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link JG6DMH・ふくおかNX47のブログ JG6DMH・ふくおかNX47のブログ (2025/9/3 2:05:10)

feed Azden AZ-11で遊ぶ (2025/9/2 17:21:34)

※前もってご注意。バッテリーパックのセル交換は自己責任で。

遊ぶと言っても、私の場合はAZ-11を外に持っていってCQCQやるわけではありません。
劣化した電解コンデンサの交換、スーパーナローフィルターへの交換、へたったバッテリーパックのセル交換。こんなことをやって遊んでいるのです。

スピーカーからの音が小さい。これはあちこちのブログでも修理方法が書かれています。赤丸で囲んだ68μF10Vのコンデンサを取り替えます。

この表面実装タイプのコンデンサ取替は初めてです。片側に半田ごてを当て片方ずつ外そうと思って、やっちゃいました。パターンをはがしてしまうという・・・

これが原因で、何度も何度も組み立て、分解をすることになってしましました。はがれたパターンをくっつけて、そこに新たなコンデンサを付け、良くなったのですが、翌日また故障。この繰り返しでした。結局、わずかな振動で外れているんだということで、普通のリードありの電解コンデンサをしっかり取り付け、無事解決しました。
他のコンデンサも交換しました。ラジオペンチなどでコンデンサの頭をグイグイと左右に回し、内部の配線をちぎってしまうのが簡単で良いようです。ただし、残骸がのこりますから、半田ごてで溶かして、吸引は必要です。
ところで、表面実装タイプの68μFの10Vはなかなか見つかりませんでした。あっても結構高い。まぁここは100μFでも問題ありませんので(ちょっとだけ低音が強くなる程度)、100μFを使いました。

ここまでバラしたら、当然受信フィルターも交換です。

仕入れていたフィルターがバッチリ合います。というか、よくあるタイプ。
W55″E”タイプを455″H”タイプに交換です。ディスクリICの455KHzフィルターのみの交換ですが、これで充分です。

当たり前ですが、きれいに付きました。

29.29MHzで-80dBmの信号を入れます。AZ-11を29.30MHzにセット。左がフィルター交換前で、いわゆる「かぶって」います。右が交換後。いわゆる「ばっさり切れて」います。OKです!

そうだ、内蔵バッテリーも交換しておきましょう。黄色い枠の方がNewです。

使いものにならないバッテリーパックを割りました。

これ、ホント割るのは苦労しました。最初、つなぎ目らしきところをカッターナイフでチマチマと削っていましたが、埒があきません。OMさんに尋ねてみると、上の特定部分にマイナスドライバーで叩き割るように・・・ と。ちょっと衝撃的だったのですが、やってみるとパカンと割れました。温度ヒューズが付いていました。一部液漏れも。そりゃ、古いですからねぇ。

何に入れ替えるか、散々迷ったのですが、エネループ(標準タイプ)にしました。
このために、ハンディスポット溶接機も購入。つないでいきます~

ところで、バッテリーパックの表記が違うのに気が付きました。

左はBP-11A、右はBP-11。左は全部英文表記で、社名が JAPAN PIEZO CO.,LTD. となっています。輸出モデルなのでしょうね。容量は12V600mAと同じです。
これ、どちらも中古で買ったのですが、左のバッテリーパックは明らかに軽い。しかもそこそこ容量があるんですよね。で、きっちりAZ-11に取り付けられない、ちょいとはみ出る感じなのです。もしや? 割ってみました。
写真では出しませんが、中は新しいセルで単4×10本でした。恐らく、どこかのOMさんが同じように苦労されて交換されたのでしょうね。まだまだOKなので利用させていただきます。

ちなみに今回の交換で、12V2000mAと容量大幅アップです。
やっぱり車を降りて、AZ-11片手に登山すべきですかね~ 


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