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八重洲無線株式会社は2025年7月25日、混信を自動で回避する新機能 “YAESUコネクトLite” をはじめとする各種新機能を搭載したハンディタイプの351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)「SRD580シリーズ」(全4モデル)を発表した。いずれもサイズは48W×89H×25Dmm(固定アンテナと突起物を含まず)、バッテリーを含む重量約148gというコンパクトサイズで、最大送信出力は2W。アンテナ一体型で上空用を含む全97チャンネルでの送受信が可能だ(上空用チャンネルでは最大出力1W)。価格はオープン、発売開始は2025年7月中を予定している。

八重洲無線のSRD580シリーズ
SRD580シリーズについて、八重洲無線の発表から抜粋で紹介する。
YAESUデジタル簡易無線(登録局)新製品
携帯型2Wデジタルトランシーバー「SRD580」シリーズ販売開始のご案内
この度、弊社では、混信を自動で回避する新機能「YAESUコネクトLite」をはじめとした、様々な新機能を搭載した携帯型2Wデジタル簡易無線機(登録局)「SRD580」シリーズの販売を開始いたしますのでご案内申し上げます。
SRD580シリーズでは、新たに混信自動回避機能「YAESUコネクトLite」を開発し、従来機では解決できなかった混信という課題に対して効果的なソリューションをご提供します。この他にも、接客中でもスタッフ全員に合図を送ることができるキュー機能、作業をしながら確実に通話ができるワンクリックハンズフリー機能、通話の開始、終了をビープ音で知らせる通話ビープ機能、気がつかないうちにプラグが抜ける事故を防ぐオートロック式イヤピースジャック、USB Type-Cケーブルによる直接充電端子など便利な新機能を搭載しています。
また、コンパクトな軽量ボディーに1200mWの高音質、大音量のスピーカーを内蔵し、優れた防塵防水性能(IP67)、振動、衝撃に対してはアメリカ国防総省の品質基準MIL-STD-810H規格に適応した堅牢設計で、屋外の過酷な条件下でも安心して使用することができます。
新機能「YAESUコネクトLite」によって、これまでインカムを使ったことがないお客様に対しても、簡単に安心して使えるインカムとしてSRD580をご提案することが可能となり業務用無線機市場の裾野をさらに拡げることができるものと考えております。
弊社は、これからも無線機メーカーのパイオニアとして、独自性のある、より優れた無線通信機器を社会へ提供することで社会に貢献してまいりたいと考えております。今後とも格別のお引き立てを賜りますよう、お願い申し上げます。
<製品ラインアップ(モデル名・主な仕様)>
・SRD580 PKG:シンプルキーモデル
・SRD580-BT PKG:シンプルキーモデル Bluetooth搭載
・SRD585 PKG:フロントキーモデル
・SRD585-BT PKG:フロントキーモデル Bluetooth搭載
<SRD580シリーズの特長>
★新開発「YAESUコネクトLite」による混信回避機能を搭載
混信があっても瞬時にバックアップチャンネルへ移動して混信を回避、スタッフ間の連絡に影響を与えません。
★351MHz帯デジタル簡易無線登録局 デジタル97チャンネル対応
ARIB種別コード3R 3S 3T
3U規格の2W簡易無線登録局で、同種別コードを持つ無線機との互換性を有します。また、簡易無線登録局上空用15チャンネルでの送受信が可能です。
★カバー範囲が広がる2W送信出力
特定小電力トランシーバー並みの軽量コンパクトサイズでありながら、2Wの送信出力により、特定小電力トランシーバーではカバーできない広い通話エリアをカバーします。また2W/1W/0.5Wの3段階の送信出力設定が可能ですので、通話エリアに応じて送信出力を下げて使用時間を延ばすことができます。
★コンパクト・軽量設計、小型アンテナ採用
幅48㎜、高さ89㎜、厚さ25mm、重量約148g(バッテリーを含む)の軽量コンパクト設計、アンテナは邪魔にならない小型ラバーアンテナを採用、幅広い用途にご利用いただける携帯性を実現しました。
★堅牢ボデイ
最高クラスの防塵・防水性能、IP67相当、振動、衝撃に対してもアメリカ国防省品質基準 MIL-STD-810Hに適応。
★クラス最大1200mWの高音質・大音量
本体の内蔵スピーカーは、クラス最大の1200mWの大音量設計で騒音の中でも了解度の高い歪みの少ないクリアな音質で再生します。
★少ないキーでシンプル操作、ボリューム型音量調整、大型送信キーの採用で抜群の操作性
ストロークのあるオレンジ色の大型送信キー、音量調整は使いやすい独立ボリュームを採用。通常の使用で必要最小限のキーを配置して誤操作の少ない確実な通話を保証します。
★ワンクリックハンズフリー
送信キーのワンクリックで通話を開始すると音声に反応して送信状態を保持しますので両手が自由に使えます。騒音下では騒音による誤動作を防ぐために通話の間は送信キーを押し続けることで確実な通話が可能になります。
★CUE(キュー)機能
接客中に声を出さずにスタッフ全員に合図を送信することができます。
★13時間以上のバッテリーライフ USB Type-Cケーブルによる充電に対応
2,280mAhのリチウムイオンバッテリーを標準付属し13時間以上の運用が可能です。専用のバッテリーセーブ機能は、スムーズな連絡を確保しながらバッテリーの消耗を抑えることが可能です。
また、USB Type-Cケーブル端子を本体側面に実装し、汎用のUSB Type-C充電器を使って本体充電が可能です。
★新開発オートロック機能付きイヤピースジャック
オーディオアクセサリーを接続するコネクタは、無線機の側面に配置しボリューム調整やチャンネル切替えなどの操作を妨げません。また、プラグを差し込むだけで確実にプラグをロックするオートロックですので、衝撃や引っ掛けによるコネクタ外れや接触不良による通信のトラブルを防ぎます。
★バッテリー ラッチロック機構
本体底面のバッテリー装着用ラッチロック機構により、確実にバッテリーをロックします。激しい衝撃や誤った操作によるバッテリーの脱落や、高所作業での落下を防止し、安全に作業を行うことができます。
★そのほかの便利な機能
・Bluetooth対応(BTモデル)
・1台の設定内容を簡単にグループの全ての機器にコピーするエアクローン機能
・会話のプライバシーを守る32767通りの「秘話モード」
・セカンダリPTT機能(ノーマルモード)
・電源の切り忘れを防ぐ「自動電源オフ機能」
・キーロック機能
・使用する環境によって内部/外部マイク感度設定機能
・よく使う設定を簡単に変更することができる簡易メニュー呼び出し機能(SRD585)
★必要なものを全て付属したオールインワンパッケージ
トランシーバー本体に小型アンテナが付属しており、バッテリー、USB
Type-C充電ケーブル、加えて登録申請書類一式も同梱されていますので、購入後に登録申請を済ませ登録状が交付され次第使い始めることができます。
★安心の3年保証
SRD580シリーズは、高い信頼性と品質に基づいた安心の3年保証(無線機本体)です。
<主な定格>
・使用周波数:
デジタル簡易無線登録局(6.25KHz間隔 82波)
351.03125~351.10000MHz
351.20000~351.63125MHz
上空用チャンネル(6.25KHz間隔 上空波15波)
351.10625~351.19375MHz
・電波型式: F1C/F1D/F1E/F1F
・変調方式: 4値FSK
・送信出力: 2W/1W/0.5W(上空用チャンネルでは最大1Wになります)
・電池持続時間: 約13時間(送信出力2W、送信5 受信5 待受90の割合で運用時 ノーマルモード
バッテリーセーブオン)
・低周波出力: 1200mW以上(内蔵スピーカー4Ω 歪率10%時)、500mW以上(外部マイクスピーカー8Ω
歪率10%時)
・動作温度範囲: -20℃~+60℃
・定格電圧: DC3.7V±10%
・本体寸法: 約48W×89H×25Dmm(固定式アンテナ/突起部を含まず)
・本体重量: 約148g(バッテリー/固定式アンテナを含む)
●関連リンク: 八重洲無線 デジタル簡易無線登録局(7月25日現在、SRD580シリーズの情報は掲載されていない)
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