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八重洲無線株式会社は2025年7月4日夜、新製品のHF~430MHz帯トランシーバー「FTX-1シリーズ」各タイプの国内向け出荷を7月8日(火)から順次開始することを、同社と取引がある全国の無線ショップへ告知した。昨年の「ハムフェア2024」で一部モデルを参考出品、今年5月に国内での正式発表、5月中旬に米国で発売が始まった同シリーズの国内出荷が、ついに始まる日が来た。
八重洲無線は7月4日夜、取引先の各無線ショップへ『FTX-1シリーズにつきましては、ご案内直後より早速に多数の受注を賜り、誠にありがとうございます。大変お待たせしましたが、 7月8日(火)より順次、お取引先・販売店各位へ出荷開始 させていただく運びとなりました』という要旨の案内を行った。
しかし無線ショップによっては、大量の予約注文を受けているところもあり、初回の出荷ではすべての予約者に行き渡らないことや、当面は店頭での展示・販売が行われない可能性もあるので注意が必要だ(無線ショップによって事情はかなり異なると思われる)。
また出荷開始については「7月8日(火)から順次」とのアナウンスだが、実際にショップに届くまでには輸送などで多少の時間がかかる。さらに「Field」「optima-50」「DX」といったタイプの違いで出荷開始の時期がずれることも考えられるので焦りは禁物だ。
ちなみに、無線設備の変更手続きや開局申請の際に必要になる「工事設計認証番号」(いわゆる技適番号)は、出荷開始時期に合わせてメーカーの公式サイト等で告知される模様だ。7月4日現在、総務省の電波利用ポータルにある「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」では、“FTX-1F” という機種名の製品のみ、令和7年5月29日付けで工事設計認証番号を取得していることが確認できる。

総務省の電波利用ポータル「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」より一部抜粋
hamlife.jpが得た情報では、今回「FTX-1 optima-50」については “ 2つの工事設計認証番号 ” を記載する必要があるなど、少々特殊らしい。申請方法についてもメーカーの正式な案内を待つことをお勧めする。
●関連リンク:
・FTX-1シリーズ 製品情報(八重洲無線)
・技術基準適合証明等を受けた機器の検索(総務省 電波利用ポータル)
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