無線ブログ集
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神奈川県横須賀市にあるコミュニティFM放送局「FMブルー湘南(横須賀エフエム放送株式会社、JOZZ3AD-FM、空中線電力20Wほか)」では、2017年4月からアマチュア無線家向けの番組「QSY」をオンエアーしている。放送は毎週金曜日の22時から30分間だが、新たな内容の番組は第1・3・5金曜日に流され、第2・第4金曜日は前週の再放送という形式だ(2017年7月から)。放送音声は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されている。
2022年6月17日の第147回放送は、JK1BAN 田中氏の「大好き航空無線」がバイデン大統領来日時の「エアフォースワン( Air Force One )」の通信を Live ATC 経由で聞いたという報告。「今週の活動報告」はNTTの電話がアナログ回線からデジタル回線に変更される件をリスナーからのメールを紹介しながら進行。JH1OSB 小濱氏の「無線は自作でより楽しくなる」は多忙で自作ネタが用意できないため、プッシュホンで使われている「DTMF」と電話や交換機に関するあれこれだった。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QSY 第147回放送
・QSYゆるーく無線を楽しむ(YouTube)
・QSY 番組案内ページ

6月23日、関東総合通信局は、登録検査等事業者であるRFデザイン株式会社(埼玉県さいたま市)に対して、無線局の検査のために作成する点検結果を記載した書類(点検結果通知書)を事実とは異なる内容で免許人へ通知した電波法違反に基づき、登録検査等事業について29日間の業務停止および業務の改善を命じた。
関東合通信局が発表した行政処分内容は以下のとおり。
総務省関東総合通信局は、登録検査等事業者であるRFデザイン株式会社に対し、6月23日、電波法(昭和25年法律第131号)に基づき、登録検査等事業について29日間の業務停止および業務の改善を命じました。
1.違反した登録検査等事業者の名称等
名称: RFデザイン株式会社
所在地: 埼玉県さいたま市見沼区蓮沼588-10
登録番号: 関R第0037号
2.違反事項
無線局の検査のために作成する点検結果を記載した書類(点検結果通知書)を事実とは異なる内容で免許人へ通知した。
3.違反条項および行政処分の内容
電波法第24条の10の規定に基づく業務の停止命令
(業務停止期間:令和4年6月24日から同年7月22日までの29日間)
電波法第24条の7第2項の規定に基づく業務の改善命令
【参考】関連条文(電波法)
(適合命令等)
第二十四条の七 (略)
2
総務大臣は、登録検査等事業者がその登録に係る業務の実施の方法によらないでその登録に係る検査又は点検の業務を行つていると認めるときは、当該登録検査等事業者に対し、無線設備等の検査又は点検の実施の方法その他の業務の方法の改善に関し必要な措置をとるべきことを命ずることができる。
(登録の取消し等)
第二十四条の十
総務大臣は、登録検査等事業者が次の各号のいずれかに該当するときは、その登録を取り消し、又は期間を定めてその登録に係る検査又は点検の業務の全部若しくは一部の停止を命ずることができる。
一 第二十四条の二第五項各号(第二号を除く。)のいずれかに該当するに至つたとき。
二 第二十四条の五第一項又は第二十四条の六第二項の規定に違反したとき。
三 第二十四条の七第一項又は第二項の規定による命令に違反したとき。
四
第十条第一項、第十八条第一項若しくは第七十三条第一項の検査を受けた者に対し、その登録に係る点検の結果を偽つて通知したこと又は同条第三項に規定する証明書に虚偽の記載をしたことが判明したとき。
五 その登録に係る業務の実施の方法によらないでその登録に係る検査又は点検の業務を行つたとき。
六 不正な手段により第二十四条の二第一項の登録又はその更新を受けたとき。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・関東総合通信局
RFデザイン株式会社に対する、登録検査等事業の業務停止及び業務改善を命令
・総務省 登録検査等事業者制度
・RFデザイン株式会社

コンテストログ「zLog」の開発で知られる東京大学アマチュア無線クラブ(JA1ZLO/JA1YWX)主催による「第34回 ALL JA1コンテスト」が、2022年6月25日(土)9時から20時までの11時間にわたり開催される。参加するバンドによって時間帯が異なり、9時から12時までは14/21/28/50MHz帯、16時から20時までは1.9/3.5/7MHz帯で、これとは別に「デジタル(FT8/FT4)部門」が13時から15時までの2時間行われる。なお「コロナウイルスの状況により、ルールが変更される可能性があります。参加する前にルールをよくご確認ください」「<デジタルモードでの通信について>デジタル部門に参加する方は必ずご確認ください」「開催日が従来の『第1日曜日』から『第4土曜日』へ変更しております」と案内しているので最新の情報を確認して参加しよう。提出書類は自動集計システムのみでの受理としている。
「第34回 ALL JA1コンテスト」の参加資格は、日本国内で免許を受けているすべてのアマチュア局。交信対象は1エリア内の局が「国内で運用するすべてのアマチュア局」、1エリア以外の局は「1エリア内で運用するアマチュア局」となる。
コンテストの実施時間は14/21/28/50MHz帯の「HIGHバンド部門」が9時から12時までの3時間、1.9/3.5/7MHz帯の「LOWバンド部門」が16時から20時までの4時間、「デジタル(FT8/FT4)部門」が13時から15時までの2時間となっている。エントリー可能な部門などの詳細は規約で説明されている。
とくに「デジタル(FT8/FT4)部門」は、参加者の分散を避ける試みで試験的に7MHz帯に絞って実施。ほかの国内通信や海外通信を妨害しないためとして、使用周波数を「FT4が7.038MHz」「FT8が7.041MHz」、空中線電力は免許によって認められた範囲かつ30W以下と定めている。
ナンバー交換は電信・電信電話部門は1エリア内の局がRS(T)+市郡区ナンバー、1エリア以外の局はRS(T)+府県支庁ナンバー、デジタル部門は1エリア内・外ともRST+市郡区ナンバーとなる。
ログ提出はWebサイトから電子ログのみの提出に限られ(紙ログによる受け付けは行わない)、自動集計システムで処理される。締め切りは7月16日(土)まで。詳しくは「第34回 ALL JA1コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第34回 ALL JA1コンテスト規約
・ALL JA1 書類受付システム
・東京大学アマチュア無線クラブ(東京大学無線部)

東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2022年6月16日 夜に放送した第527回分がアップされた。
2022年6月16日(第527回)の特集は「ハムベンション2022で展示されたアイコムの新製品」。5月に米国で開催された「ハムベンション2022」会場で、アイコムが展示した2.4/5.6GHz帯トランシーバー「 SHF-P1 」プロトタイプと2.4/5.6GHz帯の特徴について。さらにハムフェア2019でも参考出品されたリニアアンプ「 IC-PW2 」に関する話題だった。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第527回放送
・QRL Facebookページ

アイコム株式会社のHF~430MHz帯ポータブル機「IC-705」は、価格も手ごろなことから多くのアマチュア無線家に愛用されている無線機の1つだが、ボイスメモリー/メモリーキーヤー/RTTYメモリーを外部からコントロール可能にする「外部キーパッド」は、取扱説明書に回路図が記載されているもののオプションとして販売はされていない。 そこで、金山 彰氏(JO3GBD)がIC-705用外部キーパッドのオリジナル基板と部品を揃えた組立キットを製作。ヤフオクを通じて頒布を始めた。組立キットは、ボイスメモリー/メモリーキーヤー/RTTYメモリーを外部からコントロール可能で、大きさもシュガーレス錠菓「FRISK(フリスク)」の容器に収まるサイズで、非常にコンパクトだ。ヤフオクのほか、毎月1回、大阪府交野市で開催されている「アマチュア無線ジャンク市」や、2022年7月16日(土)、17日(日)の両日に行われる予定の「関西アマチュア無線フェスティバル2022(関ハム)」屋外出展会場で入手できるとしている。
製作した金山氏は「アイコム用のキーパッド基板は、2016年ごろローカル局のアイデアでオリジナル基板を作り、その後、ローカルイベントやヤフオクで組立キットを頒布してきました。IC-705では従来の仕様と違い、8ch対応にしたことで若干配線が異なるため、今回、IC-705専用のオリジナル外部キーパッド基板を製作し、キット頒布を始めました。比較的簡単なキットなので、ニューカマーやカムバックハムの方々が電子工作をはじめたり、再開するきっかけになればと思っています」と語っている。
頒布している「IC-705用オリジナル外部キーパッド基板(組立キット)」の概要は以下のとおり。
アイコムの無線機・IC-705に対応した「外部キーパッド」基板の組立キットです。
アイコム社のIC-705本体のボイスメモリー/メモリーキーヤー/RTTYメモリーを外部から制御する外部キーパッドです。基板と部品のセットの組立キットでの出品です。付属の部品を使って回路図と完成写真を参照して購入者にて製作をお願いします。
◆付属品リスト
・オリジナル基板×1枚
・タクトスイッチ×8個
・抵抗 1.5kΩ(茶緑赤金)×4本
・抵抗 2.2kΩ(赤赤赤金)×2本
・抵抗 4.7kΩ(黄紫赤金)×2本
・説明書
◆注意事項
・本品は組立キットです。同梱の基板に部品の半田付け作業が必要です。同梱資料の回路図と完成写真だけで作成できる方にお勧めします。
・無線機との接続コードは付属しません。購入者が3.5㎜ステレオプラグが付いたコードを別途ご用意ください。なお、CWで外部キーパッドとパドルの両方を使用する場合は、KEY信号を並列に接続する必要があります(分配器を使用する、あるいは、基板の余ったパッドにパドルを接続するなどの対応してください)。
・ケースは付属しません。適宜、お好みのケースに入れてご使用ください。なお、この基板はクラシエ社のFRISKの空箱に入るように設計しています。ケースなしで基板のままご使用される場合は、基板底面の四隅にゴム足を貼ると安定します。
・IC-705で外部キーパッドを使用するときは、設定メニューの変更が必要となります。IC-705の取扱説明書の記載にしたがって設定をお願いします。
・無線機の高周波回り込み対策が必要な場合は、ご使用になる環境にあった対策を施してご使用ください。
・本品はクラシエ社FRISKのケースを加工して納めることができるサイズで設計されていますが、出品物にはFRISKケースは付属しません。
・タクトスイッチ8個の色の組み合わせは写真と異なる場合があります。また、色の指定はできません。
・ほかのアイコム社の無線機には対応しておりませんのでご注意ください(IC-7300/7100などに対応したキットも別途出品していますのでご検討ください)。
・梱包材は再利用材を使用する場合があります。
・ご質問への回答や取引連絡などは基本的に夜間のみになります。
・現状にてノークレーム、ノーリターンでお願いします。
ヤフオクで出品状況を確認する場合は「IC-705 オリジナル基板キット」「P705KP1KIT」などのキーワード検索すると見つかるだろう。詳しくは、記事下の「関連リンク」から確認してほしい。
●参考動画:オリジナル外部キーパッド(ICOM用)
※以前製作した外部キーパッドの動作イメージ。今回頒布する組立キットとは違うが、参考になるでしょう。
↓画面をクリックすると動画がスタートします。
●関連リンク:
・IC-705用オリジナル外部キーパッド基板のキットを頒布をはじめました!(JO3GBDブログ)
・JO3GBD(Twitter)

株式会社三才ブックスは6月24日(金)に月刊誌「ラジオライフ」2022年8月号を刊行する。今号は第3特集で「エアーバンドアンテナフルテスト」を掲載。別冊付録「裏ワザ大全2018~2022 The Best」がついて価格は998円(税込み)。

月刊「ラジオライフ」2022年8月号表紙
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。三才ブックスが刊行している月刊誌「ラジオライフ」は1980年の創刊で、2022年8月号は通巻で498号となった。今号のおもな無線関連の記事は次のとおり。
<第3特集>パイロットの声をクリアにキャッチせよ!「エアーバンドアンテナフルテスト」
全航空会社も息を吹き返し、航空祭も再開された2022年夏。エアーバンド受信の時が来た。アンテナを交換してより多くエアーバンドをキャッチすべく、14本のアンテナをフルテスト。エアーバンド受信の“トップガン”を探す!
・アンテナの全長とSWR
・SWRチェックデータ
・八木アンテナ活用術
<徹底使用リポート>
・八重洲無線 「YAESU」に変わったロングセラー機の裏の実力
144/430MHz帯2バンド無線機 FT-60
<モービル機エアーバンド受信インプレ>
・アイコム 民間エアーバンド受信に最適な大型モービル機
144/430MHz帯デジタル無線機 ID-5100
<ブルーインパルス受信ガイド>
・各課目の交信内容と撮影のポイント Act3
<RLエアーバンド インフォメーション>
・航空自衛隊 静浜基地航空祭2022リポート
<おもしろ無線受信報告所>
・空港/ゴールデンウィークで活性化した無線
<ヴァイオリン弾き 琴羽しらすの今度は無線で知らせます>
・vol.10 海ほたるでクルマから電波を出すモービル運用をした
<ライセンスフリー無線の世界>
・特定小電力無線「FC-ZX PRO」リポート
<工作チャレンジ>
・冷戦時代にロシアから飛んで来た謎のパタパタ音を再現する「ウッドペッカーノイズ発生装置」
↓この記事もチェック!
<Kindleや楽天koboほか、読み放題も…>配信スタート!
ヤバかった時代(1980年代&1990年代)の月刊誌「ラジオライフ」が電子書籍で蘇る
月刊「ラジオライフ」2022年7月号の購入は、下記のAmazonリンクが便利だ。
●関連リンク: 三才ブックス

「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから5周年を迎え、レギュラー陣の平均年齢も74歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2022年6月19日(日)21時30分からの第316回放送。茨城・福島県境の八溝山から移動運用を行った際の思い出をレギュラー陣が語りあい、次に最近のコンディションと交信成果の話題、そして「最近はSSBでCQを出してもなかなか応答がない。みんなFT8に行ってしまった」という話になった。
番組後半の一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」は、JARD管理部長の伊藤氏(JH1OPI)が登場。JARDハム教室(東京都豊島区)で4月29日に「 ビギナーズセミナー 」、5月7日と14日に「 初心者交信教室 」を開催した報告だった。
番組音源は下記関連リンクにあるページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)

6月21日、北海道総合通信局は4月23日に発生した北海道・知床での遭難事故で、遊覧船「KAZUⅠ(カズワン)」を運航していた有限会社知床遊覧船の桂田精一代表取締役に対して、免許を受けずに無線設備を同社事務所等に設置し、不法に無線局を開設していたとして、電波法違反容疑で第一管区海上保安本部網走海上保安署に告発するとともに、同社を電波法に基づく行政処分(簡易無線局8局の運用停止)を行うことを公表した。すでに報道などで、同社が日常的にアマチュア無線を運航連絡に使っていた実態が明らかになっている。
北海道総合通信局が発表した処分内容は次のとおり。
北海道総合通信局は、(有)知床遊覧船および同社代表取締役を電波法違反容疑として、第一管区海上保安本部網走海上保安署に告発し、あわせて同社に対し電波法に基づく行政処分を行うこととしました。
1.違反発覚の端緒
令和4年4月23日に発生した知床遊覧船事故を受け、(有)知床遊覧船における無線局の設置状況等について聞き取り調査を実施。その結果を踏まえ、第一管区海上保安本部網走海上保安署への告発および行政処分を行うこととしたもの。
2.違反内容
免許を受けずに無線設備を同社事務所等に設置し、不法に無線局を開設した。
3.告発の内容
被疑者(有)知床遊覧船および同社代表取締役
4.行政処分の内容
(1)被処分者
(有)知床遊覧船
(2)処分内容
令和4年6月24日から12日間※(有)知床遊覧船所属の簡易無線局8局の運用停止
※当該処分対象の無線局の免許の有効期限が、令和4年7月5日であり、処分の終期は同日までとする。
<関連条文>(電波法)
第4条
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。
(以下省略)
第76条
総務大臣は、免許人等がこの法律、放送法若しくはこれらの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したときは、3月以内の期間を定めて無線局の運用の停止を命じ、又は期間を定めて運用許容時間、周波数若しくは空中線電力を制限することができる。
(以下省略)
第110条
次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。
一 第4条の規定による免許又は第27条の18第1項の規定による登録がないのに、無線局を開設した者
二 第4条の規定による免許又は第27条の18第1項の規定による登録がないのに、かつ、第70条の7第1項、第70条の8第1項又は第70条の9第1項の規定によらないで、無線局を運用した者
(以下省略)
第114条
法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従事者が、その法人又は人の業務に関し、次の各号に掲げる規定の違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人に対して当該各号に定める罰金刑を、その人に対して各本条の罰金刑を科する。
一 (省略)
二 第110条(第11号及び第12号に係る部分を除く。)、第110条の2又は第111条から第113条まで 各本条の罰金刑
↓この記事もチェック!
<無線ショップやJARL監査指導委員も登場>北海道放送(HBC)、知床遊覧船の遭難事故の背景を「アマチュア無線」から検証するリポートを放映
<知床遊覧船のアマチュア無線機不正使用>北海道総合通信局の現地調査で判明したこと
<ようやく新聞各紙が“不正使用”を報道>遭難事故を起こした知床遊覧船、「連絡手段として日常的にアマチュア無線を用いていたことが判明」と毎日新聞が報じる
<知床の観光船遭難事故>事実解明が待たれる「アマチュア無線で交信」の疑問点
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・北海道総合通信局
電波法違反に係る告発及び行政処分-(有)知床遊覧船及び同社代表取締役の告発並びに同社に対する行政処分-
・総務省、カズワン運航会社を電波法違反容疑で告発へ(毎日新聞)

総務省は、2022年11月20日から12月15日までアラブ首長国連邦で開催される「2023年世界無線通信会議(WRC-23)」の議題に対する「2023年世界無線通信会議(WRC-23)に向けた我が国の考え方(案)」を作成、6月1日から6月30日まで一般からの意見(パブリックコメント)募集を実施している。総務省が作成した同案の中には、「10.0-10.5GHz帯における移動業務への一次分配を含むIMT特定の検討」「同一の周波数で運用されている無線航行衛星業務(宇宙から地球)の保護を確実にするための追加的手段の必要性の決定のための1240-1300MHz帯のアマチュア業務及びアマチュア衛星業務の見直し」といった、アマチュア無線家にとっても重要な項目が含まれている。
今回、総務省が作成した「我が国の考え方(案)」の中には「3300-3400MHz、3600-3800MHz、6425-7025MHz、7025-7125MHz及び10.0-10.5GHz帯における移動業務への一次分配を含むIMT特定の検討」「同一の周波数で運用されている無線航行衛星業務(宇宙から地球)の保護を確実にするための追加的手段の必要性の決定のための1240-1300MHz帯のアマチュア業務及びアマチュア衛星業務の見直し」など、アマチュア無線に関する内容が含まれていることから、アマチュア無線家の間で危惧する声も上がっている。
なお移動業務への一次分配にある「IMT(International Mobile Telecommunication)」とは、「移動通信システム」のことで、次世代スマートフォンなどの周波数利用を想定している。
総務省がまとめた「2023年世界無線通信会議(WRC-23)に向けた我が国の考え方(案)」のアマチュア無線関連部分について、マイクロ波通信を愛好する金子 明氏(JA1OGZ)は、「WRC-23に向け、アマチュア無線周波数帯に関係する意見募集が掲示されています」というタイトルで懸念点をまとめた書面を作成、「かなり我々にとって手厳しい政策になります。ぜひとも皆様のご意見をお願いします」としている。
金子氏は「10.1GHz、10.475GHz、1.2GHzはアマチュア無線帯として締め出される恐れがあるかと思います。10GHz帯の移動通信用の無線ネットワークとアマチュア無線が同一バンドとして運用不可のためはく奪もあるかと思います。是非とも、団体名、個人名でのご意見を6月30日(木)必着でお願いします」と、意見提出を呼び掛けている。

JA1OGZ 金子氏が作成した文書より
●関連リンク:
・総務省
2023年世界無線通信会議(WRC-23)に向けた我が国の考え方(案)にかかる意見募集
・総務省
2023年世界無線通信会議(WRC-23)に向けた我が国の考え方(案)(PDF形式)
・WRC-23の議題(総務省 電波利用ホームページ)
・情報通信審議会 情報通信技術分科会 衛星通信システム委員会報告
PDF
・アマチュアバンドプラン(JARL Web/PDF形式)
・WRC-23にむけて(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・総務省 世界無線通信会議とは

「JARLの話題や最新情報はもちろんのこと、アマチュア無線界の話題や情報などもお知らせする楽しい情報番組です」という、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のラジオ番組、Radio JARL.com。パーソナリティはJARL会長の髙尾義則氏(JG1KTC)が務めている。2019年1月6日から毎週日曜日の21時~21時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送がスタートした。2019年8月18日からは東京都西東京市の「FM西東京」でも放送(2022年からは毎週月曜日の23時30分~)されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは2022年6月19日(日)21時からの第181回放送。前半はコロナ禍と社会活動の再開について。続いてハムフェア会場(東京ビッグサイト)直近の「東京ベイ有明ワシントンホテル」が 8月末まで営業休止になる という注意喚起。さらに「ハムフェア2022」開催まで残り2か月となったことから同イベントの概要と歴史を紹介、今年からブースの仕切りが木工ボードからパネルに変更になることなどを案内した。
後半では「ハムフェア2022」の出展者説明会を7月7日(木)に東京・原宿の国立オリンピック記念青少年総合センターで開催するという案内。またハムフェアの特別記念局「8J1HAM」が7月1日から関東各県持ち回りで運用を行うという告知を行った。続いて近く開催されるコンテストとして6月25~26日「ALL JA8コンテスト」の紹介、最後に「JARLフレンドリーショップ 会員ありがとうキャンペーン」が6月末で終了することに触れた。
番組は下記関連リンクの「Radio JARL.com」の音源公開ページまたはJARL Webの特設ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後は一定時間が経過するとファイルが削除される可能性があるので、早めの聴取をお勧めする。
●関連リンク:
・Radio JARL.com 音源公開ページ(FMぱるるん)
・毎週放送 JARLのラジオ番組「Radio JARL.com」(JARL Web)
・Radio JARL.com番組案内ページ