無線ブログ集
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4/13(日)夕方の一時的な強風でアンテナの向きが変わってしまった。
ほんの1-2時間だけの風だったのだがかなりの強風で、アンテナを下げたほうがいいのか迷っている間に向きが変わってきたので、エレベータダウンできなくなる前に慌てて下げた。
強風の中の作業だったので同軸が途中で絡まり、ウィンチのワイヤーがわずかな時間たるむというアクシデントもあり(その間、ゴンドラの重量が同軸2本+ローテータのケーブルに掛かったかもしれない)、悪天候時は普段通りにはいかないことを思い知った。
とはいえ、何とか地上近くまでさげることができ、そのまま週明けとなったのでしばらくはそのまま放置。
その日以降、毎日夕方になると強風が吹いていたのだが少し落ち着いてきたので、4/16(水)から空き時間を見ながらアンテナの方向修正を始めた。アンテナを見ると上段のHB9CVと下段の3エレの方向は互いにずれていない。つまり方向のずれは、アンテナを取り付けているマストクランプの所で起きているのではなく、ローテータの軸受け部分で起きているということである。
そこで、エレベータダウンした状態ですこしずつローテータを回しては、軸受け部分のボルトを緩めて手でアンテナの向きを直す作業を繰り返し、何とかエレベータで巻き上げられる状態まで持っていった。ついでに、アンテナ設置時から感じていた若干の方角ずれもこの機会に直すことにした。建築確認時の図面上で真北(磁北ではない真北)を確認し、図面上で分度器を使ってエレベータダウン時の方角を正確に出し、その時にコントローラの針もその方角を向くように調整した。約20度ほど実際の方角より西に寄っていた。
4月19日(土)。
この日はもうアンテナを巻き上げてしまっても良かったのだが、風もなく穏やかな日だったので、タワーの中ほどまで登ってケーブルに異常がないかを目視し、ビニールテープなどをまき直した。
中ほどまで登った時に、高さ15mほどの所に取り付けてあるVU用のGP用の同軸がたるんでいるのが目に入った。せっかくここまで登ったのだし・・・と思い、頑張ってそこまで登り、ケーブルのたるみを直してきた。たるみの原因は、同軸を止めていた結束バンドが劣化して切断していたからだった。
このGPを取り付けている腕木は、タワードライブのシャントフィード用ワイヤーを吊り下げている腕木でもあるので、その吊り下げポイントも目視してきたが特に異常はなかった。
そしてこの日の夕方、ウィンチを巻き上げ、1週間ぶりにアンテナを上までエレベータアップした。
アンテナの向きを東に20度修正したことでアンテナ回転時の同軸の余長が足りなくなるのでは?と少し心配だったので、ローテータを少し動かしては下から双眼鏡で同軸の巻き込み具合を確認した。幸い、360度回転しても余長の範囲内に収まっているようだった。
さて一夜明けた今日4月20日。
太ももと腕が筋肉痛である。タワーに登っていた時間はそれほど長くはないのだが(30分も登っていない)、それでも上下方向の運動はかなり筋肉を使うようで、今日は一日足がガクガクだった。