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feed <「書類提出方法にWebアップロードを追加・推奨」「入賞局のログ公開」など規約改正>JARL、4月26日(土)21時から24時間「第67回(2025)ALL JAコンテスト」を開催 (2025/4/23 11:30:09)

2025年4月26日(土)21時から27日(日)21時までの24時間にわたり、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)主催の「第67回(2025)ALL JAコンテスト」が1.9/3.5/7/14/21/28/50MHz帯の各アマチュアバンドの電信、電話で開催される。今回から、2025年2月に開催された第79回JARL理事会(第17号議題 コンテスト規約の改正について)で承認された( 2025年3月24日記事 )、「書類提出方法にWebアップロードを追加・推奨」「電信と電話間のクロスモード交信禁止」「2波種目の空中線電力区分の新設」「入賞局のログ公開」「賞状の電子化(紙賞状は有償で発行)」「JARL登録クラブ対抗のマルチオペ要件を制定」「エントリー種目以外のログも提出」「結果発表をJARL Webへ集約」などの規約改正が導入されるので、JARLコンテスト委員会が公表した「新旧対照表」で確認をしてから参加しよう。

 

 

 

 

 JARLが主催する「ALL JAコンテスト」は“国内アマチュア局の友好を高めるため”として、日本国内のアマチュア局およびSWLを対象に、都府県・地域などのアマチュア無線局とより多く交信(または受信)しマルチを稼ぐという、国内最大級&伝統と歴史あるコンテストの1つで、毎回多くの無線家が参加している。

 

 

 JARLコンテスト委員会はコンテスト開催に際して、以下の案内を行っている(一部抜粋)。

 

 

■書類提出方法にWebアップロードを追加・推奨

 

 近年、スパムメール対策強化の影響でログ提出メールが不達となるケースが散発しています。

 

 スパムの誤判定を完全になくすことは難しいため、新たに電子ログアップロードページを開設しWebアップロードによる書類提出方法を追加します。 あわせて、Webアップロード時の必要記載事項チェック機能を強化し、記載不備による種目変更やチェックログ扱いとなるケースの削減を目指します。

 

 従来どおりメールによるログ受付も継続しますが、Webアップロードによる提出を推奨します。

 

 

 

■電信と電話間のクロスモード交信の禁止

 

 これまで規約に明示がなく曖昧であった電信と電話間のクロスモード交信の取り扱いについて、曖昧さを解消するため明確に禁止しました。

 

 

■2波種目の空中線電力区分新設

 

 これまで2波種目には空中線電力による区分がありませんでしたが、小規模なクラブ局でも参加しやすいように、100W以下(M)と100W超(H)の空中線電力別種目を設けます。

 

 

■入賞局のログデータ公開

 

 コンテスト参加者のレベルアップを支援する目的で、入賞局のログデータを公開します。上位局のログを参考に、どのような運用をすればより高得点が得られるかを分析・検討することは、参加者自身のレベルアップにもつながると考えております。

 

 

■賞状の電子化(紙賞状の有償発行)

 

 ALL ASIAN DX コンテストでは2023年度開催から電子化した賞状を発行しています。国内コンテストについても、2025年度以降の開催分より電子賞状のダウンロード発行へ移行し、賞状発行の早期化と経費削減を図ります。あわせて、コールエリア第1位の入賞条件を緩和し、より多くの方が入賞できるようにしました。

 

 なお、紙の賞状を希望する入賞局には有償で発行します。

 

 

■JARL登録クラブ対抗におけるマルチオペ局のオペレータ要件の設定

 

 クラブ対抗の趣旨に合わせ、マルチオペ局のオペレータのうち半数以上を登録クラブの構成員とすることを定めました。100%としなかったのは、登録クラブ未入会の方をマルチオペ局でのコンテスト運用に誘い、興味を持ってもらう機会を妨げないよう配慮したためです。

 

 

■エントリー種目以外のログデータの提出

 

 JARL主催コンテストでは、提出されたログデータをクロスチェックして順位を決定しています。

 

 クロスチェックの精度を高め、より公正なログ審査を行うため、エントリー種目以外のバンド・モードでの交信データもエントリー種目の交信データとあわせて提出するよう、規約に明記しました。皆さまのご協力をお願いいたします。

 

 

■結果発表をJARL Webに集約

 

 JARL NEWS がJARL Webと連動した「プッシュ型メディア」へ移行する方針に基づき、コンテスト結果発表はJARL Webに集約していきます。

 

 

■電子ログサマリー作成ページ機能追加

 

 規約改正とは別に、電子ログサマリー作成ページに、UTCからJSTへの変換機能と電子ログアップロードページへの自動リンク機能を追加します。

 

 この機能を使用することにより、すべてのJARL主催コンテストにおいてCabrillo形式等のUTC記載ログを提出することが可能となります。

 

 

●ALL JAコンテスト「新旧対照表」

 

 

 

 そのほかJARLコンテスト委員会では、「JARL主催コンテスト(ALL ASIAN DX、QSOパーティを除く)では、 電波型式ごとに『コンテスト使用周波数帯』を制定しています。 運用にあたって特に注意してほしいのは、SSBにおいてLSBの場合は下限周波数、USBの場合は上限周波数です」「たとえば、7MHzにおけるコンテストの下限周波数は7060kHzですが、LSBですので、ダイヤルに表示される周波数は、7063kHzになります。仮に7060kHzの表示周波数で送信すると7057kHz~7060kHzの範囲の電波を送信したことになり、周波数帯の逸脱になります。14MHzの場合はUSBですので、上限周波数は14297kHzの表示周波数になります。14300kHzの表示で送信すると14300kHz~14303kHzの範囲の電波を送信したことになり、周波数帯の逸脱になります」と呼びかけている。

 

 

 詳しくは記事下の「関連リンク」から確認してほしい。

 

 

「第67回(2025)ALL JAコンテスト」の規約(一部抜粋)

 

 

 JARLが主催する6つのコンテスト結果発表(確定)後において、その栄誉を称えるとして、「参加記念楯」を有料で作成し希望者へ進呈する「コンテスト参加記念楯制度」がある。

 

 例えば「ALL JAコンテスト電話部門参加」「フィールドデーコンテスト5年連続入賞」など、コンテスト楯にその旨を記することができる。コンテストでは入賞しないと賞状がもらえないが、この「参加記念楯」はコンテストに参加してログ提出をすれば記念として入手できる。

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<JARLコンテスト委員会が規約の一部改正を公表>賞状の電子化(紙賞状の有償発行)や入賞局のログ公開ほかJARL主催の5つのコンテスト「新旧対照表」などを掲載

 

<ALL JA/6D/FD/全市全郡の4大コンテストに対応>JARL、コンテスト参加局データベースと参加証(PDF)ダウンロードサービスを開始

 

<ALL JAコンテスト向け(バンドスコープやCW Keyboard)を実装ほか>コンテスト用ロギングソフト「zLog 令和Edition」Ver2.9(リリース版2.9.3.3)を3月8日に公開

 

 

 

●関連リンク:
・第67回(2025)ALL JAコンテスト規約(JARL Web)
・ALL JAコンテスト規約の新旧対照表(JARL Web/PDF形式ダウンロード)
・令和7年度よりコンテスト規約改正について(JARL Web)
・JARL主催コンテストの電子ログの提出について【電子ログによる書類提出の解説】(JARL Web)
・JARL主催コンテスト規定(PDF形式/JARL Web)
・コンテストアワード制度について(JARL Web)
・コンテスト参加記念楯制度(JARL Web)
・コンテスト委員会からのお知らせ(JARL Web)
・一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)

 

 

 

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