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link hamlife.jp hamlife.jp (2025/3/4 20:35:31)

現在データベースには 6479 件のデータが登録されています。

feed <総務省の最新データベース>無線局等情報検索(6月27日時点)、アマチュア局は1週間で67局(約10局/日)減って「376,957局」 (2022/6/27 12:25:56)

日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2022年6月27日時点で、アマチュア局は「376,957局」の免許情報が登録されている。前回紹介した6月20日時点の登録数から1週間で67局ほど減少した。

 

 

 

 総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。

 

 その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。

 

 今回、2022年6月27日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「376,957局」の免許状情報が登録されていた。前回、6月20日時点のアマチュア局の登録数は「377,024局」だったので、1週間で登録数が67局ほど減少した。

 

 また、1982(昭和57)年12月にスタートしたパーソナル無線。最後の1局の免許有効期限が昨年(2021年)の12月19日までだったため、翌日の2021年12月20日をもって「パーソナル無線」は0局となり完全に消滅ている。

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

 

<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映

 

<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた

 

<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!

 

 

 

 

2019年1月7日からWebサイトのデザインと仕様が変更された総務省が提供する「無線局等情報検索」サービス

例えば一般社団法人 日本アマチュア無線の中央局「JA1RL」で検索すると、「移動しない局」(左)と「移動する局」(右)の2つの免許状情報が表れる

 

 

●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省 許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局38万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・消滅:パーソナル無線(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 


feed <申請期間は2022年7月1日から2年間>日本アマチュア衛星通信協会(JAMSAT)50周年を記念して、新アワード「JAMSAT 50th Anniversary Award」発行 (2022/6/27 12:05:52)

NPO法人 日本アマチュア衛星通信協会(JAMSAT)は、1972年に宇宙通信や衛星の製作に興味を持つ日本のアマチュア無線家によって創設(当時は「日本アムサット」と呼称)され、今年で50年を迎えた。同協会では「JAMSAT50周年を祝いアマチュア衛星通信の活性化と通信技術の向上に寄与します」として、2022年1月1日から2022年12月31日までの交信が有効の新アワード「JAMSAT 50th Anniversary Award」を発行する。申請期間は2022年7月1日から2023年6月30日までの2年間限定で、電子メールによる受け付けのみ。申請料は無料となる。

 

 

日本アマチュア衛星通信協会(JAMSAT)の創立50周年を記念して発行される、新アワード「JAMSAT 50th Anniversary Award」

 

 

 

「JAMSAT 50th Anniversary Award」の概要は以下のとおり。

 

 


 

 日本アマチュア衛星通信協会(JAMSAT)では、下記の通りJAMSAT50周年を記念してアワードを制定いたしました。

 

【アワード規約】

 

1.目的:
 当協会はアワードを発行して、JAMSAT50周年を祝いアマチュア衛星通信の活性化と通信技術の向上に寄与します。

 

2.名称:
 アワードの名称は「JAMSAT 50th Anniversary Award」

 

3.アワード取得に必要な条件:

 

a.コールサインと衛星ごとに下記のポイントとして、50ポイント以上を獲得する。
 JAMSAT会員外との交信 1
 JAMSAT会員との交信  2
 JAMSAT役員との交信  5
※JA1CUF、JA1DAO、JA1OGZ、JG1KOE、JO1LDY、JA3GEP、JA3NAS、JH3BUM、JH4DHX、JH4PHW、JA0FKM、VK9QO(2022年6月現在有効な局)
 JAMSAT HQ局     10

 

b.運用モードが違っても 1衛星1回の交信のみカウントします。

 

c.交信は2wayのみとし、クロスモードの交信はアワードの対象としません。

 

d.SSB、CWなどの特記はありません。

 

e.交信証は従来からの紙のQSLカードに加えて、eQSLやLoTWなどの電子QSLでも当Awardに必要な衛星名を明記できているものは有効とします。

 

f.アマチュア局のライセンス範囲で利用できる衛星で通信したものが有効です(注意:日本の場合はバンドプランに沿って運用できる衛星で通信したものが有効になります)。

 

4.アワードに有効な交信:
 2022年1月1日から2022年12月31日までの交信を有効とします。

 

5.申請書の形式:
 形式は問いませんが、JARL制定のものに準じた形式でQSL保有を自己誓約していただければQSLの提出は不要です。

 

6.発行の形式と申請料:
 発行番号なしのPDFによる発行のみとして電子メールでお送りします。 申請料は無料です。

 

7.申請書の送り先:
 電子メールによる受付のみJH4PHWアットマークjamsat.or.jp アットマークは@に修正してください。

 

7.申請書期間
 申請は2022年7月1日より2023年6月30日まで受け付けます。

FAQ:
※免許の範囲内での運用ですので日本の免許での申請はバンドプラン外のXW-2A、XW-2B、 XW-2C、AO-7のモードBでの申請はできません。
※移動識別の表示された局は同一DXCCエンティティ内は同一の局として扱います。
※アワードにはポイントや発行番号は掲載されないので、50ポイントを超えた方は早めの申請にご協力をお願いします。

 

 

 

 詳しくは記事下の「関連リンク」から確認してほしい。

 

 

 

●関連リンク:
・JAMSAT 50th Anniversary Award(JAMSAT)
・JAMSATとは(JAMSAT)
・NPO法人 日本アマチュア衛星通信協会(JAMSAT)

 

 

 


feed <特集は「DX側から見たFT8運用」>ハムのラジオ、第495回放送をポッドキャストで公開 (2022/6/27 8:30:46)

「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。

 

 

 2022年6月26日の第495回放送は「DX側から見たFT8運用」。今年5月にパラオに移動運用した番組MCの一人が「FT8で“呼ばれる”」という体験から気が付いたことをピックアップする内容だ。

 

 公開されたポッドキャスト音声は約48分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。

 

 

 

●関連リンク: ハムのラジオ第495回の配信です

 

 

 

 


feed 【6月26日に更新】アマチュア無線業務日誌ソフト「Turbo HAMLOG Ver5.36」の追加・修正ファイル(ベータ版)を公開 (2022/6/26 23:10:25)

アマチュア無線業務日誌の定番ソフト(フリーウェア)として、多くの無線家に愛用されている「Turbo HAMLOG(通称「ハムログ」)」。そのWindows版が2022年5月9日に「Ver5.36」としてバージョンアップ(各機能の修正など)したが( 2022年5月9日記事 )、今回「その後の進捗状況」として、5月26日に続いて6月15日→6月18日→6月20日→6月26日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。

 

 

5月9日に公開されたTurbo HAMLOG Ver.5.36

 

 

 

 JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。そのWindows版が2022年5月9日に「Ver5.36」としてバージョンアップしたが、今回「その後の進捗状況」として、2022年5月26日に続いて6月15日→6月18日→6月20日→6月26日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。

 

 

 

その後の進捗状況(2022/6/26の更新内容)

 

※Ver5.36に上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。

 

 

・Rig/Ant編集からCTY.DATが開けないように修正。
・検索メニューの部分文字列検索は、半角英字については大文字小文字の区別なしに変更。
・DX局/40などのように/の右側が数字の場合、CTY.DATの(40)を拾ってしまって異なるエンティティになるので修正。Tnx JA9AOB
・CTY.DATからのDXエンティティ認識のロジックを修正。

 

 

 

 

その後の進捗状況(2022/6/18、6/20の更新内容)

 

※Ver5.36に上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。

 

 

・Rig/Ant編集からCTY.DATが開けないように修正。
・検索メニューの部分文字列検索は、半角英字については大文字小文字の区別なしに変更。
・DX局/40などのように/の右側が数字の場合、CTY.DATの(40)を拾ってしまって異なるエンティティになるので修正。Tnx JA9AOB
・/の右側が英字1文字の場合、エンティティとして認識しなかったのでHAMLOG50.DLLを修正。

 

 

 

その後の進捗状況(2022/6/15の更新内容)

 

※Ver5.36に上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。

 

 

・Rig/Ant編集からCTY.DATが開けないように修正。
・検索メニューの部分文字列検索は、半角英字については大文字小文字の区別なしに変更。
・DX局/40などのように/の右側が数字の場合、CTY.DATの(40)を拾ってしまってに異なるエンティティになるので修正。Tnx JA9AOB

 

 

 

 

その後の進捗状況(2022/5/26の更新内容)

 

※Ver5.36に上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。

 

 

・Rig/Ant編集からCTY.DATが開けないように修正。
・検索メニューの部分文字列検索は、半角英字については大文字小文字の区別なしに変更。

 

 

 

ブラウザを使うことなく最新版にアップデートできる「簡単なバージョンアップ方法」

 

 

 

 

 

 

●関連リンク:

・Turbo HAMLOG/Win Ver5.36
・Turbo HAMLOGホームページ

 

 

 


feed 【速報】<JARL第11回定時社員総会>新会長は髙尾氏(JG1KTC)、新副会長は森田氏(JA5SUD)と尾形氏(JA7AJH) (2022/6/26 20:04:13)

きょう2022年6月26日に行われた一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)の「第11回定時社員総会」は18時31分に終了した。その後、選任された新理事16名と監事2名が別室で初の顔合わせとなる理事会を開催。その席での互選により、会長にはJG1KTC 髙尾義則氏が再任され、副会長にはJA5SUD 森田耕司氏とJA7AJH 尾形和俊氏の両名が再任された。また専務理事は日野岳 充氏が理事就任否決された関係から、後日開催の理事会で決定することとなった。

 

 

会長に再任された髙尾義則氏を中心に、その両脇が再任された副会長2名(右側:森田氏、左側:尾形氏)。両サイドは監事(左:佐藤氏、右:志村氏)

 

 選出された会長、副会長は次のとおり。いずれも任期は2024年6月の第13回定時社員総会終了まで2年間となる。

 

 

★会長: JG1KTC髙尾義則氏

 

★副会長: JA5SUD 森田耕司氏、JA7AJH 尾形和俊氏

 

★専務理事: 後日開催の理事会で決定

 

 

 髙尾義則氏は2016年にJARL会長へ初就任しこれで4期目となる。hamlife.jpの取材に対し「本日再任いただきまして、初心忘れるべからずで、アマチュア無線界、そしてJARL会員の皆様のため、満足度向上を諮るべく、理事会一丸となって取り組んでまいります。皆様にはぜひともご支援を賜りますようお願い申し上げます。」と抱負を語った。

 

 

 

●関連リンク: 第11回定時社員総会議案等について(JARL Web)

 

 

 


feed 【速報】<理事候補者1名(日野岳 充氏)を就任否決>JARL「第11回定時社員総会」を終える (2022/6/26 19:40:58)

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、2022年6月26日(日)13時から東京都新宿区の民間会議施設で「第11回定時社員総会」を開催した。第2号議題(役員選任の件)では討議後の採決で理事候補者のうち1名(日野岳 充氏)就任が否決された。この結果について速報する。

 

 

冒頭で挨拶する髙尾JARL会長

 

 

 JARLは2011年秋の一般社団法人化を機に、会員(正員)すべてに参加・議決の権利があった「通常総会」の制度を廃し、正員から選挙で選ばれた「社員」によって行われる、代議員制の「社員総会」へ移行した。社員の定数は138名だが、現在は一部の地域で欠員が生じているため総数は134名となっている。

 その11回目となる定時社員総会が6月26日(日)に開催、13時00分に開会宣言が行われ、総会成立審査後、議長団(JA1STY 鈴木氏、JA7UQB 佐藤氏)により第1号議題「令和3年度決算の件」および第2号議題「役員選任の件」の議事が行われた。

 

議事開始前に事務局が発表した「総会成立審査」の結果は次のとおり。

 

・議決権を有する社員総数: 134名
・議決権の数: 134個
・6月26日12時50分現在の出席社員数: 87名
議決権行使書の提出社員: 5名
・委任書面による出席社員: 37名
・合計出席数: 129名
 (定款に規定された過半数67名を超えているので総会は成立)

 

 第1号議題は討議に続いて挙手採決が行われ、下記の通りとなった。

・出席社員の総数(委任状含む): 127名
・議決権行使書提出: 5名

★第1号議題の賛成票
・出席社員:79票
・議決権行使書:3票
 合計82票
★同 反対票
・出席社員:44票
・議決権行使書:2票
 合計46票
★同 保留票
・出席社員:4票
・議決権行使書:0票
 合計4票

 

 この結果、賛成多数で第1号議題が可決した(15時14分)。

 

 第2号議案では質疑終了後、理事候補者17名、監事候補者1名を挙手で就任の賛否を採決したが、今回は「就任に賛成の者」だけを挙手でカウントする方法で時間短縮を実施。採決の結果、反対多数で就任が否決される理事候補者が1名(ただし書き理事候補者の日野岳 充氏)があった。

 

採決結果
<議決権の数:会場内123、議決権行使書5、合計128(過半数:65)>

 

★理事候補者

JE1KAB 日野岳 充氏【就任否決】※ただし書き理事
賛成63(うち行使書1)

 

JG1KTC 髙尾義則氏【選任】
賛成76(うち行使書2)

 

JH1LWP 島田守康氏【選任】
賛成95(うち行使書3)

 

JL1ALE 菊池 宏氏【選任】
賛成90(うち行使書4)

 

JA2HDE 木村時政氏【選任】
賛成78(うち行使書5)

 

JG2GFX 種村一郎氏【選任】
賛成78(うち行使書5)

 

JH3GXF 安孫子 達氏【選任】
賛成76(うち行使書5)

 

JR3QHQ 田中 透氏【選任】
賛成76(うち行使書5)

 

JH4NMT 松田佳之【選任】
賛成76(うち行使書5)

 

JA5SUD 森田耕司氏【選任】
賛成121(うち行使書5)

 

JA6HUG 中村信雄氏【選任】
賛成91(うち行使書4)

 

JA7AJH 尾形和俊氏【選任】
賛成84(うち行使書4)

 

JA8ATG 原 恒夫氏【選任】※ただし書き理事
賛成92(うち行使書3)

 

JA8DKJ 三井 武氏【選任】
賛成93(うち行使書4)

 

JH8HLU 正村琢磨氏【選任】
賛成95(うち行使書4)

 

JA9PPC 森田喜邦氏【選任】
賛成117(うち行使書5)

 

JF0JYR 髙橋哲也氏【選任】
賛成105(うち行使書4)

 

★監事候補者

JA1MEK 志村文夫氏【選任】
賛成82(うち行使書3)

 

JE7JGG 佐藤 眸氏【選任】
賛成76(うち行使書3)

 

 同社員総会は続いて「令和3年度事業報告」「令和4年度収支予算」「令和4年度事業計画」の報告事項と質疑が行われ18時31分にすべてが終了した。その後、選任された理事らによる新理事会が別室で開催され、互選によって新たなJARL会長、副会長、専務理事が決定する予定となっている。

 

 

 

●関連リンク: 第11回定時社員総会議案等について(JARL Web)

 

 


feed アマチュア無線バンドの見直しなど、国際会議に向けて総務省が公表した「我が国の考え方(案)」に無線家から危惧の声--6月19日(日)~6月25日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 (2022/6/26 9:30:31)

先週のアクセスランキング1位は、2022年11月20日から12月15日までアラブ首長国連邦で開催される「2023年世界無線通信会議(WRC-23)」に向け、総務省が公表した「2023年世界無線通信会議(WRC-23)に向けた我が国の考え方(案)」へのパブリックコメント(意見公募手続)のニュース。総務省が作成した同案の中には、「10.0-10.5GHz帯における移動業務への一次分配を含むIMT特定の検討」「同一の周波数で運用されている無線航行衛星業務(宇宙から地球)の保護を確実にするための追加的手段の必要性の決定のための1240-1300MHz帯のアマチュア業務及びアマチュア衛星業務の見直し」といった、アマチュア無線家にとっても重要な項目が含まれている。アマチュア無線家の一人、金子 明氏(JA1OGZ)は「WRC-23に向け、アマチュア無線周波数帯に関係する意見募集が掲示されています」というタイトルで懸念点をまとめた書面を作成、「かなり我々にとって手厳しい政策になります。ぜひとも皆様のご意見をお願いします」と呼び掛けているなど、危惧する声が上がっている。パブリックコメントの期日は今月中の6月30日(木)までだ。

 

 

総務省が公表した、2023年世界無線通信会議(WRC-23)に向けた我が国の考え方に係る意見募集

JA1OGZ 金子氏が作成した文書より

 

 

 続く2位は「<電波法に基づく行政処分>北海道総合通信局、電波法違反容疑で遭難した遊覧船『KAZUⅠ(カズワン)』を運航していた(有)知床遊覧船と代表取締役を告発」。2022年6月21日、北海道総合通信局は4月23日に発生した北海道・知床での遭難事故で、遊覧船「KAZUⅠ(カズワン)」を運航していた有限会社知床遊覧船と同社の桂田精一代表取締役を、免許を受けずに無線設備を同社事務所等に設置し不法に無線局を開設していたとして、電波法違反容疑で第一管区海上保安本部網走海上保安署に告発するとともに、同社を電波法に基づく行政処分(簡易無線局8局の運用停止)を行うことを公表した。金子総務大臣は6月21日の記者会見で「不法に無線局が開設されたことは大変遺憾だ。不法利用されていたアマチュア無線局は幅広く利用されており、法令意識を高めるよう周知啓発を強化したい」と述べた。NHK記者からの質問に対して「今回、不法利用されていたアマチュア無線局については…」とする、記者会見での質疑応答の内容(動画など)を記事で紹介している。

 

 

有限会社知床遊覧船所属の観光船「KAZU I」(同社ホームページより)

アマチュア無線使用の実態を把握するため、総務省北海道総合通信局が有限会社知床遊覧船に聞き取りを行った(2022年5月13日付の日本経済新聞紙面から)

 

 

 3位は、アイコム株式会社のHF~430MHz帯ポータブル機「IC-705」用に、メイスメモリー/メモリーキーヤー/RTTYメモリーを外部からコントロール可能にする外部キーパッドのオリジナル基板と部品を揃えた組立キットを金山 彰氏(JO3GBD)が製作。ヤフオクを通じて頒布を行っている話題。大きさもシュガーレス錠菓「FRISK(フリスク)」の容器に収まるサイズで、非常にコンパクト。金山氏は「アイコム用のキーパッド基板は、2016年ごろローカル局のアイデアでオリジナル基板を作り、その後、ローカルイベントやヤフオクで組立キットを頒布してきました。IC-705では従来の仕様と違い、8ch対応にしたことで若干配線が異なるため、今回、IC-705専用のオリジナル外部キーパッド基板を製作し、キット頒布を始めました。比較的簡単なキットなので、ニューカマーやカムバックハムの方々が電子工作をはじめたり、再開するきっかけになればと思っています」と語っている。しかし予想以上の反響で、準備した在庫がすべて完売したとのこと。今後の入手時期などについては、本人のブログやツイッターで確認してほしいとしている。詳しくは記事をチェック!

 

 

オリジナル外部キーパッド基板(組立キット)をIC-705に接続したイメージ

金山氏(JO3GBD)がIC-705用のオリジナル外部キーパッド基板(組立キット)を製作。頒布を行っている

 

 

 

※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。

 

 

1)<1200MHz帯の「アマチュア業務」「アマチュア衛星業務」見直し、10.1/10.4GHz帯のIMTと共用ほか>総務省、6月30日まで「2023年世界無線通信会議(WRC-23)に向けた我が国の考え方(案)」への意見募集

 

2)<電波法に基づく行政処分>北海道総合通信局、電波法違反容疑で遭難した遊覧船「KAZUⅠ(カズワン)」を運航していた(有)知床遊覧船と代表取締役を告発

 

3)<外部からボイスメモリー/メモリーキーヤー/RTTYメモリーを制御>ヤフオクでIC-705用オリジナル外部キーパッド基板(組立キット)を頒布

 

4)<山形県天童市の本店とオンラインショップは営業継続>仙台市宮城野区の「東名電子仙台店」、7月18日(月・祝)で閉店

 

5)<不法に無線局を開設した疑いで女を摘発>北海道総合通信局、 札幌方面江別警察署管内においてアマチュア無線機を免許を受けず大型車両に設置

 

6)【ハムフェア2022】<宿泊予定者・予約済みの人は注意!>会場直近の「東京ベイ有明ワシントンホテル」が営業休止期間を8月末まで延長

 

7)<スマホでもパソコンでも見やすく>QSLカード印刷のキュービック、印刷通販サイトを刷新

 

8)<第3特集は「エアーバンドアンテナフルテスト」>三才ブックスが月刊「ラジオライフ」2022年8月号を刊行

 

9))<最盛期の1977年から円熟期の2000年までの国産リグ、1,035機種を収録!>CQ出版社、6月17日に「日本アマチュア無線機名鑑II」を刊行

 

10)<A5サイズで見やすさ抜群、過去最高の476ページ>三才ブックス、6月29日に「周波数手帳ワイド2022-2023」を発売

 

 

 


feed <開発にJARLが協力>カプセルトイ「モールス電鍵 ミ二チュアコレクション」全4種、2022年10月頃に発売 (2022/6/25 10:00:02)

カプセルトイの製造販売で知られる株式会社ケンエレファントは2022年6月24日、新たに「モールス電鍵 ミ二チュアコレクション」全4種を今年10月頃に発売すると発表した。サイズは約50mmの縦振れ式で、キーを押すと実際に音が鳴るという。開発には一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が協力、おまけとしてすぐに始められる「モールス符号冊子」がついてくるという。価格は未定。

 

 

ケンエレファントの「モールス電鍵ミ二チュアコレクション」発売予告より

 

 

「ガチャガチャ」の愛称で知られるカプセルトイ。子供向け玩具やアニメのキャラクター関連だけでなく、最近は食品サンプルや昭和レトロなグッズ、鉄道、自動車、アウトドアなど、さまざまな趣味ジャンルをミニチュア化したものも登場し、大人も楽しめる内容に進化している。

 

 カプセルトイの著名メーカー、株式会社ケンエレファントはこのほど「モールス電鍵 ミ二チュアコレクション」全4種を2022年10月頃に発売することを公式サイトと公式Twitterアカウントで発表した。

 

公式Twitterアカウントでの告知より

 

 公開されたイメージ写真を見る限り、4種類はいずれも縦振れ式(ストレートタイプ)のオーソドックスな電鍵だが、ベース(台座)とキーなどの金属部分の表現がそれぞれ異なっている。キー部分は可動するものの全体は樹脂で作られているため、実際に無線機に接続しモールス通信に使うことは難しいかもしれない(改造する猛者が現れるかもしれないが…)。サイズは全長約50mmの手のひらサイズ、キーを押すと音が鳴るギミック付きで、おまけとして「モールス符号冊子」がついてくるので“すぐ始められる”という。

 

 

 驚くべきことに、公開された写真には「協力:一般社団法人 日本アマチュア無線連盟」と記載されている。JARLが製品開発や冊子監修など何らかの協力を行っているようだ。hamlife.jpでは関係者に確認を急いでいる。

 

 今後、「モールス電鍵ミ二チュアコレクション」の詳細情報が得られた場合は改めて紹介する。

 

 

 

●関連リンク:
・ケンエレのカプセルトイ 6~10月の新商品(ケンエレファント)
・株式会社ケンエレファント 公式サイト
・株式会社ケンエレファント 公式Twitter
・JARL創立90周年への提言「モールス符号をユネスコの無形文化遺産へ」(JARL Web)

 

 

 


feed 1エリア(関東)で発給進む--2022年6月25日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 (2022/6/25 9:30:43)

日本における、2022年6月25日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。6月に入って4回目の更新発表が、1エリア(関東管内)の関東総合通信局からあった。

 

 

 

 各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。

 

 

 

 

 

 ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。

 

 その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。

 

 さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。

 

 また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。

 

 しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。

 

 このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。

 

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給

 

<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始

 

 

 

●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 


feed <10代の参加者に「奨励賞」を贈呈>JARL北海道地方本部、6月25日(土)21時から24時間「2022 ALL JA8コンテスト」を開催 (2022/6/24 11:30:25)

2022年6月25日(土)21時から26日(日)21時までの24時間、JARL北海道地方本部主催による「2022 ALL JA8コンテスト」が、“JARLコンテスト使用周波数帯”の電話と電信で開催される。前回(2021年)から種目に「シングルオペレーター/1.9MHz」が追加されたほか、前々回(2020年)から10代の参加者に対して「奨励賞」が贈られるようになった。また2020年12月に50MHz帯と1.9MHz帯のJARLコンテスト使用周波数帯が改正された点について注意を呼び掛けている。

 

 

 

 本コンテストの交信対象は、北海道内で運用する局は国内アマチュア局との交信、北海道外で運用する局は北海道内で運用する局との交信が有効となる。

 

 ナンバー交換は、道内局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す北海道振興局ナンバ-」+「年代別符号」、道外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す都府県ナンバ-」+「年代別符号」となる。

 

 得点に直結した「オペレータの年代別符号」は、それぞれ~19歳「A」=1点、20~29歳「B」=2点、30~39歳「C」=3点、40~49歳「D」=4点、50~59歳「E」=5点、60~69歳「F」=6点、70~79歳「G」=7点、80~89歳「H」=8点、90~99歳「I」=9点、100歳~「J」=10点、マルチオペレーター「M」=1点、YL「Y」=5点と、年齢が高い局と交信するほど得点が高くなる仕組みだ。

 

 紙ログ、電子ログともに締め切りは7月26日(火)郵送の場合は消印有効。なお「紙によるログ・サマリーは、記入項目がすべて手書きであり、交信局数が100局までのログのみを受け付けることとしました」としている。詳しくは下記、関連リンクから「2022 ALL JA8コンテスト規約」で確認してほしい。

 

 

「2022 ALL JA8コンテスト」の規約(一部抜粋)

 

 

●関連リンク:
・2022 ALL JA8コンテスト規約(PDF形式)
・JARL北海道地方本部
・JARLコンテスト使用周波数帯(JARL Web)

 

 

 


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