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「令和2年度電波利用環境保護活動用」のPRポスターに、元グラビアアイドルで現在は女優やタレントとして活躍している「壇蜜」が起用された
関東総合通信局が発表した内容は次のとおり。
総務省関東総合通信局は、令和2年12月16日、神奈川県相模原市の国道412号において、神奈川県津久井警察署と共同でダンプ等の車両に開設した不法無線局の取り締まりを実施しました。
今回の取り締まり結果、自己の運転する車両に免許を受けず不法に無線局を開設していた下記の1名を電波法第4条の違反容疑で摘発しました。
被疑者: 神奈川県相模原市在住の男性(61歳)
容疑の概要: 不法無線局の開設(アマチュア無線機設置)
ダンプに免許を受けずにアマチュア無線機を設置し、不法無線局を開設した。
【 参考 】適用条文(抜粋)
(1)電波法第4条第1項(無線局の開設)
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)
(2)電波法法第110条第1号(罰則)
次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。
一 第4条第1項の規定による免許(中略)がないのに、無線局を開設した者
関東総合通信局は「不法に開設された無線局は、消防・救急無線等の市民生活に必要不可欠な無線通信に妨害を与えたり、テレビ・ラジオの受信や各種電子機器の機能に障害を与えたりするなど、健全な電波利用環境を乱す原因となっています」「当局では電波利用環境保護のため、今後も捜査機関と協力して継続的に不法無線局の取り締まりを行ってまいります」と説明している。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 関東総合通信局 不法無線局の開設者を摘発(令和2年12月16日実施)-神奈川県津久井警察署と共同で不法無線局の取締りを実施-
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電波新聞社出版部は、2020年12月19日(土)に季刊誌「電子工作マガジン」2020年冬号を刊行する。同誌は1999年で休刊となった月刊誌「ラジオの製作」の流れを汲むエレクトロニクスのホビー誌で電子工作記事が満載されている。価格は1,430円(税込)。
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。「電子工作マガジン」は、電気、電子業界の日刊紙として知られる電波新聞社が年4回刊行しているエレクトロニクスのホビー誌(定期刊行されている、唯一の電子工作入門雑誌)。かつてBCLやハム、オーディオ、マイコン、エレクトロニクスの入門誌として青少年の人気を集めた「ラジオの製作」の流れを汲む。記事内には随所に懐かしい“ラ製テイスト”が溢れている。
今号は通巻“49号”ということで無線やBCL関連の記事が満載だ。製作記事では「最新DSP AM/FMラジオの製作」「秋月の周波数カウンタキットを組み立ててみよう」「東欧からやってきたフォックスハンティング機の製作」「FT-817/818用長時間運用対応バッテリボックス」「連載 40mQRP送信機 マイクアンプ・音声フィルター部」を掲載。さらに読み物や連載記事として「宇宙天気を使ってみよう」「連載 BCLと世界の放送局 A20からB20シーズンへ」「連載 新・キミもアマチュア無線家になろう!! オンライン受講で上級ハム資格を目指そう!!」などを掲載している。
さらに「PIC使用LED温度計キット」「実験用安定化電源」「KT88シングル3極管接続&無帰還パワーアンプをつくる 前編」「6F2シングルパワーアンプの製作 前編」などの製作記事もある(目次写真参照)。
また同誌は「ラジオの製作」(1999年で休刊)創刊65周年記念として、1981~2003年まで同社が発行し“マイコン少年”を熱中させた「マイコンBASIC Magazine」を復活(編集体制変更のため、別冊付録ではなく本誌記事内のコーナーに掲載)。今回は読者投稿のプログラム紹介のほか、「IchigoJam webでネットを活用!」「LEDを光らせよう」などの記事を掲載している。
同書の購入は下記のAmazonリンクが確実だ。
●関連リンク:
・電子工作マガジン(電波新聞社)
・電波新聞社
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東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2020年12月10日夜に放送した第449回分がアップされた。
2020年12月10日(第449回)の特集は「訪問インタビュー」。茨城県古河市のJL1JVT 小池敏哉氏のシャックを訪問し、無線にカムバックした理由、現在のシャックと運用状況、FT8の楽しさなどのインタビューを行った。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第449回放送
・QRL Facebookページ
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北海道新聞の2020年12月16日付ニュースサイト「どうしん電子版」の「みなぶん(みんなで探るブぶんぶん)特報班」は、同紙11月25日夕刊に掲載した記事「<みなぶん>ルール無縁?アマ無線の実態は 大型車両など業務に使用/規制追い付かず」に対して( 2020年11月26日記事 )、アマチュア無線家を中心に道内外から22件の反響がみなぶん取材班へ寄せられ、アマチュア無線の不適切な交信が問題視されている実態を改めて伝えた。
北海道新聞は、札幌市のアマチュア無線愛好家(40代男性)から寄せられたという、アマチュア無線の不適切な運用について記者が取材。聞こえてきた交信内容や、アマチュア無線を利用して業務無線を行ったことがあるという関係者などのインタビューを交えながらリポート記事として同紙11月25日夕刊に掲載した。
掲載後、アマチュア無線家を中心に道内外から22件の声が寄せられ、「日常生活に関わりが薄いように思えるアマチュア無線だが、愛好家たちは『社会問題であり、市民の関心を高めてほしい』と声を上げる」とする、アマチュア無線の不適切な交信実態への反響の大きさを伝える記事として改めて掲載した。
記事では、「全国規模の問題と訴えた」とする福岡県北九州市から寄せられた声などを紹介。詳しくは下記の関連記事から該当ニュースを確認してほしい。なお、掲載期間が短いので、早めの確認をおすすめする。
↓この記事もチェック!
<後を絶たないルール無視>北海道新聞、札幌市のハムからの投稿を基にアマチュア無線を使った不適切な運用実態を取材
●関連リンク:
・<みなぶん>不適切アマ無線 愛好家も問題視 道内外から反響22件「市民の関心高めて」(北海道新聞)
・北海道総合通信局 不法電波を追え!
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「令和2年度電波利用環境保護活動用」のPRポスターに、元グラビアアイドルで現在は女優やタレントとして活躍している「壇蜜」が起用された
近畿総合通信局が発表した内容は次のとおり。
近畿総合通信局は、1月14日、北堺警察署管内の路上において、同警察署および黒山警察署と共同でトラック等の車両に開設した不法無線局の取り締まりを実施しました。
今回の取り締まりでは、自己の運転する車両に免許を受けずに無線局を開設していた1名を電波法違反容疑として、共同で取り締まりを行った警察署に告発しました。
取り締まり結果は、以下のとおりです。
1.不法無線局の種別および局数
不法アマチュア無線 2局
2.被疑者の住所および職業
堺市中区在住の男(23歳)
【 参考 】適用条文(抜粋)
(1)電波法第4条(無線局の開設)
「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下省略)」
(2)電波法第110条(罰則)
「次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
~第4条の規定による免許がないのに、無線局を開設した者(一部略)」
近畿総合通信局は「電波利用環境保護のため、今後も捜査機関の協力を得て、不法無線局の取り締まりを行っていく方針です」と説明している。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・近畿総合通信局
不法無線局の路上取締りで1名を告発-堺市で警察署と共同で取締りを実施-
・総務省 不法無線局の特徴・影響・障害事例(PDF形式)
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第三級アマチュア無線技士の資格を持ち、「JH1CBX」のコールサインでハムの世界でも活躍中のシンガーソングライター・Masacoが、このほど「2021年 Masaco卓上カレンダー」を制作し、自身のオンラインショップサイトで販売を開始した。2021年1月~12月まで月替わりの12枚にポストカードとして使える2枚が加わった仕様で、カレンダーホルダーとして使える透明プラケースに納められている。税込価格は1,000円(送料別)。
Masacoは兵庫県出身。代表曲「ひたみち」「子午線のみち」などで知られるほか、IBS茨城放送やラジオNIKKEIでレギュラー番組のパーソナリティーを務めるなど多彩な活動を行ってきた。2016年は兵庫県の「TAMEIKE Project」保全活動活性化のイメージソングとして、作詞&歌唱を手がけた「ふるさとの宝」が抜擢。また2018年8月に発売されたCD「晴れおんな」も好評で、現在は最新アルバムを制作中という。
アマチュア無線家でも知られる彼女は、「月刊FBニュース」で全国のアマチュア無線家やクラブを訪問する連載「Masacoの“むせんのせかい”アイボールの旅」などを担当。毎年各地の無線イベントにゲスト出演しているほか、2019年1月から一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のPRを担う“JARL広報大使”も務めている。
そのMasacoがこのほど、自身のオンラインショップサイト「Masaco通販♪」を立ち上げ、シングルやミニアルバムのCDを直販するほか、目玉商品としてオリジナルの「2021年 Masaco卓上カレンダー」の販売を始めた。
この卓上カレンダーはハガキ大のカラー印刷。2021年1月から12月まで月替わりでMasacoのポートレートが楽しめ、スケジュールの記入スペースも設けられている。8月と10月はハンディ機などを使ったフィールド運用中のシーンになっている。
Masacoは「いつも、私は誰かの笑顔の力で、一歩進むことができてます! なので私も皆様へ、笑顔満開のカレンダー! デザイナーさんとセレクトしました。プライベートオフショットから、CQ!CQ!CQ!の写真まで。よかったらぜひ! オンラインストアからお買い求めいただけたら嬉しいです(サインご希望の方は必ず備考欄にお書き添えくださいませ)」とコメントしている。
新しい年を迎えるにあたり、Masacoの卓上カレンダーでシャックに彩りを加えてみてはいかがだろうか。価格は税込み1,000円、送料は別途200円かかるが「5,000円以上で送料無料になるので、よかったらCDも一緒にいかがでしょうか~♪」と呼び掛けている。
●関連リンク:
・2021年 Masaco 卓上カレンダー(Masaco通販♪)
・Masaco通販♪
・Masaco公式サイト
・Masaco Facebookページ
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「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから200回を超え、レギュラー陣の平均年齢も73歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2020年12月13日(日)21時30分からの第237回放送。レギュラー陣が最近訪れた場所としてJA1NFQ 中島氏が品川区東五反田の池田山公園とねむの木の庭を紹介。JA1JRK 谷田部氏は茨城県北茨城市の花園神社を紹介した。さらに小惑星探査機「はやぶさ2」のカプセル帰還や、横浜にオープンする「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」の話題、11月の東京UHFコンテストに参加した感想を話し合った。
番組後半の一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」では測定員の藤井氏が登場。JARDが行っている2つの測定サービス(測定器室の開放サービス、電波測定サービス)を紹介。さらにJARD測定器室の測定環境を1kWまで対応できるように準備中という。
番組は下記関連リンクの「OMのラウンドQSO」のWebサイトから。下部に並んだ日付から聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)
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総務省は、電波法で技術基準に合致しない無線機器を流通させることのないよう努力義務(電波法第102条の11)を製造業者、輸入業者、販売業者に対し課しているが、実店舗やインターネットショップなどにおいて、我が国の技術基準に適合していないとみられる無線機器が多く販売されている。このような状況を踏まえ、「技術基準不適合無線機器の流通抑止のためのガイドライン」(案)を作成。10月29日から12月4日までの間、広く一般から意見募集を行った( 2020年11月3日記事 )。今回、期間中に提出された30件の意見と、それに対する総務省の考え方、さらに意見募集の結果を踏まえて改めて策定した「技術基準不適合無線機器の流通抑止のためのガイドライン」を公表した。
今回集まった意見は30件。ほとんどが個人からのものだが、「楽天株式会社」や「一般社団法人 新経済連盟」の名前が確認できた。
個人からの意見には、「空中線(アンテナ)が別売りとなっている無線機器の扱いについて明確にされたい」「そもそも現行の法律においては、販売事業者に対する明確な販売禁止規定がない」「アマチュア無線局については除外を要望する」など興味深い要望も多く、それに対する総務省の考え方も含めて一読をお勧めする。
総務省が公表した内容は以下のとおり(一部抜粋)。
1.経緯
総務省では、「技術基準不適合無線機器の流通抑止のためのガイドライン(案)」について、意見募集をしたところ、30件の意見の提出がありましたので、提出された意見及びそれらに対する総務省の考え方を公表するとともに、意見募集の結果を踏まえて策定した「技術基準不適合無線機器の流通抑止のためのガイドライン」を公表します。
2.意見募集の結果等
意見募集の結果、「技術基準不適合無線機器の流通抑止のためのガイドライン(案)」に対して、30件の意見の提出がありました。提出された意見及びそれらに対する総務省の考え方は別紙1(記事下の関連リンク参照)のとおりです。また、意見募集の結果を踏まえて策定した「技術基準不適合無線機器の流通抑止のためのガイドライン」は別紙2(記事下の関連リンク参照)のとおりです。
●総務省が公表した「『技術基準不適合無線機器の流通抑止のためのガイドライン』(案)に対して提出された意見及びそれらの意見に対する総務省の考え方」(一部抜粋)
●総務省が集まった意見を踏まえて策定した「技術基準不適合無線機器の流通抑止のためのガイドライン」(一部抜粋)
↓この記事もチェック!
<技術基準に適合しない無線機器の流通抑止へ>総務省、「適正な運用の確保が必要な無線局」を定めるため電波法施行規則の一部を改正する省令案の意見募集
<意見提出期間は12月4日まで>総務省が「技術基準不適合無線機器の流通抑止のためのガイドライン(案)に対する意見募集」を実施中
<149機種(2台ずつ)を測定、基準内はたった12機種>総務省、電波法で定める「著しく微弱な電波」の許容値測定「令和元年度無線設備試買テスト結果」を公表
<違法な外国製「ドッグマーカー」を輸入・販売・修理>関東総合通信局、不法無線局を開設運用した法人と取締役を電波法違反容疑で地元警察署へ告発
●関連リンク:
・総務省
技術基準不適合無線機器の流通抑止のためのガイドライン(案)に対する意見募集の結果及び策定したガイドラインの公表
・別紙1:総務省
「技術基準不適合無線機器の流通抑止のためのガイドライン」(案)に対して提出された意見及びそれらの意見に対する総務省の考え方(PDF形式)
・別紙2:総務省
技術基準不適合無線機器の流通抑止のためのガイドライン(PDF形式)
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東北総合通信局は、アマチュア無線局を不法に開設し、電波法第4条第1項の規定に違反した第三級アマチュア無線技士、第四級アマチュア無線技士の資格を有する宮城県塩釜市在住の55歳男性に対し、無線従事者として、その業務に従事することを45日間停止する行政処分を行った。
東北総合通信局が行った、行政処分の発表内容は以下のとおり。
東北総合通信局は、電波法に違反した以下の者に対して、本日、無線従事者の従事停止の行政処分を行いました。
1.違反の概要および行政処分の内容
被処分者: 宮城県塩釜市在住の男性(55歳)
違反の概要: 不法アマチュア無線局を開設し、電波法第4条の規定に違反した。
行政処分の内容
:無線従事者(第三級アマチュア無線技士、第四級アマチュア無線技士)として、その業務に従事することを本日から45日間停止する。
2.法的根拠
無線従事者の従事停止処分は、電波法第79条第1項の規定に基づくものです。
<参考(電波法抜粋)>
第4条第1項(無線局の開設)
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)
第79条第1項 (無線従事者の免許の取消し等)
総務大臣は、無線従事者が左の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は3箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
一 この法律若しくはこの法律に基く命令又はこれらに基く処分に違反したとき。
(以下略)
東北総合通信局は「電波利用秩序の維持を図るため、今後も着実な電波監視を行い、電波法令違反に対しては厳正に対処してまいります」と説明している。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 東北総合通信局 電波法違反者に対する行政処分-48日間の無線局の運用停止処分及び無線従事者の従事停止処分-
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八重洲無線株式会社のC4FM対応144/430MHz帯モービル機「FTM-100D」「FTM-100DH」の生産終了が2020年12月中旬に決定した。複数の無線ショップがSNSなどで告知を行った。今後の追加生産はなく在庫限りとなる模様。
八重洲無線のFTM-100D/DHは、2015年5月に発表された144/430MHz帯のモービル機。2バンド同時受信には非対応だが、小型でC4FMデジタルモードにも対応していることから、車載使用はもちろん、WIRES-Xのノード局親機としても愛用されてきた。
直接の後継機種ではないが、同社は2020年7月にC4FM対応で2波同時受信が可能な144/430MHz帯モービル機「FTM-300D/DS」の発売を開始している。なお「FTM-100D」は20Wタイプ(50WタイプはFTM-100DH)だが、「FTM-300D」は50Wタイプ(20WタイプはFTM-300DS)なので購入時は注意が必要だ。
一般的にアマチュア無線機が生産終了となるケースとしては「①主要な電子部品が調達不能になり、今後の継続生産ができなくなった」「②代替となる新機種を発売する(した)ため」「③売れ行き減退で継続生産のメリットが薄くなったため」などが挙げられる。生産終了情報をメーカーが公式Webサイト等で告知することはあまりなく、営業担当者が販売店へ個別に案内するのが通例となっている。
コロナ禍による部品調達困難や、電子部品メーカーの工場火災の影響などで、今後は各社が生産終了を決定する機種が増えるのではないかという懸念の声も上がっている。
●関連リンク:
・八重洲無線さんより生産完了のお知らせです(福岡ハムセンター
Facebookページ)
・FTM-100D/DH生産終了が決定!(CQオーム Facebookページ)
・FTM-100D/FTM-100DH商品情報ページ(八重洲無線)
・FTM-300D/FTM-300DS商品情報ページ(八重洲無線)