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ミヤギテレビや東北放送など各社の報道によると、2025年7月21日(月・祝)午後、駒ヶ峰無線中継所(宮城県石巻市)の船舶用受信塔で整備作業を行っていた、仙台市青葉区の無職・佐藤雄孝さん(81歳)が落下し死亡する事故があった。関係者からの情報で、亡くなったのは一般社団法人
日本アマチュア無線連盟(JARL)宮城県支部長の佐藤雄孝さん(JA7UQB)だったことが判明した。
※記事下の関連リンクから確認できますが、リンクの公開期間が短いので早めの確認をおすすめします。
亡くなった佐藤さんは整備作業を請け負った会社からの依頼でハーネスを装着して鉄塔に登り、3名でさび落としや塗装などの作業を行っていたが、降りる際に約12mの高さから足を滑らせて落下。およそ10mの地点で宙吊り状態になった。約2時間後に救出され病院に運ばれたが死亡が確認されたという。
過去に佐藤さんは、東北大学工学部の八木秀次氏と宇田新太郎両氏により発明・発表(1926年)され100周年を迎えることを記念して、2024年に開催された「八木・宇田アンテナ発明100周年記念フォーラム」( 2024年4月19日記事 )で講師を務め、フォーラムに合わせて開設・開局した特別局「8N7YUA」の体験運用などの運営に尽力。JARLの「第10回 定時社員総会」および「第11回 定時社員総会」では議長団に選出され議事を進めたこともある。
また2025年の「電波の日・情報通信月間」記念式典(6月2日開催)では、佐藤さんは東北地域において情報通信の発展に貢献があったとして、東北電気通信協力会長から表彰されている。
JARL宮城県支部は佐藤支部長の逝去に伴い、7月22日午後に臨時の支部役員会を開催し今後の運営などを協議するという。
佐藤雄孝さんの逝去に心からお悔やみ申し上げます。(hamlife.jp)
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【写真投稿】<特別局「8N7YUA」の体験運用なども実施>4月14日(日)に行われた「八木・宇田アンテナ発明100周年記念フォーラム」の様子
●関連リンク:
・鉄塔作業中に落下・高さ10m宙吊り状態で約2時間…81歳男性死亡事故(宮城・石巻/MMT ミヤギテレビ)
・「鉄塔から落ちて宙吊りになっている」作業中に中継所の鉄塔から落下 80代男性が死亡 宮城・石巻市(tbc東北放送)
・宮城 石巻 作業中に鉄塔から宙づり
81歳男性が死亡(NHK宮城放送局)
・NTTドコモ
駒ヶ峰(駒ヶ峰無線中継所)@Odoroki_Sakiika(X/旧Twitter)
・一般社団法人 日本アマチュア連盟(JARL)宮城県支部
・令和7年度「電波の日・情報通信月間」記念式典を開催(東北総合通信局)
The post <「鉄塔作業中に落下・高さ10m宙吊り状態で約2時間」とミヤギテレビなどが報道>JARL宮城県支部長の佐藤雄孝さん(JA7UQB)が不慮の事故で亡くなる first appeared on hamlife.jp .