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hamlife.jp (2024/11/16 11:05:23)
現在データベースには 6091 件のデータが登録されています。
先週のアクセスランキング1位は、1973(昭和48)年、当時の社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が制定した「アマチュア無線の日」の話題。太平洋戦争の勃発とともに電波の発射停止を余儀なくされた日本のアマチュア無線(当時は「実験用私設無線電信無線電話」。個人が開設する施設は1941年12月時点で331局)が、1952(昭和27)年の7月29日に運用再開が認められ、全国の30局に予備免許が発給されたことにちなみ、毎年この日(7月29日)を「アマチュア無線の日」として迎えている。戦後のハム再開から今年で68年が経った。ハム発展に尽力したOM各位に感謝!
昨年(2019年)の「8J1RL」記念運用の様子(JARL Web「NEWS TOPICS INFORMATION」から )
続く2位は「<JARLほか提出意見85件、パブコメ結果と考え方を公表>総務省、「速やかに1.8MHz帯における音声系モードに関する一括記載コードを変更(増加)」と表明」。2020年4月21日に即日施行された電波法改正により、1.8/1.9MHz帯(本記事では「1.8MHz帯」と記載)においてバンドが拡張され、初めて「全電波型式」という使用区別が設けられた。そこで総務省では、無線局免許状にある一括記載コードの「3MA」と「4MA」に含まれる電波型式(現状では「4MA」はF1B、F1D、G1B、G1Dの4モード。これにA1Aを加えた5モードで「3MA」となる)を変更(増加)することにより、J3E(SSB)などの音声系モードの運用が申請手続きを行わなくてもオンエアーできるように電波法の告示の一部改正案を公開し、広くパブリックコメント募集を行い、7月31日に公表。集まった意見(85件:法人1件、個人84件)で、総務省は「意見募集の結果を踏まえ、速やかにアマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号を定める件(平成23年総務省告示第127号)の改正を行う予定です」と、アマチュア局における免許手続簡素化の推進を表明した。
総務省が2020年7月31日(金)14時過ぎに公表した「アマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号を定める告示の一部改正案に対する意見募集の結果」
3位は、アマチュア無線業務日誌のフリーソフトとして、多くの無線家に愛用されている「Turbo HAMLOG(通称「ハムログ」)」のWindows版の最新版、「Ver5.30」が2020年7月27日に公開されたニュース。前回「Ver5.29」の公開は6月28日だったので、わずか1か月でアップデートされたことになるが、今回はセキュリティ強化にともない、Turbo HAMLOGのサーバーがSSL接続のレンタルサーバーに変更された(URLアドレスも変更になった)。このため「Ver5.29以前では、旧サーバーを読みに行きますので、ユーザーリストのダウンロード、登録や修正ができません。Ver5.30をご利用ください」と案内している。ハムログ愛用者は、速やかなバージョンアップをオススメする。
7月27日に公開されたTurbo HAMLOG Ver.5.30
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<戦後のハム再開から68年>ハム発展に尽力したOM各位に感謝、7月29日(水)はJARLが制定した「アマチュア無線の日」
2)<JARLほか提出意見85件、パブコメ結果と考え方を公表>総務省、「速やかに1.8MHz帯における音声系モードに関する一括記載コードを変更(増加)」と表明
3)<セキュリティ強化のためサーバー変更>アマチュア無線業務日誌ソフト「Turbo HAMLOG(ハムログ)」が7月27日にバージョンアップしVer5.30を公開
4)<すべての局が最大出力50W以下、規定どおり実施>8月1日(土)18時から8月2日(日)昼12時まで、JARL主催「第63回 フィールドデーコンテスト」開催
5)<8月23日実施予定>「第52回東海ハムの祭典」は“オンライン開催”に変更
6)<SSB運用などを容易にするため“技適”を同一番号で再取得>八重洲無線、「1.9MHz帯の拡大および電波型式追加に伴う同一番号認証取得について」を案内
7)<総務省の最新データベース>無線局等情報検索(7月27日時点)、アマチュア局は1週間で67局(約10局/日)減少し「394,493局」
8)【追記:8月31日まで延長】<無線局免許人の住所(告知先住所)、全都道府県が対象>総務省、電波利用料の支払期限の猶予期間を7月31日まで延長
9)<交信有効期間は7月29日(水)から9月26日(土)まで>JARD、今年も「原 昌三(JA1AN)メモリアルアワード2020」(JAIAアワード継承)を開催
10)<免許を受けずに漁業用無線機を設置>四国総合通信局、操船する漁船に不法無線局を開設していた2名を電波法違反容疑で摘発
日本における、2020年8月1日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局と、2エリア(東海管内)の東海総合通信局からそれぞれコールサイン発給状況の更新発表があった。なお、東海総合通信局の更新は5月29日時点を最後に、約1か月半ぶりのデータとなる。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
●関連リンク:
・The Enigma of Japanese Call Sign System
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)東京都支部は、2020年8月1日(土)と2日(日)に2日間、東京都八王子市の片倉つどいの森公園で「東京都支部フィールドオンエアーデーミーティング2020」を開催する。東京都支部長のJG1DKJ 澤田氏は「感染予防対策を行うとともに山の上の公園で、地元皆様等の協力による交信体験、無線機操作、アンテナ設営、レピータ等の使い方等々、ベテランハム等にアドバイスいただく予定です。暑い日となることが予想されますので各自での感染予防や熱中症対策をしていただくとともに、体調等が不調の場合は無理をせずJD1YBQ/1と交信でご協力をお願いいたします」と呼び掛けている。
JARL東京都支部が発表した内容を抜粋・整理して紹介する。
「東京都支部フィールドオンエアーデーミーティング2020」
感染予防対策を行うとともに山の上の公園で、地元皆様等の協力による交信体験、無線機操作、アンテナ設営、レピータ等の使い方等々、ベテランハム等にアドバイスいただく予定です。当日は暑い日となることが予想されますので各自での感染予防や熱中症対策をしていただくとともに、体調等が不調の場合は無理をせずJD1YBQ/1と交信でご協力をお願いいたします。
◆日時:
・8月1日 (土) 13時~16時頃まで
・8月2日 (日) 10時~12時頃まで(いずれも途中参加、退出可)
◆会場: 片倉つどいの森公園
東京都八王子市片倉町3506番地
◆交通: JR横浜線「八王子みなみ野」駅より徒歩15分(駐車場43台)
※駐車場の台数が少ないため満車の場合は駅周辺の有料駐車場をご利用ください
※一般の公園利用者も使用します。当支部イベント専用ではないため、ご配慮をお願いします
◆参加費: 無料
◆内容:
(1)地元クラブ等の協力によるコンテスト参加の交信体験
(2)無線機の操作体験
体験運用社団局は、ALL東京波夢倶楽部:JD1YBQ/1(常置場所は小笠原村)
FT-991AMとIC-7100Sを用意
(3)アンテナの設営調整講習(撤収時のワンポイントアドバイスもあるかも?)
(4)レピータ等の使い方実践講習
(5)ミニミニジャンク市
地元クラブ等の協力により開催前の13時頃からミニミニジャンク市開催
(6)無線機器メーカー展示
・第一電波工業(無線デモカー)
・アイコム(IC-705ほか)
・八重洲無線(8月1日のみ)
(7)その他なんでも相談
◆JARL入会等受付:
一般入会・青少年お試し入会(年齢確認書類のコピーを持参)、継続受付
※無線従事者免許やJARL会員証を持参してください
◆その他:
・食事は各自でご持参ご用意ください。ごみの持帰りもお願いします
・無線局運用に際しては無線従事者免許証を必ずお持ちください
・当日 439.66MHz FMレピータ(12時頃から予定)で現地情報提供
※hamlife.jpでは、このイベントに参加された方からの写真リポート(速報)をお待ちしています
●関連リンク: JARL東京都支部
アイコム株式会社は2020年7月31日、HF~430MHz帯ポータブル機「IC-705」の新ファームウェア「Version 1.10」を同社サイト上で公開した。今回のファームアップ内容は「USB端子からの充電が機器によっては正常にできなかったのを改善」「その他軽微な修正」の2項目と発表されている。
IC-705の新ファームウェア公開は7月17日のVersion1.09以来となる。今回発表された新ファームウェアの内容は次のとおり。
●IC-705の新ファームウェア(Version 1.10)
Version 1.09からの変更点:
・USB端子からの充電が、機器によっては正常にできなかったのを改善
・その他軽微な修正
IC-705のファームアップは、microSDカードを使用して行うことができる(取扱説明書で確認のこと)。なおファームウェア書き換え後はバージョン情報の数字が次のように表示されるという。
Main CPU: 1.10
Sub CPU: 1.01
DSP Program: 1.08
DSP Data: 1.00
FPGA: 1.01
DV DSP: 1.02
GPS: 13196
Bluetooth: 1.12
WLAN: 2.0.0.0_2.2.0.6_3.11.1.0
詳細は下記関連リンクを参照のこと。
●関連リンク: ファームウェア/ドライバダウンロード・IC-705(アイコム)
2020年4月21日に即日施行された電波法改正により、1.8/1.9MHz帯(本記事では「1.8MHz帯」と記載)においてバンドが拡張され、初めて「全電波型式」という使用区別が設けられた。そこで総務省では、無線局免許状にある一括記載コードの「3MA」と「4MA」に含まれる電波型式(現状では「4MA」はF1B、F1D、G1B、G1Dの4モード。これにA1Aを加えた5モードで「3MA」となる)を変更(増加)することにより、J3E(SSB)などの音声系モードの運用が申請手続きを行わなくてもオンエアーできるように、4月25日から5月29日まで「アマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号を定める告示の一部改正案に対する意見募集」というパブリックコメント募集を実施した( 2020年4月24日記事 )。そしてきょう7月31日(金)に、集まった意見(85件:法人1件、個人84件)と、意見に対する総務省の考え方を公表。総務省は「意見募集の結果を踏まえ、速やかにアマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号を定める件(平成23年総務省告示第127号)の改正を行う予定です」と、アマチュア局における免許手続簡素化の推進を表明した。
総務省が2020年7月31日(金)14時過ぎに公表した「アマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号を定める告示の一部改正案に対する意見募集の結果」
総務省総合通信基盤局電波部移動通信課が公表した「アマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号を定める告示の一部改正案に対する意見募集の結果」は以下のとおり(一部抜粋)。
アマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号を定める告示の一部改正案に対する意見募集の結果
総務省は、アマチュア無線に関する免許手続の簡素化を行うため、電波法関係告示の一部改正案について、令和2年4月25日(土)から同年5月29日(金)までの間、意見募集を実施したところ、86件の意見の提出がありましたので、提出された意見及びそれらに対する総務省の考え方と併せて公表します。
1.背景及び概要
令和元年9月に公表された「周波数再編アクションプラン(令和元年改定版)」に基づき、アマチュア局の一部の周波数帯について、周波数割当計画の一部(平成24年総務省告示第471号)を変更する告示案及び関連告示を改正するため、令和2年1月18日(土)から同年2月17日(月)までの間、意見募集を行ったところです。
本件は、当該意見募集において提出された意見等を踏まえ、1.9MHz帯において新たに音声通信等を行う際の免許手続の簡素化に係る告示の改正を行うものです。
2.意見募集の結果
提出された意見及びそれに対する総務省の考え方は、別紙PDFのとおりです。
3.今後の予定
総務省は、意見募集の結果を踏まえ、速やかにアマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号を定める件(平成23年総務省告示第127号)の改正を行う予定です。
公表された「『アマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号を定める告示の一部改正案に係る意見募集』に対して提出された意見と総務省の考え方」には、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)を含めて85件(法人1件、個人84件)の提出された意見がまとめられ、それぞれの意見に対して総務省の考え方が記されている。
当然のことながら、そのほとんどは賛成意見だが、1件だけ「改正案に反対します」という個人からの意見もあり興味深い。
提出された意見と総務省の意見に対する考え方(一部抜粋)
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<1.8MHz帯/475kHz帯でSSBモードなどの運用を容易に>総務省、「アマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号を定める告示の一部改正案に対する意見募集」を実施
<官報号外で公布、4月21日から即日施行>きょうから1.8/3.5MHz帯がバンド拡張、免許手続き簡素化など制度整備も実現
●関連リンク:
・総務省
アマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号を定める告示の一部改正案に対する意見募集の結果
・総務省
「アマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号を定める告示の一部改正案に係る意見募集」に対して提出された意見と総務省の考え方(令和2年4月25日~同年年5月29日意見募集)(PDF形式)
アイコム株式会社は2020年7月31日、144/430/1200MHz帯オールモード機「IC-9700」の新ファームウェア「Version 1.24」を同社サイト上で公開した。同社の発表によるとVersion1.23からの変更点は「海外バージョンの生産都合による変更」と発表されている。
IC-9700の新ファームウェア公開は2020年4月3日のVersion 1.23以来となる。今回発表された新ファームウェアの内容は次のとおり。
●IC-9700の新ファームウェア(Version 1.24)
Version 1.23からの変更点:
・海外バージョンの生産都合による変更
IC-9700のファームアップは、SDカードを使用して行うことができる(取扱説明書で確認のこと)。なおファームウェア書き換え後はバージョン情報の数字が次のように表示されるという。
Main CPU: 1.24
Sub CPU: 1.00
Front CPU: 1.00
FPGA Program: 1.07
FPGA Data: 1.00
DV DSP: 1.06
なお同社は「Version 1.20未満のファームウェアから更新すると設定・各種メモリーが初期化されます。事前にSDカードに設定データを保存し、ファームアップ後に設定データを読み込んでください」と告知している。
詳細は下記関連リンクを参照のこと。
●関連リンク: ファームウェア/ドライバダウンロード・IC-9700(アイコム)
八重洲無線株式会社は2020年7月30日、公式Webサイトに「1.9MHz帯の拡大および電波型式追加に伴う同一番号認証取得について」という案内を掲載した。さる4月12日の電波法令改正により( 2020年4月21日記事 )、1.8MHz帯(1.9MHz帯)が拡大しSSBなどの運用が許可されるようになったことから、同社製品のユーザーが改めて変更申請を行うことなく(免許状の範囲での)運用を可能にするため、同一番号による技適(技術基準適合証明、工事設計認証)取得の手続きを完了したという内容だ。なお、アイコム株式会社も同様の再取得手続きを行った案内を6月16日にリリースしている( 2020年6月16日記事 )。
八重洲無線「アマチュア無線製品に関するユーザーサポート」より
1.8MHz帯のバンドが拡張し、新たにSSBモードなどが認められたことから、総務省は1.8MHz帯(および475kHz帯)の一括記載コード「3MA」「4MA」にSSBなどのモードを加えるための告示改正作業を進めている。5月29日に改正に関するパブリックコメントの募集が締め切られ、7月中にその結果と同省の考え方が公表される見込みだ。
告示改正で1.8MHz帯の「3MA」「4MA」にSSBモードが含まれた場合、この一括記載コードで免許を受けているアマチュア無線家は改めて手続きをしなくてもすぐ運用できることが望ましい。そのためには“アマチュア無線機側の法的な対応”が欠かせない。
現在ほとんどのアマチュア無線機は1.8MHz帯でSSBモードを含む電波型式の工事設計認証(技適)を受けていないことから、メーカー側でもう一度認証番号を取り直す必要がある。6月のアイコムに続いて、八重洲無線でもそうした方針に基づく手続きが行われた。
以下、八重洲無線の告知を紹介しよう。
1.9MHz帯の拡大および電波型式追加に伴う同一番号認証取得について
電波法令改正により、アマチュア無線通信において1.9MHz帯の運用周波数の拡大およびSSBなどの運用可能な電波型式の追加などが行われました。
弊社アマチュア無線製品につきましては、当該周波数拡大および型式追加に対応する運用が可能になるように同一番号による技術基準適合証明取得の手続きを完了しております。
下記のアマチュア無線製品につきましては、同一認証番号にて1.9MHz帯での追加型式による運用が可能となります。
※追加された型式で運用する為の変更申請等の手続きに関しては総務省のホームページを参照してください。
※一部の機種において以下に記載のない認証番号の製品もありますが、これらについては同一番号認証取得の対象ではありませんのでご注意願います。
【対象一覧】
対象の製品は以下の通りです。(2020年7月30日現在)
今後、総務省が“1.8MHz帯の「3MA」「4MA」にSSBモードを含む”という告示を公布・施行すれば、八重洲無線の該当機種で1.8MHz帯3MA/4MAの免許を受けていたユーザーは、特別な手続きを行わなくても1.8MHz帯SSBなどの運用ができるようになる見込みだ。なお免許状の指定事項に変更(例: 1.9MHz帯 A1A→3MA)が生じる場合は、変更申請を行う必要がある。
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<官報号外で公布、4月21日から即日施行>きょうから1.8/3.5MHz帯がバンド拡張、免許手続き簡素化など制度整備も実現
<1.8MHz帯/475kHz帯でSSBモードなどの運用を容易に>総務省、「アマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号を定める告示の一部改正案に対する意見募集」を実施
●関連リンク: 1.9MHz帯の拡大および電波型式追加に伴う同一番号認証取得について(八重洲無線/アマチュア無線製品に関するユーザーサポート)
7月30日、四国総合通信局は海上保安庁第六管区海上保安本部今治海上保安部と共同で、船舶に開設した不法無線局の取り締まりを実施したところ、自己の操船する漁船に無線局免許を受けずに漁業用無線機を設置し、不法無線局を開設した愛媛県今治市在住の2名を電波法違反容疑で摘発した。
四国総合通信局電波監理部監視調査課が発表した内容は次のとおり。
四国総合通信局は、令和2年7月30日、第六管区海上保安本部今治海上保安部と、同保安部管轄海域において、船舶に設置された不法無線局の共同取り締まりを実施し、下記の2名を電波法違反の容疑で摘発しました。
摘発した電波法違反の概要
被疑者: 愛媛県今治市在住の男性(49歳)
容疑の概要: 不法無線局の開設(漁業用無線機設置)
自己の操船する漁船に、無線局免許を受けずに漁業用無線機を設置し、不法無線局を開設した。
被疑者: 愛媛県今治市在住の男性(74歳)
容疑の概要: 不法無線局の開設(漁業用無線機設置)
自己の操船する漁船に、無線局免許を受けずに漁業用無線機を設置し、不法無線局を開設した。
被疑者が使用していた無線設備
【不法無線局に係る法律の適用条項(抜粋)】
第4条(無線局開設)
(1)電波法第4条(無線局の開設)
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。
(以下略)
(2)同法第110条第1号(罰則)
次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。
第1号 第4条の規定による免許がないのに、無線局を開設した者
四国総合通信局は「クリーンな電波利用環境を維持するため、今後も捜査機関(松山海上保安部をはじめ四国内の各海上保安部、四国4県の県警察本部)と共同で不法無線局の取り締まりを実施していく方針です」と説明している。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・四国総合通信局
不法無線局の開設者を摘発≪今治海上保安部と共同取締りを実施、2名を電波法違反容疑で摘発≫
・海上保安庁第六管区海上保安本部今治海上保安部
毎年8月の最初の土日に行われる一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)主催の「フィールドデーコンテスト(FD)」が、今年も8月1日(土)18時から8月2日(日)12時までの18時間にわたり、3.5/7/14/21/28/50/144/430MHz帯と1200MHz帯以上の各アマチュアバンド、41種目で開催される。移動運用がメインのコンテストなので、最大送信出力はすべての局で50W以下(電話部門のすべての種目は10W以下。ただし50~430MHz帯では20W以下)。参加部門および種目で、実に41種目のエントリーがあるのも特徴だ。新型コロナウィルス感染症拡大が懸念されているが、予防対策を行うことで移動運用、マルチオペ部門を含めて規約どおり実施される。
日本国内のアマチュア局、およびSWLを対象にした「第63回 フィールドデーコンテスト」が8月1日(土)18時から8月2日(日)12時までの18時間にわたり開催される。“移動運用が主体”のコンテストであるため、より多くの局から呼ばれることを期待して、ロケーションの良い場所や珍市郡区町村に移動して参戦するケースが多いことでも知られているコンテストだ。
新型コロナウィルス感染の拡大が懸念されるが、JARLコンテスト委員会では「新型コロナウィルス感染予防対策をおこなって運用しましょう。今年度のフィールドデーコンテストは移動運用、マルチオペ部門を含めて規約どおり開催します。その際には、手洗いの徹底・マスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保、密閉、密集、密接となる行動を避けるよう、参加者は各自注意を払ってください。再び緊急事態宣言が発令された場合の対応については、開催2週間前にJARL Web、メールマガジンで告知します」と案内している( 2020年6月21日記事 )。
交換するナンバーは、3.5~1200MHz帯が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す都府県地域等ナンバー」+「空中線電力を表すアルファベット1文字」、2.4GHz帯以上は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す市郡区ナンバー」+「空中線電力を表すアルファベット1文字」となる。
空中線電力を表すアルファベットは「10W(20W)を超え50W以下」が「M」、「5Wを超え10W(20W)以下」が「L」、「5W以下」は「P」。部門には、「オールバンドモーニング」という、日曜日の午前6時から12時までの6時間のみ運用で競うユニークものも設定されており、全部で41種目にも及ぶ。
ログ提出の締め切りは8月24日(月)まで。マルチプライヤーや局種係数など、詳しいルールなどは、下記の「第63回 フィールドデーコンテスト規約」で確認してほしい。
「第63回 フィールドデーコンテスト」の規約(一部抜粋)
↓この記事もチェック!
<「6D」「FD」「ALL ASIAN DX」の開催日変更について>JARLコンテスト委員会が7月1日から31日まで意見募集
<「6D」「FD」「ALL ASIAN DX」「全市全郡」が対象>JARL主催コンテスト、今年度これからは“移動運用、マルチオペ部門を含めて規約通り開催”を決定
●関連リンク:
・第63回 フィールドデーコンテスト規約(JARL Web)
・コンテストガイドラインFAQ
フィールドデーコンテストについて(JARL Web)
・コンテスト委員会からのお知らせ(JARL Web)
・E-LOG MAKER のダウンロード(JARL Web)
・JARLコンテスト電子ログサマリー作成ページ
・一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL Web)
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2020年7月16日夜に放送した第428回分がアップされた。
2020年7月23日(第429回)の特集は「拡張された1.8MHz帯について」。4月21日の法改正でバンドが拡張した1.8MHz帯についてのあれこれ(新たにSSBなどの電話モードが運用可能になった、このバンドの運用にはアンテナの工夫が欠かせない、バンドプランはJARLが独自に策定…など)を紹介した。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第429回放送
・QRL Facebookページ