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link hamlife.jp hamlife.jp (2024/9/28 10:05:30)

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feed <「ハンディ機で開局したが、まだ交信経験なし」のビギナーも多数参加>JARLが「ニューカマーセミナー」を開講 (2022/11/18 11:30:06)

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は2022年11月13日、東京・大塚(豊島区)の連盟事務局で、コールサインを取得したばかりの初心者に実際の交信方法とマナー、無線交信の楽しさを知ってもらうという初の試み「ニューカマーセミナー」を “午前の部” と “午後の部” の2回開講し、合計16名が持参したハンディ機などから交信を行った。

 

 

JARL「ニューカマーセミナー」の講演風景

 

 

 今回の「ニューカマーセミナー」は、JARL中央局(JA1RL)の運用委員会が企画し、会員増強組織強化委員会の協力で実現したもの。公募による16名(午前の部、午後の部それぞれ8名=有資格者である付き添い保護者を含む)のJARL会員が参加した。同セミナーは当初、22歳未満の会員を対象に企画されたが、幅広い年齢層の会員から参加希望の問い合わせがあったため、枠を広げて行うことになったもの。

 

セミナーは2時間コース。午前、午後それぞれ8名が受講

セミナー運営と受講者サポートはJA1RL運用委員会と会員増強組織強化委員会のメンバーが担当

 

 受講者の年齢は、10代から60代前半までと幅広かったが、全員が最近開局した“JK1”プリフィックスであり、「無線機は購入したが誰とも交信したことがない」人が8名、「まだ数局しか交信していない」人が5名という完全にビギナーの状態。しかし無線従事者資格は4アマ4名、3アマ8名、2アマ2名と、上級資格所持者が多いのも特徴だった(いずれも付き添い保護者を除く)。

 

 受講者は配布された資料を見ながら、運用委員による「アマチュア無線の楽しみ方について」「アマチュア無線の交信の仕方とマナー」という2つの講演を聴講。その後、JA1RLと運用委員によるお手本の交信例を学んだ上で、持参した自分自身のハンディ機を使って別室で待機するJA1RLとの交信に臨んだ(ハンディ機を持参しなかった数名は、JA1RLのハンディ機でゲスト運用し運用委員と交信)。

 

1人ずつ、持参したハンディ機でJA1RLと交信を行った

別室から受講者と交信するスタッフ

 

 カバンから真新しいハンディ機を取り出し、初交信の緊張でPTTを押す手が震える受講者もいたが、スタッフや髙尾JARL会長のサポートを受けながら全員が無事に交信を終えることができた。

 

免許が下りたばかりのピカピカの無線機を持参し初交信に臨む

IC-705を持参した受講者もいた

 

 その後の質疑応答では「メインチャンネル(呼出周波数)での交信方法」「空きチャンネルの探し方」「ワッチ中に聞こえてきたラグチュー中の局を呼び、仲間に入れてもらう方法」「近所で交信相手になってくれる局の探し方」「マンションのベランダにアンテナを設置する方法」「“CQコンテスト”を出している局を呼んで構わないか?」「コンテストナンバーの送り方」「レピータの使い方」「移動運用に適した場所探し」「もし非常通信を聞いたときはどうしたら良いか?」など、初心者ならではの質問が次々に出て、高尾会長や運用委員らが1つずつ丁寧に回答した。

 

参加した受講者は講義の内容を詳しくメモを取るなど真剣そのもの。CQ出版社の書籍「ビギナー・ハムのためのオペレーション・マニュアル」を持参する人も複数いた

 

 最後にセミナー修了証と参加記念のJARLグッズが渡され、2時間弱のセミナーが終了した。

 

髙尾JARL会長が修了証を手渡し

修了証の見本

参加者と運営スタッフの記念写真(午前の部)

参加者と運営スタッフの記念写真(午後の部)

 

 

 

●関連リンク: ニューカマーセミナーを開講しました(速報)(JARL Web)

 

 

 


feed <鳥取市内の港で取り締まり>中国総合通信局、総務大臣の免許を受けていない無線局(不法アマチュア無線)を船舶に開設していた男を摘発 (2022/11/17 18:00:21)

11月15日から16日にかけて、中国総合通信局は海上保安庁第八管区海上保安本部境海上保安部鳥取海上保安署とともに、鳥取県鳥取市内の港で不法無線局の取り締まりを実施し、総務大臣の免許を受けていない無線局(不法アマチュア無線)を船舶に開設してい男を電波法違反容疑で摘発した。

 

 

 

中国総合通信局が発表した内容は次のとおり。

 

 

 中国総合通信局は、11月15日から16日、鳥取海上保安署の協力の下、同署管轄内海域等において、消防・救急無線の通信、携帯電話、テレビ・ラジオの受信などへの混信原因となる不法無線局の取り締まりを実施しました。

 

 この取り締まりの結果は、以下のとおりです。

 

1.概要
 不法無線局(総務大臣の免許を受けていない無線局)を船舶に開設していた1名を、電波法違反容疑で摘発しました。

 

2.被疑者の概要および不法無線局の種別

  被疑者の概要: 鳥取県鳥取市在住の男性(58歳)
  不法無線局の種別: 不法アマチュア無線

 

3.取り締まり実施場所
 鳥取県鳥取市内の港

 

4.使用していた無線機等

 

 

 

【参考】電波法違反適用条文(抜粋)

 

(1)電波法第4条(無線局の開設)
「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下省略)」

 

(2)電波法第110条(罰則)
「次の各号のいずれかに該当する者は、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。第1号 第四条の規定による免許(中略)がないのに、無線局を開設した者
第2号(以下省略)」

 

 

<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成

 

 

 

●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで

 

 

●関連リンク: 中国総合通信局 不法無線局の開設者1名を電波法違反容疑で摘発、<鳥取海上保安署と共同取締りを実施>

 

 

 


feed <アマチュア無線家の苦労や工夫の実態を探る>静岡大学MOT鈴木研、「アンテナ設置環境についての調査」に関するWebアンケートを11月30日まで実施 (2022/11/17 12:05:18)

静岡大学大学院事業開発マネジメント(MOT)コース・鈴木教授(JR2BEF/WR1J)の研究室に参加する、社会人学生の西崎滋昭氏(JK2KNH)が、アマチュア無線のアンテナ設置環境においての実態調査を行うため、Webアンケートを11月30日(水)まで実施している。これは、広い敷地に住んでいても2階のベランダからアパマンハムのようにオンエアーする無線家や、マンションの屋上を自由に使える無線家など、住環境の多様化が進み、アマチュア無線のアンテナ展開も種々様々なことから、どのようなケースでどんなアンテナを使うことがあるのか、住宅環境に応じてアンテナの性能や使用勝手に違いがあるのか、調整の方法に工夫があるのか、アースはどうしているのか…などについて、アマチュア無線家の苦労や工夫の実態調査を行う試みだ。

 

 

西崎滋昭氏(JK2KNH)による「アンテナ設置環境についての調査アンケート」画面

 

 

 西崎氏(JK2KNH)によると、今年9月に開催した「JARL静岡県支部大会」の参加者200名に今回と同様の簡易アンケートを行ったところ、とくにHFアンテナにおいての設置方法や調整の仕方でさまざまな創意工夫が顕在化したという。

 

 そこで、調査の範囲を広げてWebアンケートを行い、より詳しい「アンテナ設置環境」をまとめることに至った。設問は最大で14問あり、所要時間5分程度。11月30日(水)23時59分まで受け付けている。

 

 アンケートは「静岡大学セキュリティポリシー」に従い調査し、匿名化処理(送信者の情報は破棄される)を行ってから分析するとしている(調査結果は研究活動にのみに使用)。

 

 

一戸建ての住宅に住んでいても、「移動用簡易アンテナ(中国製JPC-12)」しか設置できない例(写真提供:JR2BEF)

 

 

 アンケート調査協力のお願いは以下のとおり。

 

 


 

●アマチュア無線家の皆さんへアンケート調査協力のお願い(住宅環境とアンテナ)

 

 この10月から鈴木ゼミに参加してくれている社会人学生修士1年の西崎さん(アマチュア無線の世界ではJK2KNHとして良く知られています)の研究関連でアンケート調査を行います。関係者の皆さんご協力よろしくお願いします。

 

背景:

 

 全く同じアンテナを異なる環境に設置した際その飛び方が全く異なることがあります。身近な例では鈴木の自宅アンテナと全く同じランダムワイヤアンテナを大学に建てましたが、大学のアンテナのほうが格段に良い性能を発揮しています。これは大学アンテナが折板(金属の板を折り曲げた屋根材)の上に設置されていることから膨大な広さの「アース(接地)」が取れていることに対し自宅アンテナは数メートルのワイヤ(グランドラジアル)があるだけであり、更に庭木がすぐ横に迫っています。

 

 研究ではこの事に着目。地上高やアースの取り方、近隣の障害物(建物や庭木など)が飛び方に影響するものと推測していますが、それらの違いを定量的に測定解析して、「その環境ではどうすればよいのか」の方向性を模索する研究を企画。その端緒として、現状アマチュア無線家の皆さんがどのような環境でどのように工夫しているのか、の実態を調査することとなりました。

 

 過去記事で紹介したように、令和4年9月JARL静岡県支部大会で参加者200人に対して実施した予備アンケートで「HFアンテナにおいて皆さん苦労している」ということが分かりました。また従来は「一戸建ての方はアンテナに対する悩みはない」と考えていましたが、ところがどっこいで、一戸建てでもアンテナが満足に展開できずアパマンハムのように自宅2階のベランダからやっとの思いでアンテナを突き出している、というような例もありました。これは静岡(微妙に田舎?)だけの特殊な環境なのか、とも思いますゆえ、全国規模で調査を行うことにしたものです。

 


 

 

 詳しくは、記事下の「関連リンク」から確認してほしい。

 

 

 

●関連リンク:
・静岡大学MOT鈴木ゼミ(アンケート協力お願いのページ)
・アンテナ設置環境についての調査アンケート
・静岡大学情報セキュリティに対する宣言
・静岡大学個人情報保護ポリシー

 

 

 


feed JARL神奈川県支部、「かながわハムの集い2022」を11月20日(日)に相模原市中央区で開催 (2022/11/17 10:30:18)

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)神奈川県支部は、2022年11月20日(日)に相模原市中央区の相模原市立産業会館で「かながわハムの集い2022」を開催する。詳細は同支部のWebサイトで下記のように発表されている。

 

 

 

★かながわハムの集い2022

 

◆日時: 2022年11月20日(日)10:00~15:00 受付開始10:00 開会10:30

 

◆場所: 相模原市立産業会館
  (神奈川県相模原市中央区中央3-12-1 電話:042-768-2311)
  JR横浜線 相模原駅から徒歩20分 神奈川中央バス「市民会館前」から徒歩3分、「市役所前」停留所より徒歩約5分
  ※アクセスについて詳細は下記リンク先参照  https://hall.ssz.or.jp/access
  ※できるだけ電車・バスをご利用ください。

 

◆主催: 一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)神奈川県支部

 

◆おもな催し物:

 

・メーカー展示コーナー

 

・講演 「電波の飛びがいい理想的なアースを求めて」JARL神奈川県支部技術指導委員長 JH1OHZ 片倉 由一 氏

 

・お楽しみ抽選会(来場者全員に抽選券配布、空クジあり)

 

・クラブ展示・紹介コーナー

 

・アマチュア無線紹介(アマチュア無線って何?)コーナー

 

・アマチュア無線を始めたい方の相談コーナー

 

・記念撮影

 

・QSLカードコンテスト(各自で持ち込み展示したカードから選考)

 

・オール神奈川フォトコンテスト 作品展示、表彰

 

・支部事業・会計報告

 

・支部主催コンテスト(オール神奈川、非常通信訓練)表彰

 

・JARL入会・継続 受付(当日入会の場合、入会金免除)

 

◆参加: 自由(会員証提示の必要はありません)

 

◆その他:
・金銭の授受を伴うリサイクルコーナー及びジャンク市等は会場使用の制限から実施しません(ジャンク市はフィールドミーティングで実施)。
・クラブ展示・紹介コーナーへの出店は締切済み。

 

◆支援クラブ (予定) JARL横浜クラブ、はまかぜクラブ、横浜消防アマチュア無線クラブ 等

 

 その他、問い合わせ先など詳細は下記関連リンクを参照。

 

 

 

●関連リンク: JARL神奈川県支部「かながわハムの集い2022」

 

 

 


feed <50MHz帯の電信電話で競う、書類は電子メールのみ受け付け>11月20日(日)13時から2時間、APOLLO HAM CLUB主催「第39回 多摩川コンテスト」開催 (2022/11/17 9:30:20)

2022年11月20日(日)13時から14時59分59秒までの2時間にわたり、APOLLO HAM CLUB主催「第39回 多摩川コンテスト」が、国内のアマチュア局、SWLを対象に50MHz帯の電信と電話で開催される。なお「作業負荷軽減の観点から書類提出をe-mailに限っています」と案内している。

 

 

 

 コンテストの呼び出しはCWが「CQ TA TEST」、電話が「CQ多摩川コンテスト」。参加部門は「流域内電信」「流域内電信電話」「流域外電信」「流域外電信電話」「SWL」の5つ。なおSWLは「流域内」「流域外」の区別は行わない。ナンバー交換は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「主催者が定めた市区町等略符号」。

 

 得点はCWが3点、電話が2点。同一の呼出符号局とは全モードを通じて、最初の交信のみを得点とする。また流域外同士の交信も得点計上できるが、必ず全体で1局は流域内との交信を含むこと(SWLは受信を含むこと)。

 

 ログの提出は12月4日(日)まで。電子メールのみでの受け付け。前回(2021年)から提出期間がコンテスト終了後2週間と短くなったので注意のこと。

 

 各部門の優勝者には表彰楯が贈呈される。詳しくはAPOLLO HAM CLUB「第39回 多摩川コンテスト」規約で確認してほしい。

 

 

「第39回 多摩川コンテスト」の規約

 

 

●関連リンク:
・第39回 多摩川コンテスト規約(PDF形式)
・APOLLO HAM CLUB

 

 

 


feed <大学クラブ局の活動>アマチュア無線番組「QRL」、第548回放送をポッドキャストで公開 (2022/11/17 8:30:14)

東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2022年11月10日 夜に放送した第548 回分がアップされた。

 

 

 2022年11月10日(第548回)の特集は「大学クラブ局の活動」。国立大学法人 東京学芸大学は2023年に創基150周年を迎えることから、記念局の「8J150TGU」が東京都小金井市から運用を開始した(運用期間は2022年11月6日から1年間)。同大学のアマチュア無線クラブは1960年代に設立されたが、1970年代以降に活動を休止。150周年を迎えるのを機に2016年に復活したという。さらに放送大学アマチュア無線クラブ(JL1ZQW)の活動についても紹介した。

 

 番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。

 

 

 

●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第548回放送
・QRL Facebookページ

 

 

 


feed <アマチュア無線の活用機会拡大から免許手続の迅速化や制度の簡素合理化まで>総務省、電波法施行規則等の一部を改正する省令案等の制度改正案に対し12月16日まで意見公募 (2022/11/16 16:20:58)

総務省は「アマチュア無線の体験機会や活用機会の拡大、デジタル化の推進、免許手続の迅速化や制度の簡素合理化による申請者の負担軽減や申請処理期間の短縮、行政の効率化等を行なうための、制度の明確化、整理や簡素合理化、その他の所要の規定の整理等の制度改正を行います」として、関連する「電波法施行規則等の一部を改正する省令案等の制度改正案」を作成し、11月17日から12月18日まで1か月間にわたり一般からの意見公募(パブリックコメント)を行うことを公表した。日本のアマチュア無線制度において大規模な改正内容と言えるだろう。

 

 

 

 総務省による制度改正案のポイントを挙げてみよう。

 

★無資格者のアマチュア無線体験は、免許人の責任および監督下で実施できる。
 手続不要、体験局の開設も不要、無資格者の年齢制限なし。

 

★アマチュア無線が教育・研究活動で活用できることの明確化
 アマチュア業務の定義に「教育又は研究活動のために行う無線通信業務」を明記。

 

★無線従事者免許とアマチュア局免許の「同時申請手続」の導入
 開設・運用までの期間を大幅短縮。

 

★アマチュア局に係る電波の型式、周波数及び空中線電力の一括表示記号の導入
 無線局免許申請書の記入が大幅に簡略。4アマの移動局なら免許状に「4AM」と表示。

 

★技術基準適合証明等を受けた無線設備の取替・増設・撤去は「届出」の手続きが可 能に

 

★送信機の外部入力端子に「特定附属装置」(パソコン、マイク、ファックス、ビデ オカメラ、電鍵等)を接続する場合、工事設計書の記載は不要で手続きや検査も不

 

★ライトユーザー用に見やすく・わかりやすい無線局免許申請書等の特例様式を導入

 

★養成課程が「eラーニング」と「対面式授業」の組み合わせが可能に

 

★アマチュア局の再免許の申請期間の見直し
 現在は有効期間の1年前から1か月前まで可能だが、これが6か月前からに見直し。

 

★非常時や緊急時は「他人の依頼による通報」が行えることも明確化

 

★バンドプランの簡素合理化
 例えば7MHz帯は「A1A」が7.000~7.030kHz、「全電波型式」が7.030~7.200kHzに。

 

★遠隔操作についての簡素合理化
 送信地点(常置場所か設置場所)と遠隔操作を行う場所のどちらも免許人が所有または管理する一の構内(自宅地内やマンションの自室内など)の場合は遠隔操作に含まない。

 

 

 

 

 

 

 

 総務省は今年1月から、ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線に係る制度・環境等の実現に向けての助言・提言を有識者から得ることを目的に「ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線アドバイザリーボード」を毎月1回のペースで検討会を開催( 2022年8月4日記事 )してきた(各回の議事要旨や、議事で配付された資料は総務省のホームページ内で公開されている)。

 

 今回、「ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線アドバイザリーボード」でとりまとめられた「ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用に関する提言」などに基づき、ワイヤレス人材育成の裾野を広げるための、アマチュア無線の体験機会や活用機会の拡大、デジタル化の推進、免許手続の迅速化や制度の簡素合理化による申請者の負担軽減や申請処理期間の短縮、行政の効率化等を行うための制度改正を行うため、「ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等に係る制度改正案」と、関連する「電波法施行規則等の一部を改正する省令案」などを作成し、広く一般からの意見を募集すこととなった。

 

 

●ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等に係る制度改正案に対する意見募集(一部抜粋)

 

1.背景

 

 ワイヤレス人材育成の観点からアマチュア無線をより活用しやすい制度・環境等の実現に向けて、令和4年1月から開催された「ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線アドバイザリーボード」(座長:藤井 威生 電気通信大学先端ワイヤレス・コミュニケーション研究センター教授)において、同年8月に「ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用に関する提言」が取りまとめられました。

 

 本提言等を踏まえ、ワイヤレス人材育成の裾野を広げるための、アマチュア無線の体験機会や活用機会の拡大、デジタル化の推進、免許手続の迅速化や制度の簡素合理化による申請者の負担軽減や申請処理期間の短縮、行政の効率化等を行うための制度改正を行うため、「電波法施行規則等の一部を改正する省令案」等について、別紙1「定めようとする命令等及び根拠法令条項一覧表」のとおり制度改正案を作成しました。

 

 つきましては、当該省令案等に対して意見募集を行います。

 

 

2.意見公募手続

 

(1)意見募集対象
 ・定めようとする命令等及び根拠法令条項一覧表のとおり。
 ・ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等に係る制度改正案・概要
(2)参考資料
 ・ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等に係る制度改正案・要旨
(3)意見提出期間
 令和4年11月17日(木)から同年12月16日(金)<必着>(郵送による提出の場合、締切日の消印有効とします)

 

 

 

 公表された「ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等に係る制度改正案」の概要(項目)は以下のとおり。

 

 

 

ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等に係る制度改正案(概要)
~アマチュア無線の体験機会等の拡大及び免許手続の迅速化・制度の簡素合理化等~

 

1.アマチュア無線や電波の楽しさ等を知る・学ぶ体験機会や活用機会の拡大
(1) アマチュア無線の体験機会の拡大
(2) アマチュア無線が教育・研究活動で活用できることの明確化

 

2.アマチュア局の開設・運用までの迅速化及び免許制度の簡素合理化
(1) アマチュア無線従事者免許とアマチュア局免許の同時申請手続の導入
(2) アマチュア局に係る電波の型式、周波数及び空中線電力の一括表示記号の導入
(3) アマチュア局に係る技術基準適合証明等を受けた無線設備※の取替・増設・撤去に係る簡素合理化
(4) 送信機の外部入力端子に接続する「アマチュア局特定附属装置」に係る簡素合理化
(5) アマチュア無線の初心者やライトユーザーにとって見やすく・分かりやすい免許申請書等の特例様式の導入
(6) 養成課程における e-ラーニングの積極的活用

 

3.その他アマチュア無線に係る制度の明確化、整備及び簡素合理化等
(1) アマチュア局の再免許の申請期間の見直し
(2) 人工衛星等のアマチュア局※に関する制度の明確化及び整備
(3) アマチュア局の非常時や緊急時の通報に係る制度の明確化
(4) アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別の簡素合理化
(5) 行事等の開催に伴い臨時かつ一時の目的のために運用するアマチュア局の明確化
(6) アマチュア局に係る一の構内で行われる遠隔操作についての簡素合理化
(7) アマチュア局の旧コールサイン申請時の確認書類の簡素合理化
(8) アマチュア無線社団局のいわゆるゲストオペレーター制度の規定の明確化
(9) アマチュア局の周波数測定装置に係る規定の整理
(10) その他

 

4.その他

 

 

 

 

 詳しくは記事下の「関連リンク」から確認してほしい。

 

 

↓この記事もチェック!

 

<4項目で合計25の提言>総務省「ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線アドバイザリーボード」が「アマチュア無線の活用に関する提言」を公表

 

 

 

●関連リンク:
・総務省 ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等に係る制度改正案に対する意見募集
・総務省 ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等に係る制度改正案(要旨)(PDF形式)
・総務省 ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用に関する提言(PDF形式)
・総務省 ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線アドバイザリーボード(議事次第・配付資料/議事要旨

 

 

 


feed <「JOTA 2022」でスカウト219人がアマチュア無線を交信体験>ボーイスカウト日本連盟が全国5か所に開設した「臨時体験局」の運用リポート (2022/11/16 15:00:59)

アマチュア無線を通じてスカウトが知識と友情を深め合う公式国際行事「JOTA 2022(ジャンボリー・オン・ジ・エア 2022)」が、2022年10月14~16日に全世界で開催された。この行事に合わせ、公益社団法人 ボーイスカウト日本連盟は10月15・16日の両日、全国5か所にアマチュア無線の臨時体験局(東京:8J1JOTA、愛知:8J2JOTA/2、大阪:8J3JOTA/3、鳥取:8J4JOTA/4、東京サテライト会場:8J1YAM)を開設、合計219名のスカウトがアマチュア無線の交信を体験した。その詳しい運用リポートが関係者から届いたので紹介しよう。

 

 

「JOTA-JOTI2022」の大会ロゴマーク

 

 

 10月15日から16日まで ボーイスカウトのアマチュア無線プログラムの一つである「ジャンボリー・オン・ジ・エア(JOTA)」に参加する目的のイベントとして、ボーイスカウト日本連盟(東京都杉並区)に設置された「JOTA-JOTI Plaza2022」に 昨年と同じく体験局と特設局として8J1JOTAを設置し、スカウト及び指導者に体験運用を実施しました。また本年は、鳥取会場 8J4JOTA/4(鳥取市)と東京サテライト会場 8JAYAM(JARD体験局、東京都豊島区)が追加され、昨年に引き続き愛知会場(北名古屋市)に8J2JOTA/2、大阪会場(池田市)に8J3JOTA/3が開設されました。

 

 ジャンボリー・オン・ジ・エア(JOTA)は、世界スカウト機構が主催する公式国際行事で、スカウトがアマチュア無線行事に参加し、電波を通じて国内各地や外国のスカウト仲間と交信し、お互いを理解し、知識と友情を深めることを目的とします。
 1957年にイギリスで行われた「第9回世界ジャンボリー(スカウティング50周年記念ジュビリージャンボリー)」でアマチュア無線のプログラムが提供されたのが始まりです。世界共通で毎年10月の第3金曜日~日曜日の72時間運用されます。

 

 体験局は、ワイヤレスIoT人材育成を目的に2020年4月に省令改正、告示等が行われ、有資格者の指揮下で、資格を持たない人がアマチュア無線の体験交信を行うことができる無線局を開設できるとした制度です。すでに多くの局が体験局を設置し体験運用を各地域で行われております。

 

東京会場での体験局運用風景

鳥取会場での学習風景

 

 各会場の共通事項として、本年も昨年に引き続き、新型コロナの感染症防止のため事前申し込みで人数を調整し、時間を区切ってグループ分けを行い、室内が密にならないように、入り口での検温、マスク着用、手洗いの徹底を行い実施。5会場同時に同じプログラムが実施されました。各会場の体験運用は下記の通りで、体験者の合計は219名でした。

 

【東京会場 8J1JOTA】 10/15:13名、10/16:59名 合計:72名

8J1JOTAのQSLカード

 

【愛知会場 8J2JOTA/2】 10/15:5名、10/16:23名 合計:28名

8J2JOTAのQSLカード

 

【大阪会場 8J3JOTA/3】 10/15:20名、10/16: 60名 合計:80名

8J3JOTAのQSLカード

 

【鳥取会場 8J4JOTA/4】 10/15:10名、10/16:7名 合計:17名

8J4JOTAのQSLカード

 

【東京サテライト会場 8J1YAM (JARD)】 10/15:6名、10/16:16名 合計:22名

8J1YAMのQSLカード

 

 

 イベントのプログラムは各会場とも共通で120分で構成されています。受付を済ませた後 モールス符号の体験、アマチュア無線の学習(身近に使われている電波や通信方法)があり、その後に体験局の運用を行いました。

 

 参加者が覚えたばかりのモールス符号で自分の名前を打鍵、これに「〇〇くん、△△さんですね」と返事をしてあげると、自分のモールス符号が通じたことに大喜びでした。
 昨年、大阪会場に導入された、PCでモールスを解読できるソフト(池田市民無線クラブのメンバーの方が作成)で スカウトの子供たちが打鍵できる機器も各会場で実施しました。

 

東京サテライト会場でのモールス体験風景

 

その後、アマチュア無線や電波について紹介し、ビデオをみてアマチュア無線について勉強し、これから行う体験局の際の注意することを説明しました。

 

 学習の次は体験局です。知らない人との交信で大変緊張しておりますので、ここで堅苦しいことではなく、緊張感を解いてあげる場でもありました。今年もできる限り各会場のスカウト同士が交信できるようにスケジュールも直前まで調整を行いました。

 

 緊張の面持ちで数名ごとに振り分けられた体験局の前に座り、体験局の担当から体験局の注意事項の説明を行い、無線機の前に1人ずつ座ります。 体験運用に使用するバンドやモードは各会場の指揮者により選択されました。スカウトの子供たちは、緊張の面持ちで皆さんスタートしますが、交信が進んで少し緊張が解けてくると、段々と声が弾んで交信をしておりました。
 交信の相手局はQ符号などを使用せず、普通にわかりやすい話し方で、質問をしながら対応していただけると話が弾むようです。特に同じ年代のスカウド同士だと共通の話題で話が弾んでいたグループもありました。

 

以下は各会場の報告です。

 

◆東京会場 8J1JOTA

 

・今年は3回目ですが、東京サテライト会場の設置に伴い、運営環境が異なったため過去2年間のカリキュラムの見直しを実施しました。

 

・遠方からの参加者も多数あり、以前にも増してラジオスカウティングへの理解がかなり広まってきていると実感しました。

 

・ 有資格者2名が、D-STARで、SA0UNX(スウェーデン ストックホルムの田原OM)と交信できました。

 

東京会場の学習風景

東京会場の運用風景

東京会場のスタッフ

 

 

◆愛知会場 8J2JOTA/2

 

・体験運用のスカウトは、無線運用を楽しみにしていたようで、自分の名前をしっかりと伝えるように和文通話表を用い、相手局に伝えておりました。

 

・D-STARで北海道函館市、北斗市のスカウトと交信した時は、「北海道の朝は5℃になる」と返信されて、「寒いんですね。同じ日本でも違うんだね」と、体験したスカウトの印象に強く残ったようです。

 

・モールス体験では 印字機を使用しその印字のテープがスカウトのお土産の一つになりました。

 

・スカウト同士の交信の際には、相手局のスカウトに「今日はお話ができて嬉しかったです。今度はジャンボリーで会ってお話ししたいですね」と伝えてておりこれまでは交流が難しかったスカウトとも繋がりが出来ました。

 

愛知会場のモールス体験風景

愛知会場の運用風景

愛知会場のスタッフ

 

 

◆大阪会場 8J3JOTA/3

 

・JOTAと同時に行われるJOTI (ジャンボリー オン ジ インターネット)も同一会場に初めて併設して実施しました。

 

・モールス体験においては、小学生低学年スカウトは名前のイニシャルなど、使用するアルファベットの文字数を2~3文字にすることでスムーズに体験が出来ました。

 

・今年は東京、名古屋、鳥取、東京サテライト会場をはじめ、多くのボーイスカウト体験局がD-Starを開設したことで離れた会場のスカウト同士が交信することでスカウト同士の交信の比率が上がりました。

 

・JOTA-JOTI PLAZA開催によりスカウトが年々無線交信に関心が高くなっていくことを感じられました。

 

大阪会場の運用風景

大阪会場の運用風景

大阪会場のスタッフ

 

 

◆鳥取会場 8J4JOTA/4

 

・JOTAにおいて中国地方では初めての特設局及び体験局の開設でした。

 

・参加者はプログラムに基づき 室内でモールス体験と電波についての説明を受けた後、体験局はロッジのベランダ(野外)で実施しました。

 

・緊張しているスカウトははじめは指揮者に指示されてもなかなかPTTを押して話せなかったものの交信を終わるころには、無線機から聞こえる音声にも慣れ交信の楽しさを感じ、2回目の交信にチャレンジするスカウトもおりました。

 

・スカウトの笑顔と会場横を流れる渓流の水音を打ち消す歓声で、予定していた体験プログラムはあっと言う間に終了してしまいました。

 

鳥取会場での運用風景

鳥取会場での運用風景

鳥取会場のスタッフ

 

 

◆東京サテライト会場 8J1YAM

 

・東京は3年目となり、サテライト会場として参加経験者向けにステップアップをめざしてサテライト会場とJARDのご協力のもと設置しました

 

・免許を持つスカウトはJARD講師の方からアマチュア無線のルールとマナーを学んだ上で、体験するスカウトと一緒に交信を楽しみました。

 

・最初の自己紹介では緊張して言葉につまる事もありましたが、会話が進むにつれ、スカウト同士で活動の相談や将来の話で盛り上がりました。

 

・各JOTA-JOTIプラザ、全国のスカウト参加局と時間枠いっぱい交信し、体験スカウトからは「もっと続けたい。来年は免許を取って参加したい」との感想をいただきました。

 

東京サテライト会場の学習風景

東京サテライト会場の運用風景

東京サテライト会場のスタッフ

 

 

 ボーイスカウトには、専門的な技能を身に着けた証として、技能章と呼ばれる章が授与されます。アマチュア無線を使った技能章(無線通信章)もあり、取得条件として次の項目があります。この体験局を通して、ぜひアマチュア無線に興味を持っていただけばと願っております。

 

【参考】無線通信章 技能章
https://www.scout.or.jp/member/skill-musen-tsushin/

 

 今回のイベントに際しましては各団体及企業のご支援を賜りました。
・一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)
 東京会場…JARL 東京都支部、埼玉県支部
 愛知会場…JARL 東海地方本部、愛知県支部、モリコロアマチュア無線クラブ
 大阪会場…JARL 関西地方本部、池田市民無線クラブ
・一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)
・アイコム株式会社
・日本ボーイスカウトアマチュア無線クラブ JA1YSS
・実施県連盟および地区:愛知連盟、大阪連盟 ほくせつ地区

 

 あわせて、体験局に応答していただきました国内外のアマチュア無線家の皆様、ならびにこの運用を見守っていただきました多くのアマチュア無線家の皆様に厚くお礼申し上げます。
 ボーイスカウトは今年 創立100周年を迎え 通年で特設局及び体験局を通年で開局しております。併せて8N100Sも各地から運用しておりますので、交信いただきますよう、宜しくお願いします。

 

ボーイスカウト日本連盟創立100周年「8N100S」のQSLカード

 

 

 

●関連リンク: JOTA-JOTI 2022(ボーイスカウト日本連盟)

 

 

 


feed <アマチュア無線関連を含む2回目のパブコメ>総務省、12月15日まで「2023年世界無線通信会議(WRC-23)に向けた我が国の考え方(案)」への意見募集 (2022/11/16 12:05:25)

総務省は、2023年11月20日から12月15日までアラブ首長国連邦で開催される「2023年世界無線通信会議(WRC-23)」に向けて、「2023年世界無線通信会議(WRC-23)に向けた我が国の考え方(案)」を作成。11月15日から12月15日まで1か月間にわたり一般からの意見公募(パブリックコメント)を実施している。これは6月に行った第1回目に続き、第2回目の意見公募となるが、アマチュア無線関連では、前回あった「1200MHz帯のアマチュア業務及びアマチュア衛星業務の分配の見直し」「10.0-10.5GHz帯における移動業務への一次分配を含むIMT(次世代スマートフォンなど)特定の検討」に加えて、新たに「45MHz帯衛星搭載レーダーサウンダーのための地球探査衛星業務(能動)への新規二次分配のための検討の実施」の中に、50MHz帯のアマチュア業務の保護に関する記述が加わった「我が国の考え方(案)」となっている。

 

 

総務省が公表した、2023年世界無線通信会議(WRC-23)に向けた我が国の考え方に係る意見募集

 

 

 今年6月に行われた意見公募では、アマチュア無線家にとっても重要な項目が含まれていたことから、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)をはじめ、NPO法人 日本アマチュア衛星通信協会(JAMSAT)や多くのアマチュア無線家と思われる個人からの意見が寄せられ、それぞれの意見に対しての総務省の考え方を述べている( 2022年8月5日記事 )。

 

 今回(第2回目のパブコメ)でも、総務省が作成した「我が国の考え方(案)」の中に、「1240-1300MHz帯におけるアマチュア業務及びアマチュア衛星業務の分配の見直し」「3300-3400MHz、3600-3800MHz、6425-7025MHz、7025-7125MHz及び10.0-10.5GHz帯のIMTへの特定の検討」があるが、新たに「45MHz帯衛星搭載レーダーサウンダーのための地球探査衛星業務(能動)への新規二次分配のための検討の実施」として、「日本においては、40-50MHz帯は移動業務と無線標定業務に、50-54MHz帯はアマチュア業務に分配されており、これらの既存業務が適切に保護されるとともに、これらの既存業務への追加的な制約がない必要がある。これまでの研究が不十分であるため、日本は、ITU-Rにおける研究の継続を支持する」と、「アマチュア業務」という記述が加わった。

 

 JJ1WTL・本林氏のブログ「CIC」では、「今回から、『アマチュア業務』の保護も明記されるようになりました――ありがたや――ので、触れておきます。とはいえ“もろ被り”ではなく、下隣の40~50MHzの使用が見込まれています」と、「45MHz 衛星搭載レーダーサウンダー」とは何か、「我が国の考え方」の変化などを詳しく解説している。参考にするといいだろう。

 

 

総務省が公表した「2023年世界無線通信会議(WRC-23)に向けた我が国の考え方(案)」の中から、アマチュア無線に関係する項目を一部抜粋

総務省「我が国の電波の使用状況の詳細(令和4年3月現在)」より50MHz帯付近を抜粋

 

 

↓この記事もチェック!

 

<JARLやJAMSAT、無線家からの意見多数>総務省、「2023年世界無線通信会議(WRC-23)に向けた我が国の考え方(案)に係る意見募集の結果」を公表

 

 

 

●関連リンク:
・総務省 2023年世界無線通信会議(WRC-23)に向けた我が国の考え方(案)に係る意見募集
・総務省 2023 年世界無線通信会議(WRC-23)に向けた我が国の考え方(PDF形式)
・総務省 意見公募要領(PDF形式)
・総務省 WRC-23の議題
・情報通信審議会 情報通信技術分科会 衛星通信システム委員会報告(PDF形式)
・アマチュアバンドプラン(JARL Web/PDF形式)
・WRC-23にむけて(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 


feed <今回から終了時間が3時間延長>JARL北陸地方本部、11月19日(土)21時から18時間にわたり「JA9コンテスト HF 2022(電信の部)」開催 (2022/11/16 10:00:06)

2022年11月2~3日に行われた「電話の部」に続き、11月19日(土)21時から20日(日)15時までの18時間にわたり、JARL北陸地方本部主催の「JA9コンテスト HF 2022(電信の部)」が国内のアマチュア局を対象に1.9/3.5/7/14/21/28MHz帯で開催される。「電話の部」と同様に今回から終了時間が3時間延長されているので注意しよう。

 

 

 

 呼び出し方法は「CQ TEST」、または「CQ JA9TEST」。参加部門は「シングルオペレーターシングルバンド(S19/S35/S7/S14/S21/S28)」「シングルオペレーターマルチバンド(SM/2バンド以上の交信必要)」「マルチオペレーターマルチバンド(MM/2人以上のOPによる2バンド以上の交信必要)」「北陸地方登録クラブ対抗(サマリーシートに登録クラブ名または登録番号の記載必要)」。

 

 交信対象は9エリアの局がすべての局、その他の局が9エリアの局。ナンバー交換は、9エリアの局が「RST符号による相手局のシグナルレポート」+「市郡番号」、そのほかのエリア局は「RST符号による相手局のシグナルレポート」+「都府県、北海道地域、小笠原の番号」となる。ログの締め切りは12月10日(土)24時まで。郵送の場合は当日消印有効。

 

 詳細は下記関連リンクの「JA9コンテスト HF 2022(電信の部)規約」で確認してほしい。

 

 

「JA9コンテスト HF 2022(電信の部)」の規約

 

 

●関連リンク:
・JA9コンテスト HF 2022規約(PDF形式)
・JARL北陸地方本部

 

 

 


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