無線ブログ集
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さぁこれからがレジャーシーズン、と言うGWも割と前半戦に、車がご機嫌斜めになり始めました。
事象はハイブリッド系の警告灯が点灯。
最初のうちは暫くノンハイブリッドで走れており、毎度診断機でリセット入れて走っていました。
それが、ハイブリッド警告灯がついて暫くすると車両停止に…
出力制限にも入らず、本当に退避動作も出来なくなる危ない仕様です。
入るコードは
P3000
P3006
C1259
C1310
あともう一個、何か入ってた様な…
業界な方は、大体この時点でお分かりになると思いますが、ハイブリッドバッテリーがダメになっている事が殆どです。
しかしながら、この世代のハイブリッドは、ボルテージセンサーのコネクタがダメになっている場合があります。
ECUだけですと、桁違いに安く直せますので念の為に確認します。
残念ながら、問題無し。
最終確認は、トヨタ車専用のツールで確認します。
すると、バンク10だけ電圧低下が見られます。(下はエンジン始動状態。電圧が上がってきません)
ウチの車はΔSOCは59%。
ちなみに50%を越えると完全にMILが点灯します。
不思議なのは、内部インピーダンスが全くバラつきが無いこと。
トヨタハイブリッドシステムはオンボードでセルバランスが取れるようになっているのですが、流石に適切なタイミングでセルバランスを取るのと、温度管理もニッケル水素電池とは言え良い状態になる様に設計されているようです。
と言うことで、長くなりましたが、ハイブリッドバッテリーを載せ換えする事にしました。また、バッテリーはリビルドしかないですが、値段相応です。安いモノはすぐにダメになる事が経験上多いのでお勧めはしないです。
今回はトヨタから取り、お値段は23万円ほど。
なお、交換作業自体は簡単ですが、とにかくバッテリーが重い事と、高電圧なので低電圧取扱が必要無ことに注意です。
(私は電動車の設計開発が長かったので取得済)
日本が世界に誇れるハイブリッドシステム。
遠慮がちに言って電動車は、トヨタ、ホンダの2社に限ります。
また、蛇足を言えば、バッテリーマネジメントはテスラが素晴らしいです。
バッテリーが届き、交換作業が終われば、また元気に走ってくれる事でしょう。
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