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現在データベースには 6441 件のデータが登録されています。
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「JARLの話題や最新情報はもちろんのこと、アマチュア無線界の話題や情報などもお知らせする楽しい情報番組です」という、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のラジオ番組、Radio JARL.com。パーソナリティはJARL会長の髙尾義則氏(JG1KTC)が務めている。2019年1月6日から毎週日曜日の21時~21時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送がスタートした。2019年8月18日からは毎週日曜日の23時から東京都西東京市の「FM西東京」でも放送されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは2020年10月4日(日)21時からの第92回放送。前半では10月11日(日)に東京都八王子市の「片倉つどいの森公園」で開催される、JARL東京都支部と神奈川県支部の合同による「アウトドアミーティング2020 in 八王子市」の概要を東京都支部長のJG1DKJ 澤田氏にインタビューした。当日は不用品交換ジャンク市、メーカーによるブース出展、弁当販売、体験局運用もあるほか、有志がYouTubeで会場の生中継をするという。台風14号の接近で天候が心配だが「小雨決行だが、雨の日は無理しないで」と呼び掛けた。
後半は10月10日(土)21時から11日(日)21時まで行われる「第41回全市全郡コンテスト」の案内を行った。コンテスト委員会は「 マルチオペ部門を含めて規約通り開催します。手洗いの徹底・マスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保、密閉、密集、密接となる行動を避けるよう、参加者は各自注意を払ってください」「コンテスト期間中の気象情報等に注意し、充分な対策を行っていただき、無理のない運用をお願いします」と呼び掛けている 。
番組は下記関連リンクの「Radio JARL.com」の音源公開ページまたはJARL Webの特設ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後は一定時間が経過するとファイルが削除される可能性があるので、早めの聴取をお勧めする。
●関連リンク:
・Radio JARL.com 音源公開ページ(FMぱるるん)
・毎週放送 JARLのラジオ番組「Radio JARL.com」(JARL Web)
・Radio JARL.com番組案内ページ
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「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容が放送されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2020年10月4日(日)15時からの第324回放送。アマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」副編集長の吉澤氏(JS1CYI)をゲストに、同誌2020年10月号(9月19日発売)の内容紹介(特集 HF運用お役立ちガイド、QSLカードのデザイン面を自作しよう、アマチュア無線の面白チャレンジ)を行った。この続きは次週で行われる。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls
・CQ ham for girls Facebookページ
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2020年10月5日、総務省は2020年8月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると前回の2020年7月末のデータから1か月間で1,131局”減少し、393,003局となった。毎月1,000局以上のペースで減少傾向が続いていたアマチュア局だったが、前回公表された2020年7月末のデータでは15か月ぶりに1,000局以上/月が改善。前月比で800局の減少数となったものの、今回公表された2020年8月末のデータで、再び減少スピードが戻った形だ。一方、一部有効期限の残っている局を除き2015年11月末で使用期限を迎えた「パーソナル無線」は、2020年8月末の時点で285局が免許登録している。この1か月の間に17局が廃局となったと思われる。
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2013年4月末から2020年8月末までのアマチュア局数の推移。2020年7月末から1か月間で1,1131局減少し39万3,003局となった
アマチュア局は、1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けている。ピーク後に最高となった43万6,389局から53か月間で43,386局減少したことになる。
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2012年以前は1か月間に1,000局から2,000局単位でアマチュア局が減少。2013年以降は「東日本大震災」による開局ブーム!?の影響で減少数も落ち着いてきたが、5年ごとに行うアマチュア局の更新手続き(再免許申請)の煩わしさの影響からか、5年経過したタイミングの2017年12月末から、ほぼ毎月1,000局以上減少し続け、直近では減少スピードが加速している
●2020年8月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳
・1エリア(関東管内): 113,965局(114,156局)
・2エリア(東海管内): 50,669局(50,984局)
・3エリア(近畿管内): 47,342局(47,485局)
・4アリア(中国管内): 24,063局(24,112局)
・5エリア(四国管内): 18,186局(18,249局)
・6エリア(九州管内): 32,826局(32,900局)
・7エリア(東北管内): 41,709局(41,824局)
・8エリア(北海道管内):36,125局(36,171局)
・9エリア(北陸管内): 9,587局(9,624局)
・0エリア(信越管内): 16,280局(16,363局)
・6エリア(沖縄管内): 2,251局(2,266局)
※カッコ内の数字は2020年7月末の局数を表す
なお、沖縄総合通信事務所管内のパーソナル無線局が前回公表された2020年7月末のデータから0局となり、同総合通信事務所から,無線局免許状が交付されたパーソナル無線局は消滅した。
●2020年8月末、パーソナル無線局の各管内局数内訳
・関東管内: 82局(86局)
・東海管内: 22局(25局)
・近畿管内: 9局(12局)
・中国管内: 23局(23局)
・四国管内: 11局(12局)
・九州管内: 50局(52局)
・東北管内: 52局(55局)
・北海道管内: 24局(24局)
・北陸管内: 3局(4局)
・信越管内: 9局(10局)
・沖縄管内: 0局(0局)
※カッコ内の数字は2020年7月末の局数を表す
●関連リンク:
・無線局統計情報(総務省)
・Internet
Explorer上でExcelファイルを開いた場合に発生する事象について(総務省)
・東日本大震災(ウィキペディア)
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“ボーイスカウト”に代表されるスカウト運動の世界団体「世界スカウト機構」は、スカウトたちがアマチュア無線の電波を通じて国内各地や外国のスカウト仲間と交信し、お互いを理解し知識と友情を深めることを目的とした公式国際行事「ジャンボリー・オン・ジ・エア 2020(JOTA 2020)」を、2020年10月16日(金)各国時間の0時から10月18日(日)同24時まで、主要アマチュアバンドの「世界スカウト周波数」で実施する。
「ジャンボリー・オン・ジ・エアー(JOTA)」は、世界各国のスカウトが電波を通して国際交流を深める行事として、1957年にイギリスで行われた「第9回世界ジャンボリー」で初めて行われ、今年で63回目となる。また最近はJOTAと同趣旨で、インターネットを利用した「ジャンボリー・オン・ジ・インターネット(JOTI)」も同時に開かれている。
公益社団法人 ボーイスカウト日本連盟によると、今年のJOTAの開催概要は次のとおり。
◆名称: ジャンボリー・オン・ジ・エア 2020(略称 JOTA 2020)
◆目的:
●世界スカウト機構が主催する公式国際行事で、スカウトがアマチュア無線行事に参加し、電波を通じて国内各地や外国のスカウト仲間と交信し、お互いを理解し、知識と友情を深めることを目的とする。
●世界的な活動の中でワイヤレスIoT人材の裾野を広げ、若い人材の創出に寄与します。
●免許を持たないスカウトも、参加局の交信を聴取し各地や各国のスカウト活動を理解する。
●この行事を機会とし、関連するチャレンジ章、技能章の取得を目指す。
◆日時: 2020年10月16日(金)00:00~18日(日)24:00の72時間
(世界各国とも、それぞれの標準時間で実施する)
◆活動内容:
●国内外のスカウト関係者が、アマチュア無線を通じて誰でも参加することができます。
●班、隊、団、地区、県連盟などのグループでそれぞれのプログラムとして実施したり、個人や任意のグループとして参加したりと、参加形態は問いません。
●行事終了後は、これらの記録をとりまとめ、所定の様式(日本連盟のホームページに今後掲載される)による報告書を提出してください。
(1)アマチュア無線の免許を所有する者
・国内各地や外国のスカウト仲間と交信し、互いの氏名・所属団・所在地・活動状況等を 話し合い、記録する。
(2)アマチュア無線の免許を持たない者
・日本では、免許を持たない者の交信は、電波法で禁止されているため、参加局の交信を聴取することによる参加とする。または、体験局として開設する参加局にて交信する。
・所属する隊・団・地区・県連盟でプログラムとして実施される場合は、これに参加する。
・周辺で実施されない場合は、一般のアマチュア無線局の協力を得て参加する。
◆運用方法:
●世界スカウト周波数に定められている下記の周波数、またはその前後の周波数において、スカウト仲間を呼び出すか、応答し交信相手を決めます。
●相手局が決まったら、他の周波数に移り交信を開始する。ただし、周波数帯によっては、混信のため移れない状態もあるため注意します。
●使用できる周波数と電波形式は、周波数帯ごとに電波法で細かく定められています。
●日本アマチュア無線連盟の定める各周波数帯の「アマチュア無線バンド使用区別」に従う。
◆参加規定 (スカウト局の参加登録・申し込みは省略) :
(1)参加局は、免許を受けている出力・周波数・電波型式の範囲内で運用します。
(2)電波法その他諸規則を厳格に守り、日本アマチュア無線連盟の定める各周波数帯のアマチュア無線バンド使用区別に従います。
(3)呼び出しは次の要領により、これに対し応答します。
・無線電話:CQジャンボリー
・無線電信:CQJAM
(4)世界スカウト周波数は、原則として呼び出しだけに利用します。
開催期間中は各周波数でスカウトたちの交信が聞こえると思われる。また日本ボーイスカウトアマチュア無線クラブは東京都杉並区のボーイスカウト日本連盟スカウト会館で、体験局 兼 記念局の「8J1JOTA」を運用する。無資格者も交信体験ができる“臨時体験局”とイベントの記念局の組み合わせは日本初と思われる。おもな運用期間はJOTA期間中10/16~18の3日間を予定している。詳細はhamlife.jpの別記事で紹介の予定だ。
詳細は下記関連リンク参照。
↓この記事もチェック!
<写真リポート>海外から訪れたハムに開放! 24時間体制、第23回世界スカウトジャンボリー記念局(臨時局)「8N23WSJ」の運用状況
●関連リンク:
・ジャンボリー・オン・ジ・エア 2020実施要領
PDF(公益社団法人 ボーイスカウト日本連盟)
・JOTA-JOTI2020(公益社団法人 ボーイスカウト日本連盟)
・Jamboree on the Air – Jamboree on the Internet(世界スカウト機構)
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日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2020年10月5日時点で、アマチュア局は「391,964局」の免許情報が登録されている。前回紹介した2020年9月28日時点の登録数から1週間で284局ほど減少した。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2020年10月5日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「391,964局」の免許状情報が登録されていた。前回、2020年9月28日時点のアマチュア局の登録数は「392,248局」だったので、1週間で登録数が284局ほど減少した。
なお、1982(昭和57)年12月にスタートした「パーソナル無線」は、有効期限が残っている一部の局を除き2015年(平成27年)11月30日をもって使用期限を迎えたが、2020年10月4日時点のデータベースによると、パーソナル無線局として「264局」の免許情報が登録されていた。前回、2020年9月28日時点の登録数は「272局」だったため、この間に1週間で8局が免許を失効したと思われる。
↓この記事もチェック!
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局40万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
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宮城県の県紙「河北新報」のインターネット版「河北新報ONLINE
NEWS」は2020年10月3日に「アマチュア無線違反の検問実施 東北通信局と気仙沼署
工事車両対象」と題した記事を掲載した。東北総合通信局は宮城県警気仙沼署とともに不法無線局の取り締まりを実施し、無免許でアマチュア無線などを運用する工事車両などがいないか検問を行ったとしている。折しも10月1日から31日までは「受信環境クリーン月間」である。受信環境の保護を目的に、全国の総合通信局では周知広報活動のほか、警察など捜査機関と共同で不法無線局の取り締まりなどが積極的に行われている。
※記事下の関連リンクから確認できますが、記事の公開期間が短いので早めの確認をおすすめします。
記事によると、10月2日、東北総合通信局は宮城県警気仙沼署とともに国道284号線において不法無線局の取り締まりを行った。当日は総通職員と警察署員の計21人態勢で臨み、アンテナを取り付けたトラックやダンプカーなどの大型車両をパーキングエリアへ誘導し、許可された無線局なのか、また使用している無線機についてドライバーへ尋ねたとしている。
約2時間半の取り締まりで計18台を調査。幸い、電波法違反となる摘発者はいなかったが、東北総合通信局によると、2011年3月11日に発生した東日本大震災のあと、被災地の復旧工事の工事車両による不適切な無線の利用が目立つほか、宮城県警気仙沼署にも同様の苦情が寄せられているそうだ。
詳しくは、下記の関連リンクから写真付きの河北新報の記事で確認してほしい。
↓この記事もチェック!
<電波障害の防止、不法局などの取り締まり強化へ>受信環境の保護を目的に10月1日から31日まで「令和2年度 受信環境クリーン月間」
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令和2年度「受信環境クリーン月間」周知用ポスター
【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・アマ無線違反の検問実施 東北通信局と気仙沼署
工事車両対象(河北新報)
・受信環境クリーン協議会
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「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。
2020年10月4日(第405回)の特集は「JARLについて、考えてみよう」。日本最大のアマチュア無線団体であるJARL(一般社団法人 日本アマチュア無線連盟)の存在意義を考えてみるという趣旨で、発足から現在までの歴史を紹介し、電波法における“アマチュア業務”の定義、誰のための組織なのかを議論。JARLは会員のためのお遊びグループや生活協同組合ではないと直言した。
公開されたポッドキャスト音声は約48分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesか、Sticherのリンクからも聴くことができる。
なお「ハムのラジオ」は、地上波としては千葉県成田市のラジオ成田で毎週日曜日の21時に放送されているが、2020年4月6日からは毎週月曜日の13時に前日の再放送も開始された。
●関連リンク: ハムのラジオ第405回の配信です
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先週のアクセスランキング1位は、3週連続で宇宙関係の記事となった。今回は、9月30日と翌日の10月1日の2回、国際宇宙ステーション(ISS)から145.80MHz(ドップラーシフトによる5kHz程度の偏差あり)のFMモードで、SSTV画像を送信するとARRLニュースが伝えたというもの。期間中に日本上空を通過するパスは、たったの2回ということで、なかなか厳しい状況のなかで受信に成功した局もいたようだ。新しい情報として、日本時間の10月3日(土)23時00分から10月9日(金)4時15分まで、SSTV画像送信の特別運用が計画されている( 2020年10月3日記事 )。
↓参考情報! 期間中における日本上空のISS飛来時刻(東京基準)を掲載
<日本時間10月4日(日)23時00分から10月9日(金)4時15分まで>ISS(国際宇宙ステーション)「RS0ISS」、145.80MHzでSSTV画像を送信
続く2位は、「<旧『ラジオたんぱ』で知られる日本で唯一の民間短波放送局>ラジオNIKKEI第2放送(6.115MHz/50kW)が送信設備障害で減力放送中」。日本で唯一の民間短波放送局「ラジオNIKKEI」(旧社名:日本短波放送、旧愛称:ラジオたんぱ)の千葉県長生郡にある長柄送信所の送信設備に障害が発生し、同所から行っている「第2放送(6.115MHz)」は2020年10月1日の朝から送信電力を低減させた“減力放送”しているというニュース。すでに「送信設備障害復旧」したとのお知らせが、同日の19時に同社Webサイトに掲載されている。
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ラジオNIKKEI第2放送の減力放送を伝えるお知らせ(同Webサイトから)
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ラジオNIKKEI(日経ラジオ社)の長柄送信所(hamlife.jp撮影)
3位は、351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)用ハンディ機の新製品情報。アルインコ株式会社が、2017年春に発売され、使いやすい操作性と多彩な機能で好評の「DJ-DPS70」をBluetooth対応にした「DJ-DPS71」を10月上旬に発売開始すると発表した。同社製の専用イヤホンマイク「EME-80BMA」とスピーカーマイク「EMS-87B」が使用可能となった。付属バッテリーのタイプ違いにより「DJ-DPS71KA」(薄形2200mAhタイプ付属、税込み54,780円)と「DJ-DPS71KB」(大容量3200mAhタイプ付属、税込み60,280円)の2種類を用意している。
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専用イヤホンマイク「EME-80BMA」とスピーカーマイク「EMS-87B」が使用可能
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<日本時間9月30日(水)22時05分~、10月1日(木)21時30分~の2回>ISS(国際宇宙ステーション)「RS0ISS」、145.80MHzでSSTV画像を送信
2)<旧「ラジオたんぱ」で知られる日本で唯一の民間短波放送局>ラジオNIKKEI第2放送(6.115MHz/50kW)が送信設備障害で減力放送中
3)<人気のS70シリーズにBluetooth対応モデルが新登場>アルインコ、351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)「DJ-DPS71」を発表
4)<6機種18モデルが同一番号での技適再取得を準備中>JVCケンウッド、「1.9MHz帯の電波型式追加に伴う弊社製アマチュア無線機器の対応について」を告知
5)<いよいよ出荷スタート>アイコム、新製品「ID-52」のファームウェア、プログラミングソフトウェアなどを公開
6)<理事会報告、ただし書き地方本部長の委嘱ほか>JARLが最近公表した連盟運営に関する情報まとめ
7)<「コンテスト参加証」のダウンロードと「QSOパーティ」の日程変更ほか>「Radio JARL.com」第91回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開
8)<電波障害の防止、不法局などの取り締まり強化へ>受信環境の保護を目的に10月1日から31日まで「令和2年度 受信環境クリーン月間」
9)<テーマは「知られざる部活動の世界」>UMKテレビ宮崎の番組「バズラナイト」で宮崎大学無線部(JA6YBR)が紹介される
10)<移動運用時にポールやアンテナをコンパクトに収納できる>第一電波工業、オリジナルフィールドバッグ「ACB170」を新発売
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2020年10月2日付けのARRLニュースによると、日本時間の10月4日(日)23時00分から10月9日(金)4時15分まで、ISS(国際宇宙ステーション)が145.80MHz(ドップラーシフトによる5kHz程度の偏差あり)のFMモードで、SSTV画像を送信すると伝えている。コールサインは「RS0ISS」。地上で受信できた画像は、オンラインで投稿(画像アップロード)でき、「ARISS SSTVギャラリー」で閲覧ができる。なお、前回、日本時間の2020年9月30日(水)22時05分から翌日の10月1日(木)03時45分までと、10月1日(木)21時30分から翌日の10月2日(金)02時45分の2回にわたり行われたISSからのSSTV画像送信は、多くの局が受信に成功した模様で、TwitterやFacebookなどで受信画像がアップされている。
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ARRL NEWSから
使用される周波数は145.80MHz(ドップラーシフトによる5kHz程度の偏差あり)で、FMモードにSSTV信号(PD120)を載せて送信される。ISSの軌道はインターネット上で公開されているほか、「ISSディテクター」など便利なスマホアプリもある。
なお、ISSから送信されるSSTV信号は、ロシアのISSサービスモジュールに搭載されているJVCケンウッド製のセパレート型V・UHF帯トランシーバー「TM-D710E」から送られる。
受信方法などは、下記関連リンク「ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)」などが詳しい。また、最新のスケジュールは関連リンクの「ARISS-SSTV images」で確認できる。
↓この記事もチェック!
<437.80MHzを受信してみよう>国際宇宙ステーション(ISS)に次世代のアマチュア無線システム設置、144/430MHz帯のクロスバンドレピータが運用開始
●関連リンク:
・An ARISS Slow-Scan TV Event from the ISS is
Scheduled(ARRL NEWS)
・ARISS Satellite SSTV planned for October 4-8(ARISS-SSTV
images)
・ARISS SSTV Image Submission(画像アップロード)
・Two SSTV events during July 29 – August 4(QRZ NOW)
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日本における、2020年10月3日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。10月に入って、1エリア(関東管内)、3エリア(近畿管内)、5エリア(四国管内)、6エリア(九州管内)、7エリア(東北管内)、9エリア(北陸管内)の各総合通信局からコールサイン発給状況の更新発表があった。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
●関連リンク:
・The Enigma of Japanese Call Sign System
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?