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link JL7KHN/ミヤギKI529のブログ JL7KHN/ミヤギKI529のブログ (2025/7/16 12:35:42)

feed 「置くだけ」 CB用カウンターポイズ (2025/7/13 20:09:52)

今日は晴れちゃいますが、コンディションが上がってくれない日。

フィールド実験もしたいのですが、これじゃ熱中症になって終わりです。


と言うことで、ちょっとしたものを作りました。


発売当初からNTS-115は01よりもクセがある、なんて言われてました。個人的には「そんな事無いけど(まぁ、ちょっとはあるけど)いいリグだなぁ」と思ってます。


未だに「飛ば無くて、結局01なんだよなぁ」なんて言われると、私の天の邪鬼発動です。



■まずCBの規定と、その理由

日本におけるCBは

・アンテナは2m未満

→フルサイズ1/4λホイップの放射抵抗が約36Ω、それに対し2mにするとλ/5.55なので、放射抵抗は約15Ω。すると放射効率ηはフルサイズ約94%に対し損失にもよりますがηは50-80%まで低下します。実際には概ね50%低下します。

すると伝搬距離は、√ηに比例するので、√0.94=0.96が、√0.5=0.70まで低下します。

・アースは禁止

→これが強烈。理想的に接地されるアマチュア無線アンテナだと、放射効率ηは94%。これからアースを奪うと急激に放射抵抗が低下します。

放射抵抗が概ね3Ω、損失10%とすると放射効率は23%。実に-71.8%も低下してしまいます。

伝搬距離にすると約半分、Sメーターでは2-3つ低下します。


これが、多くの方が実感している「ルーフ上に置いたポータブル機とハンディー機が生み出す差分」です。


要は概ね理想状態に比べて伝搬距離が1/4となる様に、決められていると言うことです。



■ウンチク長過ぎたので、本題

さて、アースを取っちゃダメだけどアースが超大事と言うのは分かりました。

そこでアースを直接取っちゃダメなら、周りの環境で取ろう、と考えたのが今回の試作品。



いわゆる人工アースなんて言われていた物を少し改良しています。
また、リグとの結合を良くする為に高誘電体を挟む事で接地抵抗を下げてます。


■運用スタイルは?
良くあるのが、あずま屋にある様な木製テーブル上に置いて運用する時かと思います。
とにかく、リグの上に載っけて合わせるだけ。

NTS115は、給電点インピーダンスは50Ωですが、アースが上手く取れないと下がり、しかもある程度ズレる事を見越してローディングコイルが設定されている様で、アンテナ長さを調整したり、リグを浮かせたりするとインジケータが振る様になるのはそんな理由です。

今回は、そんなややこしいアース側を調整してやる(アース板に付けたGAWANTより低損失)事で飛ばしてやる、そんなグッズです。







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