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hamlife.jp (2024/11/16 9:05:26)
現在データベースには 6090 件のデータが登録されています。
コメット株式会社は2020年4月16日、ハンディ機やスマートフォンなどの固定に便利な無線機ホルダー「CUP-200」と「DEK-500」の2種類を発表した。CUP-200は自動車のドリンクホルダーを利用するタイプで、DC12VシガーソケットとUSBポートも装備している。DEK-500は室内の机上などでの使用を想定した低重心タイプで接地面に滑り止めが付いている。希望小売価格(税別)はCUP-200が3,600円、DEK-500が2,400円。発売開始は5月末頃になる見込みだ。
コメットは過去、自動車のドリンクホルダーにハンディ機を固定できる無線機ホルダー「CUP-185」を発売し人気商品になっていたが、惜しまれつつ生産完了となってしまった。今回発売された「CUP-200」はその後継モデルとなるもので、無線機への電源供給に使えるシガーソケットと2つのUSBポートを装備したほか、ハンディ機を取り付けた場合の落下防止設計やアーム角度の13段階調節機能などの工夫が凝らされている。同社の新製品資料から抜粋で紹介しよう。
車内の快適さ抜群!!
ドリンクホルダーに入れるだけ、ハンディ無線機ホルダー登場!!
CUP-200 (税別定価3,600円)
<特長>
・無線機だけでなく、スマートフォンにも対応
・可動域の広いアームとトップホルダー
・DC12Vシガーソケット付きで無線機のDCアダプタを接続可能。回路保護用ヒューズ内蔵。
・USBポート(2個口)合計2Aも装備。
<スペック>
・サイズ:285H×82W×145Dmm
・重量:約400g
・ドリンクホルダー対応径:φ66~95mm(可変式)
・無線機対応サイズ:幅35mm(最小)~幅105mm(最大)
・トップホルダー角度可変範囲: 360°(15°ピッチ)
・対荷重:500g
もう1つの新製品は室内の机などに無線機を置く場合の、デスクトップ無線機ホルダー「DEK-500」だ。大型の台座は下部に滑り止めを装備しているので若干の曲面にもフィットする。低重心設計でモービル機(セパレートタイプ)のコントロール部を取り付けるのにも適している。同社の新製品資料の抜粋で紹介しよう。
低重心で安定感抜群!!
デスクトップ無線機ホルダー登場!!
DEK-500 (税別定価2,400円)
<特長>
・無線機だけでなく、スマートフォンにも対応
・アームとトップホルダーの角度も調整可能
・低重心と台座接地面の滑り止めで若干の曲面にもフィット
<スペック>
・サイズ:110H×130W×195Dmm
・重量:約580g
・無線機対応サイズ:幅35mm(最小)~幅105mm(最大)
・トップホルダー角度可変範囲: 360°(15°ピッチ)
・対荷重:500g
●関連リンク: コメット
アイコム株式会社は、新型コロナウイルス感染拡大による人手不足や業務効率の悪化に直面している関連事業者(医療施設、自治体による軽症罹患者の受け入れ施設、運輸・運送業)を対象に、携帯電話(NTTドコモ、au)の回線を利用して通信を行うIPトランシーバーの無料貸し出しを、4月10日(金)から行うと発表した。申し込みは同社Webサイトのメールフォーム、または電話で受け付ける。
アイコムのプレスリリースは以下のとおり。
新型コロナウィルスの感染拡大により、最前線で働く医療関係の事業者様においては、業務の繁忙、人手不足から正常な運営に支障が生じかねない状況です。また、一層の流通量増加が想定される物流業界においても、同様の状況が見込まれます。
今回の取り組みは、当社の使命である「コミュニケーションで安全で豊かな社会を創造すること」の実現にむけ、「同報通話」「広エリア通話」を可能にするIPトランシーバーをご利用いただき、新型コロナウイルスに立ち向かう事業者様を少しでも支援させていただくことを願って実施するものです。
【この取り組みについて】
・対象期間:本日から受付させていただきます。
・お貸出しするトランシーバー:当社のIPトランシーバー。
・費用などについて:返送時送料のみご負担ください。また、紛失時や著しい破損が認められるときは、実費を頂戴いたします。
【対象事業者様】
・医療施設
・自治体による軽症罹患者の受け入れ施設
・運輸・運送業
【申込方法】
当社WEBページのメールフォームまたはお電話にてお申し込みください。
・メールフォーム:https://www.icom.co.jp/lp/transceiver_rental/
・電話:03-6240-3549(アイコム株式会社 国内営業)
●トランシーバーのメリットについて
ボタンを押して一度話すだけで、多くの人に同じ内容を伝えることができるため、素早く正確な情報共有が可能です。業務効率の向上や省人化を目的に、病院、運送業、警備業、飲食業、宿泊業など多彩な業種で活用されています。
●IPトランシーバーについて
携帯電話の回線を使って通信するため、携帯キャリアの電波があるところであればどこでも通話することができます。一般的なトランシーバーは、無線機同士が直接通信するため、通話できる距離に制限があったり、地下と地上など電波をさえぎるものがあると通話しにくいことがありますが、IPトランシーバーなら問題ありません。また、携帯電話と同程度の出力で通話できるため、医療機器などに与える影響も一般のトランシーバーよりも非常に小さいことも特長です。
●関連リンク:
・新型コロナウイルスに対応する事業者様への支援として、無線通信機器メーカー・アイコムがIPトランシーバーを無償貸出し(PRTIMES)
・IPトランシーバー(アイコム)
・アイコム株式会社
総務省は、新型コロナウィルス感染症拡大に伴う政府の緊急事態宣言により、無線局免許人の住所が発令対象となった7都府県(東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、兵庫、福岡)の区域について、令和2(2020)年4月8日から同年5月31日まで、電波利用料の支払猶予(延滞金の免除など)を行うことを4月8日に発表した。なお「支払猶予の対象および期間については、今後、新型コロナウイルス感染症の影響の状況を考慮して、必要に応じて見直しを行います」と説明している。
電波利用料は、電波の適正な利用を確保するため、電波法に基づいて国家が無線局の免許人から徴収する料金のことで、身近なところではアマチュア局は1局あたり年額300円、ライセンスフリー無線のデジタル簡易無線登録局は包括登録で年額450円、個別登録で年額600円の支払いが無線局免許人に義務付けされている。もちろん、テレビ局やラジオ局、携帯電話会社などを免許人とする放送局、無線局も電波利用料の対象だ。
直近の直近の平成30(2018)年度の電波利用料の財源は歳入額が683.1億円、歳出額が504.5億円にも及ぶ。これらの予算で、総務省が日本全国に配置している電波監視システム「デューラス(DEURAS:Detect Unlicensed Radio Stations)」の運用などが行われている。
今回、無線局免許人の住所が、新型コロナウィルス感染症拡大による非常事態宣言が下された7都府県を対象に、5月31日まで支払いが猶予されることになった。
総務省が発表した内容は次のとおり。
新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴う電波利用料の支払猶予について
総務省は、新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴い、緊急事態措置を実施すべきとされた区域を対象に、本日から電波利用料の支払猶予を行います。
総務省は、新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴い、新型インフルエンザ等対策特別措置法第32条第1項の規定に基づき、緊急事態措置を実施すべきとされた区域を対象に、本日から電波利用料の支払猶予を行います。
電波利用料の支払猶予(延滞金の免除等)の対象となる無線局免許人の住所及び期間は、次表のとおりです。
無線局免許人の住所(告知住所)
埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県、福岡県
支払猶予の期間
令和2年4月8日から令和2年5月31日まで
注:支払猶予の対象および期間については、今後、新型コロナウイルス感染症の影響の状況を考慮して、必要に応じて見直しを行います。
↓この記事もチェック!
<アマチュア局の減免処置を望む…など、407件集まる>「電波利用料の見直しに係る料額算定の具体化方針(案)」について提出された意見と考え方を総務省が公表
<10月1日から料額改定>総務省、デジタル簡易無線登録局(包括登録)の電波利用料を90円値下げし年額450円に!!
●関連リンク:
・総務省
新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴う電波利用料の支払猶予について
・総務省 平成30年度電波利用料の事務の実施状況等の公表
・総務省 電波利用料額表(令和元年10月1日改定/PDF形式)
・総務省 電波利用料の事務の実施状況
・電波利用料(ウィキペディア)
アイコム株式会社は2020年4月8日、新型コロナウィルスの拡大と行政方針を踏まえ、一部従業員を在宅勤務にしたことを明らかにした。その関係で同社サポートセンターへの問い合わせの電話は大変待たせる状況が生じているとして、当面はメールフォームを利用してほしいと呼び掛けている。
アイコムの発表は次のとおり。
お問い合わせ時はメールフォームをご利用ください
アイコムでは、新型コロナウィルス感染症(Covid-19)の拡大と行政方針を踏まえ、当面、一部従業員を在宅勤務としています。
そのため、弊社サポートセンターへのお問い合わせのお電話につきまして、たいへんお待たせする状況となっております。
つきましては、当面のあいだ、お問い合わせはメールフォームをご利用いただきますようお願いいたします。
なお、お問い合わせには順次回答させていただきますが、在宅勤務にともない返信に通常より時間をいただく場合もございますこと、ご了承いただきますようお願いします。
お客様にはたいへんご不便をおかけしますが、なにとぞご理解賜りますようお願いいたします。
<メールフォーム一覧>
★(個人のお客様)
・購入前のお問い合わせ
https://www.icom.co.jp/contact/personal_purchase/
・ご購入後のお問い合わせ
https://www.icom.co.jp/contact/personal_after_purchase/
・iUSEのお問い合わせ
https://www.icom.co.jp/contact/iuse/
・D-STARレピータの設置について
https://www.icom.co.jp/contact/repeater/
★(法人のお客様)
・購入前のお問い合わせ
https://www.icom.co.jp/contact/business_purchase/
・ご購入後のお問い合わせ
https://www.icom.co.jp/contact/business_after_purchase/
・OEM・個別開発のお問い合わせ
https://www.icom.co.jp/contact/oem/
●関連リンク:
・お問い合わせ時はメールフォームをご利用ください(アイコム)
・アイコム
総務省関東総合通信局は2020年4月8日、「新型コロナ感染拡大を受け『緊急事態宣言』が出されたことに伴い、感染拡大の防止と来局者、関係者、職員等の安全確保のため、大部分の業務について、テレワーク(在宅勤務)による対応を実施しております」「そのため、各種業務に対するお問い合わせ等に関しては、通常の対応ができない状況となります」「つきましては、感染拡大防止の観点から、来局はできる限りお控えください。対応可能な職員が少ないため、電話に出られない場合もあります」という呼びかけをWebサイトに掲載した。同局は3月下旬からテレワークを実施中で3月31日にも「新型コロナ感染拡大に伴うテレワーク実施に関するお知らせ」という案内を掲載している。
関東総合通信局が発表した内容は次のとおり。(一部抜粋)
「緊急事態宣言」発出を受け、テレワーク実施中
-来局、電話、申請等は極力お控えください-
関東総合通信局では、新型コロナ感染拡大を受け「緊急事態宣言」が出されたことに伴い、感染拡大の防止と来局者、関係者、職員等の安全確保のため、大部分の業務について、テレワーク(在宅勤務)による対応を実施しております。
そのため、各種業務に対するお問い合わせ等に関しては、通常の対応ができない状況となります。
つきましては、窓口や電話による対応は、当面の間、下記のとおりとさせていただきますので、ご了承くださいますようお願いいたします。
1.窓口対応
・感染拡大防止の観点から、来局はできる限りお控えください。
・やむを得ない理由により、当局にお越しの際は、事前に担当窓口までご連絡ください。
・担当窓口は、下記リンク「電話によるお問い合わせ・相談先」をご覧ください。
2.電話対応
対応可能な職員が少ないため、電話に出られない場合もあります。
その場合は、時間をおいて再度おかけ直しいただくか、又は電子メールによりお問い合わせください。
※なお、緊急事態宣言期間中の各種申請等をお控えいただくとともに、免許可事務においては、通常よりもお時間をいただく場合があることをご理解願います。
また、各種申請等の処理状況に関するお問い合わせは、極力お控えくださるようお願いします。
●関連リンク:
・「緊急事態宣言」発出を受け、テレワーク実施中-来局、電話、申請等は極力お控えください-(総務省関東総合通信局)
・新型コロナ感染拡大に伴うテレワーク実施に関するお知らせ(総務省関東総合通信局 3月31日付)
先週のアクセスランキング1位は、「<デジ簡登録局の最上位モデル>アイコム、351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)の新製品『IC-DPR7S/IC-DPR7SBT』を発表」という記事。アイコムが351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)の新製品「IC-DPR7S/IC-DPR7SBT」を4月上旬に発売開始すると4月2日に発表。同機種の送信出力は5W、スピーカー出力はクラス最大の1000mW、高水準の防塵・防水性能、メインと2つのサブPTTを装備しそれぞれに割り当てられた通信相手(最大3)をワンタッチで選べる新機能の「サブチャンネルPTT機能」を搭載するなど、DPRシリーズの最上位モデルに位置付けられている。税別価格はIC-DPR7Sが57,800円、IC-DPR7SBTが59,800円。
続く2位は、2020年1月2日午前9時から36時間にわたり、20局のハムと新年の挨拶を交わして参加ステッカーをもらう恒例のイベント「2020(第73回)QSOパーティ」。その参加局(DX局、SWLを含めて昨年より101局多い7,447局分)の「ログ提出局一覧」が、3月31日に一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)から発表されたというニュースだ。「日ごろのアクティビティーが低くても、正月のQSOパーティだけは欠かさず参加する」というハムも少なくない。JARL会員以外でも参加可能なこともあって、音信不通だったあの局のコールサインが発表されたリストで見つかるかもしれないという意見も多い。
JARLから発表された「2020(第73回)QSOパーティ ログ提出局一覧」。左上は20局以上のハムと新年の挨拶を交わし(受信)ログを提出するともらえるステッカー。台紙に干支ステッカーを貼っていく楽しみがある(JARL Webから)
3位は、2020年3月31日にアイコム株式会社が同社Webサイトに『「アイコムIC-705」お届け遅延のお詫びとお知らせ』と題した告知を掲載したことに関する記事。3月下旬の発売開始を予告していた同社のポータブル機 IC-705だが、新型コロナウィルス感染拡大の影響で一部パーツの入荷が遅れ、生産にも遅延が生じていると説明している。「製品のお届けに関しましては、現在パーツの入荷予定が立たない状況ですので、判明次第別途ご案内させていただきます」とのことだ。早くから予約をしてIC-705の到着を楽しみにしていた無線家も多く、今回の「出荷が遅れる」という知らせに落胆の声が聞かれた。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<デジ簡登録局の最上位モデル>アイコム、351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)の新製品「IC-DPR7S/IC-DPR7SBT」を発表
2)<音信不通だったあの局のコールサインが発見できるかも!?>DX局、SWLを含めて昨年より101局多い7,447局分、「2020(第73回)QSOパーティ ログ提出局一覧」発表
3)<新型コロナウィルス問題で一部パーツの入荷予定が立たず…>アイコム、「IC-705お届け遅延のお詫びとお知らせ」を掲載
4)<NY在住の日本人ハムが特別寄稿>「新型コロナウィルス」が米国のアマチュア無線ライフに及ぼす影響は?
5)<4月19日の3・4アマ当日受付試験(東京)は中止>日本無線協会、「4月期アマチュア無線技士国家試験」の開催について告知
6)<アマチュア衛星「ふじ3号」最新情報>JARL、日本時間2020年4月4日(土)から5月10日(日)まで計42回の運用予定を公表
7)<Masacoが福井高専アマチュア無線研究会を訪問>「月刊FBニュース」2020年4月1日号きょう公開
8)<特集:総務省関東総合通信局「三浦電波監視センター」訪問ほか>JARL、PC版/スマホ版「電子版JARL NEWS」2020年春号を公開
9)<YouTubeの「JARL公式チャンネル」>JARLがさまざまな“会員サービス”と“入会のメリット”を紹介する動画を公開
10)<1アマはきょう4日、2アマはあす5日に開催予定>日本無線協会、4月期の上級ハム国家試験を急遽「中止」に
アイコム株式会社は2020年4月2日、誰でも簡単な登録手続きで使える351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)の新製品「IC-DPR7S/IC-DPR7SBT」を4月上旬に発売開始すると発表した。送信出力は5Wで、スピーカー出力はクラス最大の1000mW、高水準の防塵・防水性能、メインと2つのサブPTTを装備しそれぞれに割り当てられた通信相手(最大3)をワンタッチで選べる新機能の「サブチャンネルPTT機能」を搭載するなど、DPRシリーズの最上位モデルに位置付けられている。税別価格はIC-DPR7Sが57,800円、IC-DPR7SBTが59,800円となっている。
アイコム株式会社のプレスリリースから抜粋で紹介する。
高出力5W、大音量1000mW、多彩な機能
DPRシリーズの最上位モデル「IC-DPR7S/IC-DPR7SBT」を新発売
アイコム株式会社は、簡単な登録手続きで誰でも使える登録局対応デジタル簡易無線機の最上位モデルIC-DPR7SとBluetooth通信にも対応するIC-DPR7SBTを発売します。
ビジネスはもちろん、自治体の活動からレジャーまで、幅広い分野で高い評価を得ているDPRシリーズ。その中でも、IC-DPR7S/IC-DPR7SBTは、送信出力5W、クラス最大のスピーカー出力1000mW、IP67/66/55/54の規格に準拠した高水準の防塵・防水性能、米国国防省の物資調達基準(MIL-STD- 810G)に相当する堅牢性など、その全てにおいてシリーズ最高スペックを誇っています。
また、メインと 2つのサブPTT、計3つのボタンにより、それぞれに割り当てられた通信相手(最大3)をワンタッチで選べる新機能、サブチャンネルPTT機能を搭載。これにより、チャンネルを切り替えることなく、素早く通話相手を変更することができるようになりました。
さらに、周囲の雑音を軽減するノイズキャンセル機能、受信した音声をワンタッチで聞き直すことができる録音再生機能、着信を振動で知らせるバイブレーション機能(IC-DPR7SBTのみ)、残量や健康度が一目でわかるインテリジェントバッテリーの採用など、充実した仕様となっています。操作面では、よく使う機能を割り当てることができる 2つのプログラマブルキー、音量用とチャンネル用の独立したツマミ等を採用しています。Bluetooth対応のIC-DPR7SBTなら、ケーブルレスでの運用も可能です。
IC-DPR7S/IC-DPR7SBT は、ホテルやショッピングモール、警備、工事/建設等の業務用途はもちろん、自治体の活動からレジャーまで、さまざまなシーンで高度なコミュニケーションを実現します。
<おもな特長>
・高出力5Wで広いエリアをカバー。
・騒音下で威力を発揮する、スピーカー出力クラス最大1000mW。
・メインと2つのサブPTTにより、ワンタッチで通話相手(最大3)を選べるサブチャンネルPTT機能。
・Bluetooth通信機能により、ケーブルレスでの使用を実現(IC-DPR7SBT)。
・IP67/66/55/54準拠の強力な防塵/防水性能。
・最高水準の堅牢性と243g(IC-DPR7S)の軽量&コンパクトボディを両立。
・残量や健康度が一目でわかるインテリジェントバッテリーを採用。 ほか
●関連リンク: 高出力5W、大音量1000mW、多彩な機能 DPRシリーズの最上位モデル「IC-DPR7S/IC-DPR7SBT」を新発売(アイコム プレスリリース)
昨年6月に東京都羽村市で初めて行われた無線イベント「ハムらde無線フェア」は、ライセンスフリー無線やドローン空撮を楽しむ人たち、ラジコン愛好者とアマチュア無線家が一緒になって“電波で遊びと学び”のジャンル別セミナーや各種展示などが楽しめるというコンセプトで成功を収めたが、今年も2020年4月19日(日)に東京都羽村市の羽村市生涯学習センター ゆとろぎで開催されることになった。今回は各種講演と体験のほか、東京オリンピック記念局の運用や南極昭和基地との交信チャレンジも計画されている。
【hamlife.jp 追記】 2020年3月26日、ハムらde無線フェア実行委員会は、羽村市から「
昨年の開催リポートはこちら↓
【写真で見る】<初お披露目の参考出品も登場>ジャンルを超えた楽し~い無線イベント!!
6月9日開催「ハムらde無線フェア」の模様
「ハムらde無線フェア」は、同フェア実行委員会の主催、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)東京都支部の共催、羽村市やJARD、JAIAの後援、八重洲無線、CQ出版社、電波社、CQマート、ハムショップフレンズなどの協賛で開催される無線イベント。アマチュア無線だけでなく、ライセンスフリー無線やドローン、ラジコンなどの展示や企画も行われ、少年からシニア世代まで楽しめる内容になっていることが特徴だ。第1回は昨年6月9日に開催され、あいにくの雨天だったが300名を超える来場者で賑わった。
2020年の会場は昨年の羽村市産業福祉センターよりも広い「羽村市生涯学習センター ゆとろぎ」に移り、4月19日(日)に開催されることになった。同フェアの案内ページでは次のように予告されている。
「第2回ハムらde無線フェア」案内
◆日時: 2020年4月19日(日) 10:00~16:00(展示は15:00まで)
◆場所: 羽村市生涯学習センター ゆとろぎ
(羽村市緑ヶ丘1-11-5) http://www.city.hamura.tokyo.jp/0000002093.html
◆主催: ハムらde無線フェア実行委員会
◆共催: 一般社団法人日本アマチュア無線連盟(JARL)東京都支部
◆後援: 羽村市、一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)、日本アマチュア無線機器工業会(JAIA)
◆協賛: 八重洲無線、CQ出版社、電波社、CQマート、ハムショップフレンズ 他
◆開催について:
少年からシニア世代の、無線を共通の趣味とした交流を深め、地域の活性化と災害時に協力できるコミュニケーションを目的に「第2回ハムらde無線フェア」を開催します。メーカー、団体、クラブの展示・実演、記念局の運用、同時開催のフリーマーケットなど…各企画の準備を進めています。
◆ほぼ確定の企画:
・記念局運用:東京オリンピック記念局を予定しています
・昭和基地との通信:国立極地研究所OBの講演と「昭和基地との通信」を予定。南極と羽村市を無線でつなぎます
・盲ろう者 スポーツ支援ツールの実演
・防災関連
・メーカー製品展示(コメット、八重洲無線、アイコム、JVCケンウッド、第一電波工業、アツデン、FRC、A4マニアックス、CQ出版社、電波社
他)
・自作品展示
・クラブブース
・ボーイスカウト
◆オファー中の企画:
・自衛隊通信設備展示、通信車両の展示予定
・宇宙エレベータの実演、「立川サイエンスひとネット」による実演
・飲食スペース
・物販は会場の都合でできませんが、定期的に開催している「にじいろフリーマーケット」がフェア会場の向かい側で当日開催され、ここに出店を予定しています。
◆体験してみよう!:
・電通大の皆様による安全帯装着体験/消火器操作体験
・一度は経験したいドローン体験
・アマチュア無線初心者向けニューカマー相談室
◆セミナー 講師によるお話:
・ドローンと無線
・ブラインドハムの受験奮闘記 視覚障害のある方の免許取得まで
・ライセンスフリー無線の紹介 申請だけで使える、無線の楽しみ方など
・3.11アマ無線で支援 大きな災害時、活躍しているアマチュア無線
・移動運用の楽しみ方 無線機持って出かけよう!
●関連リンク: 第2回ハムらde無線フェアのご案内
株式会社三才ブックスは3月25日(水)に月刊誌「ラジオライフ」2020年5月号を刊行する。今号は第3特集に「エアーバンドQ&A」が掲載されている。また特別付録として「おもしろ無線受信ガイド ver.19」「ラジオ受信バイブル2018」「電子工作超ガイド」など別冊本6冊分をPDFで収録したDVD-ROM「RL別冊ムック 電子書籍版」がついている。価格は1,000円(税込み)。
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。三才ブックスが刊行している月刊誌「ラジオライフ」は1980年の創刊で、2020年5月号は通巻で471号となった。今号のおもな無線関連の記事は次のとおり。
<第3特集>エアーバンドQ&A
春の陽気になり、空港や航空祭でのエアーバンド受信のシーズン到来だ。受信現場で出てくる数々の疑問を、これから受信を始める人はもちろん、ベテランエアーバンダーまでスッキリ解決しちゃおう!
<徹底使用リポート>
・エーオーアール アナログ広帯域受信機 AR8200MARK3
<受信機&無線機 モービル機のここが○×>
・八重洲無線 FT-7900
<RL AIR BAND INFORMATION>
・海上自衛隊徳島航空基地開隊61周年記念行事リポート
<おもしろ無線受信報告所>
・防災 他の市町村と交信できるIP無線が登場
<ライセンスフリー無線の世界>
・特小トランシーバ アルインコ DJ-P321
<特別企画>
古いアマチュア無線機が使えなくなる!?「JJ1YQF スプリアス確認保証リポート」
<工作チャレンジ>
・ヤエスの名機FT-101Eのモールス信号音をアナログ回路で再現「FT-101Eサイドトーン発振装置」
<特別付録DVD-ROM>「RL別冊ムック 電子書籍版」
・電子工作超ガイド(2017年発行)
・ラジオ受信バイブル2018(2018年発行)
・おもしろ無線受信ガイド ver.19(2018年発行)
・ゲームラボ特別復活号(2018年発行)
・裏グッズカタログ2019(2018年発行)
・地デジ裏録画究極マニュアル2019最新版(2019年発行)
月刊「ラジオライフ」2020年5月号の購入は、下記のAmazonリンクが便利だ。
●関連リンク: 月刊ラジオライフ(三才ブックス)
「ダイヤモンドアンテナ」のブランドで知られるアンテナメーカー、第一電波工業株式会社は2020年2月、同社がハンディ機用のアンテナをどのように測定・調整しているかを知ってもらうことを目的として、メディア関係者向けに説明会を開催した。本記事後半ではモービル用ホイップアンテナの測定・調整についても紹介している。
第一電波工業はアマチュア用から業務用まで、用途や周波数帯に応じたさまざまなアンテナの製造販売を行っている。アマチュア無線用アンテナはHFからUHF、ビームアンテナ、GPアンテナ、ホイップなどさまざまな種類があり、同社ホームページに掲載されているだけでもおよそ160もの商品がある。さらにアンテナ基台、アンテナポール、ケーブル、電源、スピーカー、マイク、分配器・切替器といった、アマチュア無線運用に欠かせない周辺機器も多数ラインアップされている。
ところで同社には毎日、ユーザーから多数の問い合わせや相談が寄せられているが、最近は特に増えてきた質問があるという。それは、
「市販のアンテナアナライザーで、ハンディ機用のホイップアンテナを測定してみたところ、SWRの最良点がアマチュアバンドの中心(例:145.00MHz)から大きく外れている。これは不良品ではないか?」
--という内容だそうだ。
しかしその問い合わせのほぼ100%は、“ユーザー自身の測定方法が誤っている”ことに原因があり、実際にハンディ機を接続して使えばスペック通りの周波数でSWRが最小となり、設計通りの性能を発揮できているという。
同社は「この機会にぜひ、第一電波工業がハンディ機用のアンテナをどのような条件で測定・調整しているかを知ってほしい」として、2020年2月のある日、埼玉県川越市の同社事業所で、メディア向けの説明会が開催された。
最初に同社スタッフがアンテナの基本原理を説明。1/4波長のホイップアンテナは良好なアース(接地)が必要になること、同社のハンディ機用のホイップアンテナの多くは1/4波長をベースに設計され、全長を短縮したり、複数のバンドで同調したりするために底部にコイルやマッチング回路を入れているという説明があった。
なおモービルホイップでは電圧給電でアース不要のノンラジアルタイプが人気だが、ノンラジアルタイプは「構造が複雑になり価格が高くなる」「周波数帯域が1/4波長型のアンテナに比べやや狭い」「全長を短くすると周波数帯域が非常に狭くなってしまう」といった点がある。そのためハンディ機用のホイップアンテナではあまり採用していないということだった。
続いて、ハンディ機用のホイップアンテナを測定・調整する方法の実演が行われた。同社は測定時にアンテナを接続する部分に、ハンディ機と同じ構造のダミー筐体(実際のハンディ機と同じ位置にアンテナコネクタがあり、底部に設けた測定機接続用アンテナ端子と結線されている)を用いている。
ダミー筐体は「アマチュア無線用のハンディ機」「デジタル小電力コミュニティ無線用のハンディ機」「一般業務無線用のハンディ機」など、用途や周波数帯に応じたものが準備されている。取引先から貸与されるもののほか、自社で製品を購入し新品を分解して作成することもあるという。
まずダミー筐体に測定器(ROHDE & SCHWARZ社製のネットワークアナライザー)を専用ケーブルで接続する。このケーブルが測定結果に影響しないようにダミー筐体との接続側にはフィルタを入れている。
ROHDE & SCHWARZ(ローデ・シュワルツ)社製のネットワークアナライザーを使用。幅広い周波数に対応し、スミスチャートを用いたインピーダンス表示やSWR測定はもちろん、挿入損失、電流分布、電流位相など視覚的に把握できる。測定器は1年に1回ISO規格に基づいた点検校正を実施している
続いてアンテナ端子にダミーロードを付けて測定器の校正(キャリブレーション)をする。これを行うことで線路の補正(キャンセル)をし、筐体コネクタ先端での測定値を見ることができる。その上で測定を行うホイップアンテナをダミー筐体に取り付け、筐体を片手で持って口元に近づけ、アンテナがなるべく垂直になるようにして計測を行う。
ちなみに、校正(キャリブレーション)は「OSM(OPEN-SHORT-MATCH)校正」などと呼ばれ、オープン・ショートで位相を補正し、マッチ(ダミーロード)でインピーダンス補正を行っている。「厳密なことを言えば、ケーブルは外気温度で多少の伸び縮みをするため、時間が経過するごとに補正がずれます。これは特に高い周波数帯になればなるほど顕著です。アマチュアバンドですと430MHz帯以上はケーブルの伸縮によって補正値に変化が出ます」と担当者が説明してくれた。
今回の説明会では、デジタル小電力コミュニティ無線(142.934375~142.984375MHz、146.934375~146.984375MHz)用ハンディ機のために設計されたホイップアンテナ、「 SRH140DH 」(1/4波長型、全長36cm)で実験を行った。使用するダミー筐体はもちろんデジタル小電力コミュニティ無線用のハンディ機をベースに作られたもので、その筐体内部には実機同様のフレームや主要基板が入っている。
上記の方法で正しく測定した場合、設計上のアンテナの中心周波数である145.00MHz付近でSWRは1.2以下となり、同コミュニティ無線の割り当てチャンネルのすべてで1.5以下という良好な数値が得られた。この測定中、試しにダミー筐体を口元から遠ざけたり、高々と持ち上げたりすると中心周波数やSWRの最良値などはかなり変化した。
次に、アマチュア無線家にもよく使われている市販のアンテナアナライザーを用意し、そのアンテナ端子に、同じSRH140DHを直接取り付けた状態(N→SMAの変換コネクタを使用)で測定したところ、中心周波数は139.95MHz付近まで下がり、145.00MHz付近はSWR1.9程度という測定結果となった。
同社スタッフによると「当社にユーザーの方から寄せられる“アンテナが壊れているのではないか”“同調が取れていない”という問い合わせは、まさにこうして測ったものと考えられます」ということだった。
同調周波数がズレて測定される原因だが、「市販のアンテナアナライザーは、アンテナコネクタ部分の一部のみしか金属を使っていないため、静電容量が足りず、十分なアースが取れていないことが大きいのです」と説明。加えて「“無線機を手で持ち、口元に近づける”など、実際のハンディ機の使用方法に近い状態で測定を行っていないことも、測定結果の相違につながります」という理由もあるという。
また「140MHz帯のデジタル小電力コミュニティ無線は、周波数帯がアマチュア無線と酷似していることから、“このアンテナをアマチュア無線機に使えないか?”、あるいは、“アマチュア無線用のアンテナをこのコミュニティ無線に使用できないか?”という問い合わせも多いです」と担当者は打ち明ける。
しかし上記の結果からわかるように、測定筐体が違うだけで測定値が大幅に変化するため「使用できません」という説明をしているそうだ。ちなみにSRH140DHなどデジタル小電力コミュニティ無線用のアンテナは140MHz帯のモノバンド仕様で、アマチュア無線の430MHz帯には対応していない。また同無線には「空中線利得は2.14dBi以下」という法規制があるので、理論上は1/4波長か1/2波長のアンテナしか使えない。もしアマチュア無線用のアンテナを使用すると形式や利得の違いから、法律違反の恐れもあると注意を促していた。
ちなみにハンディ機用のホイップアンテナの設計だが、試作・実験レベルではダミー筐体のような測定治具で調整を行い、仕様決定後は1メートル四方の鉄板の中央にアンテナコネクタを設けたアース板で計測して相関関係を確認し、そのデータを元に量産現場(工場)で合わせ込みを行っているため、「理論的には1m板で同じように調整すれば、もう一度測定治具で測定しても特性に差異は出ないはずです。従って工場には基本的に1m板しか置いていません」という。
次ページ では「モービル用アンテナの測定と調整について」を説明!!