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feed VP2VIまとめと、FT8に関する考察 (2025/4/24 19:22:51)

英領ヴァージン諸島から出ているVP2VIだが、連日、しかもFT8中心に運用してくれているおかげで、かなり多くの方が1QSOは出来てきたのではないかと思われる。(なんだかCQ誌のDXコラムの記事みたいな書き方だが)

今朝(4/24)は15mSSBのオンフレでさばいていて、しかも呼ぶ局は多くなかったので、「信号が聞こえていれば」QSO出来たのではないかと思う。ただし「信号が聞こえていれば」という条件が結構重要で、ペディション期間中、FT8以外のCWやSSBの信号はおしなべて弱く、今朝もかろうじて何を言っているか判別できるといった状況であった。(ますますCQ誌みたいな書きぶりだ)

私も何とかFT8なら30m~10mまで出来たのだが、40mとなると聞こえたのは数日のみで、その時はパイルも大きかったので歯が立たなかった。

CWの方は、20mと15mはまずまずReadableな信号だったものの、17mや12mはか細い信号でいまだ苦戦している。SSBは聞こえる方が珍しく、今朝の15mは期間中最も条件が良かったのではないかと思う。

 

閑話休題。

 

以前は珍しいところから運用があると、Clublogのマス埋めをするビッグガンに対してATNO局のチャンスをつぶしているとの批判が出たり、パイルの最中に妨害をする輩が出没し、それを注意するポリスとの応酬で収拾がつかなくなったりすることが良くあったが、最近はそういうことはあまり起きていないような気がする。「DX Code of Conduct」と言うようなこともよく言われたものだが、最近はこれを強調する人も聞かなくなった。こういった最近の「落ち着き」はFT8の普及によるところが大きいような気がする。

結果として運用のモード配分がFT8ばかりになってしまい、かつてのCW/SSBでのリターンポイント・空き周波数探しのスリリングさが少し懐かしいくらいに思うのだが、とにかく1QSOを得るために多大な時間の消費--大パイルの前で何時間もイライラする時間を費やさざるをえないこと--をしなくて済むようになったのはありがたいことである。



いやいやそういう努力をすることに意味がある、価値があるとする考え方もあると思うが、私にとっては無線はそこまで骨身を削ってすることでもないし、他のやるべきこと--仕事や、家庭のことや、旅行にも行きたいし、髪を切ったり医者に行ったりもしなくてはならない--に時間を費やせるようになったのは、明確な「生活の改善」だった。



そういうわけで私はFT8をうまく使いながら、たまにはCWやSSBでスリリングなQSOを楽しみたいと思っている次第である。


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