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link hamlife.jp hamlife.jp (2024/9/28 20:05:37)

現在データベースには 5914 件のデータが登録されています。

feed <「進め!ハムの道」「ハムハムイングリッシュ」の7回目>ハムのラジオ、第506回放送をポッドキャストで公開 (2022/9/12 9:00:18)

「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。

 

 

 2022年9月11日の第506回放送は、3月からスタートした月1回の企画「進め!ハムの道」「ハムハムイングリッシュ」だった。今後も毎月第1日曜日の放送でこの企画を継続していくという。

 

 公開されたポッドキャスト音声は52分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。

 

 

 

●関連リンク: ハムのラジオ第506回の配信です

 

 

 


feed <周波数46.5MHzで475本のクロス八木アンテナ使用、出力は驚異の1,000kW>10月15日(土)、京都大学が「信楽MUレーダー見学ツアー2022」を実施 (2022/9/12 7:00:04)

国立大学法人 京都大学の生存圏研究所が誇る、滋賀県の「信楽(しがらき)MUレーダー(観測所)」をご存じだろうか。その施設は巨大でVHF帯の46.5MHzで尖塔電力1,000kWのハイパワーを475本のクロス八木アンテナを用いて上空に発射。高度1~25kmの対流圏・下部成層圏、高度60~100kmの中間圏、下部熱圏と高度100~500kmの電離圏領域の観測を行っている。この施設が毎年1回行っている“一般向け見学ツアー”が今年は2022年10月15日(土)に開催される。参加費は無料、申し込みは9月22日(木)まで。今年は 定員は午前・午後それぞれ50名(1グループは4名まで)で、定員を超えた場合は抽選になる。また密を避けるため講演会は昨年に続いて中止となった。

 

 

hamlife.jpスタッフが参加! 2016年10月開催「信楽MUレーダー見学ツアー」の写真リポートはコチラ↓↓
【写真で見る】<46.5MHzで送信出力1000kW、クロス八木アンテナ475本>アンテナと送信機に圧倒!! 「信楽MUレーダー」見学ツアーの模様

 

 

京都大学の生存圏研究所が誇る、滋賀県の「信楽MUレーダー(観測所)」。周波数46.5MHzのクロス八木アンテナを475本使用、出力は驚異の1000kW!

京都大学の生存圏研究所が誇る、滋賀県の「信楽MUレーダー(観測所)」。周波数46.5MHzのクロス八木アンテナを475本使用、出力は驚異の1000kW!

見学者はアンテナまで自由に近づくことができた

 

 1984年に完成した京都大学生存圏研究所の「信楽MU観測所」(所在地:滋賀県甲賀市信楽町神山)。中層大気と超高層大気の観測のため、ここに設置された「MUレーダー」は、アンテナ素子ごとに取り付けた46.5MHzの小型半導体送受信機(合計475個)を個別に制御しながら、1秒間に2500回という高速でビーム方向を変えながら電波を発射することが可能だ。また、25個のサブアレイアンテナに分割して使用することもできる。

 

 

mu-radar-kengaku2016-3

 

MUレーダーのアンテナ。素子毎に取り付けた小型半導体送受信機(合計475個)を個別に制御 することにより、
1秒間に2500回という高速でレーダービーム方向を変えることが可能

46.5MHzを使用するMUレーダーのアンテナ群。素子毎に取り付けた小型半導体送受信機(合計475個)を個別に制御することにより、 1秒間に2500回という高速でレーダービーム方向を変えることが可能

建物内に設置された46.5MHzの送受信機(三菱電機製)。1台が約2.5kW出力で「今から30数年前、相当苦労して作ったようだ」という説明だった

建物から出ている同軸ケーブル。被覆に規格の表示はなかったが12Dか15D程度の太さだった。アンテナまで長いもので約100mになるが、「電気的にはすべて同じ長さになるようコイルで調整してある」という説明だった

 

 

 この、世界で最も多機能な大型大気レーダーを含む、信楽MU観測所の無料見学ツアーが2022年は10月15日(土)に予定されている。

 

 

●スケジュール(午前の部と午後の部の2回実施):

 

午前の部
信楽駅集合 9:45
信楽MU観測所見学 10:20~12:10
信楽駅解散 12:45

 

午後の部
信楽駅集合 12:55
信楽MU観測所見学 13:30~15:20
信楽駅解散 15:55

※交通事情などにより、時間は前後することがありますので、予めご了承ください。なお、信楽MU観測所内に食堂・売店などはありません。

 

●内容:
・MUレーダーの観測室とアンテナ面、各種大気観測装置の見学
・気球観測の実演(気象条件によっては中止の可能性があります)
 ※歩きやすい靴でお越し下さい。スリッパはこちらで準備します。
 ※今年度は密を避けるため、講演会は中止させて頂きます。

 

 

 申し込みは2022年9月10日(土)から始まり、9月22日(木)までWebサイトのフォームから受け付ける。定員は午前、午後それぞれ50名で1グループは4名まで。定員を超える申し込みがあった場合は抽選となる(結果は9月24日にメールで届く)。
 集合・解散は信楽高原鐵道の「信楽」駅で、現地までは送迎バスで向かう。自家用車でも参加できるが駐車場に制限があるため、なるべく乗り合わせて指定時間帯に来場してほしいと案内している。詳しくは下記の関連リンクから確認してほしい。

 

 

 

 

 

●関連リンク:
・京都大学 信楽MUレーダー見学ツアー2022(応募フォームあり)
・信楽MU観測所 信楽MUレーダー見学ツアー2022概要(京大ウィークス2022)
・MUレーダーとは?
・京都大学 生存圏研究所

 

 

 


feed <2022年9月23日(金・祝)~25日(日)の3日間>長崎県雲仙市の「アマチュア無線機器歴史館」で “ハムラジオフェアー2022” 開催 (2022/9/11 12:05:34)

 今年5月にオープンした長崎県雲仙市の「アマチュア無線機器歴史館」で、2022年9月23日(金・祝)から9月25日(日)の3日間、「ハムラジオフェアー2022」と名付けたイベントを開催する。同館は「八重洲無線を中心に、アイコム、ダイヤモンド、コメット、アルインコなどの協力もあり、東京で開催された“ハムフェア2022”の新製品等を九州でいち早く展示し見られることになりました」とPRしている。当日は各社製品の特価販売やジャンク市も行われるという。

 

 

 

 

 今年5月1日、長崎県雲仙市国見町の神代(こうじろ)商店街に、古民家(木造2階建て、450平米のうち120平米を使用)を活用した「アマチュア無線機器歴史館」が誕生した。昭和30年代頃からのアマチュア無線機器が100台以上展示している、OMハム垂涎の施設で、開館日(原則として第3日曜日、これ以外の臨時開館もある)には九州各地はもちろん、関東や関西方面からの訪問者もあるという。

 

 また、8月19日に発売された「CQ ham radio」2022年9月号の別冊付録「オールド無線機を楽しもう!」では、同館の訪問リポートを10ページ以上にわたって掲載している。

 

「CQ ham radio」2022年9月号の別冊付録「オールド無線機を楽しもう!」では、同館の訪問リポートを10ページ以上にわたって掲載

 

 同館は9月23日(金・祝)から9月25日(日)の3日間、「ハムラジオフェアー2022」と名付けた初のイベントを開催する。以下、発表内容から一部抜粋・整理してイベントの概要を掲載する。

 


 

「ハムラジオフェアー2022」を開催 売り出し
~アマチュア無線機器歴史館で9月23~25日の3日間~

 

 近年アマチュア無線も催事等が中止され、親しい方とのアイボールミーティングもできない中、雲仙市のアマチュア無線機器歴史館のオープンを機に、久しぶりに八重洲無線を中心に、アイコム、ダイヤモンド、コメット、アルインコなどの協力もあり、東京で開催された「ハムフェア2022」の新製品等を九州でいち早く展示し見られることになりました。歴史館のオープンもあり、長崎県雲仙市で開催されるのは初めてでもあり、ぜひこの機会に多くの皆様方の来場をお待ちします。

 

★主催: ハムセンター長崎

 

★開催日: 2022年9月23日(金・祝)~25日(月)

 

★開催時間: 10:00~16:00

 

★開催場所: アマチュア無線機器歴史館(趣蔵 神代ふれあい館 内)
 長崎県雲仙市国見町神代乙360

 

★交通:
・島原鉄道 諫早駅から約47分「神代(こうじろ)」駅下車、徒歩5分(約300m)
・長崎自動車道「諫早インター」から国道57号線で雲仙市方面へ進行、諫早市内から国道251号線で多比良港方面へ進み、雲仙北交番の手前にある信号(右側に美容室あり)を右折、すぐの交差点を左折し50m先の左側
 ※駐車場 近隣に数か所あり

 

★問い合わせ先電話: 095-846-1950(ハムセンター長崎)

 

★参加メーカー:
 八重洲無線、アイコム、第一電波工業、コメット、アルインコ、サガ電子

 

・当日は新製品も含め、トランシーバーなどお得な価格で販売もいたします(ジャンクもあり)。お楽しみに

 

・新製品を実動展示、さわってみてください

 

 


 

 

「アマチュア無線機器歴史館」に関する記事はこちらの記事も参考に

<館内写真50枚掲載>ついにオープン「アマチュア無線機器歴史館」(長崎県雲仙市)を訪問してきた! (2022年6月2日掲載)

 

<地元テレビ局も詳しくリポート>長崎県雲仙市の「アマチュア無線機器歴史館」が5月1日に正式オープン、今後の開館スケジュールは? (2022年4月26日掲載)

 

<5月の正式オープンを見据えて所蔵品を整理中>写真で見る「アマチュア無線機器歴史館」(長崎県雲仙市)プレオープンの模様 (2022年3月25日掲載)

 

<昭和のハム機器を多数展示>長崎県雲仙市に「アマチュア無線機器歴史史料館」開館、3月20~21日にプレオープン (2022年3月14日掲載)

 

 

 

 

 

●関連リンク:
・趣蔵 神代ふれあい館(※アマチュア無線機器歴史館が入居)ブログ
・アマチュア無線機器歴史館 展示物の取り扱いについて(趣蔵 神代ふれあい館ブログ)
・ハムセンター長崎
・ハムラジオフェアー2022 案内リーフレット(ハムセンター長崎)
・アマチュア無線機器歴史館 マップ(Googleマップ)

 

 

 


feed 情状酌量で罰則なし、免許を受けずに防災行政無線局を開設・運用した群馬県桐生市に関東総通が注意!との報道に関心集まる--9月4日(日)~9月10日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 (2022/9/11 9:30:12)

先週のアクセスランキングは「<情状酌量により罰則なし>上毛新聞、免許を受けず防災行政無線局を開設し運用した群馬県桐生市に対して関東総合通信局から注意があったと報道」。上毛新聞のニュースサイト「#gunma」によると、群馬県桐生市が行った防災情報伝達システム整備工事(デジタル化工事)において、総務大臣からの免許を受けない状態のまま、2022年4月21日から6月7日までの48日間にわたり防災行政無線局を開設・運用していた。このため、電波法第4条に違反する行為で委託業者のNEC(日本電気)とともに関東総合通信局から文書による注意があったことが明らかに。また「罰則は科せられず、文書での注意にとどまった」と伝えている。
※該当記事の「関連リンク」から確認できますが、記事の公開期間が短いので早めの確認をおすすめします。

 

 

(画像はイメージ)

 

 

 

 続く2位は、株式会社電波社から9月16日(金)に刊行されるアマチュア無線誌「HAM world(ハムワールド)」2022年11月号の新刊情報。特集は「手持ちの無線機の能力アップ! HFトランシーバー機能強化作戦」。そのほか、見逃せない注目の記事として、「3年ぶりに開催!ハムフェア2022の熱気伝えます」「DVレピータモニター機能がIC-705に搭載される」「スクリュードライバーアンテナ」「SD330の使用感をチェック」が続く。単発記事は、「144MHz/430MHz 2バンドコンバーターの製作」「無線機ミュージアム サウンドシューターF-240」「50MHz帯 移動用HB9CVを作る」など今号も盛りだくさんな内容だ。価格は1,000円(税込み)。

 

 

「HAM world 2022年11月号」の表紙

 

 

 

 3位は、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のアワード委員会が、JARLが発行するアワードに関するQ&Aページを2022年8月29日に更新し、JARLアワードの申請にARRL(米国のアマチュア無線連盟)が世界中のアマチュア無線局を対象に運営している、インターネットを利用したQSOログのデータバンク(電子コンファメーションシステム)「LoTW(Logbook of the World)」のデータを使用することが可能であると回答したニュース。ARRLの「LoTW(Logbook of the World)」を利用するには、あらかじめ利用者登録(本人認証を含む)が必要だが、紙のQSLカードの交換の必要がなく、交信を証明する手段として日本でも利用者が増えている。

 

 

「申請に使用する交信の了解度、信号強度、音調等がログで確認できる場合に使用することができるようになりました」と追記された(2022年9月7日時点)

 

 

 

 

※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。

 

 

1)<情状酌量により罰則なし>上毛新聞、免許を受けず防災行政無線局を開設し運用した群馬県桐生市に対して関東総合通信局から注意があったと報道

 

2)<特集「手持ちの無線機の能力アップ! HFトランシーバー機能強化作戦」ほか>電波社、「HAM world(ハムワールド)」2022年11月号を9月16日(金)に刊行

 

3)<JARLアワード委員会>JARLが発行するアワードのLoTW(インターネットを利用したQSOログのデータバンク)による申請が可能だと回答

 

4)<相続放棄された物件が「不動産競売物件情報サイトBIT」に掲載>エレベータ付き自立タワーが確認できる約400坪+建物多棟の競売物件(売却基準額:7,344万円)を公開

 

5)<台風11号の強風が影響>福岡県水巻町、アマチュア無線用タワーが傾き隣家の屋根に倒れ掛かる…とNHKが報じる

 

6)<免許を受けずにアマチュア無線を運用した男を摘発>北海道総合通信局、札幌方面倶知安警察署と共同で不法無線局の取り締まりを実施

 

7)<衛星用に限り使用することができる周波数(436.40MHz)で運用>北海道総合通信局、コールサイン不送出の無線従事者(3アマ、4アマ)に29日間の行政処分

 

8)【ハムフェア2022】<第5弾!画像で見るダイジェスト>200枚近くの画像でお届けした“ハムフェアの思い出”その最終回

 

9)<小型でリーズナブルな価格>コメット、M型50Ωダミーロード「CDL-5500M」を新発売

 

10)<国立公園内のタワーと建物は認可済み+約700坪土地付き>再建を託したい! 伊豆諸島・三宅島(東京都)の「無線小屋」、ヤフオクに200万円からの売り出しで出品

 

 

 


feed 1エリア(関東管内)で9月に入って2回目の更新--2022年9月10日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 (2022/9/10 9:30:50)

日本における、2022年9月10日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局で、9月に入って2回目の更新発表があった。

 

 

 

 各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。

 

 

 

 

 

 ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。

 

 その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。

 

 さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。

 

 また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。

 

 しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。

 

 このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。

 

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給

 

<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始

 

 

 

●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 


feed <減少スピードの鈍化傾向が継続>総務省が2022年7月末のアマチュア局数を公表、前月より573局少ない37万6,284局 (2022/9/9 18:00:45)

2022年9月9日、総務省は2022年7月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると前回の2022年6月末のデータから1か月間で573局減少し、376,284局となった。以前は▲1,000局/月以上あったアマチュア局の減少スピードだが、11か月連続で減少数▲1,000局/月を下回り、減少スピードの鈍化傾向が現在も続いている。

 

 

対前月比でのアマチュア局の減少数推移を見ると、今回公表された7月末のデータは対前月比で▲573局。現在も減少スピードの鈍化傾向が続いている

2012年以前は1か月間に1,000局から2,000局単位でアマチュア局が減少。2013年以降は「東日本大震災」による開局ブーム!?の影響で減少数も落ち着いてきたが、5年ごとに行うアマチュア局の更新手続き(再免許申請)の煩わしさの影響からか、5年経過したタイミングの2017年12月末から、ほぼ毎月1,000局以上減少し続けていた。しかし、コロナ禍の影響で生活スタイルが大きく変化。お家時間が増えた影響で、アマチュア局の新規開局やカムバックハムの増加などが功を奏し、鈍化スピードの鈍化傾向が再び現れだした

 

 

 アマチュア局は、1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年4月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けている。ピーク後に最高となった43万6,389局から76か月間で60,105局減少した。

 

 

●2022年7月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳

 

・1エリア(関東管内): 110,615局(110,778局)

・2エリア(東海管内): 48,204局(48,320局)

・3エリア(近畿管内): 45,500局(45,522局)

・4アリア(中国管内): 22,779局(22,806局)

・5エリア(四国管内): 17,436局(17,452局)

・6エリア(九州管内): 31,331局(31,385局)

・7エリア(東北管内): 39,386局(39,471局)

・8エリア(北海道管内):34,444局(34,502局)

・9エリア(北陸管内): 9,063局(9,083局)

・0エリア(信越管内): 15,339局(15,351局)

・6エリア(沖縄管内):  2,187局(2,187局)

 

※カッコ内の数字は2022年6月末の局数を表す

 

 

アマチュア局登録の多いエリア順に並べると、1エリア(関東管内)は11万局以上の登録があるが、2番目は2エリア(東海管内)で3位が3エリア(近畿管内)、そして4位には7エリア(東北管内)、5位は8エリア(北海道管内)、6位は6エリア(九州管内)と続く

2013年4月末から2022年7月末までのアマチュア局数の推移

 

 

 

 パーソナル無線局は、沖縄総合通信事務所管内が2020年7月末のデータから0局、北陸総合通信局管内が2020年12月末のデータから0局、四国総合通信局管内が2021年6月末のデータから0局、近畿総合通信局管内が2021年7月末のデータから0局、中国総合通信局管内と北海道総合通信局が2021年8月末のデータから0局、九州総合通信局管内、東北総合通信局管内、信越総合通信局管内が2021年10月末のデータから0局となり、それぞれの管内からパーソナル無線局は消滅。

 

 さらに、2021年11月末の時点では関東総合通信局管内と東海総合通信局管内の各1局が残っていたが、今回のデータでは0局になっている。最後の1局(関東管内)の免許有効期限が昨年(2021年)の12月19日までだったので、12月20日をもって「パーソナル無線」は完全に消滅している。

 

 

●関連リンク:
・無線局統計情報(総務省)
・Internet Explorer上でExcelファイルを開いた場合に発生する事象について(総務省)
・東日本大震災(ウィキペディア)

 

 

 


feed <高知県宿毛警察署と共同取り締まり>四国総合通信局、無線局の免許が失効した状態でアマチュア無線機を設置・運用していた無線従事者を摘発 (2022/9/9 12:25:37)

四国総合通信局は高知県宿毛警察署ともに、高知県宿毛市国道56号線において不法無線局の取り締まりを実施し、自己の運転する自家用車に無線局免許が失効した状態でアマチュア無線機を設置し、不法無線局を運用していた無線従事者の資格を持つ男を電波法違反で摘発した。

 

 

 

四国総合通信局が発表した内容は次のとおり。

 

 

 総務省四国総合通信局は、令和4年9月8日、高知県宿毛市国道56号線において、高知県宿毛警察署と不法無線局の共同取り締まりを実施し、下記の1名を電波法違反の容疑で摘発しました。

 

 

摘発した電波法違反の概要

 

被疑者: 高知県幡多郡黒潮町在住の男性(72歳)
容疑の概要: 不法無線局の開設(アマチュア無線機設置)
 無線従事者の資格を有していたが、自己の運転する自家用車に無線局免許が失効した状態でアマチュア無線機を設置し、不法無線局を開設した容疑。

 

 

取り締まりの様子および被疑者が使用していた無線設備 (報道資料から)

 

 

 

 

2.適用条文

 

(1)電波法第4条(無線局の開設)
「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下省略)」

 

(2)電波法第110条(罰則)
「次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
~第4条の規定による免許がないのに、無線局を開設した者(一部略)」

 

 

 

 四国総合通信局は「クリーンな電波利用環境を維持するため、今後も捜査機関と共同で不法無線局の取締りを実施していく方針です」と説明している。

 

 

 

●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで

 

 

 

●関連リンク: 四国総合通信局 不法無線局開設の容疑者を摘発≪高知県宿毛警察署と共同取締りを実施、1名を電波法違反容疑で摘発≫


feed <特集は「日本の鉄道ヒストリー」、付録「鉄道Bigニュースポスター」付き>誠文堂新光社が月刊誌「子供の科学」2022年10月号を刊行 (2022/9/9 12:05:18)

株式会社誠文堂新光社は2022年9月10 日(土 )に月刊誌「子供の科学」2022年10月号を刊行する。今号は特集が「日本の鉄道ヒストリー 、さらに「視力まるわかり 」「量子コンピュータの演算素子、世界最速を達成」といった記事も掲載している。また別冊付録として「鉄道Bigニュースポスター」がついてくる。価格は770円(税込み)。

 

 

「子供の科学」2022年10月号表紙

 

 

 hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。誠文堂新光社が刊行している月刊誌「子供の科学」は、大正13(1924)年9月の創刊という老舗雑誌だ。同誌が2015年に行った読者(小中学生が中心)アンケートによると、取ってみたい資格の第1位が「アマチュア無線」という結果になり、アマチュア無線界からも注目されている。

 

 また同誌は一昨年3月、「子供に科学の楽しさを96年間伝え続け、日本の理系親子が絶大の信頼を寄せている」として、日本の文化活動に著しく貢献した人物・グループに対して贈呈される吉川英治文化賞を受賞した。

 

 通巻1038号となる2022年10月号は、特集が「どう進歩した? 何が変わらない!? 日本の鉄道ヒストリー」、さらに「100年使える目をつくろう! 視力まるわかり」「量子コンピュータの演算素子、世界最速を達成」「段ボール工作 ビー玉コースター」といった記事も掲載している。また電子工作の「ポケデン」コーナーではトランジスタなどの電子部品を使わずに作るブザー「デンジブザー」を製作。別冊付録として「鉄道Bigニュースポスター」がついてくる。なお今号は情報コーナーに無線関連の情報は掲載されていない。

 

 

 

 同誌の購入は下記に掲載したAmazonリンクから可能だ。

 

 

 

 

●関連リンク:
・子供の科学2022年10月号はこんな内容だ(KoKa Net)
・中高生の科学 Kokademia(KoKa Net)

 

 

 


feed <消費電流の最適化、不具合の修正>エーオーアール、広帯域受信機「AR-DV10」の新ファームウェア v2205Aを公開 (2022/9/9 11:30:14)

株式会社エーオーアールは2022年9月7日、ハンディタイプの広帯域受信機「AR-DV10」の新ファームウェア「v2205A」を同社サイト上に公開した。新基板における消費電流の最適化、不具合の修正など合計4項目の改善、修正が図られている。

 

 

 

 

 以下、エーオーアールの発表から抜粋で紹介する。

 

●AR-DV10の新ファーム(v2205Aベータ版)

 

<機能の改善>

 新基板における消費電力を最適化しました(廃番になった部品が置換されるつど、改訂されます。正式な受信機仕様に変更はありません)。 このファームウェアは、すべての基板のバージョンに対応しています。

 

<不具合の修正>

・system.csv バックアップファイルへのショートカットキーの登録を修正。
・OFFSET 設定ページの不安定な動作を修正。
・COSPAS(オプション)のみ:ログ ページでの誤ったHEX形式の検出を修正。

 

 なお同社は、「念のため更新前にメモリーデータのバックアップを行ってください」と呼び掛けている。ファームウェア更新に関する注意事項など詳細は下記関連リンクを参照のこと。

 

 

 

●関連リンク: AR-DV10ファームウェア・リリースノート(エーオーアール)

 

 

 


feed <3.5~2400MHz帯まで(WARCバンドを除く)の電話/電信/デジタル>JARL岡山県支部、9月11日(日)9時から12時間「第35回 オール岡山コンテスト」を開催 (2022/9/9 11:00:28)

2022年9月11日(日)JARL岡山県支部主催の「第35回 オール岡山コンテスト」が、9時から21時まで50/144/430/1200/2400MHz帯、12時から21時まで3.5/7/14/21/28MHz帯で、国内のアマチュア局とSWLを対象に電話、電信、デジタルで行われる。「周波数帯によって開催時間が異なりますのでご注意ください」「事前の連絡をする場合がありますので、必ず9月8日以降、規約を掲載しているホームページをご確認ください」としている。

 

 

 

 交信対象は、県内局が「日本国内で運用するすべてのアマチュア局」、県外局が「岡山県内で運用するすべてのアマチュア局」となる。なお岡山県内に移動して運用する場合は、県内局に扱われる。

 

 ナンバー交換は、県内局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「市区郡ナンバー」、県外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「都府県および地域等ナンバー」となる。

 

 岡山県内から運用したニューカマー局(開局3年以内であることをサマリーシートに自己申告が必要)には記念品を進呈する。また、参加局の中(表彰された局を除くなど規定あり)から抽選で県内局・県外局の各1局に「岡山ふるさと賞」として、岡山県の名産品を進呈する。

 

 書類は電子ログまたは紙ログで提出の締め切りは10月1日(土)必着。詳しくは「第35回 オール岡山コンテスト規約」で確認してほしい。

 

 

「第35回 オール岡山コンテスト」の規約(一部抜粋)

 

 

●関連リンク:
・第35回 オール岡山コンテスト規約
・第35回 オール岡山コンテスト規約(PDF形式)
・オール岡山コンテスト規約FAQ
・JARL岡山県支部

 

 

 


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