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現在データベースには 6443 件のデータが登録されています。
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「JARLの話題や最新情報はもちろんのこと、アマチュア無線界の話題や情報などもお知らせする楽しい情報番組です」という、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のラジオ番組、Radio JARL.com。パーソナリティはJARL会長の髙尾義則氏(JG1KTC)が務めている。2019年1月6日から毎週日曜日の21時~21時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送がスタートした。2019年8月18日からは毎週日曜日の23時から東京都西東京市の「FM西東京」でも放送されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは2020年11月29日(日)21時からの第100回放送。前半は放送100回記念として、これまでの番組の振り返りとJA1LXG 小渕優子 衆議院議員からの祝賀メッセージの披露。(以下は番組からの書き起こし)
「Radio JARL.com」放送100回目を迎えるとのこと、大変おめでとうございます。
JARLやアマチュア無線の情報を2年間にもわたり発信し続けることは、大変なご努力の賜物と、JARL髙尾会長をはじめ水田かおりさんやスタッフの皆様に強く敬意を表する次第です。
今年は「新型コロナウイルス」という、考えもつかなかったことが起きました。JARLのハムフェアも中止されたとのこと、また毎年この時期に参加させていただいておりましたJARLのアイボールミーティングでは、今年は皆様にお会いすることが出来ず、大変残念に思っています。
しかしながら、コロナ禍にあってもアマチュア無線は元気に皆さん交信していると伺いました。青少年に対する無資格運用、体験局の推進や地域に密着した社会貢献にも取り組んでいらっしゃるとのこと、国会でも少子化対策や女性活躍などについて取り組んでおります私といたしましても、大変心強く思っているところです。
これから寒さも厳しくなり、新型コロナウイルスの新規感染者数も増加傾向にあります。こまめな換気や手洗い、うがいの徹底を努めていただくようお願い申し上げるとともに、Radio JARL.comのますますのご発展と、JARL髙尾会長のご活躍を祈念いたしまして、私のお祝いのメッセージとさせていただきます。
JA1LXG 小渕優子
今年は、年末恒例の「JARLアイボールミーティング」が新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止になったことを案内。その後はリスナーから届いたメールを一部紹介。さらに同番組の制作・放送に無償で協力しているFMぱるるん(水戸コミュニティ放送株式会社)に髙尾会長が感謝状を贈呈した。
後半冒頭では12月4日に締め切りを迎える2021年分の「アンテナ第三者賠償責任保険」の案内。昨年は締め切り前の10日間で1,000件もの申し込みがあったという。またCQ ham radio誌12月号の巻末にある「From JARL」コーナーの紹介を行い、最後にまもなく始まる地方支部主催のコンテスト(12月1日~15日:香川マラソンコンテスト)を紹介した。
番組は下記関連リンクの「Radio JARL.com」の音源公開ページまたはJARL Webの特設ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後は一定時間が経過するとファイルが削除される可能性があるので、早めの聴取をお勧めする。
●関連リンク:
・Radio JARL.com 音源公開ページ(FMぱるるん)
・毎週放送 JARLのラジオ番組「Radio JARL.com」(JARL Web)
・Radio JARL.com番組案内ページ
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「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容が放送されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2020年11月29日(日)15時からの第332回放送。アマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」副編集長の吉澤氏(JS1CYI)をゲストに、同誌2020年12月号(11月19日発売)の内容紹介(別冊付録「CQ ham radio オリジナル・カレンダー2021(南極 昭和基地)」、連載「8J1RLだより」、新製品情報 FTDX10シリーズ)を行った。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls
・CQ ham for girls Facebookページ
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「令和2年度電波利用環境保護活動用」のPRポスターに、元グラビアアイドルで現在は女優やタレントとして活躍している「壇蜜」が起用された
近畿総合通信局の報道発表は以下のとおり。
近畿総合通信局は、11月27日、大阪府堺警察署管内の繁華街において、同警察署、西堺警察署および高石警察署と共同で飲食店等の客引きの連絡用に使用していた不法無線局の取り締まりを実施しました。
今回の取り締まりでは、免許を受けずに無線局を開設所持していた2名を電波法違反で告発しました。
取り締まり結果は、以下のとおりです。
1.不法無線局の種別および局数
不法アマチュア無線 2局
2.被疑者の住所および職業
堺市東区在住の飲食店従業員(31歳 男)
堺市西区在住の飲食店従業員(27歳 男)
【 参考 】適用条文(抜粋)
(1)電波法第4条(無線局の開設)
「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下省略)」
(2)電波法第110条(罰則)
「次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
~第4条の規定による免許がないのに、無線局を開設した者(一部略)」
なお近畿総合通信局では「電波利用環境保護のため、今後も捜査機関の協力を得て、不法無線局の取り締まりを行っていく方針です」と説明している。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・近畿総合通信局
不法無線局の共同取締りで2名を告発-堺市堺区で警察署と共同で取締りを実施-
・総務省 不法無線局の特徴・影響・障害事例(PDF形式)
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株式会社JVCケンウッドは2020年11月30日、公式サイトに掲載している告知「1.9MHz帯の電波型式追加に伴う弊社製アマチュア無線機器の対応について」を更新し、1.8(1.9)MHz帯SSBなどの電波型式による運用が容易にするため、同社のアマチュア無線機のうち5機種(TS-990、TS-890、TS-590G、TS-590、TS-480の各シリーズ)の合計14モデルが、従来と同じ技適番号(技術基準適合証明番号、工事設計認証番号)の再取得を完了、残るTS-2000シリーズの4モデルも12月中に再取得できる見通しであることを明らかにした。さらに「工事設計書の記入例」コーナーを更新し「1.9MHz帯で音声通信をおこなう場合の免許手続について」および「データ通信をおこなう場合の免許手続について」の項目と記入例を追加、現行機種の取扱説明書PDFも更新した。
こちらの記事も参考に(2020年10月1日掲載)↓
<6機種18モデルが同一番号での技適再取得を準備中>JVCケンウッド、「1.9MHz帯の電波型式追加に伴う弊社製アマチュア無線機器の対応について」を告知
今年4月の法改正で1.8MHz帯のバンドが拡張し、新たにSSBモードなどが認められたことから、総務省は2020年8月19日に「アマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号」の一部改正を告示・施行し、1.8MHz帯(1.9MHz帯)の一括記載コード「3MA」「4MA」にSSB(J3E)やAM(A3E)、ファクシミリ(F3C)、SSTV(F3F)など9モードが加わった。さらに経過処置として、すでに「3MA」「4MA」の指定を受けている局は改正後の「3MA」「4MA」で免許を受けたものとみなすほか、1.8MHz帯で「A1A」の指定を受けている局も「3MA」で免許を受けたものとみなすことが明記された( 8月19日付けの記事参照 )。
これにより、すでに1.8MHz帯の「3MA」「4MA」「A1A」で免許を受けているアマチュア局は、使用する無線機の技適が1.8MHz帯のSSBモードなどを含む形で取得/再取得されていれば、特別な手続き不要で同バンドのSSBなどの運用が可能になった。
すでにアイコムは8機種15モデル(新製品のIC-705を含む)、八重洲無線は11機種33モデルで同一番号による技適の再取得を完了しているが、JVCケンウッドも1.9MHz帯が送信可能な現行製品および旧製品で新スプリアス規格のものすべてについて、同一番号での認証取得を進めている。このほど5機種の合計14モデルで完了したことが明らかになり、残るTS-2000シリーズの4モデルも12月中に再取得できる見通しという。
JVCケンウッドの発表と対象機種は次のとおり。なお旧スプリアス規格で作られたTS-480シリーズとTS-2000シリーズの一部は対象になっていないので注意が必要だ。
1.9MHz帯の電波型式追加に伴う弊社製アマチュア無線機器の対応について
日頃は、弊社製品をご愛用いただきまして誠にありがとうございます。
電波法令の改正により、1.9(1.8)MHz帯で運用可能な電波型式として、J3E(SSB)や
A3E(AM)などが追加されました。下記の弊社製アマチュア無線機器につきましては、お客様の免許手続き(届出)なしで追加された電波型式の運用が可能となるよう、同一番号での工事設計認証を取得をおこなっております。
・TS-480シリーズおよびTS-2000シリーズの上記以外の工事設計認証番号のものは、旧スプリアス規格のため対象外となっております。
・上記の認証取得済み以外の製品で1.9MHz帯で⾳声通信を⾏われる場合は、「無線局事項書及び⼯事設計書」の「15 備考」の欄に「1.9MHz帯で⾳声通信をおこなう」のように記⼊し、直接管轄の総合通信局に届出をおこなってください。
・無線局免許状で1.9MHz帯の指定を受けていない場合は、1.9MHz帯を追加するための変更申請が別途必要です。
同社は併せて「工事設計書の記入例」のページも更新し「1.9MHz帯で音声通信をおこなう場合の免許手続について」および「データ通信をおこなう場合の免許手続について」の2項目を追加した。
そのほか、個別の機種の記載例も変更され、現行機種であるTS-990/890/590G/480シリーズの取扱説明書(PDF版)も更新された。
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・1.9MHz帯の電波型式追加に伴う弊社製アマチュア無線機器の対応について(JVCケンウッド 無線通信サポート)
・工事設計書の記入例(JVCケンウッド 無線通信サポート)
・取扱説明書
ダウンロード(JVCケンウッド)
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日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2020年11月30日時点で、アマチュア局は「390,200局」の免許情報が登録されている。前回紹介した2020年11月23日時点の登録数から1週間で228局ほど減少した。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2020年11月30日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「390,200局」の免許状情報が登録されていた。前回、2020年11月23日時点のアマチュア局の登録数は「390,428局」だったので、1週間で登録数が228局ほど減少した。
なお、1982(昭和57)年12月にスタートした「パーソナル無線」は、有効期限が残っている一部の局を除き2015年(平成27年)11月30日をもって使用期限を迎えたが、2020年11月30日時点のデータベースによると、パーソナル無線局として「226局」の免許情報が登録されていた。前回、2020年11月23日時点の登録数は「231局」だったため、この間に1週間で5局が免許を失効したと思われる。
↓この記事もチェック!
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局40万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
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中茂睦裕さん(JG5CBR)が開発・製造を行い、その使い勝手の良さから愛用者も多いUSBポート接続型アマチュア無線用インタフェース「USBIF4CW Gen.3」。今回、人気の「FT8」や「JT65」といった新しいデジタルモードに対応できるように、USBシリアル変換チップをこれまでの1chのIC(FT232RL)から2chのIC(FT2232D)に変更し改良を加えた。さらに、2015年から完成品の頒布を行ってきた今までの「USBIF4CW Gen.3」についても、新しいデジタルモードに対応できるように、COMポートを追加するモジュールを開発。「今回の改良でCOMポートによるPTT制御ができるようになったことで、対応できるソフトウェアが格段に増えました。PTT制御にRTS信号を使うものであれば、どんなソフトウェアにでもお使いいただけます」と案内している。
「USBIF4CW Gen.3」は、デジタルモード/電話/電信などに対応するオールモードインタフェースとして、「USBIF4CW」の機能に加え、要望の多かった「デジタルモード対応」「無線機コントロール対応」を実現するため、本体に音声の入出力機能やシリアル通信機能を実装したアクセサリーで、外部電源は不要。さらにパソコンとUSBケーブル1本で接続できるという優れものだ。
マイクを接続して無線機またはパソコンへ音声を取り込むことができるほか、コンテスト時の利用を視野に、ボイスメモリー再生時にはマイク入力をミュートし、パソコンのWAVファイルによるオーディオ出力へ自動的に切り替わる。外形サイズはW108×D83×H26mm(突起物は除く)。
今回、新たに頒布を開始した改良版の「USBIF4CW Gen.3」だが、従来の機能に変更はなく、外見上の違いもない。
さらに、これまでの「USBIF4CW Gen.3」も改良版同様に、FT8やJT65などのデジタルモード対応のCOMポートを追加するモジュールを開発。USBシリアル変換IC(FT231XS)を載せた追加モジュールを組み込むことで、追加したCOMポートに対してPTT制御とオーディオソースの切り替えが行え、簡単な設定でFT8やJT65モードに対応できまるとしている。
興味のある方は下記の関連リンクから確認してほしい。
●関連リンク:
・USBIF4CW Gen.3 購入方法など
・USBIF4CW Gen.3がFT8モードなどに対応
・COMポート追加モジュール 購入方法など
・COMポートをUSBIF4CW Gen.3に追加するモジュール
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「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。
2020年11月29日の第413回放送は「JA6YBR 50MHzビーコン 35年の軌跡(後編)」。宮崎県宮崎市の宮崎大学無線部が運営している50MHz帯CWビーコン「JA6YBR」(50.017MHz)について、同大学OBでビーコン設置に尽力したJF6DEA 木下氏が、ビーコン設置秘話や維持管理の苦労、活用法などを語る前後編の2回目となる。
公開されたポッドキャスト音声は約44分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesか、Sticherのリンクからも聴くことができる。
なお「ハムのラジオ」は、地上波としては千葉県成田市のラジオ成田で毎週日曜日の21時に放送されているが、2020年4月6日からは毎週月曜日の13時に前日の再放送も開始された。
●関連リンク: ハムのラジオ第413回の配信です
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先週のアクセスランキング1位は、「<最悪の場合、このまま生産終了になる機種も?>JVCケンウッド、旭化成の工場火災で『無線機のほぼ全機種の製品供給に影響』と発表」。通信・音響機器用の半導体やセンサーなどを生産する旭化成エレクトロニクス株式会社(兼 旭化成マイクロシステム株式会社)の宮崎県延岡市にある半導体製造工場(主な製造部品はアナログ・デジタル混載LSI)において、2020年10月20日に火災が発生した。同社が部品を供給していた電子機器や自動車メーカーで製品生産に影響が出始め、株式会社JVCケンウッドの国内無線システム営業部は11月25日、取引先の無線ショップに対し「弊社製品に使用している基幹部品調達に影響が発生し、製品の生産に大きく影響が出る見通しとなりました」とする告知を行った。そのニュースが流れるや否や、多くの反響とともに心配の声が広がった。
続く2位は、日本時間の12月1日(火)21時30分ごろから12月2日(水)3時25分ごろまでと、12月2日(水)20時50分ごろから12月3日(木)3時25分ごろまでの2回、期間限定で、主にモスクワ地域を対象にISS(国際宇宙ステーション)からアマチュア無線バンドを使ってSSTV(Slow Scan Television)画像を送信する実験が行われるという情報。ISSからのSSTV画像の送信は10月以来で、今回は「Moscow Aviation Institute(モスクワ航空研究所/国立研究大学)」、通称「MVI」のSSTV活動の一環として実施される。期間中に日本の近くを通過するパスがそれぞれ1回ずつ、計2回あるが仰角的に厳しそうだ(東京におけるISS飛来データから算出)。ISSからのSSTV送信周波数は145.80MHz(ドップラーシフトによる5kHz程度の偏差あり)のFMモードで、コールサインは「RS0ISS」が使用されると思われる(日時など変更される場合もある)。
3位は、2020年11月25日付の北海道新聞のニュースサイト「どうしん電子版」が伝えた、北海道内のアマチュア無線を使った不適切な運用実態についての取材記事だ。北海道札幌市のアマチュア無線愛好家(40代男性)から寄せられたという、アマチュア無線の不適切な運用について記者が調査。聞こえてきた交信内容や、アマチュア無線を利用して業務無線を行ったことがあるという関係者、管内の北海道総合通信局、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)北海道地方本部長などのインタビューを交えながら紹介している。実際に聞こえてきた会話は、どこかの工事現場に出入りする車両の運転手と思われる交信だったたり、明らかに業務無線として使用しているケースも…。コールサインを名乗らないなど、後を絶たないルール無視の実態が丁寧に記されていた。詳しくは該当記事下の「関連記事」から確認してほしい。なお、掲載期間が短いので、早めの確認をおすすめする。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<最悪の場合、このまま生産終了になる機種も?>JVCケンウッド、旭化成の工場火災で「無線機のほぼ全機種の製品供給に影響」と発表
2)<期間限定! 日本近くを通過するパスは…>モスクワ航空研究所/国立研究大学のSSTV活動、国際宇宙ステーションから145.80MHzでSSTV画像を送信
3)<後を絶たないルール無視>北海道新聞、札幌市のハムからの投稿を基にアマチュア無線を使った不適切な運用実態を取材
4)【写真速報】<22日(日)と23日(月・祝)長野市で開催>八重洲無線の新製品「FTDX10シリーズ」、長野ハムセンターのイベントで実機を世界初展示
5)<国内外局の受信ガイドやラジオ周波数リストを収録>秋葉原BCLクラブ、初心者向け解説書「みんなのBCLマニュアル2020」を有料頒布
6)【11月26日に更新】アマチュア無線業務日誌ソフト「Turbo HAMLOG Ver5.31」の追加・修正ファイル(テスト版)を公開
7)<第3特集は「GoToワッチ」>三才ブックスが月刊「ラジオライフ」2021年1月号を刊行
8)<神戸VEのHPリニューアル、URLも変更>2021年スケジュール判明! 日本で受験できる米国アマチュア無線の資格試験
9)<12月発売予定、税別価格は198,000円>八重洲無線、HF/50MHz帯トランシーバー「FTDX10シリーズ」を国内でも正式発表
10)<外部協力会社からの部品供給に遅れ>アイコム、新製品「ID-52」の生産遅延に関する“お詫びとお知らせ”を掲載
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一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、2020年11月21日(土)と22日(日)に連盟会議室からのWeb会議で第53回理事会を開催、その報告をWebサイトの会員専用ページで公開した。同理事会では「令和2年度補正予算について」「社員総会議事運営規程の一部改正について」「よみうりアワードを継承するJARLのアワードの発行等について」など7つの議題が討議されたほか、協議事項と業務報告が行われた。同理事会報告の閲覧はJARL会員のみで、コールサインと登録したパスワードが必要となる。
JARL Webの会員専用ページに掲載された第53回理事会報告によると、今回は次の7議題が審議された。その概要と要点を同報告からいくつか抜粋で紹介する。
第1号議題:令和2年度補正予算について
第2号議題:令和3年度地方本部費の配分について
第3号議題:社員総会議事運営規程の一部改正について
第4号議題:コンテスト規程及びコンテスト規約の一部改正について
第5号議題:「よみうりアワード」を継承するJARLのアワードの発行等について
第6号議題:東京オリンピック記念局実行委員会DX運用分科会審議結果について
第7号議題:「入会金無料キャンペーン」について
第1号議題「令和2年度補正予算について」概要と要点
新型コロナウイルスの感染拡大の影響でハムフェア2020が中止になるなど、JARLのさまざまな行事や委員会が中止・変更されたため、
当初予算からの乖離が見込まれることから補正予算を作成。その結果、一般正味財産増減額は“約619万円の収支の改善見込み”となったという。議論の中で、補正による収支のバランスやコロナ禍における今後の会議の開催方法など意見が出され、これをふまえ中長期的展望に立ち、収支についての考え方を引き続き理事会で検討していくこととし、全員異議なく承認したという。
第3号議題「社員総会議事運営規程の一部改正について」概要と要点
現行規程における委任状の取り扱いを、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律との間に齟齬があったことから、委任状の様式を同法に基づいたものに改め、提出期限も柔軟な条文にし、議決権行使書または委任状の変更等に関する条文は議決権行使書のみにし、議決権行使の優先順位は委任状を本人出席に次ぐ順位に改めることを提案した。
さらに議事録等は、(1)企業や社団法人等において総会は議事録のみの公開が一般的、(2)総会の報告としてホームページで総会速報を写真など加えて詳しく掲載している、(3)テープ起こしの外注や、校正として事務局職員が聞き取れない部分や発言者、数値などの内容確認を詳細に行うなど、作成に多くの費用と手間・時間を要する、といった理由から“議事録のみとし、議事録速記録を削除する”ことが提案された(施行は来年1月5日を予定)。この改正案はJARLの法律顧問と相談し、今期の総会の実態に合わせた形のものを提案したという補足説明があり、討議の結果、全員異議なく原案どおり承認したという。
※承認された「社員総会議事運営規程」は準備が整い次第JARL Webに掲載。
第4号議題「コンテスト規程及びコンテスト規約の一部改正について」概要と要点
コンテスト委員会による規約改正の答申についてを審議。同委員会によるフィールドデーコンテストの開催日程についての意見募集結果と、令和2年4月のバンドプラン見直し等を踏まえ、(1)フィールドデーコンテストの開催日時を“8月第1土曜日の21時から翌日15時まで”とする(※現在は8月の第1土曜日18時~翌日12時まで)、(2)JARLコンテスト使用周渡数帯の一部改正(1.9MHz帯および50MHz帯)、(3)電子ログ提出への完全移行のための規約の一部改正、(4)コンテスト書類提出の締切日と時問表示の追加による規約の一部改正を検討し、討議の結果、全員異議なく原案どおり承認し、即日施行が決まったという。
※決定したコンテスト規程および規約の詳細は「JARL NEWS」2021年冬号 (1月1日発行)に掲載。
第5号議題「よみうりアワードを継承するJARLのアワードの発行等について」概要と要点
アワード委員会からの答申を審議。年末で発行終了となる「よみうりアワード」(読売新聞社)を継承し、新たに「JARL全日本10,000局アワード」「JARL全世界10,000局アワード」を発行、来年4月から申請を受け付けるというもの。クラブ局からも申請を受け付けるなど「よみうりアワード」との相違点や、同規約を引き継ぐ項目ともに提案があった。またアワード規約の一部改正として(1)海外アワードのQSLカードの所持証明について、(2)アワード申請に使用できる周渡数帯の明文化、(3)JARLアワードマスターの認定証及び副賞の見直し、(4)申請手数料の見直し等(5)ADXAアワードのデザイン等の見直しも審議し、討議の結果、全員異議なく原案どおり承認したという。
※決定したアワードの詳細は「JARL NEWS」2021年冬号(1月1日発行)に掲載。
第6号議題「東京オリンピック記念局実行委員会DX運用分科会審議結果について」概要と要点
東京オリンピック記念局実行委員会DX運用分科会から答申された、海外向け記念局の設置についてを審議。海外向け記念局は(1)移動しない局として公募、(2)開設期間は令和3年5月1日から令和3年9月5日まで、(3)地方本部長経由で申し込む、(4)海外向け記念局との交(受)信を対象とした記念アワードを発行するなどの提案があり、討議の結果、原案を一部修正して全員異議なく承認したという。
※決定した記念局の詳細は「JARL NEWS」2021年冬号(1月1日発行)に掲載。
また議題審議後の協議事項では「体験局支援のため、トランシーバーを1台ずつ各地方本部に配備し、積極的に体験局に活用してもらう」「無償で“Radio JARL.com”の放送と、ハムフェアやWAKAMONOイベント会場からの放送中継を行っているFMぱるるんに感謝状を贈呈」などを承認。また次年度以降の予算の考え方について、毎年指摘される決算の改善に向けた施策を中期的に検討すべきとの意見が出されて協議を行い、引き続き継続して検討していくことになったという。
このほか理事会報告の詳細は、下記関連リンクのJARL会員専用ページ(要ID、パスワード)からPDF形式で閲覧できる。
●関連リンク: 第53回理事会報告(JARL Web 会員専用ページ)
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八重洲無線株式会社は2020年11月27日、来月発売開始予定のHF/50MHz帯オールモードトランシーバー「FTDX10シリーズ」の日本語版カタログ(PDF)を同社Webサイトで先行公開した。カラー版12ページの豪華仕様で、同機種の特徴が詳細に説明されている。
八重洲無線の新製品「FTDX10シリーズ」は、同社のハイスペック固定機のFTDX101シリーズと同様、受信部はハイブリッドSDR構成で3種類のルーフィングフィルタを採用したHF/50MHz帯オールモード機だ。FT-991Aシリーズを一回り大きくした266W×91H×263Dmmというボディに、タッチパネル機能を搭載した5インチ大型フルカラーTFTディスプレイを搭載、10/50/100Wタイプの3モデルをラインアップし、希望小売価格はいずれも198,000円(税別)となっている。
同社Webサイトの製品情報ページには、まだFTDX10シリーズは掲載されていないが(目次に機種写真はあるがクリックするとPDFカタログに移動する)、11月27日夕方からPDF版カタログの先行公開がスタートした。カラー12ページ構成の豪華なもので、同機種の特徴が詳しく紹介されている。なお米国子会社 Yaesu USA, Inc.のサイトは、まだ英語版カタログを公開していない。
●FTDX10の定格
このPDF版カタログへのアクセスは下記関連リンク参照のこと。
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【写真速報】<22日(日)と23日(月・祝)長野市で開催>八重洲無線の新製品「FTDX10シリーズ」、長野ハムセンターのイベントで実機を世界初展示
<12月発売予定、税別価格は198,000円>八重洲無線、HF/50MHz帯トランシーバー「FTDX10シリーズ」を国内でも正式発表
●関連リンク:
・FTDX10シリーズカタログ PDF(八重洲無線)
・八重洲無線 アマチュア無線トップページ