無線ブログ集
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先週のアクセスランキング1位は、2025年5月に東北総合通信局が地元警察署と共同で実施した不法無線局の取り締まりにおいて、免許を受けずにアマチュア無線機などを設置し不法無線局を開設していたことが発覚・摘発した、岩手県在住の無線従事者(55歳)と、福島県在住の無線従事者(63歳)に対し、9月4日に同総合通信局がそれぞれ42日間と56日間の “業務に従事することを停止する行政処分” を行ったニュース。両名とも第四級アマチュア無線技士の資格を有しており、電波法を理解しているにもかかわらず法を守らなかった行為が、重い処分につながったものと思われる。なお、4位と9位にも電波法違反関連記事がランクイン。関心の高さがうかがえる結果となった。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
続く2位は、アイコム株式会社が9年前の2016年1月に発売を開始した同社のHF/50MHz帯トランシーバー「IC-7300」(10W機:IC-7300S、50W機:IC-7300M)について、生産を終了することを無線ショップに告知したという話題。2024年には「発売開始から累計出荷台数が全世界で10万台を超えた」「販売国数は約150カ国まで広がるヒット製品に成長」「全世界のハムの30人に1人が使っているベストセラー機」とアナウンスされていた。今後は “在庫限り” で終売となる見込みで、後継機種は同社がハムフェア2025会場で発表した「IC-7300MK2」( 2025年8月23日記事 )が本年中に発売開始される見通しだ。
3位は「<10月1日から『紙の免許状』等を廃止し完全デジタル化、申請手数料の改定にも注意!>総務省、無線局の免許人等が免許内容をインターネットで閲覧できる仕組みを導入」。総務省は「電波法及び放送法の一部を改正する法律(令和7年法律第27号)」に基づき、無線局の「紙の免許状」等を廃止して、無線局の免許状等を全てデジタル化するとともに、免許人等が免許等の内容をインターネットで閲覧できる仕組みを2025年10月1日から導入することを公表した。これに合わせて、同日から無線局の免許申請(登録申請)手数料や無線従事者免許証の申請等手数料も変更される。
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1)<アマチュア無線機などを使って不法無線局を開設>東北総合通信局、電波法違反で無線従事者(第四級アマチュア無線技士)2人(55歳と63歳)に対して1か月以上の行政処分
2)<2016年発売開始、累計10万台を超える世界的ベストセラー機が…>アイコムのHF/50MHz帯トランシーバー「IC-7300」ついに生産終了
3)<10月1日から「紙の免許状」等を廃止し完全デジタル化、申請手数料の改定にも注意!>総務省、無線局の免許人等が免許内容をインターネットで閲覧できる仕組みを導入
4)<福岡海上保安部と共同で取り締まり>九州総合通信局、免許を受けずに漁業用無線機を設置して不法無線局を開設した5人(56歳~74歳)を電波法違反容疑で摘発
5)【ハムフェア2025】<第1弾!画像で見るダイジェスト>新しい試みいっぱい、カテゴリー・ジャンル分けされた初のブース配置会場を探訪
6)【ハムフェア2025】<第2弾!画像で見るダイジェスト>常連グループから初&お久しぶりグループまで、出展団体も増えて大賑わいだったハムフェア
7)【ハムフェア2025】<第3弾!画像で見るダイジェスト>JARLが発表した来場者数、前年より本当に3,000人少なかったの?と不思議に思うほど会場は人、人、人…
8)【ハムフェア2025】<第4弾!画像で見るダイジェスト>連日の猛暑日、来場者&出展者から “今年の会場は冷房が効いて快適だった” と喜びの声
9)<免許を受けず船舶用レーダーや漁業用無線機を設置>四国総合通信局、自己の操船する漁船で不法無線局を開設していた2人(76歳と68歳)を摘発
10)<体力勝負! アマチュア無線方向探索(ARDF)に打ち込む高校生>秋田県立横手清陵学院高校無線部(JA7YBL)の活動を秋田テレビがリポート
The post 免許を受けずに不法無線局を開設、電波法違反で第四級アマチュア無線技士2人(55歳、63歳)に重い行政処分--8月31日(日)~9月6日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 first appeared on hamlife.jp .