無線ブログ集
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富山県の民放テレビ局(JNN系列)チューリップテレビは2022年6月10日、夕方のニュース番組内で「再び注目 アマチュア無線」と題した映像リポートを放映した。6月5日に魚津市で開催された「北陸ハムフェスティバル」の会場風景と来場者インタビューのほか、南砺市のJA9BKJ 中井氏、富山市のJF9JTS 高山氏のシャックを訪問し、交信風景など4分弱にわたり紹介している。現在、YouTubeのチューリップテレビ公式チャンネルでこの番組の動画が公開されている。

YouTube チューリップテレビ公式チャンネルより
富山県のチューリップテレビは平日の夕方に、県内ニュースを集めた「ニュース6」を放送中だ。この番組では毎週金曜日にカメラマンたちが見た日常の光景、ごくありふれた一瞬一瞬の日常を映像に綴るリポートコーナー「いいねとやま」を設けている。2022年6月10日の同コーナーでは「再び注目 アマチュア無線」と題し、富山県内のアマチュア無線の現状を紹介した。

YouTube チューリップテレビ公式チャンネルより
冒頭では6月5日に魚津市で開催された「北陸ハムフェスティバル」の会場風景と来場者への「アマチュア無線の魅力」を尋ねるインタビュー、かつてはアマチュア無線が「趣味の王様」と言われていたこと、アナログな魅力で再び注目を集めるようになり、JARLの会員数が2年連続で増加していることなどを紹介。後半では南砺市のJA9BKJ 中井 貢氏、富山市のJF9JTS 高山 稔氏のシャックを訪問して楽しみ方を紹介、交信風景を含め4分17秒にわたりリポートしている。
6月10日放送「いいねとやま」再び注目 アマチュア無線(YouTube チューリップテレビ公式チャンネル)
画面↓をクリックで動画がスタート!
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・いいねとやま(チューリップテレビ)
・いいねとやま#300「再び注目 アマチュア無線」(YouTube
チューリップテレビ公式チャンネル)
・JF9JTS Ham Radio【アマチュア無線】(YouTube JF9JTSチャンネル)

一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)が各地で開催している「第三級アマチュア無線技士」養成課程講習会(短縮コース)の、2022年7月期の開催日程を紹介する。
●2022年7月の第三級短縮コース開催日程
東京都豊島区/JARDハム教室(7月5日開催)○
東京都豊島区/JARDハム教室(7月16日開催)○
神奈川県平塚市/平塚商工会議所(7月24日開催)○
大阪府大阪市/アイコム情報機器(株)(7月31日開催)○
熊本県熊本市/無線のクマデン(7月10日開催)○
鹿児島県鹿児島市/日本赤十字社 鹿児島県支部(7月10日開催)○
福島県楢葉町/有限会社清建興業(7月17日開催)○
北海道稚内市/稚内市生涯学習総合支援センター(7月31日開催)○
新潟県 三条市/三条・燕地域リサーチコア(7月31日開催)○
※受講申込締切日:開講日1週間前の日(その前に定員に達したときは定員に達した日)
〇印は下記リンク先にてWeb申し込みが可能
第三級短縮コースは、第四級アマチュア無線技士の無線従事者資格を取得している者が対象。法規4時間、無線工学2時間の講習を受け、当日行われる修了試験に合格すると3アマの無線従事者免許証を手に入れることができる。JARDによると平成23年度の実績は受講者数:4,651名で、合格率は99.0%。受講費用や申し込み方法などの詳細は下記関連リンクで。
なおJARDでは2017年4月から、4アマ資格のない者でも自宅等からインターネットに接続したパソコンを使って学習ができる「eラーニング方式」の養成課程(3アマ標準コース)を随時開講している。最短なら申し込みの翌日から受講を始められる。修了試験受験者の合格率は100%。詳細はJARDのWebサイトで。
●関連リンク: 一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会

キューシーキュー企画が東北、関東、信越、北陸、東海、近畿、中国、九州の各エリアで開催している「第三級アマチュア無線技士」養成課程講習会(短縮コース)の、2022年7月期の開催日程を紹介する。
●2022年7月の「第三級アマチュア無線技士 短縮コース」開催日程
<東北エリア> 仙台市青葉区/フォレスト仙台(7月3日開催)
<関東エリア> 千葉市中央区/千葉商工会議所(7月16日開催)
<信越エリア> 7月の開催はなし
<北陸エリア> 7月の開催はなし
<東海エリア> 静岡市葵区/静岡県産業経済会館(7月18日開催)
<近畿エリア> 神戸市中央区/神戸市産業振興センター(7月16日開催)
<中国エリア> 7月の開催はなし
<九州エリア> 7月の開催はなし
第三級短縮コースは、第四級アマチュア無線技士の無線従事者資格を取得している者が対象。法規4時間、無線工学2時間の講習を受け、当日行われる修了試験に合格すると3アマの無線従事者免許証を手に入れることができる。受講費用や申し込み方法などの詳細は下記リンクで。
●関連リンク: 養成課程講習会のご案内(株式会社キューシーキュー企画)

「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。
2022年6月12日の第493回放送は「電信術鍛錬法」。無線電信(モールス通信)の魅力を紹介し、スマートフォンやインターネット、ユニークなツールで練習できる方法を紹介する内容だ。
公開されたポッドキャスト音声は約48分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第493回の配信です

株式会社誠文堂新光社は2022年6月10 日(金 )に月刊誌「子供の科学」2022年7月号を刊行した。今号は特集が「すごすぎる!人体 」 、さらに「天の川銀河中心のブラックホールをとらえた! 」「宇宙食のヒミツを探れ!」といった記事も掲載している。また別冊付録として「人体スケルトンポスター」がついてくる。価格は770円(税込み)。

「子供の科学」2022年7月号表紙
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。誠文堂新光社が刊行している月刊誌「子供の科学」は、大正13(1924)年9月の創刊という老舗雑誌だ。同誌が2015年に行った読者(小中学生が中心)アンケートによると、取ってみたい資格の第1位が「アマチュア無線」という結果になり、アマチュア無線界からも注目されている。
また同誌は一昨年3月、「子供に科学の楽しさを96年間伝え続け、日本の理系親子が絶大の信頼を寄せている」として、日本の文化活動に著しく貢献した人物・グループに対して贈呈される吉川英治文化賞を受賞した。
通巻1035号となる2022年7月号は特集が「すごすぎる!人体」、ほかに「天の川銀河中心のブラックホールをとらえた!」「宇宙食のヒミツを探れ!」「教えてセンパイ! 東京工業大学附属科学技術高等学校マイコン制御部」「タマ入れゲームができる!段ボール砲」といった記事も掲載している。また電子工作の「ポケデン」コーナーでは光センサーを使って回転する円盤上に隠された文字などが読み取る「マジックディスク」を製作している。さらに別冊付録として「人体スケルトンポスター」がついてくる。なお今号は情報コーナーに無線関連の情報は掲載されていない。
同誌の購入は下記に掲載したAmazonリンクから可能だ。
●関連リンク:
・子供の科学2022年7月号はこんな内容だ(KoKa Net)
・中高生の科学 Kokademia(KoKa Net)

先週のアクセスランキング1位は、テレビ朝日系の人気テレビ番組「ポツンと一軒家」2022年6月5日(日)の放送で、“隠れ家シャックで週末を過ごすアマチュア無線家”が登場した話題。番組予告動画と公式サイトの予告内容から、今度は「長崎県内」の「海に囲まれた半島の中腹部」に位置する場所で、「元自衛隊員の男性(66歳)」が「週末に片道1時間半かけてアマチュア無線を楽しみに訪れる」一軒家だということがわかった。実際に放送された番組では、2本の自立式アンテナタワーの空撮や、八重洲無線のFTDX5000と1kWリニアアンプのVL-1000が置かれた室内とともに、ポツンと一軒家の主、水口一洋氏(JJ6CRH)が登場。週末をこの家で過ごすという生活スタイルを中心に、アマチュア無線を楽しんでいる様子を紹介。シャックにあったパドルを操りながら、電信(CW)の魅力などを熱く語っていた。
2位は、アンテナメーカーのコメット株式会社は、公式サイトに「生産終了製品取扱説明書」コーナーを設け、同社が過去に発売した415種類にのぼる製品の取扱説明書(PDF)を無料公開したニュース。1981(昭和56)年に創業したアンテナメーカーのコメットは、144MHz帯モービルホイップアンテナを皮切りに、144MHz/430MHz帯ノッチフィルター、アンテナアナライザ、SWRメーター、安定化電源など、無線機器の数々を発売してきた。今回同社では、過去に発売し現在は生産を終了した製品の中から、現存する取扱説明書415種類をスキャンしPDF形式での公開を開始したというものだ。コメットが公開した「生産終了製品取扱説明書」415種類のリストを記事で紹介しているが、型番をクリックするとPDF形式の取扱説明書が表示されるので試してほしい。
続く3位、さらに4位、6位、10位には、先週に引き続き、免許を受けずにアマチュア無線局の開設・運用などの電波法違反行為が各地で多発。管轄する総合通信局が不法無線局の取り締まりを行い、摘発や行政処分を行ったニュースがランクインした。とくに6位の「<福岡県西警察署と共同で不法局の取り締まり>九州総合通信局、福岡市西区で不法市民ラジオ(CB無線)を運用していた男が摘発され警察が逮捕」では、九州総合通信局による電波監視が行われ、福岡市在住の男が電波法第4条の違反容疑で摘発。さらに地元警察署に逮捕されるという厳しい処置が行われた。折しも6月は「不法無線局対策の強化月間」。全国の各総合通信局、および沖縄総合通信事務所では、捜査関係機関などと連携して不法無線局に対する指導などを強化している。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<放送は6月5日(日)19時58分から>人気テレビ番組「ポツンと一軒家」に、またまた“山頂シャックのアマチュア無線家”登場か?
2)<過去に発売した415種類を網羅>コメット、自社サイト内で「生産終了製品取扱説明書(PDF)」を公開
3)<京都府八幡警察署管内で取り締まり>近畿総合通信局、免許を受けず不法にアマチュア無線機を設置していた女を告発
4)<免許を受けずにアマチュア無線局を開設>近畿総合通信局、捜査機関との共同取り締まりで摘発した無線従事者に対して43日間の行政処分
5)<商品を実際に触れるリアル店舗オープン>無線雑貨の店「HAM-NET」、新作のストレートキー(縦振り)とバグキー(横振り)取り扱い開始
6)<福岡県西警察署と共同で不法局の取り締まり>九州総合通信局、福岡市西区で不法市民ラジオ(CB無線)を運用していた男が摘発され警察が逮捕
7)<館内写真50枚掲載>ついにオープン「アマチュア無線機器歴史館」(長崎県雲仙市)を訪問してきた!
8)<テレビ朝日系列「所&林修のポツンと一軒家」>ハム歴54年!! 大型タワー6基が山の上にそびえ立つ無線家のシャックが登場
9)<今号は「ラジオの特集号」>秋葉原BCLクラブ、BCLファンの交流誌「あーゆぼーわん」No.7(84ページ/PDF版)を無料頒布
10)<電波法違反容疑で警察署へ告発>近畿総合通信局、大阪市大正区の路上で免許を受けないアマチュア無線局の不法開設が発覚

日本における、2022年6月11日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。新たに1エリア(関東管内)の関東総合通信局から更新発表があった。6月に入って2回目の更新となる。沖縄総合通信事務所を含む、そのほかの総合通信局は、最低でも1か月ごとにコールサインの発給状況を発表しているが、2エリア(東海管内)の東海総合通信局からは「2022年1月6日時点」の情報を最後に、5か月近くコールサイン発給の更新発表が行われていない状況が続いている。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

先週に引き続き、今週末の6月11日(土)と12日(日)も国内コンテストが数多く開催される。コンテンストは、地域限定などを含めると全部で8つ。これだけ多くのコンテストが同時進行的に開催されると、時間帯はかぶるわ、バンドはかぶるわで混乱することだろう。そこで、今週末の日別&時間コンテスト帯開催リストも作ってみた。
●2022年6月11日(土)と12日(日)開催のコンテストなど開催時間帯別リスト
(hamlife.jp調べ)
●今週末開催(6月11日~12日)のコンテスト関連記事(hamlife.jp)
↓クリックすると記事へジャンプします。
・6mAMマラソンコンテスト
<任意で選ぶ「連続した7日間」部門も…>1月1日(土・祝)から6か月間のロングラン!
6mAM愛好会「6mAMマラソンコンテスト」を開催
・第4回 山形さくらんぼQSOコンテスト
<HFとV/UHFで開催時間が異なる>JARL山形県支部、6月11日(土)~12日(日)に「第4回
山形さくらんぼQSOコンテスト」を開催
・第25回 オール岐阜コンテスト
<昨年から1.9/50MHz帯の使用周波数変更>JARL岐阜県支部、6月11日(土)19時からと12日(日)7時から3時間ずつ「第25回
オール岐阜コンテスト」を開催
・44 HRTC ASAHIKAWA Contest
<通称「オール旭川コンテスト」>ハムラジオ大雪クラブ、6月11日(土)21時から18時間「45 HRTC Asahikawa
Contest」を開催
・第20回 大分コンテスト
<ログ・サマリーはEメールのみで受け付け>JARL大分県支部、6月11日(土)21時から18時間にわたり「第20回
大分コンテスト」を開催
・第17回 山梨コンテスト
<県内局と最低1交信が条件で県外局同士の交信も有効>JARL山梨県支部、6月12日(日)10時から2時間「第17回
山梨コンテスト」を開催
・2022年(第20回)宮城通信訓練コンテスト
<大震災の教訓を生かす電文の送受信訓練>宮城県内個人局が対象、6月12日(日)14時46分から17時14分まで「2022年
第20回 宮城通信訓練コンテスト」開催
・第22回 新潟コンテスト
JARL新潟県支部、6月12日(日)19時から3時間「第22回
新潟コンテスト」のローバンド区分(1.9/3.5MHz帯)を開催

神奈川県横須賀市にあるコミュニティFM放送局「FMブルー湘南(横須賀エフエム放送株式会社、JOZZ3AD-FM、空中線電力20Wほか)」では、2017年4月からアマチュア無線家向けの番組「QSY」をオンエアーしている。放送は毎週金曜日の22時から30分間だが、新たな内容の番組は第1・3・5金曜日に流され、第2・第4金曜日は前週の再放送という形式だ(2017年7月から)。放送音声は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されている。
2022年6月3日の第146回放送は、JK1BAN 田中氏の「今週の活動報告」がリスナーからのメール(コンテスト参戦、Free DVで交信)紹介と、東京理科大学の近代科学史料館を再訪問した話。JH1OSB 小濱氏の「無線は自作でより楽しくなる」はリスナーからのメール(仕事で転勤)紹介と「ハムフェア2022」に出展を予定し自作アンテナ等の展示を行うという予告、200ドル以下で買える「μSDX」規格の3.5~20MHz(?) 超小型CW/SSB 5Wトランシーバー の紹介(ただしスプリアス規格をクリアできるか不明)だった。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QSY 第146回放送
・QSYゆるーく無線を楽しむ(YouTube)
・QSY 番組案内ページ

6月9日、九州総合通信局は福岡県西警察署と共同で福岡市西区の路上において不法無線局の取り締まりを実施し、車両に不法無線局(不法市民ラジオ)を開設していた男を電波法第4条の違反容疑で摘発。同警察署が逮捕した。なお、本件は九州総合通信局による電波監視で電波法違反行為が特定され、逮捕に至ったものである。
九州総合通信局が発表した内容は以下の通り。
九州総合通信局は、6月9日、福岡県西警察署と共同で福岡市西区において、車両に開設された不法無線局の取り締まりを行い、1名を電波法違反容疑で摘発し、容疑者は福岡県西警察署に逮捕されました。
同容疑者は、当局の電波監視により特定され、今回の逮捕に至ったものです。
【容疑の概要】
・電波法違反(不法無線局の開設)
・開設していた無線局の種類、局数: 不法市民ラジオ(CB)1局
・被疑者: 福岡市在住(職業:無職)の男性(72歳)
【不法市民ラジオ(CB)の無線局を設置していた車両】
【車両に設置されていた不法市民ラジオ(CB)の無線局の無線機】
【参考】適用条文(抜粋)および障害・混信事例
(1)電波法第4条第1項(無線局の開設)
「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない(以下略)」
(2)電波法第110条(罰則)
「次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
第1号 第4条第1項の規定による免許がないのに、無線局を開設した者(一部略)(第2号以下略)」
(3)不法無線局による障害・混信の例
・不法市民ラジオ(CB):テレビ・ラジオの受信障害、パソコン等の誤動作
・不法パーソナル無線:携帯電話への混信
・不法アマチュア無線:アマチュア無線用以外の周波数を発射している場合、消防用、防災用無線局への混信
九州総合通信局は「当局では電波利用秩序の維持を図るため、今後とも不法無線局の開設者に対して捜査機関の協力を得ながら厳格に対処してまいります」と説明している。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 九州総合通信局 車両に開設した不法無線局を摘発