙船「クルードラゴン」から送られてくるSSTV(Slow Scan Television)画像をヒントに関連する質問に答える宇宙ミッションのためのアマチュア無線コンテスト「Fram2 Hamコンペティション」( 2025年4月2日記事 )の結果が、このほどヨーロッパを中心にアマチュア衛星の情報を発信している「AMSAT-UK」のホームページで発表された。その中には「クルードラゴン」に搭載され、宇宙からの運用に成功したアイコムのオールモードポータブル機「IC-705」と、操作を担当したRebeaRogge氏(LB9NJ、KD3AID)が宇宙空間で撮影したと思われる写真が掲載され話題になっている。

 

 

ヨーロッパを中心にアマチュア衛星などの情報を発信している「AMSAT-UK」のホームページで、宇宙ミッションのためのアマチュア無線コンテスト「Fram2 Hamコンペティション」の結果発表の中で公表された。画像には「Fram2宇宙船からアイコム・IC-705を操作するRabea Rogge LB9NJ KD3AID」と説明文がある

 

 

 民間人4人を乗せて、2025年3月31日に米国・フロリダ州から打ち上げられ宇宙に飛び立ち無事軌道に投入された有人宇宙船「クルードラゴン」。地球の北極と南極の上空を飛行する初めての軌道上周回しながら、「Fram2(フラム2)」と呼ばれるミッションが行われた。

 

 その1つとして、あらかじめ選ばれた高校生と大学生チームを対象に、宇宙から430MHz帯のSSTV信号で送られてくる「パズルピース」を模した画像をそろえてパズルを組み立て、極地の位置を特定し、その位置に関連する質問に答えるというアマチュア無線のコンテスト「Fram2 Hamコンベンション」が実施された。

 

 使用されたのはアイコムのHF~430MHz帯のオールモードポータブル機「IC-705」(バッテリーによる5W出力)で、当初は日本でもSSTV画像の受信が可能ではないかと期待されていたが、バッテリー節約のため “特定の地域上空を通過するときのみSSTV画像を送信” となってしまい、残念ながら日本では信号が聞こえなかったようだ。

 

 ちなみに、これまで行われてきた国際宇宙ステーション(ISS)からのSSTV画像の送信は出力25Wで、周波数は144MHz帯だった。

 

 コンテストルールは、宇宙から送られてくる「パズルピース」を模したSSTV画像をそろえてパズルを組み立てて極地の位置を特定し、その位置に関連する質問に、あらかじめ選ばれた高校生と大学生チームが答える内容で、最高得点を獲得した3チームが発表された。

 

 結果を伝える案内には、宇宙空間で撮影したと思われる、有人宇宙船「クルードラゴン」でSSTV画像送信の操作を担当したRebeaRogge氏(LB9NJ、KD3AID)と、宇宙を旅したアイコムのHF/50/144/430MHz帯のオールモードポータブル機「IC-705」が写っている。

 

 

 以下、「AMSAT-UK」のホームページで発表された内容を機械翻訳で紹介しよう。

 

 


 

●Fram2Hamコンペティションの結果発表

 

 Rabea Rogge(LB9NJ、KD3AID)が、学生向けのFram2Ham SSTVコンテストで最高得点を獲得した3チームを発表しました。

 

 Discordの投稿で彼女はこう述べています。

 

@everyone様、
 まずはご参加いただいた皆様、ありがとうございました! 皆様の交流の様子や、地上にいる皆様と文字どおり直接繋がることができて、本当に楽しかったです。写真を送り、地球を見下ろし、同じ瞬間に誰かが見上げていることを実感できたのは、今回のミッションで最高の瞬間でした。SSTVギャラリーとクイズには素晴らしい作品が多数投稿されています。さて、それでは高得点を獲得した3チームをご紹介します。

 

1位:ARISStocats
 活動地域:リトアニア、イタリア、米国(ペンシルベニア)、スイス、米国(カリフォルニア)

 

2位:W1HLO-LA1K
 活動地域:米国(コネチカット州)、ノルウェー、米国(ペンシルベニア州)、ドイツ

 

3位:GuufyFram
 活動地域:ギリシャ、米国(ペンシルベニア)、フランス、米国(ケンタッキー)、米国(ニューヨーク)

 

 優勝チームには近日中にメールでご連絡いたします。

 

 皆さん、お疲れ様でした!どのチームもとても国際色豊かで、本当に嬉しかったです。友情が芽生え、テクノロジーへの情熱が燃え上がり、そして何よりも皆さんが楽しんでいただけたことを願っています。

 

 上記に該当しない皆様、SSTVデジタル認定証の取得をお忘れなく!皆様のセットアップの写真や体験談をお待ちしております。

 

 Fram2Hamミッションの詳細については、https://amsat-uk.org/2025/04/01/fram2-mission-launched/ をご覧ください。

 


 

 

↓この記事もチェック!

 

<宇宙ミッションのためのアマチュア無線コンテスト開催>日本時間4月2日(水)10時47分から数日間、宇宙船「クルードラゴン」から437.55MHz(FM)でSSTV画像を送信

 

【ハムフェア2019】PDF資料公開!!<GPS内蔵でD-STARにも対応、最大出力は10W>アイコム、HF/50/144/430MHz帯のオールモードポータブル機「IC-705」を発表!!

 

 

 

●関連リンク:
・Results of Fram2Ham Competition Announced(AMSAT-UK)
・Fram2 Mission Launched(AMSAT-UK)

 

 

 

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