無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |



2025年5月、長年親しまれてきた「Pocket」が、7月8日にサービスを終了することを発表しました。私には今朝、メールで届き、気づきました。
インターネットの変化の速さに慣れてはいるものの、年を重ねると新しい情報についていくのが難しくなるのを感じるとともに、また一つ「日常の道具」が姿を消すというニュースには、少なからず寂しさを感じています。
Pocket(旧名:Read It Later)は、あとで読みたいウェブページや記事を保存しておけるサービスです。ブラウザの拡張機能やスマートフォンアプリから簡単に記事を保存でき、オフラインでも読めるのが魅力でした。シンプルで直感的なインターフェース、読みやすく整形されたビューモード、タグ付けによる整理機能——忙しい日常のなかで「今は読めないけど、あとで読みたい」気持ちに応えてくれる、まさに「情報の冷蔵庫」でした。
私はPocketとはてなブックマークを、その日の気分や環境によって使い分けてきました。はてなブックマークは「共有」と「記録」に強く、Pocketは「個人のあとで読む」に特化していた印象です。どちらか一方では足りなかったのです。
Pocketのサービス終了に伴い、保存していた記事は、はてなブックマークにインポートしようと考えています。
Pocketに限らず、最近はgooブログの終了も発表され、長く親しまれてきたウェブサービスの終了が相次いでいます。どれも、「日々の記録」や「知のアーカイブ」として使われてきたものであり、ただのサービス終了では片づけられない喪失感があります。
無料サービスには必ず終わりが来る、という現実を改めて痛感する出来事でもあります。デジタルの世界で「保存する」とは何か、個人の記録や知識はどこに置くのが安全なのか——そんなことを考え直すきっかけになりました。
「あとで読む」は、私たちが情報の洪水に呑まれないための、小さな抵抗の手段でした。Pocketが姿を消しても、その習慣はきっと続けていけるはず。どんな形であれ、自分に合った「情報の置き場」を見つけていきたいものです。
にほんブログ村
上または下のバナーをクリック頂けると励みになります!
インターネットの変化の速さに慣れてはいるものの、年を重ねると新しい情報についていくのが難しくなるのを感じるとともに、また一つ「日常の道具」が姿を消すというニュースには、少なからず寂しさを感じています。

Pocket(旧名:Read It Later)は、あとで読みたいウェブページや記事を保存しておけるサービスです。ブラウザの拡張機能やスマートフォンアプリから簡単に記事を保存でき、オフラインでも読めるのが魅力でした。シンプルで直感的なインターフェース、読みやすく整形されたビューモード、タグ付けによる整理機能——忙しい日常のなかで「今は読めないけど、あとで読みたい」気持ちに応えてくれる、まさに「情報の冷蔵庫」でした。
私はPocketとはてなブックマークを、その日の気分や環境によって使い分けてきました。はてなブックマークは「共有」と「記録」に強く、Pocketは「個人のあとで読む」に特化していた印象です。どちらか一方では足りなかったのです。
Pocketのサービス終了に伴い、保存していた記事は、はてなブックマークにインポートしようと考えています。
Pocketに限らず、最近はgooブログの終了も発表され、長く親しまれてきたウェブサービスの終了が相次いでいます。どれも、「日々の記録」や「知のアーカイブ」として使われてきたものであり、ただのサービス終了では片づけられない喪失感があります。
無料サービスには必ず終わりが来る、という現実を改めて痛感する出来事でもあります。デジタルの世界で「保存する」とは何か、個人の記録や知識はどこに置くのが安全なのか——そんなことを考え直すきっかけになりました。
「あとで読む」は、私たちが情報の洪水に呑まれないための、小さな抵抗の手段でした。Pocketが姿を消しても、その習慣はきっと続けていけるはず。どんな形であれ、自分に合った「情報の置き場」を見つけていきたいものです。


execution time : 0.017 sec