無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |



先週のアクセスランキング1位は、2025年9月27日(土)と28日(日)に行われた一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)第82回理事会で審議された内容に関するもの。特にJARLが2000年(平成12年)からQSLビューロー業務を委託している島根県出雲市の業者から、“2026年1月末で契約を終了したい” という意思表明があり、後継先の選定を進めていくことが決まったという点に注目が集まった。公表された理事会報告によると「8月末に森田会長と山内常務がQSLビューローを訪問して業者の社長と面談し、契約終了の意思を確認」「…早急に後継先を探す必要がある」との報告があったという。多くのJARL会員が利用しているQSLビューローだけに、「新しい委託業者は見つかるのだろうか」「あと3か月しかないけど大丈夫なのか?」など、不安の声が広がっている。3位にも関連記事がランクインするなど、関心の高さがうかがえる結果となった。

QSLビューロー転送業務の受託業者から「2026年1月末で契約を終了したい」との情報が明らかになり、JARLへ多くの問い合わせがあったのだろうか、10月10日にはJARL Webに急きょ「【お知らせ】QSLカードの送付先について」という案内が掲載された(JARL Webから)
続く2位は、先々週のアクセスランキングでも同じく2位だった「【速報】<画像公開>無線局の『電子免許状』きょう10月1日からスタート!」。2025年10月1日(水)からスタートした、アマチュア局など総務省がすべての無線局に発行していた「紙の免許状等」が廃止され、免許人が免許内容をインターネットで閲覧・確認できる「無線局の免許状等の完全デジタル化」を伝える速報記事で、関心の高さがうかがえる結果となった。9月30日までに免許を受けている局の電子免許状は「閲覧請求」を行わないと得ることができないが、その電子申請の面倒くささにも注目が集まった(関東総合通信局では閲覧請求を電子申請で行ってから、実際に電子免許状が表示されるまでに8~9日かかっている)。なお今回の完全デジタル化にともない、無線局免許(登録)や無線従事者免許申請等の手数料が変更になっている。
4位は、国際宇宙ステーション(ISS)から、毎年10月4日から10日まで行われる「世界宇宙週間(WSW/World Space Week)」の関連イベントとして、日本時間の2025年10月3日(金)から10月9日(木)まで、アマチュア無線バンド(145.80MHz/FM)を使った12種類のSSTV(Slow Scan Television)画像が繰り返し送られてくるという情報。期間中、何度か画像送信が行われなかった時間帯もあったようだが、日本列島近くを通過するISSのパスも多数あったため、ハンディ機とホイップアンテナでクリアなSSTV画像を受信できたという報告も届いている。なお詳細は未定だが、10月17日(金)から20日(月)には、世界スカウトジャンボリーに合わせてスカウティング(スカウト活動)をテーマにしたSSTV画像を送るISSのイベント情報がある。

「世界宇宙週間(WSW/World Space Week)」の関連イベントとして、地球を周回する国際宇宙ステーション(ISS)から12種類のSSTV画像が送られてきた(※上記画像はイメージでISSから送られてきたものではない)
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<現在のQSLビューロー(島根県出雲市)との契約は2026年1月末で終了へ>JARL、第82回理事会報告を会員専用ページに掲載
2)【速報】<画像公開>無線局の「電子免許状」きょう10月1日からスタート!
3)<現在のQSLビューロー(島根県)は来年1月末で契約終了>JARL、公式サイトで「QSLカードの送付先について」を告知
4)【追記:10月9日まで延長】<「世界宇宙週間(WSW)」の一環で…>日本時間10月3日(金)~6日(月)、国際宇宙ステーション(ISS)から145.80MHz(FM)で6種類のSSTV画像を送信
5)<見覚えのあるセパレート型のアマチュア無線機が…>東海総合通信局、三重県伊賀警察署と共同で不法無線機の取り締まりを行い電波法違反容疑で運転手(64歳)を摘発
6)<免許を受けず不法に船舶用無線機や船舶用レーダーを設置>信越総合通信局、電波法違反容疑で新潟県佐渡市在住の70歳代を摘発
7)<募集期間を10月10日まで延長>JARL、2種類ののぼり旗「アマチュア無線運用中」「体験運用実施中」を会員(個人会員もOK)向けに販売
9)【ハムフェア2025】<YouTubeで無料視聴可能>JAIA、ハムフェア技術講演「ステップアップハムライフ!使いこなそう受信機能」の動画を公開
10)<アマチュア無線はピーク時の1/4程度にまで利用者が減少している状況であり…>総務省、「周波数再編アクションプラン(令和7年度版)(案)」を公表して10月14日まで意見募集
The post JARL QSLビューローの委託会社(島根県)から「2026年1月末で契約終了」の申し出に不安の声--10月5日(日)~10月11日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 first appeared on hamlife.jp .