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日本時間で2025年5月24日(土)の9時から5月26日(月)8時59分までの48時間の日程で、US CQマガジンの主催による世界的に有名なDXコンテスト「2025 CQ World-Wide WPX Contest CW」が開催される。「異なるプリフィックス」がマルチプライヤーになることから、普段は聞かないようなプリフィックスを使う珍しい海外局も数多くオンエアーすることでも知らる世界規模のコンテストだが、今回は、世界に1つ(さらに世界初)の「8K3」プリフィックス局として、日本アマチュア無線連盟(JARL)が設置した大阪・関西万博特別記念局「8K3EXPO」( 2025年4月26日記事 )が、万博会場時間内で運用バンドを限定し参戦を予定している。
US CQマガジン主催の世界的なDXコンテスト「2025 CQ World-Wide WPX Contest CW」が、日本時間の5月24日(土)9時から5月26日(月)8時59分まで開催される。
本コンテストは、最終得点が「QSO得点の合計」と「異なるプリフィックスの和」の乗算により計算されるため、普段は聞くことのできないプリフィックスを使用してコンテストに参加する局も多い。珍プリフィックスの局は人気が高く、呼ばれる確率も増えて高得点につながるというメリットがあるためだ。
交換するナンバーは「RST」+「001形式」となる。ログ提出締切日は5月31日(金)23時59分(UTC)まで(日本時間6月1日(土)8時59分)。なお2021年から「マルチTX分散ロケーション(Multi-Transmitter Distributed/MULTI-DISTRIBUTED)」のルールが追加されれているので注意のこと。
主催者のUS CQマガジン社は、2022年8月31日に主催コンテストのポリシー(方針)を更新して「2022年9月24日~25日に開催される「CQ WW RTTY DXコンテスト」、および今後に開催されるすべてのCQマガジン社主催コンテストから、ロシア局とベラルーシ局のログエントリーを通常のログとして受け付け、そのスコアを公開し、関連するすべてのログにQSO/ポイント/マルチプライヤーをクレジットすることを再開します」「ただし、資格のあるロシア局とベラルーシ局には楯を授与しません。そのカテゴリーで最高得点を獲得した、ロシア局とベラルーシ局以外でエントリーした局に楯が授与されます」などと声明を発表している ( 2022年9月5日記事 ) 。
なお、主催者のUS CQマガジン社は「CQ Amateur Radio」誌の定期発行が停止されるなど、雑誌の売れ行き低迷で経営難(?)に陥っていると言われている中で、主催コンテストの開催が危ぶまれていた。
コンテスト参加前に下記関連リンクから主催者のWebサイトにアクセスし、最新の公式ルールを確認してほしい。
↓この記事もチェック!
<米国CQ社、主催コンテストのポリシー(方針)を更新>ロシア局とベラルーシ局の参加を再び認めるが楯などの授与は行わない
●関連リンク:
・2025 CQ World-Wide WPX Contest CW規約など(英文)
・2025 CQ World-Wide WPX Contest CW規約など(英文/PDF形式)
・CQ WPX CONTEST BLOG
・CQ WPX Contest
に参加します(Osaka, Kansai, Expo JARL Special Station information)
The post <世界に1つしかない「8K3」プリフィックスの万博記念局が参戦>日本時間の5月24日(土)午前9時から48時間、「2025 CQ World-Wide WPX Contest CW」開催 first appeared on hamlife.jp .