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link hamlife.jp hamlife.jp (2024/9/24 19:05:26)

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feed <近年まれにみる参加局数の増加(1,818局)を記録>JARL、「第41回(2020)全市全郡コンテスト」の結果をWebサイトで発表 (2021/3/5 11:30:38)

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、2020年10月10日(土)~11日(日)に開催した「第41回(2020)全市全郡コンテスト」の結果を同連盟のWebサイト上で発表した。今回の参加局数は電話部門が120局(前回は73局)、電信部門が696局(前回は482局)、電信電話部門が1,002局(前回は674局)、合計1,818局(前回は1,229局)だった。一昨年に開催された第40回(2019)の同コンテストでは、開始時において関東地方や甲信地方、東北地方などで記録的な大雨となり、甚大な被害をもたらした「令和元年台風第19号(令和元年東日本台風)」と時期が重なったため参加局が少なかったが、今回はコロナ禍の影響で“お家時間”が増えたこともあってか、参加局数が近年まれにみる大幅な増加となった。

 

 

「第41回(2020) 全市全郡コンテスト」の「エリア別参加局数」を見ると、毎年の傾向として圧倒的に1エリアからのエントリーが多い(同Webサイトから)

 

 

 2019年10月12日(土)から13日(日)にかけて開催された「第40回(2019) 全市全郡コンテスト」の結果がJARLから発表された。コンテスト期間中、常設局のいない珍しい場所からの移動運用も盛んなことから、JCCやJCGハンターにとって毎回注目のコンテストの1つ。JARL主催が主催するコンテストの中でも参加局が多い。

 

 今回の参加局数は電話部門が120局(前回は73局)、電信部門が696局(前回は482局)、電信電話部門が1,002局(前回は674局)、合計1,818局(前回は1,229局)、2年前は1,523、3年前は1,700局、4年前は1,577局、5年前は1,583局、6年前は1,544局、7年前は1,639局)と、前回より589局増えた。

 

 なおJARLでは、発表された結果に対して「順位に対するクレームは、書面をもって具体的な違反の事実を明記し、かつ違反の事実を証明する資料を添え、記名・捺印のうえ2021年4月20日までにJARL会員部会員課宛てお送りください」とアナウンスしている。

 

 

「部門種目別参加局数」では「シングルオペ・オールバンド(M)」が相変わらず一番人気。そのほか「シングルオペ・シルバー」に200局に迫るエントリーがあった(同Webサイトから)

 

 

●関連リンク: 第41回(2020)全市全郡コンテスト結果(JARL Web)

 

 

 


feed <電波法違反! 無線局の免許を受けずに運用>中国総合通信局、岡山県在住の第四級アマチュア無線技士に対し17日間の行政処分 (2021/3/4 18:00:46)

中国総合通信局は、無線局の免許を受けずに自己の運転する車両に開設したアマチュア局を運用していた電波法第4条の違反行為により、岡山県笠岡市在住の第四級アマチュア無線技士の資格を有する無線従事者に対し、その業務に従事することを17日間停止する行政処分を行った。

 

 

「令和2年度電波利用環境保護活動用」のPRポスターに、元グラビアアイドルで現在は女優やタレントとして活躍している「壇蜜」が起用された

 

 

中国総合通信局が行った、行政処分の発表内容は以下のとおり。

 

 

 中国総合通信局は、総務大臣の免許を受けずに無線局を運用した岡山県笠岡市在住の無線従事者1名に対して、電波法第79条第1項に基づき、本日、従事停止処分を行いました。

 

1.違反の概要
 岡山県笠岡市在住の無線従事者(男性60歳)は、無線局の免許を受けずに、自己の運転する車両に開設したアマチュア局を運用していたもので、電波法第4条に違反することから、次のとおり処分を行いました。

 

被処分者: 岡山県笠岡市在住の男性 60歳
違反の内容: 不法アマチュア無線局を開設し、電波法第4条に違反した。
行政処分の内容: 無線従事者(第四級アマチュア無線技士)として、その業務に従事することを、本日から17日間停止する。

 

 

2.行政処分の根拠

 

 無線従事者の従事停止処分は、電波法第79条第1項に基づくものです。

 

《参考》電波法違反適用条文(抜粋)

 

電波法第4条(無線局の開設)
 無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。
 (以下省略)

 

電波法第79条第1項(無線従事者の免許の取消し等)
 総務大臣は、無線従事者が左の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は三箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
 一 この法律若しくはこの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したとき。
 (以下省略)

 

 

 

 中国総合通信局は「地域の皆様が安心して電波を利用できるよう、今後も、法令遵守に関する周知の徹底や電波監視を強化することにより、安心・安全な社会づくりに取り組んでまいります」と説明している。

 

 

●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで

 

 

 

●関連リンク: 北海道総合通信局 電波法違反の無線従事者に対する行政処分

 

 

 


feed <アンテナケーブル配線が原因か?>国際宇宙ステーション(ISS)のアマチュア無線機、異常続く (2021/3/4 12:30:25)

2021年1月27日に国際宇宙ステーション(ISS)のコロンバスモジュールに搭載されているアマチュア無線機(コールサイン「NA1SS」で使用)のアンテナケーブルを交換して以来、異常が発生し通信不能の状態が続いている。このため「ARISSスクールコンタクト」はロシアのサービスモジュールに設置されているRS0ISSの無線機で行われている。最新情報を3月3日付けのARRL NEWSから抜粋・抄訳で紹介する。

 

 

国際宇宙ステーション(ARRL NEWSより)

 

 

 ARISSの国際委員長であるフランク・バウアー氏(KA3HDO)は、ARISSチームがNASA(アメリカ航空宇宙局)やESA(欧州宇宙機関)と密接に協力し、ISSのコロンバスモジュールに搭載されているNA1SSの無線システムが使用できなくなった異常の原因を特定中であると報告している。

 

 今回発生した異常は、1月27日に行った宇宙遊泳の際に宇宙飛行士がバルトロメオ(注:ESAによる民間向けの暴露型実験モジュール。コロンバスモジュールの外側に取り付けられている)のペイロード機能の試運転を支援するため、新しいアンテナケーブルを設置したことに起因している。この作業にはARISSで使用している無線システムとアンテナの再配線も含んでいた。今回の異常発生によりARISSスクールコンタクトは当面の間、ISSのロシアサービスモジュールの無線機を使って行われている。

 

 バウアー氏は今週、「NASAやESAとの調整を経て、ARISSは3つの異なるケーブル構成によるテストをAPRSで行い、コロンバスにあるARISSの無線システムの運用を決定する」と説明した。「ARISSは今後数日間、APRSの標準運用周波数である145.825MHzを使ってAPRS機能を使用した一連のテストを行う。ISSのクルーは定期的に無線機をシャットダウンしてケーブルを交換するので、無線システムとケーブルのトラブルシューティングができます」としている。バウアー氏によると正確なケーブル交換時期はクルーの空き状況に依存するが、3月3日には終了する予定だという。

 

 バウアー氏によると「もしこのテストが失敗した場合、3月5日の宇宙遊泳の際に時間が許せば、ARISSのケーブルを1月27日以前の構成に戻すことにする」と説明している。(ARRLニュース3月3日 ※許可を受けて抄訳/(C)ARRL)

 

 

 

●関連リンク: ARISS, NASA, and ESA Continue to Probe Amateur Radio Problems on ISS(ARRL NEWS)

 

 

 


feed <BCL情報などを中心に充実の全138ページ>秋葉原BCLクラブ会報誌「ABC 50’s」Vol.8をPDF版で無料公開 (2021/3/4 12:05:37)

短波帯で行われている国際放送をはじめ、さまざまなラジオ放送を聞いて楽しむ趣味「BCL(Broadcasting Listening/Listeners)」。アクティブなBCLファンが集まる「秋葉原BCLクラブ」は、“50代からのBCLマニュアル”として同クラブの会報誌「ABC 50’s」Vol.8を刊行した。全138ページにわたり、会員からの投稿などBCLを中心とした盛りだくさんの内容で構成されている。最新版の会報がPDF版が無料で公開され、Webサイトから圧縮ファイルをダウンロードすることができる。

 

 

秋葉原BCLクラブ会報「ABC 50’s」Vol.8の表紙。「今回から表紙は愛読者の『ご自慢のシャックや受信機』で飾っていくことになりました。第1回は秋葉原BCLクラブ創設者で昨年末に運営から退かれましたせきやま☆れいわさんご自慢の受信機」と紹介

 

 

●「ABC 50’s」Vol.8目次

 

・プロジェクトのリスニングとコンテストステーションの組み立て
・無線局開設の理由 ~FM補完中継局(ワイド FM)編~
・路側ラジオの記録
・ベリカードの中の風景1(東京都文京区)
・新潟県民エフエム閉局 ~無線局免許廃止までのドキュメント~
・開局訪問・移動受信の旅2020
・BCL旅日記2020年4月~9月
・ROK技術倶楽部の受信戦略
・北海道フレトイ展望台DXペディション
・北海道フレトイ展望台DXペディ受信リスト
・2020年12月におけるEX-BandでのTPDX受信記録から
・アンテナ雑感
・林式同調型ループアンテナ(パッシブタイプ)
・ラジオキット製作となんちゃってラジオ化
・れいわのラジオの殿堂 TECSUN PL-330 のファーストインプレッション
・SONY ICF-M780SLインプレッション(前編)
・インターネットラジオに思う。
・おたより
・BCLとのお付き合い
・Appendix
・表紙画像募集のお知らせ
・投稿募集のお知らせ

 

※秋葉原BCLクラブ会報誌「ABC 50’s」Vol.8の誌面から一部抜粋

 

 

 

 同会報では「ここれからもみなさまに愛される『BCLファンの情報誌』を目指してがんばりたいと思います。応援よろしくお願いします。『ABC50’s『ではご感想、ご投稿をお待ちしています。以下の会報原稿入稿フォームからお気軽にお寄せください」として、読者からの自己紹介や近況報告、日々の活動の様子、研究レポートなど、BCLに関する情報を広く募集している。

 

 

「ABC 50’s」は年2回発刊、次号は2021年秋を予定している。

 

 

 

●関連リンク:
・秋葉原BCLクラブ会報「ABC50’s」Vol.8(ZIP圧縮/ダウンロード後に解凍)
・BCLは趣味の王様

 

 

 


feed <「名古屋ウィメンズマラソン2021」FPU中継のため>3月14日(日)、愛知県名古屋市と周辺の1200MHz帯レピータが停波 (2021/3/4 11:00:29)

2021年3月14日(日)に愛知県名古屋市内をコースとして開催される「名古屋ウィメンズマラソン2021」では、テレビ生中継のため1200MHz帯を一次業務のFPU(放送事業用無線局)が使用する。このため名古屋市とその周辺の1200MHz帯レピータ(D-STAR/アナログ)が、3月14日(日)の7~15時に停波を行う。JARL D-STAR NEWSが利用者に注意を呼びかけている。

 

 

「名古屋ウイメンズマラソン2021」の開催を伝える、東海テレビ放送のWebサイトより

 

 

 テレビ局の生中継などで使用する放送事業用無線局(FPU=Field Pickup)が、一次業務として1200MHz帯を使用するケースが増えている。3月14日(日)の「名古屋ウィメンズマラソン2021」では東海テレビ放送が生中継を行うため、干渉の可能性がある名古屋市内と周辺の1200MHz帯アマチュア無線レピータに対し、運用調整(停波)要請があったという。同マラソンにおける停波要請はこれで5年連続となったが、停波要請の時間帯は年々短くなり、今年はついに大会当日の1日間だけとなった。

 

 JARL D-STAR NEWSで発表された、停止するレピータと停波要請の時間帯を整理して紹介しよう。なおレピータ局によっては管理上の都合などから、要請のあった時間帯よりも長く停波することもありえるので注意が必要だ。またここで発表されているD-STARレピータ以外に、名古屋市と尾張の一部のアナログレピータの1200MHz帯も停波するという。

 

 

<停止する1200MHz帯レピータ局>

(1)JP2YGE(愛知県名古屋市熱田区神宮)※現在は別事由で停波中
  DV 1291.69MHz、DD 1290.125MHz

 

(2)JP2YGG(愛知県名古屋市昭和区妙見町)
  DV 1291.67MHz、DD 1290.375MHz

 

(3)JP2YGI(愛知県名古屋市千種区不老町)
  DV 1291.63MHz、DD 1270.125MHz

 

(4)JP2YGK(愛知県春日井市鳥居松町)
  DV 1291.65MHz、DD 1290.625MHz

 

<停波要請時間>
2020年3月14日(日)7~15時の間
※実際の停波時間は各レピータにより前後することがある

 

 詳細は下記関連リンクのJARL D-STAR NEWS参照のこと。

 

 

 

●関連リンク:
・2エリアネットワークの1200MHz帯一時停波のお知らせ(JARL D-STAR NEWS)
・名古屋ウィメンズマラソン2021
・名古屋ウィメンズマラソン2021 コース図

 

 

 


feed ARRL主催の電話部門DXコンテスト、3月6日(土)から48時間にわたり「ARRL International DX Contest Phone」開催 (2021/3/4 10:00:18)

日本時間の2020年3月6日(土)9時から3月8日(月)9時までの48時間、160/80/40/20/15/10mの各バンドで、ARRL主催の電話部門DXコンテスト「ARRL International DX Contest Phone」が開催される。

 

 

 

 コンテストのナンバー交換はW/VE局(Alaska、Hawaiiを除くUnited StatesとDIstrict of Columbia、DXCCエンティティのSt Paul Island、 Sable Islandを除くカナダの地域、領土)が「RS符号による相手局のシグナルレポート」+「州名/Province名」、そのほかの局(DX局)は「RS符号による相手局のシグナルレポート」+「送信出力(おおよその送信出力を示す数字または略号)」となる。

 

 ログ提出の締め切りは日本時間の3月15日(月)8時59分まで。詳しいルールは主催者Webサイトで確認のこと。

 

 

「ARRL International DX Contest Phone」の規約(一部抜粋)

 

 

 

●関連リンク:
・ARRL International DX Contest Phone(英語)
・ARRL International DX Contest Phone(英語/PDF形式)
・ARRL主催コンテスト一般規約(日本語/PDF形式)
・ARRL International DX Contest HFコンテスト-一般ルール(日本語:参考/PDF形式)
・ARRL International DX Contest規約(日本語:参考/PDF形式)

 

 

 


feed <最近の話題>アマチュア無線番組「QRL」、第460回放送をポッドキャストで公開 (2021/3/4 9:00:17)

東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2021年2月25日夜に放送した第460回分がアップされた。

 

 

 2021年2月25日(第460回)の特集は「最近の話題」。まず番組主催で3月1日からスタートする「第1回QRL QSOパーティ」の趣旨について説明、続いて2月20~22日(JST)に行われた「ARRL International DX Contest」電信部門をワッチしての感想と、2月28日の「Web JAIAフェア」の案内を行った。

 

 

 番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。

 

 

 

●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第460回放送
・QRL Facebookページ

 

 

 


feed <レギュラー陣の近況とパブコメ結果について>「OMのラウンドQSO」第248回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 (2021/3/4 8:00:38)

「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから200回を超え、レギュラー陣の平均年齢も73歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。

 

 

 

 新たに音声ファイルが公開されたのは、2021年2月28日(日)21時30分からの第248回放送。レギュラー陣の近況報告を行い、JH1DLJ 田中氏はルーフタワー上の6m用八木アンテナの同軸ケーブルを交換、JA1NFQ 中島氏は関東UHFコンテストに参加、JA1JRK 谷田部氏は右手を痛めてしまったという話を披露した。

 

 番組後半の一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」には、JARD専務理事の坂本純一氏が登場。JARL副会長のJA9BOH 前川公男氏が2月11日に逝去されたことに触れた。坂本氏と前川氏は南極観測隊のOB同士ということで親交があったという。続いて2月2日の「アマチュア無線の社会貢献」に関するパブリックコメント結果を総務省が発表した件に触れた。坂本氏によると400件を超える意見提出は異例だという。その背景と法改正の意義についてを述べた。

 

 番組は下記関連リンクの「OMのラウンドQSO」のWebサイトから。下部に並んだ日付から聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。

 

 

 

●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)

 

 

 


feed <パソコンやスマホで利用可能>ライセンスフリー無線ファンのための「コールサイン検索データベース」が登場 (2021/3/3 12:05:59)

合法CB無線(市民ラジオ)、特定小電力無線、デジタル小電力コミュニティ無線、デジタル簡易無線登録局は、特別な資格を必要しないライセンスフリー無線として人気を集めている。これらの無線ではアマチュア局のようなコールサインは総務省から発給されておらず(かつて27MHz帯の市民ラジオでは発給されていた)、ライセンスフリー無線を楽しむ愛好家(通称“フリラー”)は、各自が自由に決めているのが現状だ。今回、Webサイト「文字通りアマチュアによるアマチュア無線」の管理者である“くま吉”さんが、ライセンスフリー無線のための「コールサイン検索データベース」を作成し公開を開始した。くま吉さんは、「新規に始める方は他局と同一のコールサインにならないように、すでにコールサインを決めて運用している方はコールサインを周知させるために、このデータベースを活用していただければ幸いです」と案内している。

 

 

「ライセンスフリー無線のためのコールサイン検索データベース」には、すでに多数のコールサインが登録されている

 

 

 2021年2月19日にオープンした「ライセンスフリー無線コールサイン検索データベース」は、アマチュア無線家である“くま吉”さんが開設しているサイト「文字通りアマチュアによるアマチュア無線」で公開されているWebツールの1つ。

 

 サイトにアクセスして「コールサインを登録する」をクリックすると、コールサインのほか、使用無線機(市民ラジオ/特定小電力トランシーバー/デジタル簡易無線/デジタル小電力コミュニティ無線)を複数選択でき、運用地の都道府県&市区町村の登録が自由に行える。

 

 

 以下のように、管理者のくま吉さんは説明している。

 

 


 

 コールサインは識別符号であるため、唯一無二であり、コールサインと運用者が紐づけられる必要があります。しかしライセンスフリー無線において現在はコールサインを付与されるわけではなく、コールサインを自分で決めることになります。

 

 そのため、ほかのフリラーの方と同一のコールサインを使用してしまう可能性があります。

 

 ライセンスフリー無線を新規に始める方はコールサインを決めるにあたって、ほかの人が使ってないコールサインを決める必要があり、既にコールサインを決めて運用している方はほかの方が同一のコールサインを使わないよう、日常的に運用し交信し多くのフリラーにコールサインを知ってもらう必要があります。

 

 しかし、すべての方が日常的に運用できるとは限りません。人によっては登山・キャンプの時のみ運用しているという方もいらっしゃるかと思います。

 

 まだコールサインを決めていない方はほかの人と同一のコールサインにならないように、すでにコールサインを決めて運用している方はコールサインを周知させるために、このコールサイン検索データベースを活用していただければ幸いです。

 

 

●ライセンスフリー無線コールサイン検索データベースの紹介(くま吉のアマチュア無線ちゃんねる)
※画面をクリックすると動画がスタートします。

 

コールサインの登録方法も簡単。サイトにアクセスして「コールサインを登録する」をクリックするとご覧の画面が現れる

 

 

●関連リンク:
・ライセンスフリー無線コールサイン検索データベース(文字通りアマチュアによるアマチュア無線)
・文字通りアマチュアによるアマチュア無線
・ライセンスフリー無線コールサイン検索データベースの紹介(YouTube)

 

 

 


feed 7エリア(東北)と9エリア(北陸)で更新--2021年3月2日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 (2021/3/2 18:00:57)

日本における、2021年3月2日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。7エリア(東北管内)の東北総合通信局と、9エリア(北陸管内)の北陸総合通信局からそれぞれコールサイン発給状況の更新発表があった。

 

 

 

 各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。

 

 

 

 

 ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。

 

 その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。

 

 さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。

 

 また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。

 

 しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。

 

 このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。

 

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給

 

<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始

 

 

 

●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 


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