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link hamlife.jp hamlife.jp (2024/9/24 13:05:28)

現在データベースには 5900 件のデータが登録されています。

feed <「8J」「8N」で始まるコールサイン>2024年2月に運用されるJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局に関する情報 (2024/2/5 12:25:07)

2024年2月に運用が予定されているJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局に関する情報を紹介しよう。2月に新たに開局した記念局は確認されていないが、前回(2024年1月)お伝えした情報から「筑波大学開学50周年(8N1ITF)」「横浜市青葉区30周年(8J1AOBA)」「郡山市市制100周年(8J7KFC)」「長生村70周年(8N1CS70Y)」の4局の開設が確認できた。昨年の暮れごろから、各総合通信局(沖縄総合通信事務所を含む)での、プリフィックスが8J、8Nで始まる記念局開設基準が厳しくなったという声を聞く。その影響なのだろうか、一時期の乱立状態に比べて記念局の開局が極端に少なくない。

 

 

 

●2024年2月に運用されるJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局

 

 

 

 

 上記リストは2024年2月5日現在で有効な無線局免許のある記念局等を抜粋したもの。名称の後のカッコ内の記号は、1:JARL特別記念局、2:JARL特別局、N:JARL以外の記念局、A:ARISS局、E:体験局を意味する。なおこれらの局の違いについては、8j-station.infoの「記念局・臨時局とは」を参考にするとわかりやすい。

 

 

 

●関連リンク:
・8j-station.info
・特別局及び特別記念局の開設基準(PDF形式/JARL Web)
・JARL特別局または特別記念局を開設するには…(JARL Web)

 

 

 

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feed <ついに36万局割れ!総務省の最新データベース>無線局等情報検索(2月5日時点)、アマチュア局は1週間で240局(約34局/日)減って「359,973局」 (2024/2/5 12:05:32)

日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2024年2月5日時点で、アマチュア局は「359,973局」の免許情報が登録されている。前回紹介した2024年1月29日の登録数「360,213局」から、1週間で240局ほど減少した。ついに36万局を割ってしまった。本林良太氏(JJ1WTL)のブログ「CIC」によると「減少は加速気味です.・38→37万局…1年3か月弱、・38→37万局…9か月強」「36万局は1978(昭和53)年ころの値に相当します」と紹介している(記事下の「関連リンク」を参照)。

 

 

 

 総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。

 

 その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。

 

 今回、2024年2月5日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「359,973局」の免許状情報が登録されていた。前回、2024年1月29日時点のアマチュア局の登録数は「360,213局」だったので、1週間で登録数が240局ほど減少した。

 

 

 

日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」

2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入され、例えば一般社団法人 日本アマチュア無線の中央局「JA1RL」で検索すると、「移動しない局」の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は一括表示記号の「1AF」に(左)、移動する局の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は「1AM」となった(赤枠はhamlife.jpが記入)

以前の表記を見ると、「移動しない局」(左)と「移動する局」(右)の2つの免許状情報それぞれ、周波数帯ごとに許可されている空中戦電力(出力)が表記されていた

 

 

↓この記事もチェック!

 

< “即日施行” と “9月25日施行” に分かれる>総務省「アマチュア無線の制度改革」、3月22日の官報号外で公布される

 

<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映

 

<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた

 

 

 

●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省 周波数等の一括表示記号
・アマチュア局36万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・全局の、周波数等のお一括表示記号(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・総務省 許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)

 

 

 

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feed <駅からのアクセスとホール内の動画あり>ハムフェアの新会場になる東京都江東区の「有明GYM-EX」施設内部を初見学 (2024/2/5 11:37:29)
sound ポッドキャスト : video/mp4

既報 (2023年10月21日記事) のとおり、今年(2024年)8月24日(土)と25日(日)の2日間にわたり開催される「ハムフェア2024(アマチュア無線フェスティバル)」は、過去21回にわたって使用してきた「東京ビッグサイト(東京国際展示場)」を離れ、東京都江東区の「有明GYM-EX(ありあけジメックス)」が会場になる。このほど、その施設内部を見学(下見)できたので紹介しよう。

 

 

「ハムフェア2024」の新会場となる「有明GYM-EX」

「有明GYM-EX」のホール内部

 

 このほど「ハムフェア(アマチュア無線フェスティバル)」を主催する一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が、メーカーなど一部関係者と共に「有明GYM-EX」の下見を行った。hamlife.jpも加わることができたので、現地へのアクセスや会場内の配置などを紹介しよう。

 

 

◆会場へのアクセス

 

「有明GYM-EX」の住所は東京都江東区有明1-10-1。最寄り駅は新交通システム「ゆりかもめ」の「有明テニスの森」駅から徒歩5分となっている。

 

新橋と豊洲を結ぶ新交通システム「ゆりかもめ」

 

 高架上にある「有明テニスの森」駅の改札を出て、階段を降り「2A」出口から地上に出ると、左側のフェンス奥に「有明GYM-EX」の建物が見える。フェンスに取り付けられた案内看板に従って左へ進み、次の交差点を右折。あとは一直線で「有明GYM-EX」の入口に到着する。2A出口からは約5分の道のりだ。

 

「有明テニスの森」駅の2A出口を出ると左側フェンス奥に有明GYM-EXの建物が見えている

 

 

●タイムラプス動画「有明テニスの森」駅から「有明GYM-EX」会場内まで
(hamlife.jp 2024年2月1日撮影)
※画面をクリックすると動画がスタートします。

 

 

●「有明GYM-EX」展示ホール内の様子
(hamlife.jp 2024年2月1日撮影)
※画面をクリックすると動画がスタートします。

 

 

 

 自動車の場合は、首都高速10号晴海線の「豊洲」出口、または首都高速湾岸線の「有明」出口が最寄りとなる。会場に隣接した敷地に臨時有料駐車場があるが320台分と少なく、その一部は出展者・関係者用に振り分けられる可能性もある。徒歩約10分の大規模商業施設「有明ガーデン」にある有料駐車場(1,800台)の利用が無難かもしれない。

 

新会場の「有明GYM-EX」は新交通システムゆりかもめ「有明テニスの森」駅から徒歩5分。自動車の場合は首都高速10号晴海線の「豊洲」出口、または首都高速湾岸線の「有明」出口が最寄り

「有明GYM-EX」の敷地マップ

首都高速10号晴海線からも「有明GYM-EX」はよく見える(助手席から撮影)

 

 

◆有明GYM-EXの内部

 

 この「有明GYM-EX」は、「東京2020オリンピック・パラリンピック」で、体操、新体操、トランポリン、ボッチャの会場として使用した競技場(有明体操場)を東京都が改修、都内中小企業振興のために整備した展示場で2023年5月にオープンした。東京ビッグサイトと同じ、都の外郭団体が運営している。

 

 名称は「地名(有明)」と「体操競技場であった経緯(体操を示すGymnastics)」と「展示場であること(展示会を示すExhibition)」を表現した造語という。

 

「有明テニスの森」駅から徒歩約5分で「有明GYM-EX」前に到着

建物前の門標

東京2020オリンピック・パラリンピックで使用されたことを説明するプレートがあった

入口のフロア案内。展示ホール以外は簡素で、売店やコンビニ、カフェなどは設けられていない

 

 屋根などに木材をふんだんに使った建物だが、内部に展示ホールは1つしかない。ホール部分の床面積は約9,401平方メートル(約79×119m)。最近のハムフェアで使用してきた「東京ビッグサイト 南展示棟3・4ホール」よりも約9%狭いが、内部を見た感じは狭さは感じなかった。

 

入口からまっすぐ、ロビー(ホワイエ)を進む

展示ホール内はこんな感じ。広さは約79×119mで、これまでの東京ビッグサイト南展示棟3・4ホールより約9%狭いという

展示ホール内を別角度から撮影

展示ホールを俯瞰撮影。なお施設側から「夏場の冷房の利きは良い」という説明があった

展示ホールの2階周囲は解放感溢れるスペースが設けられているが、一般立ち入り禁止エリアになるという

 

 なお「有明GYM-EX」は構造上、屋上などにアンテナタワーの建設ができない。さらに屋外からケーブル類を引き込みことも難しいようだ。恒例となっている特別記念局の運用や、各メーカーブースで無線機の実動展示を行うためのアンテナをどうするか、今後の検討課題になりそうだ。

 

建物横にある搬入口。高さ制限は4.0m

シャッターが開いた搬入口から見た展示ホール内部

 

 展示ホール内に男女トイレは1か所ずつ(ホール外のロビーを含めて男女計4か所)、喫煙所はロビー左右に2か所(ハムフェアで使用するかは未定)。飲物の自動販売機はロビーに3か所あるが、売店やコンビニ、カフェ、レストランなどは設けられていない。

 

ホール内のトイレは1か所

喫煙所は2か所(ハムフェアで使用するかは未定)

飲料の自動販売機は3か所

会議室は2階に4つあるが、「ハムフェア2024」で使用するかは未定

ハムフェアで使用されるか未定だが、医務室も完備されている

 

 

 

●有明GYM-EXご案内 5分(YouTubeチャンネル「東京ビッグサイト (Tokyo Big Sight)」)
※画面をクリックすると動画がスタートします。

 

 

 

◆会場周辺の飲食施設とホテルについて

 

 買い物や飲食には建物外に出る必要があるが、「有明GYM-EX」から最も近いコンビニまでは徒歩約8分。飲食施設は徒歩約10分の「有明ガーデン」内が最も近い。

 

最も近いコンビニ(ローソン)まで徒歩約8分。右側の建物が大規模商業施設の「有明ガーデン」だ

 

「有明テニスの森」駅周辺には、最近開業したホテルが2軒ある。また「ゆりかもめ」で1駅の豊洲市場にも2月にホテルが1軒開業した。しかし、いずれも価格設定はやや高めのようだ。従来のハムフェア同様、「東京ビッグサイト」駅や「国際展示場」駅周辺のホテルを利用し、会場まで「ゆりかもめ」で移動することを考えた方が良いかもしれない。コロナ禍もやや落ち着きインバウンド需要が増しているので、地方から参加予定の方には早めのホテル探しをお勧めする。

 

 

 

●関連リンク:
・ハムフェア2024開催要項(JARL Web)
・有明GYM-EX
・有明ガーデン
・新交通システムゆりかもめ

 

 

 

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feed <「ハムハムイングリッシュ」と「アマチュア無線の真髄を探る・・イントロ編」>ハムのラジオ、第579回放送をポッドキャストで公開 (2024/2/5 8:30:55)

「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開、2020年4月からは再放送も始まった(現在は毎週水曜日の24時から再放送中)。また2023年10月からは兵庫県丹波市の「805たんば」で毎週日曜日の20時から1週前の番組が放送されるようになった。

 

 

 2024年2月4日(第579回)の放送は、リスナーに英語に親しんでもらう企画「ハムハムイングリッシュ」の2月号。さらに「アマチュア無線の真髄を探る・・イントロ編」と題して、次回から始まる“アマチュア無線とは何か”を深掘りしていく企画の意気込みをレギュラー陣が語りあった。

 

 公開されたポッドキャスト音声は約51分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。

 

 

 

●関連リンク: ハムのラジオ第579回の配信です

 

 

 

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feed 三浦電波監視センターが「HF帯のデジタル文字通信(FT8など)で無資格運用やオフバンドの違反行為が目立つ」と異例の呼びかけ--1月28日(日)~2月3日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 (2024/2/4 9:30:18)

先週のアクセスランキング1位は、アマチュア無線でDX通信の主流となっているHF帯のFT8など「デジタル文字通信」の監査を、日本における短波帯以下と人工衛星からの電波監視業務を行っている唯一の施設「総務省関東総合通信局三浦電波監視センター(神奈川県三浦市)」が行ったところ、運用している局の「免許失効」「指定外周波数使用(いわゆるオフバンド)」「指定外周波数使用」の電波法違反行為を複数確認したとして、注意点とともに「適正な運用を心がけて」と異例の注意喚起を行った話題。

 

 

(関東総合通信局の広報資料から)

 

 

 続く2位は、小型月着陸実証機「SLIM(スリム)」が日本初(世界で5か国目)となる月面着陸に成功。「SLIM」から放出された2基の小型月面探査機のうちの1つ「LEV-1」に搭載されているアマチュア無線局(JAXAハムクラブ)に、総務省関東総合通信局から無線局免許状が「JS1YMG」のコールサインで正式交付(令和6年1月29日付け)されたニュース。免許状の「無線設備の設置場所又は移動範囲」には「月軌道」とあり、「軌道傾斜角 5.2度、軌道周期 39,214分、近地点高度 360,000km、遠地点高度 405,000km」と月の軌道要素が記載されていることから、“日本で初めての月面アマチュア無線局”だとアマチュア無線家の間で話題になっている。

 

 

「lev1_rover_slim/@LEV1_Rover_SLIM」がX(旧Twitter)でポストした、日本で初めてとなる月面アマチュア無線局「JS1YMG(LEV-1)」の免許状

小型月面探査機「LEV-2」が月面を移動しながらデータを収集し、小型月面探査機「LEV-1」がそのデータを受け取り、アマチュア無線を使って地球に届ける(JAXAデジタルアーカイブスから(C)JAXA)

 

 

 3位は、総務省総合通信基盤局が定期的に実施している、電波法の基準を満たしているとしてネット通販などで安価に市販されている無線機器(トランシーバー、ペット用の無駄吠え防止、ワイヤレスチャイム、通信機能抑止装置など)を購入して、実際の電波の強さを測定する「無線設備試買テスト」の「令和5年度第2次(1月掲載分)」が公表された話題。今回測定した78機種(1機種につき2台ずつ)で、「著しく微弱な無線局」の基準を超えた電波を発射することが確認された。電波法令の手続きなくそのまま使用すると、電波法違反による罰則(1年以下の懲役又は100万円以下の罰金)の対象となる。

 

 

通販サイトでは安価なトランシーバーをはじめ電波を発射する海外製の機器が多数販売されているが、そのほとんどが「著しく微弱な無線局」の基準を超えている

 

 

 4位は「<総務省が “特例措置” を設けて聴取者への影響を検証>2024年2月以降に『運用休止』を予定している民間AMラジオ放送事業者(中波ラジオ局)13社を公表」。昨年(2023年)11月1日の記事だが、2月1日からの放送休止のタイミングに合わせて再び注目を集めたようだ。民間AMラジオ放送(中波ラジオ放送)事業者の中には、AMラジオ放送の維持コストの負担が難しいなどの理由により、コストが抑えられるFMラジオ放送への変更(FM転換)や、FM転換を伴わないAM放送局の廃止(AM局廃止)を検討していることから、総務省がその社会的影響を確認するため一定期間内にAMラジオ放送を休止できるよう特例措置を設け、休止を希望する13社の民間AMラジオ放送事業者が、2024年2月から最長1年間にわたり放送を休止することになった。

 

 

 

中波でAMラジオ放送を行っている事業者は設備更新や維持管理に多額のコストがかかる

 

 

 

※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。

 

 

 

1)<三浦電波監視センターがHF帯のFT8交信を監査「免許失効、オフバンド、資格逸脱…適正な運用を心がけて」と異例の注意喚起>アマチュア無線局によるデジタル文字通信での電波法違反を複数確認

 

2)<免許状に記載の設置場所、移動範囲は「月軌道」>小型月面探査機「LEV-1」搭載、日本で初めての月面アマチュア無線局「JS1YMG」に無線局免許が正式交付

 

3)<市販されている78機種で、そのまま使用すると電波法違反に>総務省、著しく微弱な電波の許容値測定「令和5年度無線設備試買テスト中間結果報告(第2次)」を公表

 

4)<総務省が “特例措置” を設けて聴取者への影響を検証>2024年2月以降に「運用休止」を予定している民間AMラジオ放送事業者(中波ラジオ局)13社を公表

 

5)<「ハムフェア2019」での初お披露目から4年5か月>アイコム、HF+50MHz帯 1kWリニアアンプ「IC-PW2」の出荷開始を発表

 

6)<日本初の月面着陸に成功>月着陸機「SLIM」搭載の小型月面探査機が発信するアマチュア無線(JS1YMG/437.410MHz)の電波が月から届く

 

7)<大分県杵築日出警察署と共同で取り締まり>九州総合通信局、大分県内の自宅に不法市民ラジオ(CB無線)を設置していた男(60歳代)を電波法違反容疑で摘発

 

8)<アマチュア無線に強力なノイズが混入する事例も…>総務省、影響・原因から対策まで「太陽光発電システムを原因とする無線通信の妨害について」のページを新設

 

9)<報道陣を集めて“使用禁止”を周知>北海道総合通信局、外国人スキーヤーたちが持ち込む外国製トランシーバー使用の常態化で取り締まりを強化

 

10)<受信テク+機材情報たっぷり>三才ブックス、1月30日(火)に「ラジオ受信バイブル2024」刊行

 

 

 

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feed 関東、東海、近畿、中国、四国、九州、東北、信越、沖縄で更新。3エリアはJQ3の1stレターが「I」から「J」へ---2024年2月3日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 (2024/2/3 9:30:05)

日本における、2024年2月3日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。2月に入って、1エリア(関東管内)の関東総合通信局、2エリア(東海管内)の東海総合通信局、3エリア(近畿管内)の近畿総合通信局、4エリア(中国管内)の中国総合通信局、5エリア(四国管内)の四国総合通信局、6エリア(九州管内)の九州総合通信局、7エリア(東北管内)の東北総合通信局、0エリア(信越管内)の信越総合通信局、6エリア(沖縄管内)の沖縄総合通信事務所からそれぞれ更新発表があった。なお、近畿合通信局管内の3エリアは、JQ3のサフィックスファーストレター「I」が終了し、「J」へ割り当てが移っている。

 

 

 

 各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。

 

 

 

 

 ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。

 

 その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。

 

 さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。

 

 また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。

 

 しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。

 

 このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。

 

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給

 

<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始

 

 

 

●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 

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feed <立候補締め切りは2月20日、投票用紙は3月下旬発送>JARL、「令和6年通常選挙」を告示 (2024/2/3 8:00:10)

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は2024年2月1日、「令和6年通常選挙」を告示し138名の社員と10名の地方本部長、15名の理事候補者(うち10名は地方本部長を兼ねる)を選出する “2年に一度の選挙戦” が事実上スタートした。立候補の締め切りは2月20日(火)15時、投票用紙は3月下旬に選挙権のある正員へ郵送され、4月19日(金)18時に投票が締め切られ、翌20日(土)から21日(日)に開票作業が行われる。

 

 

 

 JARLは定款の規定により2年に一度、社員と理事候補者を選ぶ「通常選挙」を実施している。今年はその“選挙の年”。2月1日、JARLのWebサイトに令和6年通常選挙の選挙告示が掲載された。

 

 

JARLがWebサイトに掲載した「令和6年通常選挙」の告示

 

 

◆JARL「令和6年通常選挙」の主要スケジュール

 

 

★選出する社員と理事候補者の定数

 

(1)地方本部区域ごとの社員(総会に参加し決議する役目)
 関東:20人、東海:12人、関西:12人、中国:8人、四国:4人、九州:8人、東北:8人、北海道:4人、北陸:4人、信越:4人(合計84人)

 

(2)支部区域ごとの社員(「支部長」の業務と、総会に参加し決議する役目)
 ・各支部の区域ごとに1人(合計54人)

 

(3)理事の候補者(連盟を代表し理事会を構成。業務方針や予算などを審議決定)
 ・全国の区域内の理事候補者(全国選出理事):5人

 

(4)地方本部長:各地方本部ごとに1人(合計10人)
 ※地方本部長選出選挙で選ばれた者は、そのまま地方本部長に就任が決まり、さらに2024年6月23日の第13回定時社員総会における決議を経て、理事(地方選出理事)就任も確定する

 

 

★選挙告示: 2月1日(木)

 

 

★立候補手続き開始日: 選挙告示日から

 

 

★立候補締め切りの日時: 2月20日(火)15時00分

 

 

★立候補者の公表:
・2月9日(木)にJARL Webで中間受付状況を掲示
・2月21日(水)にJARL事務局に立候補者告示を掲示

 

★投票用紙の発送: 3月下旬に選挙権のある正員へ郵送
 (選挙公報はJARL Webに掲載される  https://www.jarl.org/Japanese/2_Joho/2-3_Kokuchi/2024/2024senkyo.htm

 

 

★投票締め切り: 4月19日(金)18時00分(専用封筒で郵送到着に限る)

 

 

★開票: 4月20日(土)9時30分~4月21日(日)に株式会社アグレックス内(東京都町田市)で実施
 ※開票確定後、JARL Webで掲示し、JARL事務局にも掲示

 

 

★任期: 令和6年6月23日の第13回定時社員総会終了後から2年間(令和8年6月の定時社員総会終了まで)

 

 

 

 

●関連リンク:
・令和6年通常選挙について(JARL Web)
・選挙告示(JARL Web/PDF形式)
・JARL選挙規定(JARL Web/PDF形式)

 

 

 

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feed <1年間(2023年)で12,010局の減少>総務省が2023年12月末のアマチュア局数を公表、前月より1,119局少ない36万0,787局 (2024/2/2 18:00:30)

2024年2月1日、総務省は2023年12月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると前回の2023年11月末のデータから1か月間で1,119局減少して、360,787局となった。昨年(2023年)は1年間では12,010局(約1,001局/月)の減少となった。

 

 

2021年と2022年と比べて、減少数が増加していることがわかる。

 

 

 アマチュア局は、1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年4月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けている。ピーク後に最高となった43万7,736局から93か月間で74,255局減少した。

 

 

今回公表された2023年12月末のデータは対前月比で▲1,119局。アマチュア局の減少数の歯止めがかからい状況が続いている

2006年4月末から2023年12月末までのアマチュア局数の推移

 

 

●2023年12月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳

 

・1エリア(関東管内): 107,198局(107,467局)

・2エリア(東海管内): 45,829局(45,969局)

・3エリア(近畿管内): 43,770局(43,901局)

・4アリア(中国管内): 21,797局(21,860局)

・5エリア(四国管内): 16,678局(16,752局)

・6エリア(九州管内): 29,999局(30,074局)

・7エリア(東北管内): 37,463局(37,610局)

・8エリア(北海道管内):32,585局(32,691局)

・9エリア(北陸管内): 8,548局(8,572局)

・0エリア(信越管内): 14,807局(14,870局)

・6エリア(沖縄管内):  2,113局(2,140局)

 

※カッコ内の数字は2023年12月末の局数を表す。

 

 

 

 

アマチュア局登録の多いエリア順に並べると、1エリア(関東管内)は11万局以上の登録があるが、2番目は2エリア(東海管内)で3位が3エリア(近畿管内)、そして4位には7エリア(東北管内)、5位は8エリア(北海道管内)、6位は6エリア(九州管内)と続く

 

 

 

●関連リンク: 無線局統計情報(総務省)

 

 

 

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feed <超小型で無線連結中継にも対応>アルインコ、421/440MHz帯の特定小電力コンパクトマルチレピーター「DJ-P116R」を新発売 (2024/2/2 15:30:32)

アルインコ株式会社は2024年2月1日、421/440MHz帯の特定小電力トランシーバーの電波を中継する超小型(突起物を除く約43W×67H×22Dmm、本体重量約60g)の屋内用コンパクトマルチレピーター「DJ-P116R」の発売を開始した。付属のUSBアダプターで直接AC100Vコンセントに接続して使用でき、通常の交互通話中継のほか4台までの無線連結中継に対応している。価格はオープン。同社は「特小無線トランシーバー用の中継器に、超コンパクトという新たな選択肢ができました」とPRしている。

 

 

DJ-P116Rの設置例。コンセント直結よりも、棚やロッカーなどの上に置くことがお勧めという

背面にUSB端子がある

 

 

 アルインコ株式会社電子事業部の新製品ニュースから抜粋で「DJ-P116R」の概要を紹介する。

 


 

特小レピーターがここまで小さく、設置が簡単になりました。
特定小電力コンパクトマルチレピーター(屋内用)
DJ-P116R

 

 アルインコ株式会社ではこの度、特定小電力コンパクトマルチレピーター(屋内用)、「DJ-P116R」を発売いたします。
 最大の特長はそのサイズと設置の容易さです。さらに通常の交互通話中継のほか4台までの無線連結中継に対応、対応子機を使えば今までよりも手軽に広いエリアでの通話を実現します。電源は付属のUSBアダプターで直接AC100Vコンセントに接続、設定は付属のUSBケーブルでPCと接続して無償の専用ソフトまたは対応子機のリモコン機能で行えるため、このサイズと操作性が実現しました。

 

DJ-P116R本体と付属のUSBアダプター、USBケーブル

 

<特長>

 

★交互(半複信)中継で全27chに対応する中継器

 

★対応子機を使えば、本機を4台まで無線連結してワイドな通話エリアを実現(連結中継対応機:DJ-P240の対応ロット/DJ-PX7/DJ-PHM20/DJ-P322/DJ-P113R/DR-PM300SEのトランシーバーモード)

 

★高さ67mm×幅43mm×厚さ22mm(突起物/USBアダプター除く、アンテナ長約190mm)、質量約60g(USBアダプター別)の超コンパクトボディ

 

★無線機が拾う環境音(バックノイズ)を低減する高性能ノイズキャンセル機能

 

★設定は専用ソフトのほか、対応子機のリモコンモードでも行えるのでPCがない環境でも設置や変更が可能

 

★折り畳み・回転式高性能1/4λアンテナを採用

 

★取り付けはUSBアダプターと介したAC100Vコンセント直結のほか、付属USBケーブルと市販の電源タップで壁のコンセントから離せるので設置場所探しも簡単

 

★連結中継時でも特小トランシーバー2台分程度、最大約220mAとエコな電流消費

 

<DJ-P116Rは、こんなところで活躍します>
・中継器無しでもほぼ実用にはなってはいるが、特定の場所が通話できないなど、少し不満が残る…
・現場が変わる仕事だから常設中継器は使えない、持ち運びと設置が不便…
・本格的な連結用中継器を何台も設置するスペースがない、お店のイメージに合わない…

 

DJ-P116Rの設置イメージ

 

<定格>
・使用周波数帯/チャンネル:特定小電力無線421/440MHz帯、中継用27ch
・電波型式:F3E(FM)、F1D(FSK)
・送信出力:10mW、1mW
・受信感度:-14dBμ(12dB SINAD)
・通信方式:半複信
・定格電圧:DC5.0V(USBアダプター)
・消費電流
 送信時:90mA(10mW時)/79mA(1mW時)
 受信待ち受け時:83mA
 最大消費電流:220mA
・動作温度範囲:-10℃~+50℃
・寸法(突起物除く、約):高さ67mm×幅43mm×厚さ22mm
・質量(約):本体60g(USBアダプターEDC-339 110g)

 

<標準付属品>
USBアダプター (EDC-339)
 ※ノイズ等のトラブルの原因となるので、純正品 EDC-339以外のUSBアダプターは動作保証の対象ではありません。
取扱説明書
USBケーブル(UX1735)
保証書

 


 

 

 

 

 

 

 詳細は下記関連リンク参照。

 

 

 

●関連リンク:
・特定小電力無線 コンパクトマルチレピーター DJ-P116R(アルインコ 製品情報)
・DJ-P116R 詳細説明書 PDF(アルインコ)
・DJP116R 設定ソフトウェア(DJP116R_Setting_Writer)説明書 PDF(アルインコ)

 

 

 

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feed <三浦電波監視センターがHF帯のFT8交信を監査「免許失効、オフバンド、資格逸脱…適正な運用を心がけて」と異例の注意喚起>アマチュア無線局によるデジタル文字通信での電波法違反を複数確認 (2024/2/2 12:25:31)

日本における短波帯以下と人工衛星からの電波監視業務を行っている唯一の施設「総務省関東総合通信局三浦電波監視センター(神奈川県三浦市)」がこのほど、アマチュア無線の世界でDX通信の主流となっているHF帯のFT8など「デジタル文字通信」の監査を実施した。その結果「免許失効」「指定外周波数使用(いわゆるオフバンド)」「指定外周波数使用」の電波法違反行為を複数確認したとして、注意点とともに「適正な運用を心がけて」と異例の注意喚起を行った。先日も同センターによる電波監視で、2アマ以上の資格がないのに14MHz帯でFT8を運用したことが発覚した無線従事者(3アマ、4アマ)に対し、従事停止46日間の行政処分を関東総合通信局が行うなど( 2024年1月24日記事 )、電波法違反行為に対して厳しい対応が取られている。

 

 

関東総合通信局三浦電波監視センターにおける電波監視(総務省の資料から)

 

 

 総務省関東総合通信局三浦電波監視センターからのお願いは以下のとおり。

 


 

●アマチュア局におけるデジタル文字通信運用時の留意事項について

 

 関東総合通信局三浦電波監視センターにおいて、アマチュア局のデジタル文字通信方式の監査を行ったところ、複数の不法局・違反局を確認しています。

 

 同センターでは、今後も継続してデジタル文字通信の電波監視を行い、不法局・違反局に対しては必要に応じて適切な措置を講じていくこととしていますので、デジタル文字通信の運用にあたっては、次について留意し適正な運用に心がけて下さい。

 

電波法令違反の事例

 

1.免許失効
 デジタル文字通信に限りませんが、必ず運用前に免許状記載の免許の有効期間を確認して下さい。平成から令和への改元に伴う読替えの誤りにより、免許が失効しているにも関わらず運用してしまった事例も見受けられますので注意して下さい。

 

2.指定外周波数使用(いわゆるオフバンド)
 USB で電波発射するデジタル文字通信については、発射する電波が、アマチュア局が動作することを許される周波数帯から逸脱していないか確認して下さい。

 

 

 

 

3.指定外周波数使用
 10MHz帯及び14MHz帯での運用にあたっては第二級アマチュア無線技士相当以上、18MHz 帯の運用にあたっては第三級アマチュア無線技士相当以上の資格と、その資格に相応した周波数等の一括表示記号が記載された無線局免許状が必要です。
(例:第四級アマチュア無線技士の資格を有し、新たに第三級アマチュア無線技士を取得した場合、無線局の変更申請を提出し免許状に記載される周波数等の一括表示記号が「4AM/4AF」から「3AM/3AF」に変更されない限り、18MHz帯で運用することはできません)

 


 

 

関東総合通信局 三浦電波監視センターの入口。敷地内のログペリアンテナやパラボラアンテナが見える

本庁舎内にある監聴室には短波監査装置がズラリと並んでいる

監聴室に設置されたDEURAS-Hの集中センタ局操作卓。全国5か所のセンサ局を遠隔操作して電波の発射地点の特定が可能

 

 最近は世界的にFT8の運用者が増加している。そのため、いわゆるFT8の標準周波数 “以外” を使用し、F/HやMSHVなどで効率良くパイルアップをさばくDXペディションが増えてきた。中には、日本の総務省バンドプランで「CWのみ」と規定されている周波数で、FT8運用を行う海外のDXペディション局もある。例えばHF帯の14MHz帯は14.070MHz以下、18MHz帯は18.080MHz以下、21MHz帯は21.070MHz以下、24MHz帯は24.900MHz以下、28MHz帯は28.070MHz帯以下のFT8運用は電波法的にNGなので、JA各局は釣られてうっかり呼ばないよう、自局の送信周波数やDFに十分な注意が必要だ。

 

 

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【取材動画つき!!】<日本における短波帯の電波監視の要>総務省 関東総合通信局「三浦電波監視センター」訪問リポート

 

【新バンドプラン施行 記念企画】<写真で見る>短波帯以下と宇宙電波を監視する、関東総合通信局「三浦電波監視センター」のアンテナ群

 

<特集:総務省関東総合通信局「三浦電波監視センター」訪問ほか>JARL、PC版/スマホ版「電子版JARL NEWS」2020年春号を公開

 

 

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<2アマ以上の資格がないのに14MHz帯でFT8を運用>関東総合通信局、神奈川県厚木市在住の無線従事者(第三級、第四級アマチュア無線技士)に対して46日間の行政処分

 

<三浦電波監視センターからの通報で調査>信越総合通信局、免許状に記載された周波数以外で運用していた第一級アマチュア無線技士など2人を32日間の行政処分

 

<2アマ以上の資格がないのに14MHz帯でFT8を運用>関東総合通信局、群馬県在住の無線従事者(第三級、第四級アマチュア無線技士)に対して73日間の行政処分

 

<コールサイン不送出&バンドプランを逸脱し430.24MHzで運用>北海道総合通信局、第四級アマチュア無線技士に15日間の行政処分

 

<局免許を更新せずアマチュア無線局をそのまま運用>関東総合通信局、電波法違反(不法開設)した第二級アマチュア無線技士(83歳男性)に45日間の行政処分

 

<許可を受けていない無線機を使って免許の範囲と異なる周波数で通信>第四級アマチュア無線技士の資格を持つ女に対して17日間の行政処分

 

 

 

 

●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで

 

 

 

 

●関連リンク:
・オフバンドに注意しましょう! 関東総合通信局三浦電波監視センターからのお願い(JARL Web)
・総務省 アマチュア局におけるデジタル文字通信運用時の留意事項について(PDF形式)
・総務省 アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別(いわゆるバンドプラン(法令)

 

 

 

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