ホーム >> 無線ブログ集 >> <タイヤ空気圧モニタとキーレスエントリシステム>総務省が433MHz帯(アマチュアバンド)での共用範囲を約7倍に広げた制度整備(改訂版)案を新たに公表し2月26日(木)まで意見募集

無線ブログ集

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

link hamlife.jp hamlife.jp (2026/1/29 19:05:32)

feed <タイヤ空気圧モニタとキーレスエントリシステム>総務省が433MHz帯(アマチュアバンド)での共用範囲を約7倍に広げた制度整備(改訂版)案を新たに公表し2月26日(木)まで意見募集 (2026/1/28 12:30:04)

総務省は以前から、日本のアマチュア局が一次業務(一次分配)で使用できる430MHz帯アマチュアバンド内に、空中線電力 EIRP 1mW以下の「タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)」と「リモートキーレスエントリシステム(RKE)」の二次分配を行う計画を進めている。2024年末に制度改正に関係する意見募集が行われ、それを踏まえて電波監理審議会が “原案の内容で改正が適当である” と答申」したが( 2025年1月10日記事 )、新たに「2025年7月22日の日米間の枠組み合意に関連し、(中略)米国で製造され、かつ、米国で安全が認証された乗用車について、日本国内での販売のため追加試験なしで受入れ」などの背景から、このほど433MHz帯での共用範囲を約7倍に広げた制度整備(改訂版案)を公表。2026年1月28日(水)から2月26日(木)まで、広く意見募集を行うとしている。

 

 

TPMS/RKEの装着図と概要(総務省資料から)

 

 

 自動車の「タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)」と「リモートキーレスエントリシステム(RKE)」は、日本では特定小電力無線局として315MHz帯が使用されているが、米国やEU、韓国など日本を除く世界各局では433MHz帯が主に使用され事実上の世界標準周波数となっている。

 

 そのため、日本国内でも諸外国で流通している433MHz帯のTPMS/RKEをそのまま使用したいという強いニーズが海外メーカーを中心に存在。総務省では、術的条件などを取りまとめている「情報通信審議会 情報通信技術分科会陸上無線通信委員会」に諮問を行い、同委員会が2023年5月から433MHz帯のTPMSとRKEの技術的検討(アマチュア無線との干渉などを確認する実機試験を含む)を行い、その結果をふまえた114ページにおよぶ報告(案)をこのほど取りまとめた( 2024年9月12日記事 )。

 

 アマチュア局が一次業務(一次分配)である日本の430MHz帯アマチュアバンド内(433.92MHz)に、空中線電力 EIRP 1mW以下の「タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)」と「リモートキーレスエントリシステム(RKE)」の二次分配を行うという制度整備に関する内容で、同委員会のメンバーには、専門委員として一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)から森田会長も参加している。

 

 また、同委員会の「小電力システム作業班 433MHz帯TPMS・RKEシステムアドホックグループ」では主要自動車メーカーや自動車関連のエレクトロニクスメーカーのほか、JARL、JARD、JAIA、アイコム、アルインコ、JVCケンウッド、第一電波工業といったアマチュア無線業界の関係者や技術者が技術的検討を重ねてきた。

 

 JARLは前回の意見募集の際に「世界的な普及等を考慮し、JARLとして周波数共用は容認せざるを得ないものと考える」との見解を表明している。

 

 しかし今回、「2025年7月22日の日米間の枠組み合意に関連し、(中略)米国で製造され、かつ、米国で安全が認証された乗用車について、日本国内での販売のため追加試験なしで受入れ」などの記載とともに、433MHz帯での共用範囲を前回公表した「制度整備(案)」より広げたものが新たに公表され、2026年1月28日(水)から2月26日(木)まで意見募集が行われている。

 

 前回の意見募集で提示された案との大きな違いは占有周波数帯幅だ。前回の意見募集時の案は指定周波数433.92MHzで占有周波数帯幅の許容値を「250kHz」(すなわち433.795~434.045MHz)としていたが、今回の案では指定周波数は変わらず433.92MHzだが、 占有周波数帯幅の許容値を「1,740kHz」(すなわち433.05MHz~434.79MHz)と約7倍に広げている 。なお空中線電力(EIRP)1mWに変更はない。

 

 

今回の「技術的条件」改訂内容(総務省資料から)

 

 総務省が公表した「陸上無線通信委員会報告(案)に対する意見募集―『小電力の無線システムの高度化に必要な技術的条件』のうち 『433MHz帯タイヤ空気圧モニタ及びリモートキーレスエントリに係る 技術的条件(改訂版)』―」は以下のとおり(一部抜粋)。

 

 


 

 情報通信審議会 情報通信技術分科会 陸上無線通信委員会(主査:三次 仁 慶應義塾大学 環境情報学部 教授)は、諮問第2009号「小電力の無線システムの高度化に必要な技術的条件」のうち「433MHz帯タイヤ空気圧モニタ及びリモートキーレスエントリに係る技術的条件(改訂版)」について検討を行ってきました。

 

 この度、陸上無線通信委員会報告(案)を取りまとめましたので、令和8年1月28日(水)から同年2月26日(木)までの間、以下のとおり意見を募集します。

 

1.概要
 情報通信審議会 情報通信技術分科会 陸上無線通信委員会は、平成14年9月30日付け諮問第2009号「小電力の無線システムの高度化に必要な技術的条件」のうち「433MHz帯タイヤ空気圧モニタ及びリモートキーレスエントリに係る技術的条件(改訂版)」について検討を行っており、令和8年1月22日(木)に開催された情報通信審議会 情報通信技術分科会 陸上無線通信委員会(第97回)において、これまでの検討結果を陸上無線通信委員会報告(案)として取りまとめましたので、令和8年1月28日(水)から同年2月26日(木)までの間、当該報告(案)について意見募集を行います。

 

2.意見公募要領等
(1)意見募集の対象:
 ・情報通信審議会 情報通信技術分科会 陸上無線通信委員会報告(案)(別紙1PDF)
(2)意見公募要領 :別紙2PDFのとおり
 意見提出期間 :令和8年1月28日(水)から同年2月26日(木)まで(必着)。
 なお、報告書(案)及び意見公募要領については、e-Gov(https://www.e-gov.go.jp/)の「パブリック・コメント」欄に掲載するほか、総務省総合通信基盤局電波部移動通信課(総務省10階)において閲覧に供するとともに配布します。

 

3.今後の予定
 寄せられた御意見を踏まえ、陸上無線通信委員会を開催し、報告を取りまとめる予定です。

 

 

123ページにのぼる「情報通信審議会 情報通信技術分科会 陸上無線通信委員会 報告(案)」(総務省資料から一部抜粋)

 


 

 

  JJ1WTL・本林良太氏のブログ(CIC)で詳しく考察している。下記「関連リンク」から確認してほしい。

 

 

 

●関連リンク:
・総務省 陸上無線通信委員会報告(案)に対する意見募集
・総務省「情報通信審議会 情報通信技術分科会 陸上無線通信委員会報告(案)」(PDF形式)
・総務省「小電力の無線システムの高度化に必要な技術的条件」のうち「433MHz帯タイヤ空気圧モニタ及びリモートキーレスエントリに係る技術的条件-改訂内容-」(PDF形式)
・総務省「情報通信審議会 情報通信技術分科会 陸上無線通信委員会(第97回)」配付資料など
・パブコメ募集:433MHz帯TPMS/RKE,拡幅(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・延長戦:433MHz帯TPMS/RKE(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 

The post <タイヤ空気圧モニタとキーレスエントリシステム>総務省が433MHz帯(アマチュアバンド)での共用範囲を約7倍に広げた制度整備(改訂版)案を新たに公表し2月26日(木)まで意見募集 first appeared on hamlife.jp .


execution time : 0.018 sec
サイト内検索

メインメニュー

ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失


オンライン状況
42 人のユーザが現在オンラインです。 (33 人のユーザが 無線ブログ集 を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 42

もっと...