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現在データベースには 6443 件のデータが登録されています。
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JARL QRP Clubは、2020年11月3日(火・祝)13時から21時までの8時間にわたり、QRP(空中線電力5W以下)で運用する国内のアマチュア無線局を対象に、1.9/3.5/7/14/21/28/50MHz帯の各アマチュアバンドの電信と電話で「JARL QRP Club 2020年 QRPコンテスト」を開催する。なお、「1.9MHz帯は1.9075~1.9125MHzとし、それ以外の周波数帯はJARL主催コンテスト周波数に準ずる」「コールサインに『/QRP』、または『/QRPP』の付加は交信の効率化のため推奨しない」「ログの提出は電子メールを強く推奨する」としている。
本コンテストの参加資格および交信相手局は、QRP(空中線電力5W以下)で運用する国内のアマチュア無線局が対象となる。
参加部門は、「電信電話シングルバンド部門」と「電信電話マルチバンド部門」に分かれ、それぞれ種目として各バンドで使用する無線機の送受信部ともにメーカー製である「一般」と、各バンドで使用する無線機の送受信部のいずれか一方または両方がメーカー製以外の「自作機」がある。
ナンバー交換は、「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す都府県地域ナンバー」+「QRPを表すアルファベット“P”」を送る。
ログ提出は11月23日(月・祝)まで(郵送は必着)。提出する書類はログ、サマリーシート、および補助資料。補助資料は自作機の場合は内部がわかる写真。ただし、キットの場合は機種名をサマリーシートへ記載のこと。
ログは電子メールでの提出を強く推奨している。郵送で提出するログに返信封筒(郵便番号、住所、氏名を明記した長形3号封筒)と94円切手を同封した局には、結果とコメント集が送付される。
詳しくは下記の関連リンクからJARL QRP Club「2020年 QRPコンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・JARL QRP Club 2020年 QRPコンテスト規約(PDF形式)
・JARL QRP Club
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先週のアクセスランキング1位は、八重洲無線株式会社がHF~50MHz帯のオールモード機「FTDX10」を海外市場に投入することを複数の海外販売店とメディアが2020年10月31日(日本時間)に伝えたニュース。同社の人気モデルであるFTDX101シリーズと同様、受信部はハイブリッドSDR構成で3種類のルーフィングフィルタと250MHzのHRDDSを採用。サイズは266W×91H×263Dmm、重量約5.9kgというFT-991Aシリーズを一回り大きくしたボディに、タッチパネル機能を搭載した5インチの大型フルカラーTFTディスプレイを搭載している。同モデルは新型コロナウイルスのため中止になった5月の米国ハムベンションで華々しく登場(ワールドプレミア)し、日本では10月31日~11月1日の「ハムフェア2020」で披露される予定だった。まもなく日本国内でも正式発表され(100W/50W/10Wモデルをラインアップ、税別価格はいずれも198,000円)、12月に発売開始となる見込みだ。
続く2位は「<2022年から「胴ベルト型安全帯」使用禁止>手袋から発電機まで、日本最大級の道工具・作業用品の総合展『第10回 ツール ジャパン』リポート」。2020年10月14日(水)から3日間、千葉県千葉市の幕張メッセで日本最大級の道工具・作業用品の総合展「第10回 ツール ジャパン」が開催された。今回、アマチュア無線家の視点で会場をチェック! アンテナ調整やタワー建設で使用することの多い落下防止用の安全帯は、規格の改正により現行の胴ベルト型(U字つり)などが2022(令和4)年1月から使用禁止に。ハーネス型と呼ばれるタイプの使用が原則義務付けられる点にも注目した。そのほか、定番のポータブル電源・発電機やグローブ(手袋)類、移動シャックとして利用できそうな多用途・多目的なイージードームハウスなどが展示され、連日盛況を呈していた。
千葉県千葉市の幕張メッセで開催された日本最大級の道工具・作業用品の総合展「第10回
ツール ジャパン」
3位は、通勤、通学、買い物など、おでかけついでにハンディ機1台持って、“駅前で無線運用を楽しむ”がテーマの「駅前QRV」で、初となる試み「第1回 駅前QRVデー」が開催されることを伝える記事。駅前QRVを楽しむお一人、高野賢司氏(7L4XQI)が企画したもので、「参加のための手続きや細かいルールはありませんので気軽にご参加ください」「交信局数などを競い合うコンテストとは違います。この日にみんなで駅前QRVを楽しみましょう!」と呼びかけた。ヤングハム、なかでもアマチュア無線家の平均年齢より若手世代を中心に静かなブーム!?になっている「駅前QRV」だが、アマチュア無線はもちろん、資格のいらないライセンスフリー無線など、無線のジャンルにこだわらず、2日間にわたって多くの局がお手軽QSOを楽しんだ。
“駅前で無線運用を楽しむ”がテーマの「駅前QRV」で、初となる試み「第1回
駅前QRVデー」を開催
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<ハイブリッドSDR構成の100W機>八重洲無線、海外でHF~50MHz帯のオールモード機「FTDX10」を発表へ
2)<2022年から「胴ベルト型安全帯」使用禁止>手袋から発電機まで、日本最大級の道工具・作業用品の総合展「第10回 ツール ジャパン」リポート
3)<10月30日(金)16時から31日(土)の運用先駅の最終列車出発予定時刻まで>“駅前で無線運用を楽しむ”をテーマに「第1回 駅前QRVデー」開催
4)<取り付け容易で移動運用やベランダでもOK>第一電波工業、351MHz帯デジタル簡易無線用ビームアンテナ「A350S5Ⅱ」を新発売
5)<最新問題を厳選収録,計算問題をより丁寧に解説>東京電機大学出版局、「第二級アマチュア無線技士試験問題集 第2集(合格精選420題)」を刊行
6)<アンテナポールを簡単に設置・撤収できる>コメット、簡易設置用ポールブラケット「FPB-1.0/1.5/2.0」を新発売
7)JARDが「ハイパワー局(200Wを超える局)のスプリアス確認保証Q&A」を掲載
8)<IC-705の楽しみ方の1つを提案>アイコム、スマホ設定から画像受信まで「IC-705で画像伝送にチャレンジ」動画を公開
9)<話題の「NTS115」開発エピソードや遠距離交信ドキュメントほか>三才ブックス、「ライセンスフリー無線完全ガイド Vol.5」11月6日発刊
10)<「第13回 読者が選ぶ 好きなDJランキング」結果発表!!>三才ブックス、「ラジオ番組表2020秋号」を10月27日に刊行
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多くのコンテスターが楽しみにしている1冊、きゅうあ~るえるクラブの「コンテストガイドブック(通称:CGB)」。同クラブのハムフェア出展費用を捻出することを目的に、ハムフェアに合わせて印刷物として発行を続けてきたが、コロナ禍の影響で今年の「ハムフェア2020」が中止になったことをきっかけに、「CGBをどうするべきなのか検討が続けられました。CGBは当クラブ員の会報を発展させたものでもあることから、原点に振り返り、今後年に一度の会報として発行していくことになりました」として、最新版となる「CGB Vol.25」のクラブメンバー以外の頒布は、ダウンロードにより行うことになった。昨年のVol.24まではモノクロ仕様(記念号のVol.20は除く)だったが、今回のVol.25はPDF版ということでオールカラーを実現。2020年10月31日(土)から300円でダウンロードを開始した。
著名なコンテスターらが記事作成に参加することから、多くのコンテスターが楽しみにしている1冊、きゅうあ~るえるクラブの「コンテストガイドブック(通称:CGB)」。今年発行される最新版のVol.25は、PDF版(300円)で2020年10月31日(土)からダウンロードが始まった。
「2020 コンテストガイドブック Vol.25」のダウンロード頒布は、BOOTHという創作物のマーケットプレスで行う(記事下の関連リンクからアクセス可能)。頒布価格は300円。
●「2020 コンテストガイドブック Vol.25」記事内容
2019 FDコンテスト CA部門参加記 | JR8OGB |
2019 全市全郡コンテスト CAM部門参加記 | JR8OGB |
2020 ALL JA 参加記 | JF4ETK |
2020 6m&Downコンテスト CA部門参加記 | JR8OGB |
2020 6m&downコンテスト XA自宅参加記 | JF2QNM |
6m AND DOWN 北の大地からX50で参戦 | JM1LRQ/8 |
6m&DOWNコンテスト参加記 | JR8VSE |
2020 FDコンテスト CA部門参加記 | JR8OGB |
3泊4日6時間 | JK1JHU |
2020 FDはステイホーム さらにモーニングで | JR2UTH |
新ロケ飛んでるかチェック C144 | JK1JHU |
2020年 関東UHFコンテスト参加記 | JK1XDB |
新宿アパマンコンテスト2年目 | JK1JHU |
2020 WPX Contest SSB 20m Assisted-Hi参加記 | JO3JIS |
IARU HF Championship 2020 参戦記 | JQ1BVi |
WW Digi参加記 | JK8NIP |
最近の活動記 | JL1TBP |
Radio Tourism in OKINAWA 2002-2020 | 7N2JZT |
CQを出さないコンテスターの2019年 | JG2REJ |
2020年のJQF | JJ2JQF |
2020年 ラジオ新時代 | JA8RWU |
Stay Home近況報告 | JR9FFO |
私について | JG1EPO |
近況など | JM1LPN |
自己紹介 近況 | JN1ILK |
自己紹介及び現状報告 | JA4KDV |
自己紹介 | JE8KKX |
自己紹介 | JK8NIP |
自己紹介 | JL8XSO/2 |
9エリアからコンテスト | JR9FFO |
デジタルモードFT8運用記 | JA6SRB |
144/430/1200MHz対応スキマーサーバーの導入 | JQ1BVi |
軽トラ助手席用小卓 | JR2SCJ |
8バンドスキマーの導入 | JQ1BVi |
zLog令和Edition | JR8PPG |
アンテナの敵「風」8 | JM1JIV |
コンテスト(に限らず)移動メシ | JP1JFG |
今どきの子供たちに電信を教えてみたら(その2) | JK1XDB |
“MIRACLE”でのDX成果 Part17 | JM1LRQ |
今後、PDF版でバックナンバーのダウンロードも予定している。
●関連リンク:
・きゅうあ~るえるクラブ(BOOTH)
・2020 Contest Guide
Book Vol.25(jk1jhu blog)
・コンテストガイドブック/Contest Guide Book(CCB)
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八重洲無線株式会社がHF~50MHz帯のオールモード機「FTDX10」を海外市場に投入する。複数の海外販売店とメディアが10月31日(日本時間)に伝えた。同社の人気モデルであるFTDX101シリーズと同様、受信部はハイブリッドSDR構成で3種類のルーフィングフィルタと250MHzのHRDDSを採用。サイズは266W×91H×263Dmm、重量約5.9kgというFT-991シリーズを一回り大きくしたボディに、タッチパネル機能を搭載した5インチの大型フルカラーTFTディスプレイを採用している。英国の販売店が発表した予価は1525ユーロ(およそ187,000円)。日本国内での発売についての言及はないが、海外では2020年12月出荷開始との情報もある。
海外販売店の情報から、FTDX10の特徴を整理し紹介する。
★ハイブリッドSDR構成
FTDX101シリーズと同様のハイブリッドSDR構成(ナローバンドSDR+ダイレクトサンプリングSDR)を採用。ナローバンドSDRは優れた受信性能を重視、ダイレクトサンプリングSDRはデジタル処理によるリアルタイム
スペクトラムスコープを提供。
★3種類のルーフィングフィルターを採用、驚異的な多信号受信特性
FTDX101シリーズと同様、9MHzに第1IFを持つダウンコンバージョンのダブルスーパーヘテロダイン方式を採用。これによりシャープな特性を持つ3種類の狭帯域クリスタルルーフィングフィルター(500Hz、3kHz、12kHz)を搭載。14MHz帯のRMDR(Reciprocal
Mixing Dynamic Range)は116dB以上(2kHz離聴時)、BDR(Blocking Dynamic Range)は141dB以上、3次IMDR(Intermodulation Dynamic
Range)は109dB以上という高スペックをマーク。
★250MHzのHRDDS(高分解能ダイレクトデジタルシンセサイザー)により、静かでクリアな受信を実現
ローカル回路にはFTDX101シリーズと同じ250MHzのHRDDS方式を採用。C/N比を向上させ、局発信号のフェーズノイズ特性は14MHzで-145dB以下(2kHz離聴時)を実現。
★タッチパネルつき5インチフルカラーTFTディスプレイには3DSS(3次元スペクトルストリーム)を表示可能
5インチフルカラーTFTパネルには3DSS表示が可能。周波数表示をタッチするとテンキーが表示され、直接入力でアクティブバンドの設定や周波数調整が可能。
★操作性に優れたフロントパネル
VFOダイヤルの外側を取り囲む大きな多目的リング(MPVD)の採用で、クラリファイヤーのコントロールやC/S(カスタムセレクト機能)、メモリーチャンネルの呼び出しなどが可能
★オプションのLANユニット(SCU-LAN10)を使用したリモート操作が可能
オプションのSCU-LAN10とネットワークリモートコントロール用ソフトウェアの使用で、遠隔操作が可能。家庭内LANに接続し、シャックから離れた場所でも大型ディスプレイでバンド状況を監視するなど、高度な操作が可能。
★15個の独立したバンドパスフィルター
★IF DSP(IF SHIFT/WIDTH、IF NOTCH DNF、DNR、COUNTOUR)で効果的に混信を除去
★ファイナルには新プッシュプルMOSFET「RD70HUP2」を採用し、高品質で超安定の運用が可能
★放熱器には低雑音の軸流クーリングファン(80mm)つき
★大容量100chメモリ搭載の高速オートアンテナチューナー
★3段パラメトリック・イコライザー付きマイクアンプ(SSB/AM)
★バンドスタック機能搭載
★QMB(クイックメモリーバンク機能)搭載
★オプションで新設計の外部スピーカー「SP-30」を用意
★オプションで300Hzルーフィングフィルター「XF-130CN」を用意
<主要スペック>
・送信周波数範囲:1.8~54MHz
・最大送信出力:100W(AM 25W)
・電波型式:A1A(CW)、A3E(AM)、J3E(LSB/USB)、F3E(FM)、F1B(RTTY)、G1B(PSK)
・受信周波数範囲:30kHz~75MHz
・受信部構成:ダブルスーパーヘテロダイン(第1IF 9.005kHz、第2IF 24kHz)
・寸法:266W×91H×263Dmm
・重量:約5.9kg
・電源:外部DC13.8V±15%
●関連リンク:
・FTDX10 – Compact HF/ 50MHz 100W SDR Transceiver(ML&S)
・The New FTDX10 Compact HF/50MHz 100W SDR(QRZnow.com)
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日本における、2020年10月31日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局からコールサイン発給状況の更新発表があった。10月に入って関東総合通信局からの更新発表は5回目となる。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
●関連リンク:
・The Enigma of Japanese Call Sign System
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?
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10月28日、北陸総合通信局は海上保安庁第八管区海上保安本部敦賀海上保安本部小浜海上保安署と共同で、福井県大飯郡高浜町内の港湾において船舶に開設された不法無線局の取締りを実施し、自己が所有する遊漁船に免許がない船舶用無線機を設置し、不法に無線局を開設した疑いのある男を同海上保安署へ告発した。
北陸総合通信局が発表した内容は次のとおり。
総務省北陸総合通信局は、令和2年10月28日に福井県高浜町内の港湾において、小浜海上保安署と共同で船舶に設置されている不法無線局の取り締まりを実施しました。
その結果、下記のとおり不法無線局を開設していた者1人を電波法違反の容疑で告発しました。
京都府舞鶴市に在住の被疑者(男性61歳)は、自己が所有する遊漁船に免許がない船舶用無線を設置して不法無線局を開設していた。
【電波法関係条文抜粋】
第4条(無線局の開設)
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。
(以下省略)
第108条の2(罰則 重要無線通信への妨害)
電気通信業務又は放送の業務の用に供する無線局の無線設備又は人命若しくは財産の保護、治安の維持、気象業務、電気事業に係る電気の供給の業務若しくは鉄道事業に係る列車の運行の業務の用に供する無線設備を損壊し、又はこれに物品を接触し、その他その無線設備の機能に障害を与えて無線通信を妨害した者は、5年以下の懲役又は250万円以下の罰金に処する。
2 前項の未遂罪は、罰する。
第110条(罰則)
次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。
一 第4条の規定による免許(中略)がないのに、無線局を開設した者
二 第4条の規定による免許(中略)がないのに、かつ、(中略)無線局を運用した者
三 (以下省略)
北陸総合通信局は「不法無線局は、携帯電話、テレビ・ラジオの受信、鉄道無線の通信などの妨害の原因となるもので、今後も取り締まりを継続していきます」と説明している。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・北陸総合通信局
不法無線局を開設していた被疑者1人を告発~小浜海上保安署と不法無線局の共同取締りを実施~
・海上保安庁第八管区海上保安本部敦賀海上保安本部
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アイコム株式会社が発売している、人気のHF~430MHz帯ポータブル機「IC-705」。コンパクトな形状にも関わらず、多機能な装備を有している。その1つが、画像伝送だ。IC-705の画像伝送機能は、無線機に差し込んでいるmicroSDカードSDカードに保存した画像を無線機から送信したり、相手局から送られてきた画像を無線機で確認したりできるもので、今回、アイコム株式会社のオフィシャルYouTubeチャンネルでは、「C-705で画像伝送にチャレンジ」と題して楽しみ方を伝えている。さらに調べてみると、ユーザー自らが試したIC-705の画像伝送の様子をYouTubeで紹介する動画が見つかったので紹介しよう。
アイコムのオフィシャルYouTubeチャンネルで紹介している内容は、iPhone(iOS)を利用して撮影した画像を、IC-705で画像伝送する方法と、他局から送られてきた画像をIC-705で受信する方法。
まずはスマートフォンに、画像トリミングアプリ「ST-400I」をインストール。これは画像を作成して無線機へ転送するアプリとなる。「WlANの設定」で、例としてWi-Fi経由でスマートフォンとIC-705を接続。スマホに記録している画像を選び、あらかじめIC-705に差し込んであるmicroSDカードへ「送信画像に設定」を選んで転送。IC-705側で受け取った画像はディスプレイの「画像送信」をタッチすれば送信(伝送)される流れだ。送信も音声会話が行える。
一方の受信は、IC-705のディスプレイに画像を受信するとアイコンが点灯するので、そこをタッチすると、画像受信画面となり上部から段階的に受信画像が現れる。microSDカードへ保存することもできる。
詳しくはオフィシャル動画で確認してほしい。
●C-705で画像伝送にチャレンジ (YouTube/アイコム株式会社)
※画面をクリックすると再生します。
●関連リンク:
・C-705で画像伝送にチャレンジ(YouTube/アイコム株式会社)
・アマチュア無線の電波で画像を送受信! ICOM-IC-705でD-STARの画像伝送を試してみた(YouTube/ももチャンネル)
・IC-705のみで画像伝送(YouTube/takayuki7802)
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特別な資格が必要なくてもトランシーバー片手に誰でも無線交信が楽しめ無線ジャンルとして、ファンも多い「ライセンスフリー無線」。そんな“フリラー(愛好家)”たちが集う、日帰り一斉交信イベント「全国一斉オンエアディ」が、2020年11月3日(火・祝)9時から15時までの6時間にわたり開催される。毎年11月の“文化の日”に行われているフリラー仲間のオンエアディは、晴天の確立が高い祝日で、さらに日帰りのお手軽イベントということで、ロケーションのよい場所から多くの局が移動運用を楽しんでいる。
「Go To キャンペーン(Go To
トラベルキャンペーン)」を利用して、ロケーションのよい場所から移動運用を楽しむのもいいだろう
合法CB無線(市民ラジオ)をはじめ、特定小電力無線、デジタル簡易無線登録局、デジタル小電力コミュニティ無線などを使い、思い思いの場所に移動し、普段は繋がりにくい地域との交信を楽しむという全国規模のイベントの1つとして、日帰りで楽しめる全国規模の一斉交信イベントが2020年11月3日(火・祝)に実施される。
●「全国一斉オンエアディ」実施要綱
■開催日時:
2020年11月3日(火・祝)09:00~15:00
■運用するバンド:
・合法CB無線(市民ラジオ)
・特定小電力無線
・デジタル小電力コミュニティ無線
・デジタル簡易無線登録局
■集中呼び出しタイム:
・市民ラジオは開催時間(09:00~15:00)中の毎時30分
・特定小電力無線は開催時間(09:00~15:00)中の毎時00分
それぞれライセンスフリー無線では、メインに使われるチャンネルが通例として決まっている。最高出力が500mWの「市民ラジオ」はこの時季はグランドウェーブによる交信がメインとならざるを得ないだろう。ここ最近の使用頻度が高いチャンネルは8ch(27.144MHz)/3ch(27.040MHz)/6ch(27.112MHz)の順となる。まれにEスポが出ることもあるので期待したい。
一方、「特定小電力無線」は周波数的にグランドウェーブによる交信が中心となる。使用頻度が高いのは422.225MHz(アルインコ表記で「L3」、アイコムなどの表記では「14ch」)。また351MHz帯の「デジタル簡易無線(登録局)」の場合は、呼び出しチャンネル15chを受信し、交信チャンネルを指定し移動して交信を楽しという流れ。
2018年暮れからスタートしたライセンスフリー無線の新ジャンル、142/146MHz帯を使用する「デジタル小電力コミュニティ無線」は、呼び出しチャンネル(18ch)でCQを出して、ほかの空いているチャンネルに移動して交信を行う。
特定小電力無線機(10mW機)の50倍の送信出力500mWで、技術基準適合証明(工事設計認証)に登録されている利得の高いアンテナに交換すれば、遠距離交信を狙うことも期待できる。また、送信のたびにGPS位置情報を相手局に送るので、どれくらい離れた場所から電波が届いているか容易に把握することができるのも特長の1つだ。
合法CB無線にデジタル簡易無線、特定小電力無線、さらにデジタル小電力コミュニティ無線…と、さまざまなジャンルのライセンスフリー無線の電波が飛び交う1日だ
ここで注意したいのが、GPS機能を標準装備しているデジタル小電力コミュニティ無線。規格上、GPSデータの送信を止めることができないため、自宅から運用すると、その場所が判明してしまうことになる。その点も十分理解して楽しもう。
なお、フリラー有志により「移動運用イベントに関するガイドラインの呼びかけ」が行われている。「荒天時の対応について」など、詳しくは下記の関連リンクから「2000年以降の移動運用イベントに関するガイドラインの呼びかけについて」にアクセスして確認してほしい。
↓この記事もチェック!
<話題の「NTS115」開発エピソードや遠距離交信ドキュメントほか>三才ブックス、「ライセンスフリー無線完全ガイド Vol.5」11月6日発刊
●関連リンク:
・市民ラジオ(ウィキペディア)
・特定小電力無線(ウィキペディア)
・簡易無線/デジタル簡易無線(ウィキペディア)
・デジタル小電力コミュニティ無線(ウィキペディア)
・ライセンスフリーラジオ(ウィキペディア)
・2000年以降の移動運用イベントに関するガイドラインの呼びかけについて(CITIZENet
)
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JARL北陸地方本部は、2020年11月2日(月)21時から11月3日(火・祝)12時までの15時間、国内のアマチュア無線家を対象にした「JA9コンテスト HF 2020(電話の部)」を、3.5/7/14/21/28MHz帯で開催する。
同コンテストの交信対象は、「9エリアの局」がすべての局、「その他の局」が9エリアから運用する局となっている。
ナンバー交換は9エリアの局が「RS符号による相手局のシグナルレポート」+「市郡番号」、その他の局は「RS符号による相手局のシグナルレポート」+「都府県・北海道地域、小笠原の番号」となる。ログの締め切りは11月22日(金)消印有効。
なお11月21日(土)21時から11月22日(日)12時までは、「JA9コンテスト HF 2020(電信の部)」の開催も予定されている。
詳しくは下記関連リンクから「JA9コンテスト HF 2020(電話の部)規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・JA9コンテスト HF 2020規約(PDF形式)
・JARL北陸地方本部
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株式会社誠文堂新光社は、2020年11月12日に「初級アマチュア無線予想問題集 2021年版」を刊行する。アマチュア無線界では「完全丸暗記」「完マル」の名前で親しまれているコンパクトサイズの4アマ・3アマ国試受験用問題集で、今年で刊行開始43周年となる。A6サイズの512ページで、価格は1,200円+税。
誠文堂新光社の「初級アマチュア無線予想問題集」は、第四級・第三級アマチュア無線の国家試験の問題集だ。過去の出題を徹底分析し試験問題と回答を丸暗記することで「1週間程度の勉強で合格に導く本」(同社)として知られ、“完全丸暗記(完マル)”という愛称で親しまれてきた。発売開始から今年で42年。この問題集で4アマ/電話級アマの国家試験に合格した方も多いことだろう。
同社によると2021年版は、2020年までの新問題を分析し予想問題集として信頼性の高いものを新たに収録している。総ページ数は512ページで、「例年同様に、第4級の問題は24問出題される順番ごとに設問を整理し“何番の問題はこういう問題が出題される”というように、より直接的に試験問題を表現できるように工夫しています」と説明。「モールス信号を発信できる第3級の新問題も多数収録」し、付録として第3級の試験用モールス符号カードもついてくる。
付録として3アマ試験用のモールス符号カードもついている。これから4アマ、3アマの試験を受ける家族や友人、親戚などにプレゼントしてはいかがだろうか。購入は下記のAmazonリンクが便利で確実だ。
●関連リンク:
・「完丸」の愛称でおなじみ!4アマ国家試験のバイブルの最新版が今年も登場!!(PR TIMES)
・初級アマチュア無線予想問題集2021年版(誠文堂新光社)