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現在データベースには 6463 件のデータが登録されています。
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「JARLの話題や最新情報はもちろんのこと、アマチュア無線界の話題や情報などもお知らせする楽しい情報番組です」という、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のラジオ番組、Radio JARL.com。パーソナリティはJARL会長の髙尾義則氏(JG1KTC)が務めている。2019年1月6日から毎週日曜日の21時~21時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送がスタートした。2019年8月18日からは毎週日曜日の23時に東京都西東京市の「FM西東京」でも放送されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは2021年11月28日(日)21時からの第152回放送。前半ではコロナ禍の状況と冬の訪れについて、11月23日の東京UHFコンテストの参加報告、来年分の「アンテナ第三者賠償責任保険」(12月3日金曜日 保険料払い込み分で締め切り)の最終案内など。
後半はCQ ham radio誌12月号の「From JARL」コーナーに掲載された記事から、「東京2020 JARL記念アワード」の5賞(「TOKYO2020」「TOKYO2020 D-STAR」「TOKYO2020 Japan」「TOKYO2020 World」「TOKYO2020 Special」)達成記念オーナメントの頒布についてを案内。続いて12月7日から来年3月6日まで新規入会者の「入会金無料キャンペーン」を実施するという告知を行った。最後に近く開催されるコンテストとして「2021年度 香川マラソンコンテスト」(12月1~15日)、「第38回 KCWA CWコンテスト」(12月5日)を紹介した。
なお「CQ ham for girls」「OMのラウンドQSO」と同様、FMぱるるんのWebサイトリニューアルで、前回から同局の音源公開ページが変更になっているので注意が必要だ(JARL Webの特設ページからもリンクされている)。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 放送後は一定時間が経過するとファイルが削除される可能性があるので、早めの聴取をお勧めする。
●関連リンク:
・Radio JARL.com 音源公開ページ(FMぱるるん)
・毎週放送 JARLのラジオ番組「Radio JARL.com」(JARL Web)
・Radio JARL.com番組案内ページ
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「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容が放送されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2020年11月28日(日)15時からの第384回放送。アマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」副編集長の吉澤氏(JS1CYI)が登場し、CQ誌12月号(2021年11月19日発売)の記事紹介(特集「アマチュア無線カムバックの勧め」、「CQ ham radio 2020チャレンジ・アワード アンケート結果報告」、「CQ ham radio 2020チャレンジ・アワード 最終報告」)を行った。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから(FMぱるるんのWebサイトリニューアルでURLアドレスが変更になっているので注意が必要)。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls
・CQ ham for girls Facebookページ
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一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は2021年11月29日、公式サイトのJARL Web内に「アマチュア無線の社会貢献活動での活用」ページを開設した。同ページ内ではPDF版の「アマチュア無線の社会貢献活動での活用について-社会と繋がるアマチュア無線ガイドライン-」を公開している。また同日、総務省は電波利用ホームページ内のコンテンツ「アマチュア無線の社会貢献活動での活用に係る基本的な考え方」を更新し、「社会貢献活動でのアマチュア無線の活用」と題したリーフレットを公開した。
今年3月10日に電波法令(電波法施行規則など)が改正され、有資格者がアマチュア無線を社会貢献活動(災害や地域イベントなどのボランティア活動等、ただし営利目的のものを除く)の通信にも活用できるようになった。これを受けてJARLはアマチュア無線の社会貢献活動での活用に関するガイドラインの策定を進めていたが、このほどJARL Webに「アマチュア無線の社会貢献活動での活用」ページを開設し、その中でガイドラインのPDFを公開した。
同ガイドラインは2021年9月11日に制定されたもの。「アマチュア無線の社会貢献活動での活用について-社会と繋がるアマチュア無線ガイドライン-」と名付けられ、以下の項目で構成されている。
★1:はじめに
★2:アマチュア無線の社会貢献活動での使用
(1)これまでのアマチュア無線の社会貢献活動に関する事例
(2)アマチュア無線の社会貢献活動に使用できること
★3:社会貢献活動での運用等について
(1)社会貢献活動でアマチュア無線の使用に必要なこと
(2)使用する無線機について
(3)使用する周波数について
(4)無線システムの選択肢と してのアマチュア無線
(5)アマチュア無線にできないこと
★4:JARLの活動について
(1)登録クラブや支部活動の一環として
(2)自治体の関係者の皆様へのお願い
(3)地域活動への共助
(4)社会貢献活動への使用にあたって
(5)身近な行事等への協力体制の強化について
(6)各地方自治体等の取り組み
★5:最後に
また同日、総務省「電波利用ホームページ」のコンテンツ「アマチュア無線の社会貢献活動での活用に係る基本的な考え方」も更新され「社会貢献活動でのアマチュア無線の活用」と題したPDF版のリーフレットの公開を開始した。
いずれもアマチュア無線の社会貢献活動における活用について、JARLや総務省の考え方を知ることができる資料だ。下記関連リンクから誰でも無料で閲覧、ダウンロードできる。
●関連リンク:
・アマチュア無線の社会貢献活動での活用について(JARL
Web)
・「アマチュア無線の社会貢献活動での活用について-社会と繋がるアマチュア無線ガイドライン-」PDF(JARL Web)
・アマチュア無線の社会貢献活動での活用に係る基本的な考え方(総務省 電波利用ホームページ)
・総務省「社会貢献活動でのアマチュア無線の活用」リーフレット PDF
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一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、2021年11月20日(土)と21日(日)に連盟会議室およびWeb会議で第57回理事会を開催、その報告をWebサイトの会員専用ページで公開した。同理事会では「理事および監事の定数および推薦理事の人数について」「令和4年度地方本部費の配分について」「ワイヤレスネットワーク委員会からの中間答申について」の3議題が討議されたほか、協議事項と業務報告が行われた。同理事会報告の閲覧はJARL会員のみで、コールサインと登録したパスワードが必要となる。
JARL Webの会員専用ページに掲載された第57回理事会報告によると、今回は次の3議題が審議された。その概要と要点を同報告からいくつか抜粋で紹介する。
<議題>
第1号議題:理事および監事の定数および推薦理事の人数について
第2号議題:令和4年度地方本部費の配分について
第3号議題:ワイヤレスネットワーク委員会からの中間答申について
◆第1号議案「理事および監事の定数および推薦理事の人数について」概要と要点
令和4・5年度の理事・監事の定数および推薦理事の人数について、定数を理事17人(推薦理事2人含む)、監事2人とし、規則第26条第1項、第2項の推薦理事と監事の定数は各2人とすることを全員異議なく決定した。
◆第2号議案「令和4年度地方本部費の配分について」概要と要点
令和4年度の地方本部費の配分と内示についてを決定する議題。新型コロナウイルスの影響で、
地方本部や支部における多くの行事が延期や中止になったため支出が減少し、地方本部費に多額の繰越金が計上された状況を考慮し、昨年度までの算出基準に対して案1(100%減)、案2(50%減)、案3(本年同様)の予算額で協議を行った。
地方本部長から各支部長への意見集約の中には「支出減少により繰越金にて次年度の支部運営が可能」「繰越金を活用した減額予算で支部運営が可能」「会員と密着連携した支部運営のためにも慎重な予算策定を」「会員サービス等の維持のためにも例年同様の配分が必要」などの意見があった。
例年どおりの業務執行を行い繰越金が増加していない支部もあることから、地方本部長と支部がコンセンサスを得た運営が必須で、各エリアの地方本部費全体にて支部との調整を図ることで、50%の予算でも地方本部や支部行事の開催、会員との連携に影響は少なく、収支均衡に向けた予算策定をとの結論が得られたことから賛否を諮り、案2(50%減)で全員異議なく承認した。
◆第3号議案「ワイヤレスネットワーク委員会からの中間答申について」概要と要点
ワイヤレスネットワーク委員会が、第54回理事会で諮間された「レピータ局(デジタル方式)の通信方式」(※注:D-STAR以外の通信方式の導入検討)について検討し、第一次中間答申があったことが説明された。この中間答申では、D-STAR以外の通信方式導入を検討する上の論点が整理され、今後はメーカーとの協議や法的対応の必要性や進め方などが答申された。
審議の結果、論点整理された問題点や課題について、継続してワイヤレスネットワーク委員会において検討を行い、今後の同委員会からの答申内容を踏まえ、理事会で協議することとし、技術的な観点よりD-STAR委員会へも諮問を行うことにした。
その他、協議事項では「令和4年度連盟の行事予定について」「7MHz帯でのFT8による運用周波数について」「令和4年度地方本部・支部の会員増強企画募集について」「地方広域ハムフェア助成金申請手続きについて」「入会金無料キャンペーンの実施について」が話し合われ、業務報告として「放送法施行令の一部を改正する政令案等に関する意見募集について」「2022 IARU HF World Championshipコンテストへの参加と連盟本部局(HQ局)運用協力団体の公募について」「委員会等の開催について」などが報告された。
このうち「7MHz帯でのFT8による運用周波数について」は、「2021年9月20日(月)から22日(水)まで開催された第18回IARU第3地域総会 (リモート会議)において審議された、第3地域バンドプランの改訂について協議が行われ、同総会において要請された7MHz帯でのFT8による運用周波数について協力して、周知活動を行っていくことで、全員異議なくこれを了承した」という。
また「放送法施行令の一部を改正する政令案等に関する意見募集について」は、同法が原案通り改正された場合、無線局免許手続規則の改正も即日施行で実施され、アマチュア局を含む免許申請書の書式が変わり、旧様式が使えなくなることから『「この省令は、公布の日から施行する」とあり、この規則等の改正が即日施行されると周知期間の不足により、アマチュア無線家から改正前の様式で中請書が多く提出されることが想定されます。当連盟としましては、この規則等の見直しが行われた際には、アマチュア無線家への周知・広報に協力して参りたいと考えますが、アマチュア無線家へ申請書が新様式になったことの周知が行き届くまでの一定期間、訂正等により改正前の様式での手続きを可能とする猶予期間を設ける等の措置についてご配慮をいただきたくお願いいたします』という要旨の意見を提出したという。
また業務報告の「委員会等の開催について」では、11月8日にアマチュア無線フェスティバル実行委員会(第1回)が開催され、ハムフェア2022の基本構想と、キャッチフレーズ(CQCQアマチュア無線! 世代を越えてコミュニケーション)などを検討したと記載されている。
同理事会報告の詳細は、下記関連リンクのJARL会員専用ページ(要ID、パスワード)からPDF形式で閲覧できる。
●関連リンク: 第57回理事会報告(JARL Web 会員専用ページ)
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日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2021年11月29日時点で、アマチュア局は「381,022局」の免許情報が登録されている。前回紹介した11月22日時点の登録数から1週間で149局ほど減少した。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2021年11月29日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「381,022局」の免許状情報が登録されていた。前回、11月22日時点のアマチュア局の登録数は「381,171局」だったので、1週間で登録数が149局ほど減少した。
また、1982(昭和57)年12月にスタートした「パーソナル無線」は、有効期限が残っている一部の局を除き2015年(平成27年)11月30日をもって使用期限を迎えたが、2021年11月29日時点のデータベースによると、パーソナル無線局として「2局」の免許情報が登録されていた。前回、11月22日時点の登録数は「2局」だったため、この間に免許の失効はなかったと思われる。
↓この記事もチェック!
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局40万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
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香川県内局の親睦を図ることを目的に、2021年12月1日(水)0時から15日(水)24時までの15日間にわたりJARL香川県支部主催「2021年度 香川マラソンコンテスト」が、1.9MHz~10GHz帯(3.8/10/18/24MHz帯を含まない)の各アマチュアバンドの香川県内で運用するアマチュア局とSWL(コールサインを持っている局はSWL部門への参加は認めない)を対象に電信、電話、およびRTTY/ATV/FAX/SSTV/FT8/FT4の各モードで行われる。入賞者はJARL会員、非会員の区別なく表彰が受けられる。なお、「今年もコンテスト参加者のうち『日数マルチ8日以上のログ提出者』には、抽選でFBな賞品が当たります」と案内している。
香川県内局の親睦を目的に「2021年度 香川マラソンコンテスト」を15日間にわたり開催。新人部門として、12月1日現在で開局5年未満の新人を対象とした「ニューカマー局」部門も設定されている。
ナンバー交換は「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「発信市町ナンバー(または市町名)」で、香川県内局間の交信のみ有効となる。
得点となる交信は香川県内局同士のみ。総得点計算では、通常のマルチプライヤーのほか、期間中に交信を行った日数を乗数に加算する「日数マルチプライヤー」というルールも設けられ、8日以上の日数マルチプライヤーのログ提出者には、今年も抽選で「FBな商品」が当たるとしている。
ログ提出は2022年1月4日(火)まで(必着)。電子ログも受け付けているが、細かな仕様があるので注意のこと。詳しくは、JARL香川県支部主催「2021年度 香川マラソンコンテスト規約」で確認してほしい。
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「2021年度 香川マラソンコンテスト」の規約
●関連リンク:
・2021年度 香川マラソンコンテスト規約
・JARL香川県支部
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「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。
2021年11月28日の第465回放送は「アマチュア無線の入門を考える」を特集。アマチュア無線に入門を希望する人やカムバックを考えている人たちにどんなアドバイスをすれば良いのか、番組レギュラー陣で考えていくという内容だ。
公開されたポッドキャスト音声は約46分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第465回の配信です
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先週のアクセスランキング1位は、株式会社三才ブックスから11月25日発売される新刊、月刊「ラジオライフ」2022年1月号の新刊案内。今回、ラジオライフならではの真価を見せ付ける記事として、巻頭カラーページで掲載された「ーマスコミが報じない鉄道員の声ー京王線刺傷事件の記録、緊迫の列車無線を解説」に注目が集まり、アクセスが上昇したようだ。ハロウィーン(10月31日)の夜、東京都調布市を走行中の京王電鉄上り特急列車内で発生した通り魔的刺傷&放火事件を、編集部では独自に入手した1次データを元に、鉄道員たちの動きと発火物を検証していくという内容だ。
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月刊「ラジオライフ」2022年1月号表紙
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注目を集めている「ーマスコミが報じない鉄道員の声ー京王線刺傷事件の記録、緊迫の列車無線を解説」
2位も、株式会社三才ブックス関連の記事で「<本誌18冊+付録『エアーバンド手帳』14冊を電子化(PDF版)>三才ブックス、『航空無線のすべて 1990-2020』30年分をDVDで発売」。月刊誌「ラジオライフ」で追いかけてきた“航空無線(エアーバンド)”の楽しみ方を1冊にまとめて毎年発刊してきたガイドブック本「航空無線のすべて」を、1990年から2020年まで、30年の歴史を電子版(PDF版)としてDVD1枚に収録して2021年12月25日より販売する。販売価格は4,950円(税込み)。同社の三才ブックスオンラインショップでは、「ハズレなし! 受信機やアンテナが当たる先行予約キャンペーン」と銘打って、2021年12月24日までに予約購入した方を対象に、アイコム広帯域受信機「IC-R6」など豪華賞品が抽選で当たる。
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1990年から2020まで30年分(本誌18冊+付録「エアーバンド手帳」14冊)を電子化(PDF版)してDVDに収めた「航空無線のすべてバックナンバーDVD 1990-2020」(パッケージなどはイメージ)
続く3位は、モスクワ地域を対象にISS(国際宇宙ステーション)からアマチュア無線バンドを使ってSSTV(Slow Scan Television)画像を送信する実験が、日本時間の2021年12月1日(水)21時10分から翌2日(木)4時10分までと、12月2日(木)20時40分から翌3日(金)2時20分までの2回行われる(日時など変更される場合もある)というニュース。期間中に、ISSが日本の近くを通過するパスは2~3回あるが、良好に受信できそうなのは沖縄や九州など一部に限られる。それ以外の地域では設備とロケーション次第で可能かもしれない。使用される周波数は145.80MHz(ドップラーシフトによる5kHz程度の偏差あり)で、FMモードにSSTV信号(PD120)を載せて送信される。ISSの軌道はインターネット上で公開されているほか、「ISSディテクター」など便利なスマホアプリもある。
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ARRL NEWSから
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<緊急企画「京王線刺傷事件、緊迫の列車無線」>三才ブックスが月刊「ラジオライフ」2022年1月号を刊行
2)<本誌18冊+付録「エアーバンド手帳」14冊を電子化(PDF版)>三才ブックス、「航空無線のすべて 1990-2020」30年分をDVDで発売
3)<受信できそうなのは九州・沖縄など?>モスクワ航空大学のSSTV活動、日本時間の12月1日(水)と2日(木)、国際宇宙ステーションから145.80MHzでSSTV画像送信
4)<全参加局(書類提出)数は1,718局>JARL主催「第51回 6m AND DOWNコンテスト」の結果発表
5)<岐阜県養老警察署と共同で取り締まり>東海総合通信局、アマチュア無線機を設置して不法な無線局を開設していた運転手1名を摘発
6)【最速リポート】<1.8~430MHz帯をカバーするスクリュードライバー型アンテナ>第一電波工業の新製品「RHM12」と「オプションコイル」を使ってみた
7)<「夢のトップバンドが7MHzプラスサイズ(全長約30m)で登場」>第一電波工業、7MHz帯+1.9MHz帯の2バンドダイポールアンテナ「W719」を発表
8)<広島県福山市内の漁港で>中国総合通信局、船舶に不法無線局(不法アマチュア無線)を開設していた2名を摘発
9)<徹底解説「NanoVNAをハムで使いつくそう」>CQ出版社が「別冊CQ ham radio QEX Japan No.41」を刊行
10)<特集「革命的!PC & ネット活用術」、注目記事「ヤエスFTM-6000」ほか>電波社、「HAM world(ハムワールド)」2022年1月号を11月19日(金)に刊行
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日本における、2021年11月27日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局から11月に入って3回目の更新発表があった。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
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11月25日、東海総合通信局は岐阜県養老警察署とともに岐阜県養老郡養老町の県道56号線おいて車両に開設した不法無線局の取り締まりを実施し、自己の運転するダンプカーに不法にアマチュア無線機を設置し、不法な無線局を開設していた運転手1名を電波法違反容疑で摘発した。
東海合通信局が発表した内容は次のとおり。
総務省東海総合通信局は、11月25日に、岐阜県養老警察署と共同で消防・救急無線、鉄道無線、警察無線などへの妨害原因となる不法無線局の取り締まりを実施し、不法無線局の開設者1名を電波法違反容疑で摘発しました。
1.実施日時・場所
11月25日(木)岐阜県養老郡養老町 県道56号線。
2.概要
不法無線局を開設していたダンプカー運転手1名を電波法第4条違反容疑で摘発しました。
被疑者: 岐阜県大垣市在住の男性(54歳)
容疑の概要:
自己の運転するダンプカーにアマチュア無線用の無線機を設置し、不法な無線局を開設した。
共同取り締まりの様子
設置されていた無線設備
3.適用条文
(1)電波法第4条(無線局の開設)
「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下省略)」
(2)電波法第110条(罰則)
「次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
~第4条の規定による免許がないのに、無線局を開設した者(一部略)」
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
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