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現在データベースには 6443 件のデータが登録されています。
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世界的に著名なDXerで、 ARRLから長年出版されている「Low-Band DXing」の著者として知られる、ベルギーのON4UN John Devoldere氏が2020年11月9日に逝去した。ご家族からアマチュア無線家へのメッセージ「Dear amateur radio friends(アマチュア無線の友人の皆さんへ)」を紹介する。(情報提供:JA3USA 島本氏)
ON4UN John Devoldere氏は1941年生まれ。12歳のときに叔父の影響でアマチュア無線に興味を持ち、1961年にアマチュア無線の資格を取得しON4UNのコールサインで開局。80m、160mバンドなどでアクティブに運用し、1979年には世界初の5Band-WAZを獲得している。現在も80mバンドにおけるDXCCランキングで世界第1位(364エンティティー)のホルダーとなっている。
1977年には米国で「80-Meter DX-Handbook」、1987年にはARRLで「Low-Band DXing」を刊行。同書は現在もローバンド運用のバイブルとして愛され、第5版まで刊行されている。また2005年から大阪で隔年開催している世界的なDXイベント「Asia Pacific DX Convention」の初回にも参加し、日本のハムと親交を深めた。
ON4UN John Devoldere氏が逝去されたことについて、ご家族のMarleen Devoldereさんから全世界のアマチュア無線家に向けて「Dear amateur radio friends(アマチュア無線の友人の皆様へ)」と題したメッセージが出されたので紹介する。
アマチュア無線の友人の皆さんへ
私の父、John ON4UNがサイレントキーになったことを、悲しみと同時に感謝と誇りを持って、お知らせしなければなりません。
Johnの健康状態は一年を通して順調に悪化していましたが、ここ数週間は私たちと一緒に家にいました。
ハムラジオ、特にローバンドDX-ingは、私の父の生涯の情熱であり、常に私たちの家で強い存在感を持っていました。時々、多くの方が私たちを訪問したり、DX’ersのグループが週末のコンテストのために来てくれました。別の時には父がプロジェクトに取り組んでいたり、新しい機器やアンテナの実験をしていました。
私自身はコールサインを持っていませんが、私は大きなラジオファミリーの一員であることを強く感じていますし、これからもずっとそうです。私は父が皆さんと一緒に成し遂げてきたことをとても誇りに思っています。また、長年にわたって父を大いに喜ばせてくださった多くの方々に感謝しています。
父がいなくなり、とても寂しく思っていますが、父が素晴らしいハムラジオコミュニティの一員として生きてきた美しい人生を振り返ることで、私たちは安らぎを得ています。
私たちは11月21日(土)にデジタル送別会を計画しています。もし私たちにメッセージを送りたい場合は、 ON4UN.SK@gmail.com までメールを送ってください。Johnの古いメールアカウントはもう使われていません。
それまでの間、皆さんは彼のQRZ.comを訪問することができます。
Marleen Devoldere
謹んでご冥福をお祈り申し上げます(hamlife.jp)
●関連リンク:
・ON4UN(QRZ.com)
・ON4UN局が80mで獲得した364エンティティーのQSLカード PDF(QSL.net)
・ON4UN – JOHN DEVOLDERE – SK(QRZNOW.com)
・ローバンドの神様ON4UN SK(JA6VQA 日々新たに)
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一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)岐阜県支部は、2020年11月15日(日)に加茂郡七宗町の「木の国七宗コミュニティセンター」で支部大会を開催する。今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため規模を縮小して式典のみを行い、ジャンク市や各種展示、抽選会などは中止になった。詳細は同支部の公式サイトで下記のように発表されている。
★JARL岐阜県支部大会
◆日時: 2020年11月15日(日)10:00~12:00
◆場所: 木の国七宗コミュニティセンター
(岐阜県加茂郡七宗町上麻生2479-1 電話0574-48-1046)
※国道41号線、川並信号から約2分
◆内容:
今年度は新型コロナウイルス感染症のため、各種の事業が中止となっています。岐阜県支部では規模を縮小して、式典のみ開催します。例年、楽しみにしていただいている、ジャンク市、各種展示、抽選会等 すべて中止いたします。
JARL新規入会、継続等のキャンペーン、QSLカードの受付は行います。
キャンペーンに申し込みいただいた局には、プレゼントがあります。
詳細は下記関連リンクを参照のこと。
※hamlife.jpでは、このイベントに参加された方からの写真リポート(速報)をお待ちしています
●関連リンク: JARL岐阜県支部大会について(JARL岐阜県支部)
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東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2020年10月29日夜に放送した第443回分がアップされた。
2020年11月5日(第444回)の特集は「環境によって異なるノイズ(雑音)について」。鈴木氏はアンテナ工事の請負でさまざまなアマチュア無線家のシャックを訪れているが、環境によって雑音が全然違うという。特に山の上に設置した“別宅シャック”はノイズが非常に少なくて快適だそうだ。番組内では「最近のソーラー発電はノイズ発生が少なくなったように感じる」という興味深い話もあった。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第444回放送
・QRL Facebookページ
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一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)が各地で開催している「第三級アマチュア無線技士」養成課程講習会(短縮コース)の、2020年12月期の開催日程を紹介する。
●2020年12月の第三級短縮コース開催日程
東京都豊島区/JARDハム教室(12月9日開催)※満席
東京都豊島区/JARDハム教室(12月26日開催)○
東京都羽村市/羽村市産業福祉センター(12月20日開催)○
神奈川県平塚市/平塚商工会議所(12月13日開催)○
大阪府大阪市/アイコム情報機器(株)(12月13日開催)○
岡山県倉敷市/山陽ハイツ(12月20日開催)○
宮城県塩釜市/塩釜市公民館(12月20日開催)○
青森県青森市/(株)電技パーツ(12月6日開催)○
北海道苫小牧市/苫小牧市民会館(12月6日開催)○
※受講申込締切日:開講日1週間前の日(その前に定員に達したときは定員に達した日)
〇印は下記リンク先にてWeb申し込みが可能
第三級短縮コースは、第四級アマチュア無線技士の無線従事者資格を取得している者が対象。法規4時間、無線工学2時間の講習を受け、当日行われる修了試験に合格すると3アマの無線従事者免許証を手に入れることができる。JARDによると平成23年度の実績は受講者数:4,651名で、合格率は99.0%。受講費用や申し込み方法などの詳細は下記関連リンクで。
なおJARDでは2017年4月から、4アマ資格のない者でも自宅等からインターネットに接続したパソコンを使って学習ができる「eラーニング方式」の養成課程(3アマ標準コース)を随時開講している。最短なら申し込みの翌日から受講を始められる。修了試験受験者の合格率は100%。詳細はJARDのWebサイトで。
●関連リンク: 一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会
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NPO法人ラジオ少年が北海道エリアで開催している「第三級アマチュア無線技士」の養成課程講習会(短縮コース)の、2020年12月期の開催日程を紹介する。なお11月29日(日)には釧路市での開講も予定されている。
●2020年11月/12月の「第三級アマチュア無線技士 短縮コース」開催日程
<北海道エリア>
釧路市/釧路市生涯学習センター(まなぼっと幣前)(11月29日開催)
札幌市/札幌ラジオ会館(12月6日開催)
第三級短縮コースは、第四級アマチュア無線技士の無線従事者資格を取得している者が対象。法規4時間、無線工学2時間の講習を受け、当日行われる修了試験に合格すると3アマの無線従事者免許証を手に入れることができる。受講費用や申し込み方法などの詳細は下記リンクで。
●関連リンク: アマチュア無線技士養成課程講習会受講者募集中(NPO法人ラジオ少年)
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株式会社キューシーキュー企画が東北、関東、信越、北陸、東海、近畿、中国、九州の各エリアで開催している「第三級アマチュア無線技士」養成課程講習会(短縮コース)の2020年12月期は、いずれの地域でも開講が予定されていない。
●2020年12月の「第三級アマチュア無線技士 短縮コース」開催日程
<東北エリア> 12月の開催はなし(次回は2021年1月16日 仙台市青葉区)
<関東エリア> 12月の開催はなし(次回は2021年1月31日 千葉市中央区)
<信越エリア> 12月の開催はなし(次回開催未定)
<北陸エリア> 12月の開催はなし(次回開催未定)
<東海エリア> 12月の開催はなし(次回は2021年1月24日 名古屋市中区)
<近畿エリア> 12月の開催はなし(次回は2021年1月16日 大阪市中央区)
<中国エリア> 12月の開催はなし(次回は2021年1月24日 広島市中区)
<九州エリア> 12月の開催はなし(次回開催未定)
第三級短縮コースは、第四級アマチュア無線技士の無線従事者資格を取得している者が対象。法規4時間、無線工学2時間の講習を受け、当日行われる修了試験に合格すると3アマの無線従事者免許証を手に入れることができる。受講費用や申し込み方法などの詳細は下記リンクで。
こちらの記事も参考に(2020年11月10日掲載)↓
<約10%値上がりし13,450円に>キューシーキュー企画、2021年4月から3アマ養成課程講習会の受講料を改定
●関連リンク: 養成課程講習会のご案内(株式会社キューシーキュー企画)
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八重洲無線株式会社の米国子会社であるYaesu USA, Inc.が、新製品のHF/50MHz帯オールモード機「FTDX10」の概要と公式製品画像をWebサイトで公表した。専用オプションとして用意される高音質外部スピーカー「SP-30」のデザインも初公開された。
八重洲無線は日本市場および海外市場でHF/50MHz帯オールモードトランシーバー「FTDX10」を12月から発売する予定だ( 2020年11月1日の記事参照 。日本国内向けには50WタイプのFTDX10M、10/20WタイプのFTDX10Sもラインアップされる)。これに先立ち、このほど米国子会社のYaesu USA, Inc.がFTDX10の概要(英文)をWebサイトで公開した。
PDF形式の英文カタログはまだ掲載されていないが、Filesコーナーには高画質の公式製品画像が3種類掲載されている。同社がFTDX10の専用オプションとして新開発した高音質外部スピーカー「SP-30」(日本国内の税別希望小売価格:16,800円)のデザインもここで確認できる。
なお11月11日現在、八重洲無線の日本国内向けサイトにはFTDX10シリーズの情報は掲載されていない。
●関連リンク: FTDX10(Yaesu USA, Inc.)
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JAの主催では数少ない“日本対全世界”のDXコンテスト、「JAPAN INTERNATIONAL DX CONTEST(電話部門)」が、日本時間の2020年11月14日(土)16時から11月15日(日)22時までの30時間にわたり開催される。日本国内主催のDXコンテストとしてはJARL主催の「ALL ASIAN DXコンテスト」が有名だが、本コンテストも毎年多くのDX局が参加している。
JIDXコンテスト委員会が開催する「JAPAN INTERNATIONAL DX CONTEST」。4月に行われた電信部門に続き、今回の電話部門は日本時間の11月14日(土)16時から11月15日(日)22時までの30時間にわたって、80m、40m、20m、15m、10mの各バンドで開催される。
JA局はJA(JDを含む)以外のできる限りのCQゾーン、およびエンティティーに属するDX局とのQSOを行い、DX局はできる限り多くの都道府県マルチに属するJA局+JD局とのQSOを行う。コンテストナンバー交換はJA局が「RS+JARL制定都道府県番号(ただし北海道は支庁の別なく01とする)」を伝え、DX局が「RS+CQゾーン」を交換する。
ログの締め切りは2020年12月14日(月)消印有効。手書きによるログ以外は電子ログとして提出のこと。また200局以上QSOしたバンドがある場合、および合計500局以上QSOした場合にはデュープチェックシートを添付すること。
なお、締切日までにコンテスト委員会に対して電子メールにより、上記の期限内にログを提出できない理由を報告し、承認を得れば2週間以内の締め切り期限の延長を認められる。
詳しくは下記の関連リンクから「JAPAN INTERNATIONAL DX CONTEST規約」を確認してほしい。
●関連リンク:
・Japan International DX Contest Phone規約
・JIDX Contest Official Page
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「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから200回を超え、レギュラー陣の平均年齢も73歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2020年11月8日(日)21時30分からの第232回放送。まずJARLの「アンテナ第三者賠償責任保険」の来年分申し込みを忘れずに行おうという話題。続いてGo Toトラベルキャンペーンを使った旅行について話題にした。
番組後半の一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」では、前回までに引き続いてJARD保証事業センターの齋藤氏が登場。旧スプリアス規格で作られた無線機で免許を受けている局は、何も手続きをしないとあと2年(2022年11月末)で使えなくなる。無線局免許状の下段(備考欄)に「無線設備規則の一部を改正する省令(平成17年総務省令第119号)による改正後の無線設備規則第7条の基準(新スプリアス基準)に合致することの確認がとれていない無線設備の使用は令和4年(または平成34年)11月30日までに限る」と書かれている場合は要注意という説明があった。
番組は下記関連リンクの「OMのラウンドQSO」のWebサイトから。下部に並んだ日付から聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)
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アイコム株式会社が、話題のHF~430MHz帯オールモード・ポータブル機「IC-705」を使った運用の楽しさを伝える、「応用編」と題する動画をYouTubeのアイコム公式チャンネルで公開した。すでにIC-705の「基本操作」動画は公開済みで( 2020年7月7日記事 )、今回の動画はそれに続くものだ。6分55秒の本編は①ターミナルモードでの運用②画像伝送③RTTYの運用④FT8の運用⑤コンテストの参戦…の5つのパートで構成されている。前作同様、ナビゲーターは第三級アマチュア無線技士の資格を持ち「JH1CBX」のコールサインで活躍中のシンガーソングライター・Masacoが務めている。
発売前から注目を集めていたHF~430MHz帯オールモード・ポータブル機「IC-705」。IC-705の本体サイズ(突起物を除く)は200W×83.5H×82Dmm、本体重量(付属バッテリー含む)は約1.1kgというサイズは、当初から移動運用をコンセプトに開発されたものだ。
固定機にも負けない機能や操作性を有するIC-705の「基本操作編」動画に続く「応用編」の動画が制作され、JH1CBXのコールサインを持つシンガーソングライターのMasacoがさまざまなシーンを解説している。
●アイコムIC-705応用編(6分55秒)
※画像をクリックすると動画がスタートします。
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<Masaco(JH1CBX)が解説>アイコム、IC-705の動画「基本操作」と「専用マルチバッグLC-192のご紹介」を公開
<IC-705の楽しみ方の1つを提案>アイコム、スマホ設定から画像受信まで「IC-705で画像伝送にチャレンジ」動画を公開
●関連リンク:
・アイコムIC-705応用編(YouTube/アイコム株式会社)
・アイコムIC-705の基本操作(YouTube/アイコム株式会社)
・IC-705製品情報(アイコム)
・Masaco 公式サイト
・アイコム株式会社