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2022年7月9日(土)6時から10日(日)17時59分までのおよそ36時間にわたり、JAPAN AWARD HUNTERs GROUP(JAG)主催による「2022 JAG QSOパーティー(WARC band部門)」がすべてのアマチュア局とSWLを対象に、10/18/24MHz帯のWARCバンドで開催される。なお、部門は「電話」「電信」「デジタル」の3部門で、各部門ごとに別々に最大3部門へエントリーできる。昨年は6月末に行われたが、今回は例年どおり7月に入ってから開催される。
JAPAN AWARD HUNTERs GROUP(ジャパン・アワードハンターズ・グループ、通称「JAG」)は、1977年にアワード収集愛好家のグループとして発足。国内有数のアマチュア無線におけるアワードハンティングの団体として多くの会員が活動を行っている。同グループのシンボルマークのライオンも有名だ。
同グループ主催による「2022 JAG QSO パーティー(WARC band部門)」が開催される。タイトルどおり、WARCバンド(10/18/24MHz帯)を対象とした珍しいQSOパーティーと言えるだろう。一般局同士の交信も有効となる。
呼び出し方法は「CQ JAG パーティー」(電話)、「CQ JAG PTY」(電信)で、ナンバー交換はJAG会員局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「JAG会員番号」、一般局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」のみ。SWLは会員局、または一般局が行っている交信の受信。ただし、同一局の連続受信は不可となる。
ログ提出の締め切りは8月1日(月)まで(消印有効)。10局以上と交信(受信)した書類提出者にはステッカーが発行される。サマリーシートの意見の欄に「ステッカー希望」「ステッカー不要」「ステッカー・台紙希望」のいずれかを朱書きで記入し、ステッカーを希望する場合は,住所、氏名を記入し84円切手を貼った返信用封筒を同封。ステッカーとステッカー台紙の両方を希望する場合は,宛名ラベル(手書き可)と切手160円分を同封のこと。
詳しくは「2022 JAG QSOパーティー(WARC band部門)規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・2022 JAG QSOパーティー(WARC band部門)規約(PDF形式)
・Japan Award Hunters Group

「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから6周年を迎え、レギュラー陣の平均年齢も75.3歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2022年7月3日(日)21時30分からの第318回放送。3人のレギュラー陣が「最近出掛けた場所」を報告し合った。続いて「最近、無線関係で手に入れたもの」の話になった。
番組後半の一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」は、前回に続いてJARD養成課程講習会の管理者を約30年間務めている横溝氏(JH1GMW)が登場。今年5月にJARDのハム教室で開催した「初心者交信教室」で起きたハプニングについて紹介。さらに東京・巣鴨に常設しているJARDハム教室と、JARDが行っている養成課程講習会の案内を行った。
番組音源は下記関連リンクにあるページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)

日本における、2022年7月5日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。7月に入り、新たに3エリア(近畿管内)の近畿総合通信局、4エリア(中国管内)の中国総合通信局、9エリア(北陸管内)の北陸総合通信局、さらに6エリア(沖縄管内)の沖縄総合通信事務所から更新発表があった。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は2022年7月1日、公式サイトのJARL Web コンテストページに「ALL ASIAN DXコンテスト規約改定についての意見募集」と題した告知を掲載した。今回、ALL ASIAN DXコンテストにおける特徴の1つ、オペレーターの年齢を送るコンテストナンバーを、JARLコンテスト委員会では“20年間の変化、性差別と個人情報に対する意識の進化に伴い”として、「CQ ZONEナンバー(日本は25)」「001から始まるシリアルナンバー」「開局年の西暦下2ケタ(JA1RLなら57)」「誕生月(6月12日生まれなら06)」など新しいコンテストナンバーへの変更を想定し、JARL正員、社団会員、家族会員、准員を対象に7月1日から31日まで意見募集を行っている。
「ALL ASIAN DXコンテスト」はJARLが主催する唯一のDXコンテストだ。1.9MHz帯から28MHz帯でアジア対全世界という形式で、毎年6月に「電信部門」、9月に「電話部門」が開催されている。2021年の書類提出局数は電信部門が1,656局、電話部門が1,223局(いずれもチェックログを含む)。
同コンテストは“オペレーターの年齢”をコンテストナンバーで送りあうのが特徴の1つと言えるだろう。OM局は「RS(T)符号による信号レポート」+「オペレーターの年齢」、YL局は「 RS(T)符号による信号レポート」+「”00″(ゼロゼロ) またはオペレーターの年齢」、マルチオペ局は「RS(T)符号による信号レポート」+「オペレーターの平均年齢、またはオペレーターの年齢」としている。
しかし今回、JARLコンテスト委員会は「アマチュア無線のコンテストで、性別によってルールを変えることに合理性はありません。女性だけ”00”の送信を認めているのは『女性に対して年齢を尋ねるのは失礼である』という『マナー』に基づくものと考えられますが、少なくとも、日本のアマチュア無線家を代表する公的団体であるJARLが規約として掲げることは不適切であると考えます」「また、年齢という個人情報を公開することに違和感を持つ人もおり、『ナンバーを変えて欲しい』という意見も寄せられています」「2000年には男女とも”00”または年齢を送るとする規約改定を実施しました。同年のALL ASIAN DXコンテストでは2割近い参加者、特に上位にランクされる強豪参加者の多くが”00”を送る結果となりました。これでは『情報を正確に交換する技術を競う』というコンテストナンバーの意味が薄れてしまい、翌01年には元の規約に戻すということがありました」という背景を踏まえて、「20年間の変化、性差別と個人情報に対する意識の進化に伴い、本規約を改定することが必須であると考えます」という理由から、オペレーターの年齢をコンテストナンバーとする現在の規約変更を提案。それに伴う意見募集を行うとしている。
JARLコンテスト委員会による「ALL ASIAN DXコンテスト規約改定についての意見募集」の概要は以下のとおり(一部抜粋)。
ALL ASIAN DXコンテスト規約改定についての意見募集
4-1 ALL ASIAN DXコンテストの送信ナンバー変更
現在の規約では
5 コンテストナンバー
(1)OM局: RST符号による信号レポートとオペレーターの年齢
(2)YL局: RST符号による信号レポートと”00″(ゼロゼロ) またはオペレーターの年齢
(3) マルチオペ局:
RST符号による信号レポートおよびオペレーターの平均年齢またはオペレーターの年齢と男性・女性でルールが異なっています。
アマチュア無線のコンテストで、性別によってルールを変えることに合理性はありません。
女性だけ”00”の送信を認めているのは「女性に対して年齢を尋ねるのは失礼である」という「マナー」に基づくものと考えられますが、少なくとも、日本のアマチュア無線家を代表する公的団体であるJARLが規約として掲げることは不適切であると考えます。
また、年齢という個人情報を公開することに違和感を持つ人もおり、「ナンバーを変えて欲しい」という意見も寄せられています。
2000年には男女とも”00”または年齢を送るとする規約改定を実施しました。
同年のALL ASIAN DXコンテストでは2割近い参加者、特に上位にランクされる強豪参加者の多くが”00”を送る結果となりました。これでは「情報を正確に交換する技術を競う」というコンテストナンバーの意味が薄れてしまい、翌01年には元の規約に戻すということがありました。
20年間の変化、性差別と個人情報に対する意識の進化に伴い、本規約を改定することが必須であると考えます。
コンテスト委員会では新しいコンテストナンバーとして下記の案を想定しています。
1.CQ ZONEナンバー(日本は25)
2.001から始まるシリアルナンバー
3.運用地のグリッドロケーター4ケタ(東京都豊島区大塚ならPM95)
4.開局年の西暦下2ケタ(JA1RLなら57)
5.開局からの年数(JA1RLなら65)
6.誕生月(6月12日生まれなら06)
7.誕生日(6月12日生まれなら12)
8.年齢もしくは”00″
9.ナンバー無し
このいずれに対して賛同するか、あるいは別な案があればそれを提示していただけないでしょうか。
60年以上にわたって続いてきた年齢ナンバー。マルチとはまったく関係無く一桁ナンバーの若いオペレータが14MHzで高速CWを送ってきたり、ベテランオペレータが今年も一つ増えたナンバーを送ってくることに感動するということもありました。
しかし社会の変化により、現在の規約を維持することは問題であると判断し、改定します。
ご理解・ご協力をお願いします。
●関連リンク:
・ALL ASIAN DXコンテスト規約改定についての意見募集(JARL
Web)
・コンテスト委員会からのお知らせ(JARL Web)
・一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)

神奈川県平塚市の市制90周年を記念して、平塚地域アマチュア無線クラブ(JA1YKB)のメンバーらが中心になって開設した「平塚市市制90周年記念局 8J1H90T」の運用が2022年4月1日から1年間にわたり行われているが( 2022年3月28日記事 )、このたび7月8日から10日までの3日間開催される、地元のイベント「湘南ひらつか七夕まつり」にあわせて、平塚市観光協会、平塚市スターモール公認の特製QSLカードを限定1万枚作成。7月のQSO分から発行するとしている。
日本有数の「七夕まつり」として知られる「湘南ひらつか七夕まつり」。JR平塚駅前の湘南スターモールをメイン会場に、中心街に約500本、市内全域で約3,000本の七夕飾りで埋め尽くされる。コロナ禍の影響で、今年は3年ぶりの開催となる。
以下、平塚市市制90周年記念局「8J1H90T」の運営関係者から届いた情報を紹介しよう。
運用を開始してから3か月が経ちました。何と年間目標としていた1万QSOを達成! さらに交信局数が伸びています。
その中で、いよいよ平塚の「湘南ひらつか七夕まつり」が7月8日(金)から10日(日)まで開催されます。
今回、「湘南ひらつか七夕まつり」に合わせて、七夕まつり限定のQSLカードを作り、7月1日交信分より発行いたします。QSLカードのデザインは3種類あり、合計で1万枚の発行です(なくなり次第終了)。
↓この記事もチェック!
<運用は2022年4月1日から1年間>神奈川県平塚市市制90周年記念局「8J1H90T」まもなく開局
●関連リンク:
・8J1H90T 平塚市市制施行90周年 記念局ホームページ
・Twitter @8j1h90t
・湘南ひらつか七夕まつり公式ホームページ
・市制施行90周年記念事業(平塚市)

アマチュア無線誌「HAM world(ハムワールド)」2022年9月号が、7月19日(火)に株式会社電波社から刊行される。特集は「最高のロケーションでパイルアップ! アウトドア運用成功の秘訣」。そのほか「紙ログよさらば! 電子ログTurbe HAMLOG入門&活用法」「FT8でインドネシアのアワードを狙おう」「NanoVNAの素晴らしさを検証」「ラジオブームを牽引したHiFiファッショナブルラジオ、松下電器クーガ888」など、今号も盛りだくさんな内容だ。価格は1,000円(税込み)。
電波社の「HAM world」は同社の月刊誌「ラジコン技術」の増刊として、2015年9月にVol.1、2016年2月にVol.2、6月にVol.3、9月にVol.4、12月にVol.5、2017年3月にVol.6、6月にVol.7、9月にVol.8、12月にVol.9、2018年3月にVol.10、6月にVol.11、9月にVol.12、そしてVol.13から独立創刊を果たし“月号表記”となり、12月に2019年2月号、3月に2019年5月号、6月に2019年8月号として3か月に1回のペースで刊行。
そして、2019年11月号からは隔月刊(2か月ごと)で発行されるようになって、今回の2022年9月号でシリーズ32冊目を数えるアマチュア無線専門誌だ。
記事内容など概要は下記の通り。
★「HAM world」2022年9月号の概要
◆発売日: 2022年7月19日(火)全国書店発売
◆定価: 1,000円(税込み)
◆発行: 株式会社電波社
◆体裁: A4 平綴じ
◆記事内容: 下記の通り
★「HAM world」2022年9月号の概要
<特集:最高のロケーションでパイルアップ! アウトドア運用成功の秘訣>最高のロケーションでパイルアップ! アウトドア運用成功の秘訣
同誌の確実な予約・購入には下のAmazonリンクが便利だ。
※以下は「HAM world」創刊号(Vol.1)から2022年7月号までのバックナンバー。プレミアム価格で取り引きされている号もある
●関連リンク: HAM world(電波社)

総務省の電波利用ホームページにある「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」コーナーでは、現在までに登録証明機関などによる「技術基準適合証明」や「工事設計認証」を取得した無線機器の検索が可能だ。このほど同コーナーで検索を行ったところ、八重洲無線株式会社が今年5月に「FT-710」「FT-710M」「FT-710S」というアマチュア機の工事設計認証を取得していることがわかった。いずれもHF~50MHz帯をカバーするSSB/CW/AM/FM機のようだ。

総務省の電波利用ホームページにある「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」コーナー
総務省の電波利用ホームページにある「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」コーナーでは、平成11年3月以降に技術基準適合証明等を受けた機器の検索が可能だ。ここで機関名を「(一財)日本アマチュア無線振興協会」(アマチュア機の技適や工事設計認証を行っているJARDのこと)を選んで検索すると、思いがけない機種の技適(認証)情報に遭遇することがある。
このほどhamlife.jpが検索を行ったところ、八重洲無線の「FT-710」「FT-710M」「FT-710S」という、見慣れない機種名の無線機器の認証情報がヒットした。

八重洲無線の「FT-710」「FT-710M」「FT-710S」という製品の認証情報がヒットした
この3機種は令和4年5月20日にJARDによる特定無線設備(アマチュア機)の工事設計認証を取得。いずれも1.8~50MHz帯の各バンドをカバーし、電波型式はA1A(CW)、A3E(AM)、J3E(SSB)、F3E(FM)の4モードに対応、機種名の違いは空中線電力で100W機は「FT-710」、50W機は「FT-710M」、10W(50MHz帯は20W)は「FT-710S」を名乗っている。いずれも日本の電波法に基づく工事設計認証を取得していることから、日本国内での販売が想定されている新製品と推測できる。
★100Wタイプ「FT-710」の認証情報(002-220002)
★50Wタイプ「FT-710M」の認証情報(002-220003)
★10W(50MHz帯は20W)タイプ「FT-710S」の認証情報(002-220004)
では「FT-710シリーズ」はどのような機種だろう。同じく「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」で、2020年秋に登場した八重洲無線の人気HF~50MHz帯機「FTDX10シリーズ」(価格:217,800円)を見てみたところ、こちらも100/50/10Wタイプをラインアップしているが、電波型式はA1A、A3E、J3E、F3Eだけでなく「F1B(RTTY)」や「G1B(PSK)」にも対応し認証を受けていることがわかった。このことから「FT-710シリーズ」は、FTDX10シリーズよりも対応モードを減らす代わりに、よりリーズナブルな価格帯で登場する製品(コンパクトHF機?)ではないかと想像できる。

八重洲無線の人気HF~50MHz帯機「FTDX10シリーズ」(価格:217,800円)

2020年秋に登場した「FTDX10」の認証情報(一部抜粋)。電波型式にF1BやG1Bも含まれていることがわかる
アマチュア無線業界では、まもなく「関西アマチュア無線フェスティバル」「東海ハムの祭典」「ハムフェア2022」といった大規模イベントが相次いで開催される時期を迎える。そのどこかの会場で「FT-710シリーズ」のお披露目が行われるかもしれない。期待して待つことにしよう。
●関連リンク:
・技術基準適合証明等を受けた機器の検索(総務省
電波利用ホームページ)
・登録証明機関による工事設計認証に関する詳細情報 002-220002 FT-710(総務省 電波利用ホームページ)
・八重洲無線 アマチュア無線 現行製品ラインアップ

「JARLの話題や最新情報はもちろんのこと、アマチュア無線界の話題や情報などもお知らせする楽しい情報番組です」という、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のラジオ番組、Radio JARL.com。パーソナリティはJARL会長の髙尾義則氏(JG1KTC)が務めている。2019年1月6日から毎週日曜日の21時~21時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送がスタートした。2019年8月18日からは東京都西東京市の「FM西東京」でも放送(2022年からは毎週月曜日の23時30分~)されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは2022年7月3日(日)21時からの第182回放送。前半は梅雨明けと猛暑、熱中症対策について。続いてJARLが開発に協力しているカプセルトイ「 モールス電鍵 ミ二チュアコレクション 」が10月に登場することを紹介。おまけの「モールス符号冊子」には、JARLの紹介も掲載されているという。
後半では機関誌「JARL NEWS」2022年夏号が発行になったという案内。その中にはライフメンバー正員にメタリックゴールド仕様の「プレミアム門標板」を500枚限定で頒布する案内も掲載されているという。続いて7月7日(木)13時30分から国立オリンピック記念青少年総合センターのセンター棟4階セミナーホールで「ハムフェア2022」の出展者説明会を開催する案内だった。最後に今週末の行事として鳥取県支部と長野県支部の支部大会を案内した。
番組は下記関連リンクの「Radio JARL.com」の音源公開ページまたはJARL Webの特設ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後は一定時間が経過するとファイルが削除される可能性があるので、早めの聴取をお勧めする。
●関連リンク:
・Radio JARL.com 音源公開ページ(FMぱるるん)
・毎週放送 JARLのラジオ番組「Radio JARL.com」(JARL Web)
・Radio JARL.com番組案内ページ

「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容が放送されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは2022年7月3日(日)15時からの第415回放送。前回に引き続き、アマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」副編集長の吉澤氏(JS1CYI)が登場し、CQ誌7月号(2022年6月17日発売)の内容紹介(連載「懐かしのCQ ham radio」「ファースト・インプレッション コメットHFJ-1205Y」「ものづくりの小部屋」)と1970年代のハンディ機自作についてだった。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls
・CQ ham for girls Facebookページ

沖縄総合通信事務所は、沖縄県警察が運用する2021(令和3)年5月31日を満了の日とされていた陸上移動局4局ついて、免許満了後も2022(令和4)年1月17日までの間、総務大臣から承認を受けずに運用を続けていたことから、再申請を行わなかった警察庁九州管区警察局に対して、電波法の遵守および再発防止策の実施状況を速やかに報告するように指導したことを公表した。沖縄タイムスは、沖縄県警が不法使用していた無線機は速度取り締まりに使われていたもので、「電波法違反には罰則規定があるが、国の機関は免除されており、九州管区警察局も対象」と伝えている。
沖縄総合通信事務所の公表内容は以下のとおり。
総務省沖縄総合通信事務所は、九州管区警察局に対し、陸上移動局4局について、無線局の承認を受けずに運用を行っていたことから、指導を行いました。
九州管区警察局等は、令和3年5月31日を満了の日とされていた陸上移動局4局(沖縄県警察が運用)について、令和4年1月17日までの間、総務大臣から承認を受けずに運用を行っていました。
この行為は、電波法(昭和25年法律第131号)第4条の規定に違反するものであり、再承認申請を行わなかった九州管区警察局に対し、電波法の遵守および再発防止策の実施状況を速やかに報告するよう指導を行いました。
【参考】電波法(抜粋)
第四条
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)
第百四条 (略)
2 この法律を国に適用する場合において「免許」又は「許可」とあるのは、「承認」と読み替えるものとする。
↓この記事もチェック!
<さらに陸上移動局6局、承認を受けず運用>中国総合通信局、電波法違反で警察庁(中国四国管区警察局など)を改めて指導
<総務大臣の承認を受けず陸上移動局61局を運用>中国総合通信局、電波法違反で警察庁(中国四国管区警察局など)に指導
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・沖縄総合通信事務所 警察庁の電波法令違反に対する指導
・「管理が不十分だった」 県警の速度取り締まり無線、実は…
電波法違反で行政指導(沖縄タイムス)
・「無免許」の無線で速度違反取り締まり
九州管区警察局が更新忘れる(朝日新聞デジタル)
・沖縄県警、無免許状態の無線で速度取り締まり
電波法に違反(毎日新聞)