無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |



去年もGWに交換したCVTフルード。1年経ちましたので交換します。
使うオイルはCVT FE。毎度書いてる気もしますが、指定はTCです。
TCとFEの大きな違いは粘度。FEの方がTCに比べ0.7掛けくらいの粘度になり、燃費を稼げる事になってます。
実際は街乗りしてしまえば誤差範疇、ベンチに載せないとこの差は分からないと思います。
ちなみに生産元はエクソンモービル、面白い事にTCも含めてスズキ純正と全く同じ物の様です。
さて、今年の作業はオイルパン迄外します。ウチの車のミッションは3機目。1回目は新車時の初期不良、2機目はリコールでの載せ換え、で今のが3機目で16万km程走ってます。
元々エスティマベースに重たいアルファードの上モノを載せたこの車で、更に高速走行か山道走行が極端に多い使い方なので、オイルは1.5万km〜4万km毎交換、数回に1回はオイルパンを外しての交換をしています。
なので、今回は、その数回に1回の、youtube等では良く見かける作業を行います。

正直、毎回オイルパンを外しても良いのですが、この車はメンバーがオイルパンのボルトに被り、4本のボルトが非常に外し辛いです。もうとにかく面倒で、工数の大半はここの外し取り付けに費やします(笑)

で、オイルパンを外した1発目がコレ。YouTubeでよく見る真っ黒でドロドロ…ではありません。
2万km程度で交換していれば、上抜きでも下抜きでも大差無く、この程度で済んでくれます。

一応この絵面も。

そしてYouTubeでよく見るのが、磁石のコレ。ソコソコ引っ張る乗り方をしてますが、この程度です。ただ、この型のミッションは鉄粉を吹きやすいので、10万kmくらいでバラした方が無難です。
ストレーナーは出ないので、洗浄しリサイクルです。

ただ、YouTubeでよく見かけるパーツクリーナーで洗浄するのは避けるべきで、洗浄は新油で行います。

新油で洗い、キムワイプで拭き上げるとこんな感じ。

ガスケットは出るので、新品が無難です。
コルク状のフカフカタイプなので、再使用出来なくも無い気がしますが、フカフカゆえに、ネジ部分が切れている事もあります。

暫く放置し、拭き上げるとこんな感じ。

オイルパンを元に戻して、抜いた分のオイルと同じ量の新油を入れて完了です。
作業時間は1.5h程。
難しい事は有りませんが、とにかくゴミを入れない様にするのが大切です。
execution time : 0.013 sec