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株式会社エーオーアールは2025年8月23日、有明GYM-EXで始まった「ハムフェア2025」の同社ブースで、小型デスクトップレシーバー「AR-DV3」を発表した。178W×50H×180Dmmの小型サイズで100kHz~3000MHzをアナログ(CW/SSB/AM/FM/WFM)とデジタル(D-STAR DV、アルインコEJ-47U、八重洲無線 C4FM V/D、DCR/NXDN、DMR、T-DM/T-TC、P25、dPMR)でカバー。アナログモードは周波数に合わせて復調方式や周波数ステップを自動設定、またデジタルモードはデジタル方式を自動で認識して設定される(TETRAを除く)。新開発のRFフロントエンドには11分割のBPF、IF段にはSAWフィルターをそれぞれ採用し受信性能を向上させている。標準価格は217,800円(税込)。発売時期は未発表。

エーオーアールの新製品「AR-DV3」
エーオーアールの発表資料より抜粋で紹介する。
デジタルボイスレシーバー
AR-DV3
AR-DV3はアナログ復調およびデジタル復調モードを搭載した、小型サイズのデスクトップ型レシーバーです。受信周波数は1OOkHz~3000MHzの広帯域受信に対応。最大600step/秒の超高速サイバーサーチを搭載し、目的の信号を素早く捉えます。
<主な仕様>
★新開発のRFフロントエンド
新たに開発したRFフロントエンドは、11分割のV/UHF帯バンドパスフィルターを採用、帯域外妨害波の抑制性能を向上しました。IF段にはSAWフィルターを採用したことで、隣接干渉波をより的確に排除します。
★アナログオールモード
CW、SSB、AM、FM、WFM全てに対応。
★デジタルモード
各社アマチュア無線のテジタルモード、テジタル業務無線の一部に対応。オプションで、TETRAのGSSI選択受信機能に対応します。
★オートモード(アナログ&テジタル)
アナログ:周波数に合わせて、復調方式や周波数ステッフを目動設定。
デジタル:デジタル方式を自動で認識して設定。(TETRA除く)
★2つの高連サーチを選択可能
最大100STEP/秒(FMモード時) 高速サーチ、最大600STEP/秒超高速サイバーサーチ(STEP周波数によって変化します)
★視認性の高いカラーディスプレイを採用
バックライト色を8パターンから選択できます。
★オーティオ性能
オーディオ回路を最適化し、広帯域においてフラットな特性のスピーカーを採用することで明瞭度を向上させました。オーディオイコライザー機能では、お好みのオーディオ特性を設定できます。
★USB PD電源に対応
USB PD 15V に対応する電源を使用することができます。
★SDHCカードスロット
録音や、メモリーデータのバックアップに使用できます。
★デジタルIQ出力(別売オプション)
オプションのデジタルIQ出カユニットを装着することで、市販のSDRソフトを利用することができます。
★オプション
・IF出力10.7MHzユニット(※)
・デジタルIQ出力ユニット(※)
※同時装着不可
・TETRA GSSI選択受信機能(AOR DIRECT 限定販売)
★仕様
●関連リンク: エーオーアール
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