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アイコム株式会社は2025年4月17日、HF+50MHz帯の200Wトランシーバー「IC-7760」の新ファームウェア「Version 1.12」を同社サイト上に公開した。同社の発表によると変更内容は「インターネット回線およびWi-Fi環境で、パケットロスによる音とぎれの対策として音声再送機能を追加」「コントローラーとRFデッキ間のパケットロス表示を追加」「コントローラーとRFデッキ間のデータ通信量を削減」「音声バッファーの設定変更後、無線機を再起動しなくても変更を適用できるように改善」「その他軽微な変更」の5項目となっている。

アイコムのIC-7760製品情報ページより
IC-7760の新ファームウェアの公開は2025年2月25日の「Version 1.10」以来となる。
★IC-7760の新ファーム(Version 1.12)
Version1.10からのおもな変更点:
・インターネット回線およびWi-Fi環境で、パケットロスによる音とぎれの対策として音声再送機能を追加
・コントローラーとRFデッキ間のパケットロス表示を追加
・コントローラーとRFデッキ間のデータ通信量を削減
・音声バッファーの設定変更後、無線機を再起動しなくても変更を適用できるように改善
・その他軽微な変更
IC-7760のファームアップは、SDカードまたはUSBメモリーを使って行うことができる(取扱説明書で確認のこと)。ファームウェア書き換え後はバージョン情報の数字が次のように表示されるという。
Main CPU:1.12
Sub CPU:1.11
Front CPU: 1.00
Main DSP Program:1.02
Main DSP Data:1.00
RF CPU:1.11
RF DSP Program:1.02
RF DSP Data:1.00
RF FPGA:1.02
詳細は下記関連リンク参照のこと。
こちらの記事も参考に↓
<製品の特徴と技術解説を満載した1冊!>アイコム、Web版書籍「IC-7760のすべて」(PDF、全84ページ)の無料公開を開始
●関連リンク:
・IC-7760 ファームウェア ダウンロード(アイコム)
・IC-7760
取扱説明書ダウンロードページ(アイコム)
・IC-7760 仕様変更のお知らせ ダウンロード(アイコム)
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