無線ブログ集
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先週のアクセスランキング1位は「<この1年で会員は1,701名減少、正員の4割が71歳以上、QSLビューローは処理能力が18.6%低下>JARLの令和6年度末『年齢層別会員構成』『QSLカード転送処理枚数』などが判明」。今年(2025年)4月、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が関係者に配布した「令和6年度(2024年4月1日~2025年3月31日)事業報告」で判明した、2025年3月7日現在のJARL会員数と年齢層別の構成、男女比、無線従事者資格別分布、QSLカード転送枚数などの情報。会員の顕著な高齢化と減少傾向の拡大や、QSL・SWLカードの年間処理枚数(※転送作業を行った枚数のこと。ビューロへの到着枚数ではない)が昨年度よりも18.6%減少していることが関心を集めた。
続く2位は、戦後、日本でアマチュア無線が再開してからわずか5年、アマチュア無線家のコールサインはみなサフィックスが2文字、無線機はほとんどが自作という、1957(昭和32)年当時の貴重なシーンの数々が登場するニュース映像が、大手動画共有サイトのYouTubeで公開された話題。このニュース映像は「毎日世界ニュース」が映画館での放映用(昔の映画館では本編の映画の前に、短いニュース映画を放映する時間があった)として制作したもので原題は「盛んなアマチュア無線熱」。JARL会長を務めたJA1FG 梶井謙一氏の自宅や、八重洲無線の創業者で当時29歳のJA1MP 長谷川佐幸氏などが登場している。

「Japan’s Nostalgic Films」が、YouTubeで1957(昭和32)年のアマチュア無線家の交信風景を「【昭和の日本】アマチュア無線が大ブーム!お坊さんも夢中&南極と交信する人も | 不正電波も横行 | 1957年」というタイトルで公開
3位は、株式会社三才ブックスが、2025年6月25日に発行した月刊誌「ラジオライフ 2025年8月号」の新刊情報だが、その中で、44年間続いてきた同誌の月刊発行が2025年12月号(10月25日発売)をもって終了となり、2026年は “隔月刊誌” として偶数月(2025年12月、2026年2月、4月、6月…)に刊行していくという重要告知があり、Yahoo!ニュースでも取り上げられるほど大きなニュースとなった。昨今の出版業界を取り巻く厳しい状況が背景にあると見られ、同社はその目的を「昨今の読者ニーズの多様化とコンテンツ品質のさらなる向上」のためとし、ラジオライフ編集部は「今後も生き残っていくために、総合的に判断した結果です」と説明している。
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1)<この1年で会員は1,701名減少、正員の4割が71歳以上、QSLビューローは処理能力が18.6%低下>JARLの令和6年度末「年齢層別会員構成」「QSLカード転送処理枚数」などが判明
2)<戦後のアマチュア無線再開から5年後>YouTube「1957(昭和32)年 盛んなアマチュア無線熱-毎日世界ニュース-」で当時を伝える貴重な映像を公開
3)<悲報…12月号(10月25日発売)をもって “月刊での発行” を終了へ>三才ブックスが月刊「ラジオライフ」2025年8月号を刊行
4)【速報】JARDの新会長に種村一郎氏(JG2GFX)が就任
5)【結果追記】<6月22日(日)13時から開催>JARL、「第14回定時社員総会」の議案書、社員提出の準備書面と回答などを公開
6)<開会前、森田会長(JA5SUD)が説明とお詫び>JARL、「第14回定時社員総会」開催速報を掲載
7)<記念局「8K3EXPO」と「JA3XPO」と多くのバンド&モードで交信>大阪・関西万博記念局実行委員会が「EXPO2025記念アワード」を8月1日から2026年3月31日まで発行
8)<米国時間の6月27日から7月2日までサービス停止>ARRLが「LoTW」のシステム更新を発表
9)<利用者の禁止事項、JARL側の免責事項など9条28項目>JARL、Eメール転送サービスの「ガイドライン」を「利用規約」に改定
10)【ハムフェア2025】<3Y0Kブーベ島DXペディション、SV1GA/A顛末…ほか>FEDXP、著名DXペディショナーを迎えて8月23日(土)に行うDXセミナーと懇親会の参加者を募集
The post 一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)の厳しい実状が数字で判明&月刊「ラジオライフ」誌が隔月化へ--6月22日(日)~6月28日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 first appeared on hamlife.jp .