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link hamlife.jp hamlife.jp (2024/9/25 15:05:27)

現在データベースには 5906 件のデータが登録されています。

feed 3エリア(近畿)、6エリア(九州)で更新--2021年8月5日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 (2021/8/5 12:25:06)

日本における、2021年8月5日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。8月に入り、さらに3エリア(近畿管内)の近畿総合通信局と6エリア(九州管内)の九州総合通信局から更新発表があった。

 

 

 

 各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。

 

 

 

 

 ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。

 

 その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。

 

 さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。

 

 また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。

 

 しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。

 

 このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。

 

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給

 

<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始

 

 

 

●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 


feed <「8J」「8N」で始まるコールサイン>2021年8月に運用されるJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局に関する情報 (2021/8/5 12:05:55)

2021年8月に運用が予定されているJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局に関する情報を紹介しよう。一時は新型コロナウイルス感染拡大の影響で自粛ムードが広がり、記念局の運用計画も縮小傾向にあった。しかし、三密(密閉・密集・密接)を避けながらの運用を取り入れ、新規開局を計画する記念局が増えてきている。

 

 

 

●2021年8月に運用されるJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局

 

 

 

 上記リストは2021年8月5日現在で有効な無線局免許のある記念局等を抜粋したもの。名称の後のカッコ内の記号は、1:JARL特別記念局、2:JARL特別局、N:JARL以外の記念局、A:ARISS局、E:体験局を意味する。なおこれらの局の違いについては、8j-station.infoの「記念局・臨時局とは」を参考にするとわかりやすい。

 

 

 

●関連リンク:
・8j-station.info
・特別局及び特別記念局の開設基準(PDF形式/JARL Web)
・JARL特別局または特別記念局を開設するには…(JARL Web)

 

 

 


feed <総務省の「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」でヒット!>八重洲無線、新機種「FT5D」「FTM-6000/S」を開発中か? (2021/8/5 11:30:28)

総務省の電波利用ホームページにある「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」コーナーでは、現在までに登録証明機関などによる「技術基準適合証明」や「工事設計認証」を取得した無線機器の検索が可能だ。このほど同コーナーで検索を行ったところ、八重洲無線株式会社が今年5月に「FTM-6000」「FTM-6000S」、6月に「FT5D」というアマチュア機の工事設計認証を取得していることがわかった。

 

 

総務省の電波利用ホームページにある「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」コーナー

 

 

 総務省の電波利用ホームページにある「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」コーナーでは、平成11年3月以降に技術基準適合証明等を受けた機器の検索が可能だ。ここで機関名を「(一財)日本アマチュア無線振興協会」(アマチュア機の技適や工事設計認証を行っているJARDのこと)を選んで検索すると、思いがけない機種の技適(認証)情報に遭遇することがある。

 

 このほどhamlife.jpが検索を行ったところ、八重洲無線の「FTM-6000」「FTM-6000S」「FT5D」という、見慣れない機種名の無線機器がヒットした。詳細は次のとおり。

 

 

★「FTM-6000」「FTM-6000S」
 令和3年5月19日にJARDによる特定無線設備(アマチュア機)の工事設計認証を取得。144/430MHz帯のアナログFM(F2D、F3E)の50W機(FTM-6000)と20W機(FTM-6000S)で、C4FMなどのデジタルモードは搭載していないようだ。型番の「FTM」からモービル機の可能性が高い。

 

FTM-6000の工事設計認証情報

FTM-6000Sの工事設計認証情報

 

 

★「FT5D」
 令和3年6月23日にJARDによる特定無線設備(アマチュア機)の工事設計認証を取得。144/430MHz帯のF1D、F2D、F3E、F7Wに対応した5W機。アナログFMのほか、C4FMデジタルモードとデータ通信(APRSか?)にも対応したハンディ機と推測できる。
 なおFT5DはBluetoothも搭載しているようで、令和3年6月18日に2.4GHz帯高度化小電力データ通信システムである「F1D、G1D 2441MHzの工事設計認証も取得している。

 

FT5Dの工事設計認証情報

FT5Dの工事設計認証情報(テレコムエンジニアリングセンターによる特定無線設備の証明)

 

 

 「FTM-6000」「FTM-6000S」「FT5D」のいずれも、日本の電波法に基づく工事設計認証を取得していることから、日本国内での販売が想定されている新製品と推測できる。同社からの正式アナウンスに期待したい。

 

 

 

●関連リンク:
・技術基準適合証明等を受けた機器の検索(総務省 電波利用ホームページ)
・登録証明機関による工事設計認証に関する詳細情報 002-210009 FT5D(総務省 電波利用ホームページ)
・登録証明機関による工事設計認証に関する詳細情報 002-210005 FTM-6000(総務省 電波利用ホームページ)

 

 

 


feed <呼び出し方法を「管内局」と「管外局」に分類>8月9日(月・休)9時から12時間、JARL上川宗谷支部主催「2021年(第5回)上川宗谷支部コンテスト」開催 (2021/8/5 10:00:51)

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)上川宗谷支部は、2021年8月9日(月・休)9時から21時までの12時間にわたり、日本国内のアマチュア局を対象に1.9/3.5/7/14/21/28/50/144/430MHz帯の各アマチュアバンドの電話と電信で「2021年(第5回)上川宗谷支部コンテスト」を開催する。呼び出し方法を「管内局」と「管外局」に分類したほか、エントリーはいずれか1種目のみ。なお、例年「山の日」に開催される同コンテストは、今年は東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に伴って祝日が変更され、フィールドデーコンテストと重複することから、今年に限り「山の日」の振替休日である8月9日(月)の開催となっている。

 

 

 

 呼び出し方法は電信の管内局が「CQ KS TEST」、管外局が「CQ KSX TEST」、電話の管内局が「CQ上川宗谷支部コンテスト」、管外局が「CQ上川宗谷支部コンテスト管外局」。ナンバー交換は、管内局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「支部市町村ナンバー」、管外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「都府県振興局ナンバー」となる。

 

 得点は、管内局が国内のアマチュア無線局との完全な交信を1点、管外局が管内局(移動含む)のアマチュア局との完全な交信を1点とする。 同一バンド内での重複交信は、1交信を除き、電波型式が異なっても得点にならない。

 

 マルチプライヤーは、管内局が都府県振興局ナンバーおよび市町村ナンバー、管外局が支部市町村ナンバー数(5市25町3村=33)となる。

 

 紙ログと電子ログの締め切りは9月10日(金)消印有効。詳しくは「2021年(第5回)上川宗谷支部コンテスト規約」で確認してほしい。

 

 

「2021年(第5回)上川宗谷支部コンテスト」の規約(一部抜粋)

 

 

●関連リンク:
・2021年(第5回)上川宗谷支部コンテスト規約
・2021年(第5回)上川宗谷支部コンテスト規約(PDF形式)
・JARL上川宗谷支部

 

 

 


feed <田無タワー(東京都西東京市)から「JA1TOKYO」運用開始>アマチュア無線番組「QRL」、第481回放送をポッドキャストで公開 (2021/8/5 8:30:38)

東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2021年7月29日夜に放送した第481回分がアップされた。

 

 

 2021年7月29日(第481回)の特集は「田無タワーからJA1TOKYO運用開始」。7月16日から東京2020オリンピック・パラリンピックの特別記念局「JA1TOKYO」の運用が始まった。運用場所はFM西東京のある「田無タワー(スカイタワー西東京)」で(8月8日まで。その後は東京都豊島区のJARL事務局でQRV予定)、鈴木氏もその開局式典に立ち会ったという。今回はそのJA1TOKYOの開局・運用エピソードを紹介した。

 

 

 番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。

 

 

 

●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第481回放送
・QRL Facebookページ

 

 

 


feed <免許を受けず船舶電話用無線局やアマチュア無線局を開設>信越総合通信局、無線従事者2名に対し42日間の従事停止行政処分 (2021/8/4 18:00:46)

8月2日、信越総合通信局は免許を受けずに船舶電話用無線用の無線設備を不法に設置していた無線従事者(第三級海上特殊無線技士、第四級アマチュア無線技士)と、同じく免許を受けずダンプカーにアマチュア無線局を開設していた無線従事者(第三級アマチュア無線技士、第四級アマチュア無線技士)の2名に対し、42日間にわたる無線従事者の従事停止の行政処分を行った。なお本件は、今年5月( 2021年5月27日記事 )、6月( 2021年6月10日記事 )に実施した捜査機関との共同取り締まりにより、不法な無線局を開設した者を摘発。電波法に基づき行政処分を実施したものである。

 

 

「令和3年度電波利用環境保護活動用」のPRポスターに、元グラビアアイドルで現在は女優やタレントとして活躍している「橋本マナミ」を起用

 

 

信越総合通信局が発表した処分内容は次のとおり。

 

 

 信越総合通信局は、総務大臣の免許を受けずに無線局を開設した無線従事者2名に対し、以下のとおり、無線従事者の従事停止とする行政処分を行いました。

 

 良好な電波利用環境を維持するため、信越総合通信局は、警察や海上保安庁と共同で、路上や港湾で不法無線局の取り締まりを実施しています。

 

 今回の行政処分は、本年5月および6月に実施した共同取り締まりにより不法な無線局を開設した者に対し、電波法に基づき無線従事者の従事停止処分を行うものです。

 

 

1.違反の概要および行政処分の内容

 

被処分者: 新潟県新潟市在住の70歳代男性
違反概要: 免許を受けずに船舶電話用の無線設備を船舶に設置し、不法無線局を開設した。
処分内容: 本年8月2日から42日間、無線従事者(第三級海上特殊無線技士、第四級アマチュア無線技士)の従事停止処分

 

被処分者: 長野県松本市在住の70歳代男性
違反概要: 免許を受けずにアマチュア無線用の無線設備を車両に設置し、不法無線局を開設した。
処分内容: 本年8月2日から42日間、無線従事者(第三級アマチュア無線技士、第四級アマチュア無線技士)の従事停止処分

 

 

2.行政処分の根拠

 

 無線従事者の従事停止処分は、電波法第79条第1項に基づくものです。

 

 

 

【参考】電波法(昭和25年法律第131号)(抜粋)

 

 無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)

 

第79条第1項(無線従事者の免許の取り消し等)

 

 総務大臣は、無線従事者が次の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は3箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
 一  この法律若しくはこの法律に基く命令又はこれらに基く処分に違反したとき。(以下略)

 

 

 

 信越総合通信局は「今後も、電波法違反に対しては厳正に対処してまいります」と説明している。

 

 

↓この記事もチェック

 

信越総合通信局、長野県安曇野警察署ともに免許を受けずダンプカーにアマチュア無線機を不法設置していた男を摘発

 

<海上保安庁新潟海上保安部と取り締まり>信越総合通信局、船舶に不法無線局(船舶電話用無線)を開設した船員を摘発

 

 

 

●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで

 

 

 

●関連リンク: 信越総合通信局 電波法違反の無線従事者に対する行政処分~不法無線局を開設した無線従事者の従事停止~

 

 

 


feed <1,000局近く/月の減少ペースで推移>総務省が2021年6月末のアマチュア局数を公表、前月より948局少ない38万4,482局 (2021/8/4 12:25:30)

2021年8月3日、総務省は2021年6月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると前回の2021年5月末のデータから1か月間で948局減少し、384,482局となった。一方、一部有効期限の残っている局を除き2015年11月末で使用期限を迎えた「パーソナル無線」は、2021年6月末の時点で48局が免許登録している。この1か月の間に29局が廃局となったと思われる。

 

 

2012年以前は1か月間に1,000局から2,000局単位でアマチュア局が減少。2013年以降は「東日本大震災」による開局ブーム!?の影響で減少数も落ち着いてきたが、5年ごとに行うアマチュア局の更新手続き(再免許申請)の煩わしさの影響からか、5年経過したタイミングの2017年12月末から、ほぼ毎月1,000局以上減少し続けていた。しかし、コロナ禍の影響で生活スタイルが大きく変化。お家時間が増えた影響か、アマチュア局の新規開局やカムバックハムの増加などが理由なのか、鈍化スピードの鈍化傾向が再び現れだした

 

 

 アマチュア局は、1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けている。ピーク後に最高となった43万6,389局から63か月間で51,907局減少したことになる。

 

 

対前月比での減少数推移を見ると、ほぼ毎月1,000局以上減少し続けていたが、直近では減少スピードの鈍化傾向が続いていることがわかるだろう

2013年4月末から2021年6月末までのアマチュア局数の推移。2021年5月末から1か月間で948局減少し38万4,482局となった

 

●2021年6月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳

 

・1エリア(関東管内): 112,245局(112,565局)

・2エリア(東海管内): 49,481局(49,684局)

・3エリア(近畿管内): 46,371局(46,383局)

・4アリア(中国管内): 23,364局(23,398局)

・5エリア(四国管内): 17,765局(17,810局)

・6エリア(九州管内): 31,979局(32,051局)

・7エリア(東北管内): 40,682局(40,818局)

・8エリア(北海道管内):35,273局(35,381局)

・9エリア(北陸管内): 9,365局(9,374局)

・0エリア(信越管内): 15,741局(15,762局)

・6エリア(沖縄管内):  2,216局(2,204局)

 

※カッコ内の数字は2021年5月末の局数を表す

 

アマチュア局登録の多いエリア順に並べると、1エリア(関東管内)は11万局以上の登録があるが、2番目は2エリア(東海管内)で3位が3エリア(近畿管内)、そして4位には7エリア(東北管内)、5位は8エリア(北海道管内)、6位は6エリア(九州管内)と続く

 

 

 なお、沖縄総合通信事務所管内のパーソナル無線局は2020年7月末のデータから0局、また北陸総合通信局管内のパーソナル無線局も2020年12月末のデータから0局、さらに四国総合通信局管内のパーソナル無線局も2021年6月末のデータから0局となり、それぞれの管内からパーソナル無線局は消滅している。

 

 

●2021年6月末、パーソナル無線局の各管内局数内訳

 

・関東管内: 12局(23局)

・東海管内: 7局(11局)

・近畿管内: 2局(2局)

・中国管内: 2局(2局)

・四国管内: 0局(1局)

・九州管内: 9局(14局)

・東北管内: 4局(10局)

・北海道管内: 8局(8局)

・北陸管内: 0局(0局)

・信越管内: 4局(6局)

・沖縄管内: 0局(0局)

・沖縄管内: 0局(0局)

 

※カッコ内の数字は2021年5月末の局数を表す

 

 

●関連リンク:
・無線局統計情報(総務省)
・Internet Explorer上でExcelファイルを開いた場合に発生する事象について(総務省)
・東日本大震災(ウィキペディア)

 

 

 


feed <チャンスは2回、受信できそうなのは沖縄?>モスクワ航空大学のSSTV活動、8月6日と7日、国際宇宙ステーションから145.80MHzでSSTV画像送信 (2021/8/4 12:05:41)

モスクワ地域を対象に期間限定でISS(国際宇宙ステーション)からアマチュア無線バンドを使ってSSTV(Slow Scan Television)画像を送信する実験が、日本時間の2021年8月6日(金)19時50分から翌7日(土)4時10分までと、8月7日(土)18時50分から翌8日(日)0時55分までの2回行われる(日時など変更される場合もある)。期間中に、ISSが九州以西を通過するパスは2回あるが、良好に受信できそうなのは沖縄で、九州の一部では設備とロケーション次第で可能かもしれない。

 

 

ARRL NEWSから

 

 今回の実験は「Moscow Aviation Institute(モスクワ航空研究所/国立研究大学)」、通称「MVI」のSSTV活動の一環として実施されるもので、ISSからのSSTV送信周波数は145.80MHz(ドップラーシフトによる5kHz程度の偏差あり)のFMモードで、コールサインは「RS0ISS」が使用されると思われる。

 

 日本各地の衛星通過時刻の予報は記事下の関連リンクから「JAMSAT(日本アマチュア衛星通信協会)」の公表データから、21地点のパスが確認できるので参考にするといいだろう。

 

 

<参考>運用期間中、九州・沖縄におけるISSの飛来時刻
(時刻はJST、JAMSAT公表のデータから)

 

◆沖縄県那覇市

★8月6日(金)
見え始め:21時02分05秒(方位角298度)
見え終わり:21時11分49秒(方位角170度)
ピーク時の仰角:17.2度

 

★8月7日(土)
見え始め:20時14分25秒(方位角308度)
見え終わり:20時25分01秒(方位角156度)
ピーク時の仰角:33.9度

 

 

◆福岡県福岡市

★8月6日(金)
見え始め:21時02分03秒(方位角278度)
見え終わり:21時09分14秒(方位角194度)
ピーク時の仰角:5.9度

 

★8月7日(土)
見え始め:20時14分01秒(方位角290度)
見え終わり:20時23分04秒(方位角177度)
ピーク時の仰角:12.4度

 

 

◆鹿児島県鹿児島市

★8月6日(金)
見え始め:21時02分15秒(方位角282度)
見え終わり:21時10分00秒(方位角190度)
ピーク時の仰角:7.3度

 

★8月7日(土
見え始め:20時14分16秒(方位角294度)
見え終わり:20時23分41秒(方位角173度)
ピーク時の仰角:14.6度

 

 

 

 

 

「Moscow Aviation Institute(モスクワ航空研究所/国立研究大学)」は、航空、宇宙、ロケットなどの技術教育・育成を行うるロシアの高等教育機関で、モスクワ工科大学の航空力学学部の一部として、旧ソビエト社会主義共和国連邦当時の1930年に創設された。

 

 今回、同機関が行うSSTV活動の一環として、主にモスクワ地域を対象に期間限定で、国際宇宙ステーション(ISS)からアマチュア無線バンドの145.80MHzを使ってSSTV画像を送信する実験が行われる。

 

 使用される周波数は145.80MHz(ドップラーシフトによる5kHz程度の偏差あり)で、FMモードにSSTV信号(PD120)を載せて送信される。ISSの軌道はインターネット上で公開されているほか、「ISSディテクター」など便利なスマホアプリもある。

 

 なお、ISSから送信されるSSTV信号は、ロシアのISSサービスモジュールに搭載されているJVCケンウッド製のセパレート型V・UHF帯トランシーバー「TM-D710E」から送られる。

 

 

アマチュア無線機「TM-D710E」がロシアのISSサービスモジュールに搭載されている

 

 

 受信方法などは、下記関連リンク「ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)」などが詳しい。また、最新のスケジュールは関連リンクの「ARISS-SSTV images」で確認できる。

 

 また、地上で受信できた画像は、オンラインで投稿(画像アップロード)でき、「ARISS SSTVギャラリー」で閲覧ができる。過去に実施されたISSから送信されたSSTV画像は多くの局が受信に成功し、TwitterやFacebookなどで受信画像がアップされている。

 

 

 

 

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<437.80MHzを受信してみよう>国際宇宙ステーション(ISS)に次世代のアマチュア無線システム設置、144/430MHz帯のクロスバンドレピータが運用開始

 

 

 

●関連リンク:
・August 2021 MAI-75 SSTV(ARISS-SSTV images)
・SSTV Transmissions Scheduled from ISS(ARRL NEWS)
・Moscow Aviation Institute(モスクワ航空研究所/国立研究大学)
・モスクワ航空研究所/国立研究大学(教育と開発に関するポータル)
・ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)
・SSTV通信ソフト MMSSTV
・日本各地の衛星通過時刻の予報(JAMSAT/日本アマチュア衛星通信協会)
・「きぼう」を見よう(JAXA)
・ISSディテクター(Google Play)
・TM-D710E Caracteristiques(KENWOOD France)

 

 

 


feed <今回から1.9MHz帯追加、開催時間帯などが変更>8月7日(土)21時から8月8日(日)15時まで、JARL主催「第64回 フィールドデーコンテスト」開催 (2021/8/4 10:30:16)

毎年8月の最初の土日に行われる一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)主催の「フィールドデーコンテスト(FD)」。今年は8月7日(土)21時から8月8日(日)15時までの18時間にわたり、1.9/3.5/7/14/21/28/50/144/430MHz帯と1200MHz帯以上の各アマチュアバンド、計43種目で開催される。今回から1.9MHz帯がコンテスト周波数に含まれ、また開催時間が2014年までと同じ「土曜21時から日曜15時まで」に変更された。移動運用がメインのコンテストなので、最大送信出力はすべての局で50W以下(電話部門のすべての種目は10W以下。ただし50~430MHz帯では20W以下)。新型コロナウィルス感染拡大が懸念されているが、移動運用、マルチオペ部門を含めて規約通り開催されるという。終了後の書類提出期限も短くなっているので注意しよう。

 

 

 

 日本国内のアマチュア局、およびSWLを対象にした「第64回 フィールドデーコンテスト」が8月7日(土)21時から8月8日(日)15時までの18時間にわたり開催される。“移動運用が主体”のコンテストであるため、より多くの局から呼ばれることを期待して、ロケーションの良い場所や珍市郡区町村に移動して参戦するケースが多いことでも知られているコンテストだ。今回から開催時間帯の変更と1.9MHz帯の追加が行われている点に注意したい。

 

 新型コロナウィルス感染の拡大が懸念されるが、JARLコンテスト委員会では「手洗いの徹底・マスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保、密閉、密集、密接となる行動を避けるよう、参加者は各自注意を払ってください。 特に緊急事態宣言やまん延防止等重点処置が実施されている各自治体においては、各自治体からの要請にも各自注意を払い、ご参加をお願いします」と案内している。

 

 交換するナンバーは、1.9~1200MHz帯が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す都府県地域等ナンバー」+「空中線電力を表すアルファベット1文字」、2.4GHz帯以上は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す市郡区ナンバー」+「空中線電力を表すアルファベット1文字」となる。

 

 空中線電力を表すアルファベットは「10W(20W)を超え50W以下」が「M」、「5Wを超え10W(20W)以下」が「L」、「5W以下」は「P」。部門には、「オールバンドモーニング」という、日曜日の午前6時から12時までの6時間のみ運用で競うユニークものも設定されており、全部で43種目にも及ぶ。

 

 ログ提出の締め切りは8月18日(水)までと、従来よりも繰り上がっている。マルチプライヤーや局種係数など、詳しいルールなどは、下記の「第64回 フィールドデーコンテスト規約」で確認してほしい。

 

 

「第64回 フィールドデーコンテスト」の規約

 

 

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●関連リンク:
・第64回 フィールドデーコンテスト規約(JARL Web)
・コンテストガイドラインFAQ フィールドデーコンテストについて(JARL Web)
・コンテスト規定・規約の一部改正について(JARL Web)
・E-LOG MAKER のダウンロード(JARL Web)
・JARLコンテスト電子ログサマリー作成ページ(JARL Web)
・一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL Web)

 

 

 


feed <OMハムとオリンピック>「OMのラウンドQSO」第270回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 (2021/8/4 9:30:21)

「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから5周年を迎え、レギュラー陣の平均年齢も74歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。

 

 

 

 新たに音声ファイルが公開されたのは、2021年8月1日(日)21時30分からの第270回放送。前半はオリンピックの気になる競技(卓球、スケートボード)や、東京2020記念局(JA1TOKYO)との交信について。なお番組中で疑問が出た「1964年の東京五輪」だが、アマチュア無線の記念局開設は行われず(記念局という枠組み自体がなかった)、五輪マーク入りの規格QSLカードを希望者に頒布する程度の対応だった。

 

 番組後半の一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」は、JARD理事で一橋大学名誉教授の7M3TJZ 安田 聖氏が初登場。アマチュア無線を活用したNASAの教育プログラム「ARISSスクールコンタクト」についてを説明した。

 

 

 番組音源は下記関連リンクにあるページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。最近FMぱるるんのWebサイトがリニューアルし、番組音源公開ページが変更になっているので注意が必要だ(「CQ ham for girls」「Radio JARL.com」も変更されている)。放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。

 

 

 

●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)

 

 

 


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