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hamlife.jp (2024/11/16 9:35:22)
現在データベースには 6091 件のデータが登録されています。
最近なぜか殺伐とした話題が多く、やや疲れ気味のhamlife.jpスタッフ。“癒やし”を求めてネットの海を彷徨していたら、無条件で楽しくなれる動画を発見した。
大手動画共有サイトのYouTubeで見つけたある動画。タンクトップ姿の若い女性モデル2人が、真っ赤なハンディ機を使っている。室内のテーブルにはIC-7300とIC-9700と思われるデスクトップタイプの無線機も設置されている。2人が楽しそうに交信するシーンは理屈抜きに楽しいものだ。下記画像をクリックしてぜひご覧いただきたい。
画像をクリックすると動画がスタート!
ところで、この動画で使われているハンディ機の正体は? 関係者によると、これはタイで許可されている245MHz帯(245~247MHzの12.5kHzステップ、FMモード)のCB無線機で、ハンディタイプとモービルタイプがあり、いずれもボディは赤色にすることが規定されているそうだ。簡単な登録で誰でもすぐ使えることから、現地では“赤い無線機”を意味する「ウォー・デーン」という名前で親しまれ、簡易的な業務連絡やレジャー用として広く普及しているらしい。
アイコム、アルインコ、八重洲無線といった日本のメーカーも、タイ向けに真っ赤なボディの245MHz帯CB機を供給している。この動画はアイコム製のCB無線機(IC-50FX PLUS/IC-80FX PLUS)のプロモーション用として現地の大手無線ショップが作成(または協力)し、タイのWebメディアが配信しているもののようだ。
●関連リンク:
・Model: Anun Sasinun & Giekao Klaoruethai(YouTube/Magazine CUP E)
・CB 245-247MHz THAI COMMERCIAL RADIO(G Simon Radio Company)
・G Simon Radio Company(Facebookページ)
株式会社三才ブックスは、2019年6月27日に「周波数手帳ワイド2019-2020」を刊行する。毎年12月末に発売される月刊誌「ラジオライフ」2月号の付録として人気が高い、ポケットサイズの「ラジオライフ手帳」を見やすいA5サイズに拡大し、ジャンル別・地域別の最新周波数データを満載したデータブックだ。今回はマスコミ無線などの“聞けるデジタル波”を大幅拡充し、総ページ数は430ページ以上という過去最大の分厚い仕上がりになっている。価格は1,296円(税込み)。
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。
三才ブックスが刊行している月刊誌「ラジオライフ」は、毎年2月号にポケットサイズで分厚い「ラジオライフ手帳」というデータブックを付録にして高い人気を誇っているが、無線系記事の主たる読者層が40~60代となり「文字が小さいのが気になる」という声もある。
そこで、本のサイズを「ラジオライフ」本誌と同じA5サイズに改め、ジャンル別の周波数データを県別に掲載する「周波数帳」スタイルのデータブックとして、2015年に「ラジオライフ手帳ワイド」、2017年からは毎年「周波数手帳ワイド」を刊行し好評を博している。今回刊行される「周波数手帳ワイド2019-2020」の掲載ジャンルとページ構成がわかる目次は下記写真のとおり。
★「周波数手帳ワイド2019-2020」の目次
同書の担当者は今回の「周波数手帳ワイド2019-2020」について、『ラジオライフ2月号恒例の「ラジオライフ手帳」は、携帯性はいいが字が細かくて見にくいという要望に応えて、従来の「周波数帳」と同じスタイルでジャンル別に見やすく掲載。同時に新規データを追加しました。マスコミ無線などの「聞けるデジタル波」が増えている点に注目してください』と説明している。
本書の購入は下記のAmazonリンクが便利で確実だ。
こちらのアプリ情報も参考に↓
<ユーザーの声を反映!
新機能「一発!サーチ」搭載>検索性を強化した新アプリ(iPhone/Android)「<検索強化版>周波数帳2019」配信開始
●関連リンク: 三才ブックス
新スプリアス規格に対応したハンディタイプの27MHz帯CB機、西無線研究所の「NTS111」(税別価格81,500円)のうち、初回生産の50台が2019年6月13日に技術基準適合証明(技適)を取得。予約していた購入希望者(入金順)へ向けて、きょう6月17日から出荷作業が始まる見込みだ。
西無線研究所のNTS111は、今年2月に行った需要調査を兼ねた事前予約注文の結果、販売価格は81,500円(税別)に決定。今回は予約注文があった157台に加え、今後の追加注文に備えるためプラスアルファの台数を生産することにしている。
同社のTwitterアカウントによると、NTS111は6月7日にまず50台分の調整が完了し、6月13日に一般財団法人 テレコムエンジニアリングセンターによる技適証明試験を受験して全数が合格。6月17日から購入申し込み・入金が早かった順に購入申し込み者への発送作業が始まることになった(発送予定者にはメールで連絡済み)。
同社では続く50台分の製作・調整を進めており、6月20日前後に技適証明試験を受ける予定となっている。また100台目以降の製造作業も進行中だ。
● 関連リンク:
・NTS111商品説明ページ(西無線研究所)
・NTS111カタログページ(西無線研究所)
・Twitter 西無線研究所(@nishimusen)
2019年6月9日(日)、東京都羽村市の羽村市産業福祉センターで、アマチュア無線家、ライセンスフリー無線ファン、ドローン空撮愛好家などが一堂に会する無線イベント「ハムらde無線フェア」(同フェア実行委員会とJARL東京都支部の共催)が開かれ、300人を超える来場者で賑わった。その模様を写真で紹介しよう。
羽村市産業福祉センターを丸ごと借り切り、屋内や屋外でアマチュア無線、ライセンスフリー無線、ドローンなどのさまざまな展示と実演、講演などを行うという初の無線イベント「ハムらde無線フェア」が6月9日(日)に開催された。この日はあいにくの小雨模様だったが、開場前から多数の無線ファンが集まった。
まず1ページ目では、建物内で行われた展示や講演の模様を紹介しよう。
メーカー展示では、特定小電力トランシーバーやドライブレコーダーの販売、アマチュア無線機器の卸で知られるエフ・アール・シーが、351MHz帯デジタル簡易無線登録局のハンディ機(FC-D301)を初お披露目して注目を集めた。さらに第一電波工業は142/146MHz帯デジタル小電力コミュニティ無線用のアンテナ(固定局用、ハンディ用)を参考出品。八重洲無線も発表したばかりの144/430MHz帯ハンディ機のFT3DやHF/50MHz帯の固定機 FTDX101Dを展示し、ブースは常に人だかりができる状態だった。
後援団体の1つである一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は、アマチュア局の保証や養成課程講習会の案内と相談ができるコーナーを設けたほか、スペクトラムアナライザーなどの機器を持ち込み、会場で無線機器のスプリアス測定を実施。「アマチュア局として免許を受けたいが、スプリアス強度の実測データを求められて困っていた」という28MHz帯AMファンのアマチュア無線家がさっそく測定を申し込み、新スプリアス規格をクリアすることが伝えられるとホッとした表情を見せていた。
このほか、各メーカーやクラブなどの展示や体験コーナー、講演会場なども人気だった。その一部を紹介しよう。
エレクトロデザインはEXPERT ELECTRONICS社のハイエンドSDR機(1.8~144MHz帯)、MB1をデモンストレーション。無線機の中にWindows 10のPCが組み込まれ、Turbo HAMLOGも動作中
2ページ目 では「ハムらde無線フェア」の屋外展示を紹介する。
株式会社電波社のアマチュア無線誌「HAM world(ハムワールド)」2019年8月号が、2019年6月19日(水)に刊行される。今号の特集は「10Wで世界と交信できるデジタルモード! 今から始めるFT8」、注目の記事は「八重洲無線 FTDX101Dファーストインプレッション」「リモートソフトRS-BA1ver.2を活用! アイコムIC-9700を遠隔操作」。そのほか「世界の短波放送を聴こう!」「国際宇宙ステーションISSからの電波をキャッチしよう!」「世界の電子ログ・マッチング・システム LoTWを始めよう!」など盛りだくさんな内容だ。価格は980円(税込み)。
電波社の「HAM world」は同社の月刊誌「ラジコン技術」の増刊として、2015年9月にVol.1、2016年2月にVol.2、6月にVol.3、9月にVol.4、12月にVol.5、2017年3月にVol.6、6月にVol.7、9月にVol.8、12月にVol.9、2018年3月にVol.10、6月にVol.11、9月にVol.12、そして前号から独立創刊を果たし“月号表記”となり、12月に2019年2月号、3月に2019年5月号として3か月に1回のペースで刊行され、今回の2019年8月号で15冊目となる人気のアマチュア無線専門誌だ。
記事内容など概要は下記の通り。
★「HAM world」2019年5月号の概要
◆発売日: 2019年6月19日(水)全国書店発売
◆定価: 980円(税込)
◆発行: 株式会社電波社
◆体裁: A4 平綴じ
◆記事内容: 下記の通り
<特集:10Wで世界と交信できるデジタルモー! 今から始めるFT8>
・FT8の衝撃!
・TS-520でFT8受信&デコード
・FT8 運用に欠かせないリグ・PCの接続方法
・FT8の交信で取得できるアワード集
・スマホからFT8運用する方法
・FT8の運用とバンドプラン
・FT8の運用に必要な法令手続
・本家ソフトウェアWSJT-Xの導入と操作
・FT8ソフトウェアの設定方法
・カムバックハムのFT8運用記
・わたしのデジタル通信放浪記
<注目の記事>
・ハイブリッドSDR機 ヤエスFTDX101Dファーストインプレッション
・リモートソフトRS-BA1ver.2を活用! アイコムIC-9700を遠隔操作
<単発記事>
・クマデン移動運用会開催
・第一電波工業・RHM10読者レポート
・HF200W運用できるアンテナチューナー
・第6回 D-STAR完全マスター
・世界の短波放送を聴こう!
・イタリア製パドルBegaliに出会うまで
・第2回 Raspberry Piで遊ぼう
・国際宇宙ステーションISSからの
・電波をキャッチしよう!
・HF/50MHzハイエンド機 ケンウッドTS-990に追加された新機能
・ジャンク無線機復活の技
・「こどもの日特別運用」の日に南極昭和基地と交信成功
・超実践的 CW練習法 その10
・世界の電子ログ・マッチング・システム LoTWを始めよう!
・ライセンスフリーラジオの世界
・無線機の歴史おもしろエピソード
・始め方がわからないビギナーのためのアマチュア無線ガイド
同誌の確実な予約・購入には下のAmazonリンクが便利だ。
※以下は「HAM world」創刊号(Vol.1)から2019年5月号までのバックナンバー。プレミアム価格で取り引きされている号もある
●関連リンク: 株式会社電波社
一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は、2019年6月9日(日)に東京都羽村市で開催される初の無線イベント「ハムらde無線フェア」の会場にブースを出展し、“CB無線機のスプリアス相談”を始め、各種の実演や相談コーナーを設けることを明らかにした。
アマチュア無線はもちろん、ライセンスフリー無線やドローン空撮を楽しむ人たち、ラジコン愛好者などが一緒になって“電波で遊びと学び”のジャンル別セミナーや各種展示などが楽しめるという初の無線イベント「ハムらde無線フェア」が2019年6月9日(日)に東京都羽村市の羽村市産業福祉センターで開催される。同イベントは同フェア実行委員会とJARL東京都支部の共催で行われ、JARDとJAIA、羽村市が後援し各メーカーや出版社が協賛する。
後援団体の1つであるJARDは、同イベントにブースを出展し「スプリアス測定の実演」のほか、「 保証の相談・受付」「ドローンFPVの保証相談」「CB無線機のスプリアス相談」「養成講習会の相談・受付 etc」といった相談・受付コーナーを設けるという。
「CB無線機のスプリアス相談」とは聞き慣れない言葉だが、2022(令和4)年11月末で使用できなくなる“旧スプリアス規格”で作られたCB無線機(市民ラジオ)に関する相談や、現在使用中のCB機のスプリアス実測値が気になる場合に相談できるコーナーだろうか。その内容にライセンフリー無線ファンの注目が集まりそうだ。
「ハムらde無線フェア」については下記記事を参照のこと。
<無線のジャンルを超えて“電波で遊びと学び”の交流会>6月9日(日)、東京都羽村市で「ハムらde無線フェア」開催
●関連リンク:
・PDF「ハムらde無線フェア」会場にJARDのブースを出展します!!(JARD)
・「ハムらde無線フェア」案内チラシPDF
2005(平成17)年に電波法関連の法令である無線設備規則において、無線設備のスプリアス発射(必要周波数帯の帯域外に発射される不要な電波)の強度の許容値(スプリアス規格)が改正され、2007(平成19)年12月以前に「旧スプリアス規格」で作られた無線機器は、2022(令和4)年12月1日以降は使えなくなる。今回、株式会社JVCケンウッドは、旧スプリアス規格に該当する同社製の特定小電力トランシーバー、コードレス電話機/FAXのリストを作成し、「電波法により、旧スプリアス規格の製品は2022年11月30日までしかお使いいただくことはできません」と周知徹底を呼びかけている。
旧スプリアス規格の無線機器は2022(令和4)年11月30日までしか使用できず、12月1日以降は使用できないことは、アマチュア無線家への周知は進んでいるが、免許不要で誰でも使える特定小電力無線トランシーバーやコードレスホン、有料道路の料金所で止まらずに料金精算ができる「ETC(Electronic Toll Collection System)車載器」といった、一般の多くが利用している無線機器の分野では、利用者に十分知られているとは言いがたい状況にある。
これら一般の多くが利用している旧スプリアス規格の製品は、アマチュア無線機におけるJARDの「スプリアス確認保証」のような、新スプリアス規格をクリアしていることが確認・証明して今後も使用し続けられるという“救済措置”がない(個人がTELECなどの無線設備の認証・試験機関に特小トランシーバーを持ち込み、新スプリアス規格で技適を取り直すことは、費用や手間を考えると現実的とは言えない)。そのため旧スプリアス規格で作られた機種は事実上、2022年12月1日以降は使用できなくなっている。
JVCケンウッドでは次のように告知し、対象機種の確認を呼びかけている。(一部抜粋)
2005年に電波法関連の法令である無線設備規則において、無線設備のスプリアス発射(必要周波数帯の帯域外に発射される不要な電波)の強度の許容値(スプリアス規格)が改正されました。
弊社の製品も、2005年の改正以降は新スプリアス規格の「工事設計認証(技術基準適合証明)」を受けていますが、それより前に旧スプリアス規格の「工事設計認証(技術基準適合証明)」を受けた製品は、使用期限が2022年11月30日までとなっています。
電波法により、旧スプリアス規格の製品は2022年11月30日までしかお使いいただくことはできません。
つきましては、弊社製コードレス電話機/FAX、特定小電力トランシーバーについての旧スプリアス規格の製品を以下のようにご案内いたしますので、早めのお買い替えなどをご検討いただきますようお願い申し上げます。
1.コードレス電話機/FAX
型番が、IS-xxx、IB-xxx、T-xxxのコードレスの機器は、親機、子機ともにすべて旧スプリアス規格の製品です。2022年11月30日が使用期限です。
(弊社製留守番電話機 IS-M01 や IS-M11
などのようなコードレスではない機器は電波を使用しないため、対象外です。2022年12月1日以降もお使いいただけます。)
2.特定小電力トランシーバー
下表にてご確認ください。
旧スプリアス規格の製品は、2022年11月30日が使用期限です。
新スプリアス規格の製品は、2022年12月1日以降もお使いいただけます。
↓この記事もチェック!
<対象機機リストをPDFで公開>アルインコ、「旧スプリアス規格の特定小電力無線機器は2022年12月1日以降、使用できません」と呼びかけ
●関連リンク:
・旧スプリアス規格の製品(コードレス電話機/FAX、特定小電力トランシーバー)について(JVCケンウッド)
・関東総合通信局
旧スプリアス規格の無線設備への対応について《無線設備のスプリアス発射の強度の許容値に係る技術基準の改正関連》
・総務省 無線設備のスプリアス発射の強度の許容値
アイコム株式会社は、同社製のIPトランシーバー(IP500H/IP501H/IP502H)と接続して、高品位な多拠点音声会議を実現するスピーカーフォンユニット「VE-SP1」を6月中旬に発売すると発表した。騒がしい場所でも鮮明に聞こえる大音量(1.1W)出力のスピーカーを内蔵、大人数の会議にも対応できるよう約3m延長できる外部マイクも付属している。手軽に高品位な音声会議ができるほかIPトランシーバーの充電器としても使え、いざという場合はコンセントのない場所でも乾電池で使用できる。価格はオープン。
アイコムのプレスリリースから抜粋で紹介する。
★電源の場所を問わず運用可能。IP無線機で多拠点音声会議を実現するスピーカーフォンユニット「VE-SP1」を新発売
アイコム株式会社は、弊社製IPトランシーバーと接続して、高品位な多拠点音声会議を実現するスピーカーフォンユニットVE-SP1を発売します。
VE-SP1は当社製IPトランシーバーと組み合わせ、複数の拠点をつなぐ音声会議システムをすばやく構築できるスピーカーユニットです。各IPトランシーバー端末からの音声を拡声し、あたかも全員がその場にいるかのようにリアルタイムな情報伝達を実現します。
本製品は、災害時に救助や調査の最前線となる仮設施設での情報共有手段としての活用も踏まえて開発しています。 安定感とコンパクトさを両立するサイズ・重量の筐体としたほか、コンセントのない場所でも乾電池で運用が可能。 さらに、IPトランシーバーは携帯電話のデータ回線帯域を経由して通信するため、災害時における音声帯域の通信規制の影響も受けません。
平時においても、手軽に高品位な音声会議を可能にするスピーカーとして使用できるほか、IPトランシーバーの充電器として使用するなど、日常業務に活用しながら、いざというときに備えることができます。自治体や企業の BCP 対策のほか、複数拠点をつないだコミュニケーションが必要なさまざまな業種でご利用いただけるものと考えています。
<おもな特長>
・電源の場所を問わずに使える、乾電池での運用に対応。
・複数拠点からの音声を出力し、全員がその場にいるかのようなリアルタイムの情報伝達を実現。
・携帯電話のデータ帯域回線でつながるから、通話エリアは日本全国、災害時もつながりやすい(※各携帯電話回線の電波到達距離が通信エリアです)。
・持ち運びしやすい、小型・軽量のスピーカーフォンユニット。
・騒がしい場所でも鮮明に聞こえる大音量(1.1W)出力。
<定格>
・電源電圧: DC入力端子12~16V、単3形アルカリ乾電池8本
・寸法( 突起物含まず): 216.8W×52.8H×173.3Dmm
・重量: 約595g(乾電池を除く)
・最大消費電流: 1.0A以下
・使用温度範囲: -10~+60℃(ACアダプター運用時:+10~+40℃)
・音声出力: 1.1W以上(8Ω負荷、歪率10%以下)
・対応機種: IP500H/IP501H/IP502H
●関連リンク: 電源の場所を問わず運用可能。IP無線機で多拠点音声会議を実現するスピーカーフォンユニット「VE-SP1」を新発売(アイコム プレスリリース)
「ダイヤモンドアンテナ」のブランドで知られる第一電波工業株式会社は2019年5月24日、142/146MHz帯のデジタル小電力コミュニティ無線用のアンテナとして、全長7.5cmのハンディ用の「SRHF140D」と、全長1.0mのモービル用「AZ140」の2種類を6月に発売することを発表した。定価(税別)はSRHF140Dが3,700円、AZ140が7,000円。
昨年秋にスタートした142/146MHz帯の「デジタル小電力コミュニティ無線」では、無線機とともに認証を受けた規格の外部アンテナを使用することが可能だ。このほど第一電波工業から発表されたアンテナの「SRHF140D」「AZ140」のいずれも、すでに発売されているデジタル小電力コミュニティ無線機、アイコムのIC-DRC1で使用することができる。以下、新製品のリリース資料から抜粋で紹介する。
★SRHF140D 140MHz帯デジタル小電力コミュニティ無線用ハンディアンテナ
このたび弊社では、免許・資格不要の140MHz帯デジタル小電力コミュニティ無線用ハンディアンテナ「SRHF140D」を発売いたします。
◆特長:
・小型・軽量で持ち運びに便利
・フレキシブル構造で柔軟性も良好
◆製品規格:
・周波数:140MHz帯
・全長:7.5cm
・重量:20g
・空中線型式:1/4λ単一型
・インピーダンス:50オーム
・接栓:SMA-P
◆定価: 3,700円(税別)
◆発売日: 2019年6月
★AZ140 140MHz帯デジタル小電力コミュニティ無線用モービルアンテナ
このたび弊社では、免許・資格不要の140MHz帯デジタル小電力コミュニティ無線用モービルアンテナ「AZ140」を発売いたします。このアンテナは車体アース不要のノンラジアルタイプとなっております。このアンテナを車で使用するための基台・ケーブルは別売りとなります。
◆特長:
・全方向回転ホイップ機構付き
・車体アースが不要なノンラジアル夕イプ
◆製品規格:
・周波数:140MHz帯
・全長:1.0m
・重量:110g
・空中線型式:1/2λ単一型
・インピーダンス:50オーム
・利得:2.14dBi
・接栓:M-P
◆定価: 7,000円(税別)
◆発売日: 2019年6月
●関連リンク: 第一電波工業
アルインコ株式会社は2019年4月26日、デジタル簡易無線戸別受信機の「XEAL30D(351MHz帯登録局用)」「XEAL40D(467MHz帯免許局用)」を6月から発売すると発表した。同製品は町内会や自治会、会社や工場といった小規模コミュニティにおいて、デジタル簡易無線(351MHz帯の登録局または467MHz帯の免許局)から送信した内容を戸別で受信するための据置型受信機だが、47chの特定小電力無線トランシーバーも内蔵し、録音したメッセージを特小で送信する「録音送信」機能のほか、別のユーザーとの交信も可能。また438MHz帯のアマチュア無線周波数(100kHzステップで10ch)やAM/FMラジオ放送の受信にも対応している。両モデルとも価格はオープン。
アルインコの発表から抜粋で紹介する。
デジタル簡易無線戸別受信機 XEAL30D / XEAL40D
~町内会や自治会、会社や工場など小さなコミュニティで簡単に情報発信ができる戸別放送システム用の端末です~
登録局用のXEAL30Dと免許局用のXEAL40Dは、デジタル簡易無線機をマイク代わりにして行う戸別放送を受信するレシーバー兼特定小電力無線トランシーバーです。
厨房、事務所、工場など環境音が大きい場所ではハンディ機の音が小さくて聞き取れない、デジ簡ハンディ機は外部電源端子が無いから常時受信しづらい…そんなシーンで、大きなスピーカーと1Wの大音量で受信できるモニターとして使えます。本格的な戸別受信機は多機能ですが高価で設置も複雑。小さなコミュニティでは導入が難しいですが、アルインコのXEALシリーズなら価格がリーズナブルで設置も簡単です。
<主な機能>
・誰でも開設できる免許・資格不要の登録局用XEAL30Dは地域コミュニティ向け、免許局用XEAL40Dは会社、工場、各種施設など法人向けです(免許局は法人に限り使用可能。無線局免許が必要で、送信機を操作できるのは免許人だけに限られます)。
・設置は電波が受信できるところに壁掛けか据え置きして、ACアダプターをコンセントにつなぐだけです。
・マイク代わりの送信機は携帯型トランシーバーや車載型トランシーバーが使えるので場所にとらわれず運用でき、非常時でも柔軟に対応できます。屋上など高い場所に設置した高性能アンテナを使えば放送エリアはさらに広がります。
・操作は日本語の音声ガイドがアシスト。ACSHモードとスマホアプリで簡単に初期設定を済ませることができ、台数が多くてもエアクローンで一度にその設定を無線でコピーします。
・最長5分の放送メッセージを8件まで録音可能。録音したメッセージを特小無線周波数で送信する「録音送信」機能を搭載しました。
・停電でACアダプターが使えないときは内蔵の単三乾電池(別売・4本)に自動切り替え。外に持ち出して受信するのに便利な折り畳み式ハンドルが付いています。
・対応する弊社製デジタル簡易無線機を使えば特定のグループだけに向けた放送をする「選択放送」もできます。
・ただ数字や短い単語を読み上げるのではなく、文章で説明する和文音声ガイダンスを採用しました。
・特定小電力無線のチャンネルを登録すると、そのチャンネルで別のユーザーと通話ができます。管理者用の「拡張各種設定機能」で切り替えると交互中継対応、VOXその他の機能も搭載する47chの特定小電力トランシーバーとして使えます(特小トランシーバーモード時は、戸別受信機能は一切動作しなくなります)。
<アマチュア無線の受信について>
昨今の防災意識の高まりから、一部の自治体で地元のアマチュア無線家と非常時の通信ネットワークを構築されているところがあります。東日本大震災の時も、日本アマチュア無線連盟の要請で弊社を含むアマチュア無線機メーカーが被災地に寄贈した430MHz帯のアマチュア無線機が連絡通信に使われた実績もあります。
本機のアマチュア無線受信機能は、このようなときに地元であらかじめ決めておいた周波数で行う防災・減災のための通信を受信していただく目的で採用したものです。438MHz帯を100kHzステップで10chプログラムしてあるうちの1chを予め登録して使うもので、任意の周波数を登録することはできません。
●関連リンク: デジタル簡易無線戸別受信機 XEAL30D / XEAL40D(アルインコ)