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現在データベースには 6440 件のデータが登録されています。
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株式会社三才ブックスは2020年8月27日(木)に「ラジオマニア2020」を刊行する。同書は2006年からほぼ毎年刊行されているAM/FM/短波ラジオ放送の受信に特化したムックで、最新のラジオ使用レポートから、ラジオ局やラジオ番組の深掘り記事まで、AM、FM、短波放送ファンなら知っておきたい情報がぎっしり詰まった1冊だ。今号は巻頭カラーで大前りょうすけ(東海ラジオ他)と遠藤麻理(BSN新潟放送)にインタビューを敢行。両名はそれぞれ6月末で閉局した「RadioNEO(愛知県)」「FMPORT(新潟県)」の看板DJだった。またマニアックな内容で人気を集めているラジオ沖縄「ROK技術倶楽部」の技術部員インタビューも掲載されている。価格は1,500円+税、別冊付録として「RADIO-MANIA handbook 2020」がついてくる。
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての無線やラジオに関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。三才ブックスは月刊誌「ラジオライフ」で知られる出版社でさまざまな無線やBCL、エレクトロニクス関連のムックも刊行している。8月27日に発売される「ラジオマニア2020」に掲載されている内容は下記のとおり。
★ネットに載ってない情報満載、ラジオファン必読の書「ラジオマニア2020」
最新のラジオ使用レポートから、ラジオ局やラジオ番組の深掘り記事まで、AM、FM、短波放送ファンなら知っておきたい情報がぎっしり詰まった1冊! 特別付録に受信・radiko聴取に役立つデータ手帳「RADIO-MANIA handbook 2020」が付きます。
◆巻頭カラー
この人に訊きたい 話題のパーソナリティインタビュー
・大前りょうすけ(東海ラジオほか)
・遠藤麻理(BSN新潟放送)
ラジオ使用レポート
・現行機種どっちが買い? アイワ AR-MDS25 vs ソニー ICF-M780N
・ハイエンドBCLレシーバー TECSUN H-501速報レビュー
・北米向けから中華製まで 現行短波ラジオ5機種比較 ほか
◆第1章 ラジオ番組をもっと楽しもう!
・ラジオマニアニュース2020
緊急企画 新型コロナウイルスとラジオ
・史上初!技術部員によるラジオ番組
ROK技術倶楽部~ラジオマニア出張版
・おうちタイムはこの番組で決まり!
radikoで聴きたい各局イチ押しプログラム!
◆カラー特集
・1局集中ガイド
bayfm 徹底特集
・レトロモダンなデザインとアナログ表示にこだわった
ステレオDSPラジオの製作
◆第2章 受信に役立つ情報&テクニック
・AM中継局との関係に注目!
FM補完放送中継局の大研究
・SWの今がわかる!!
2020年版短波BCLの最新動向
・中波もFMも高い受信性能を有する
EPPRO徹底レビュー
・おなじみPLシリーズの最新機種
TECSUN「PL-990」速報レビュー
◆第3章 ラジオハイパーマニアックス
・ちょい足しでラジオを快適に
女子ウケ必至!?「デコラジ」の製作
・最終目標は日本国内でのDAB受信!
対馬受信旅行記
・「必聴ラジオ100 2021(仮)」制作スタートに寄せて
そこに波は届いているか?
・ソニーICF-801の音を再現!?
AMの音が素晴らしいアナログラジオの製作
・radiko全100局の“音”比べ!
日本全国radikoで勝手にGoToキャンペーン
・編成部からタレコミ情報!
ラジオ局超ローカルニュース
◆第4章 19年前にタイムスリップ「ラジオ番組表」アーカイブ
・TBSラジオ
・文化放送
・ニッポン放送
・東海ラジオ
・CBCラジオ
・MBSラジオ
・ABCラジオ
・bayfm
・TOKYOFM
・J-WAVE
◆特別付録
受信に役立つ便利手帳 RADIO-MANIA handbook 2020
なお、同書を入手するには、下記のAmazonリンクが便利で確実だ。
●関連リンク: 三才ブックス
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四国総合通信局は、2020年8月29日(土)に愛媛県伊予市で実施される「令和2年愛媛県総合防災訓練」において、災害時の情報伝達手段として活用可能な「臨時災害放送局(FMラジオ放送局)」の開設・運用訓練を、メイン会場となる「たみ潮風ふれあい公園 潮風みどりの広場(愛媛県伊予市)」で行う。放送時間は8月29日(土)9時30分から12時00分ごろまでの予定で、訓練模様などを周辺地域に向け送信(周波数は87.20MHz)する。なお、「愛媛県総合防災訓練の中で開設される避難所など計8か所へラジオ受信機を配置、聴取いただいた訓練参加者を対象としたアンケート調査を実施する」としている。
四国総合通信局の発表内容は以下のとおり。
四国総合通信局は、8月29日(土)に愛媛県伊予市で開催される愛媛県総合防災訓練において、伊予市および株式会社エフエム愛媛と連携し、災害時の情報伝達手段として活用可能な「臨時災害放送局(FMラジオ放送局)」(注)の開設・運用訓練を実施します。
(注)災害時に地方公共団体等が被災者への情報伝達のために臨時に開設することができるFMラジオ放送局。全国11の総合通信局等に送信機、アンテナ等の放送設備一式がそれぞれ配備されており、災害時等に貸し出しを行っています。
1,概要
災害時に避難情報や被災者支援情報等を伝達する手段としてラジオ放送の果たす役割は大きく、昨年は台風19号の際に長野県などの3地区において、近隣では平成30年の西日本豪雨の際には広島県の2地区において、臨時災害放送局が開設され、避難住民等への情報提供に活用されました。
本訓練は臨時災害放送局について、開設・運用にかかる手順の習熟、訓練参加者への有効性の周知、課題の洗い出しや検証を行うことを目的に実施します。
なお、当局では、本年4月に「『臨時災害放送局』の開設・運用の手引き」を取りまとめて四国管内市町村へ周知し、臨時災害放送局の利用を推進しています。
2.実施日時
令和2年8月29日(土)9時30分から12時00分ごろまで(予定)
3.訓練場所
ふたみ潮風ふれあい公園 潮風みどりの広場(伊予市双海町高岸甲)
<令和2年度愛媛県総合防災訓練 メイン会場>
4.訓練内容
愛媛県総合防災訓練の中で、伊予市および株式会社エフエム愛媛と連携し、当局保有の機器を使用した臨時災害放送局の開設・運用訓練を実施します。
(1)開設訓練
伊予市が臨時災害放送局を開設する想定で以下の手続きを電話で模擬的に実施。
・四国総合通信局へ臨機の措置による無線局免許申請および放送設備の借受申請
・株式会社エフエム愛媛へ技術面および運用面についての支援要請
(2)運用訓練
・機器設置後に実際に電波を発射、訓練模様などを周辺地域に向け送信(送信周波数87.20MHz)
・愛媛県総合防災訓練の中で開設される避難所など計8か所へラジオ受信機を配置、聴取いただいた訓練参加者を対象としたアンケート調査を実施
●四国総合通信局の「『臨時災害放送局』の開設・運用の手引き」から
●関連リンク:
・四国総合通信局
避難情報や被災者支援情報等をラジオ放送により伝達≪愛媛県伊予市で臨時災害放送局の開設・運用訓練を実施≫
・四国総合通信局 ?臨時災害放送局訓練実施のお知らせ (PDF形式)
・四国総合通信局
「臨時災害放送局」の利用検討の促進
・四国総合通信局
「臨時災害放送局」の開設・運用の手引き(PDF形式)
・愛媛県総合防災訓練の参加者要請について(JARL愛媛県支部)
・ふたみ潮風ふれあい公園
・FM愛媛
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「JARLの話題や最新情報はもちろんのこと、アマチュア無線界の話題や情報などもお知らせする楽しい情報番組です」という、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のラジオ番組、Radio JARL.com。パーソナリティはJARL会長の髙尾義則氏(JG1KTC)が務めている。2019年1月6日から毎週日曜日の21時~21時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送がスタートした。2019年8月18日からは毎週日曜日の23時から東京都西東京市の「FM西東京」でも放送されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは2020年8月16日(日)21時からの第85回放送。前半では猛暑とコロナ禍に帯する注意呼びかけとリスナーから届いたメールの紹介。番組後半では移動運用の効用とJARL発行のアワードについて。最近JARLにはアワードの申請や問い合わせの件数が増えているというということで、JARL Webに掲載されているアワードページの案内と申請料などを紹介。最後に次の週末に開催される地方コンテストとイベントの案内を行った。
番組は下記関連リンクの「Radio JARL.com」の音源公開ページまたはJARL Webの特設ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後は一定時間が経過するとファイルが削除される可能性があるので、早めの聴取をお勧めする。
●関連リンク:
・Radio JARL.com 音源公開ページ(FMぱるるん)
・毎週放送 JARLのラジオ番組「Radio JARL.com」(JARL Web)
・Radio JARL.com番組案内ページ
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「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2020年8月16日(日)15時からの第317回放送。アマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」副編集長の吉澤氏(JS1CYI)をゲストに、同誌の2020年8月号(7月18日発売)の内容紹介(読者投稿について、ハムのQ&Aコーナー、読者の声、ハムクイズ)を行った。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls
・CQ ham for girls Facebookページ
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日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2020年8月17日時点で、アマチュア局は「393,658局」の免許情報が登録されている。前回紹介した2020年8月10日時点の登録数から1週間で229局ほど減少した。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2020年8月17日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「393,658局」の免許状情報が登録されていた。前回、2020年8月10日時点のアマチュア局の登録数は「393,887局」だったので、1週間で登録数が229局ほど減少した。
なお、1982(昭和57)年12月にスタートした「パーソナル無線」は、有効期限が残っている一部の局を除き2015年(平成27年)11月30日をもって使用期限を迎えたが、2020年8月17日時点のデータベースによると、パーソナル無線局として「295局」の免許情報が登録されていた。前回、2020年8月10日時点の登録数は「300局」だったため、この間に1週間で5局が免許を失効したと思われる。
↓この記事もチェック!
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局40万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
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アマチュア無線の電子マガジン「月刊FBニュース」は、毎月1回行う連載記事の掲載タイミングを見直し、2017年10月からは“毎月1日更新”と“毎月15日更新”のバランスを考慮するようになった。きょう2020年8月17日には新たにニュース1本が掲載されたほか、お馴染みの連載「Summits On The Air (SOTA)の楽しみ」「FBのトレビア」「車内シャックの構築と運用」「テクニカルコーナー」など合計10本の連載記事が公開された。
8月17日、新たに公開されたニュースは「アマチュア無線体験運用の臨時局、各地で開設」の1本。その他の連載記事の更新状況は次のとおり。
★大好き!アマチュア無線 第3回
FBニュースの新人編集部員であるアキラくんが、初心者~中級者により実践的な内容を提供。今回は超小型ワンボードコンピュータの「Raspberry
Pi(ラズベリーパイ)」の組み立てに挑戦した。
★ FBのトレビア 第15回
Dr.(ドクター)FB氏が電気・電子・無線関係について、ちょっとした情報をやさしく提供。15回目はアマチュア無線家にもなじみが深い電力計「Bird
Model 43 RF Wattmeter(Bird 43)」で表示される電力はどの程度正確かを検証した。
★車内シャックの構築と運用 第4回
FBニュース編集長のJS3CTQ
稲葉氏による執筆。今回は車内にIC-9700とIC-7300Mを設置する場合の工夫と、21インチのディスプレイの設置方法を紹介した。
★ Summits On The Air(SOTA)の楽しみ 第34回
JH0CJH・JA1CTV 川内
徹氏がナビゲートする連載。今回はSOTA日本支部で登録している山岳リストについての現状を報告した。
★テクニカルコーナー
今回は2本立て。1本目はIC-705の電源を入れた際に現れるオープニング画像をWindows標準アプリケーションの「ペイント」を使って入れ替える方法を紹介。2本目はデスクサイドにIC-705などを置いて実験を行う場合に便利な試験用アンテナ(簡易型のダミーロードに短いアンテナが取り付けられる端子を設けたもの)の製作。周波数帯域は50MHz帯以下を想定している。
★Short Break
最近、ユニクロのレジでは商品を入れたカゴを置くと一瞬で精算が終了するシステムを導入している。その仕組みと商品に取り付けられているRFIDタグを解析した。
★FB Monthly Fashion 第44回
ママブロガーとして活躍するSioAi氏による「グレーのメルカドバッグを使ったコーデ3つ」を掲載。
★頭の体操 詰将棋
★JAIAコーナー
新たに発表されたアイコムのID-52を紹介
それぞれの記事は下記関連リンクから読むことができる。次回の記事更新は9月1日を予定している。
● 関連リンク:
・月刊FBニュース2020年8月号
・月刊FBニュース Facebookページ
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「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。
2020年8月16日(第398回)の特集は「400回まであと2回」。2013年1月から始まった同番組がまもなく400回を迎える。今回は2013年頃を振り返り、リスナーからのメールを紹介した。
公開されたポッドキャスト音声は約46分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesか、Sticherのリンクからも聴くことができる。
なお「ハムのラジオ」は、地上波としては千葉県成田市のラジオ成田で毎週日曜日の21時に放送されているが、2020年4月6日からは毎週月曜日の13時に前日の再放送も開始された。
●関連リンク: ハムのラジオ第398回の配信です
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先週のアクセスランキング1位は、2020年8月12日(水)の夜から13日(木)の明け方にかけて、「ペルセウス座流星群」がピークを迎え、流星散乱によるVHF帯での遠距離通信やFM放送のDX受信が楽しめるチャンスだという話題。「流星散乱通信」は「流星バースト通信」とも呼ばれ、流星が大気圏に突入して発光した際、周辺の大気が一時的に「電離層」のような高密度の電子層を形成。これがVHF帯の電波を反射(散乱)させて通信ができることを利用したものだ。遠距離(1,000km前後離れた地点)に位置するFMラジオ局(90~100MHzの中波ラジオ局のFM補完放送がおすすめ)の周波数をモニターしてみると、流星に合わせて信号が一瞬聞こえてくることがある。
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ペルセウス座流星群 (2018年撮影:玄太氏)
続く2位は「<超小型で2電源方式、1.9~50MHz帯をカバー>アイコム、IC-705用のコンパクト・アンテナチューナー『AH-705』を開発中」。アイコム株式会社が、人気のHF~430MHz帯オールモードポータブル機「IC-705」に対応したコンパクト・アンテナチューナー「AH-705」を開発していることが判明した。同社の海外向け資料によると、マルチバッグLC-192にもマッチした超小型サイズ(防塵・防滴設計)で、1.9~50MHz帯をカバー、内蔵アルカリ電池とDC13.8Vの2電源に対応した省エネ設計と告知。価格は未定、2020年中の発売開始を目標に開発しているという。なお、「本製品はまだコンセプト段階のため製品画像はイメージです。記載されているすべての機能、外観およびコネクタ、スイッチなどの仕様は予告なく変更されることがあります」という注意が公表された資料に記載されている。
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アイコムが開発中のIC-705用コンパクト・アンテナチューナー「AH-705」(コンセプトモデルのため、デザインや仕様は今後変更されることがある)
3位は、2020年8月12日にアイコム株式会社が表取締役の播磨正隆氏(JL3KLL)が病気療養のため代表取締役および取締役を辞任し、同社創業者で代表取締役会長の井上徳造氏(JA3FA)が代表取締役会長兼社長に就任すると発表した情報だ。1954(昭和29)年4月に井上電機製作所を創業した井上徳造氏は、1964(昭和39)年7月に株式会社井上電機製作所を設立し代表取締役社長に就任。2006(平成18)年6月に代表取締役会長へ就くまで42年間、現在の株式会社アイコムの創業者であり、社長としてアマチュア無線界をけん引してきた。その間、1978(昭和53)年には商号を株式会社井上電機製作所からアイコム株式会社に変更。そして今回、14年ぶりに同社の代表取締役会長兼社長として、改めて大役を担うこととなった。
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ギガラボハムクラブ(JL3ZKK)の記念運用を行う井上会長
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)MS(流星散乱)通信体験のチャンス! 8月12日(水)夜から13日(木)明け方は「ペルセウス座流星群」のピーク
2)<超小型で2電源方式、1.9~50MHz帯をカバー>アイコム、IC-705用のコンパクト・アンテナチューナー「AH-705」を開発中
3)<井上徳造氏(JA3FA)が会長兼社長に>アイコム、代表取締役の異動を発表
4)<大阪府堺市堺区の繁華街で取り締まり>近畿総合通信局、免許を受けずに飲食店などの客引き連絡用にアマチュア無線機を使用していた2名を告発
5)<WDXCページは閉鎖>八重洲無線、HFトランシーバーの保証期間を「3年間」に延長
6)<特集は「ハムのアプリ活用術」、別冊付録は「永久保存版 1980年代のCQ ham radio」>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2020年9月号を刊行
7)<大型カラー液晶、受信機能強化、USB充電などを実現>アイコム、144/430MHz帯のD-STARハンディ機「ID-52」を発表
8)<817シリーズ使用者との交信を楽しむ>8月15日(土)9時から18日(火)21時まで「第2回 FT-817(ND)、FT-818NDユーザーQSOパーティ」開催
9)<20局交信で特製グッズ贈呈 >JARD、8月15日(土)から30日(日)まで一般局も参加できる「HAMtte交信パーティー2020 夏」を開催
10)<徹底解説「FTDX101MPで作るリモート環境」「JTAlert活用設定ガイド」>CQ出版社が「別冊CQ ham radio QEX Japan No.36」を刊行
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日本における、2020年8月15日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。新たに、1エリア(関東管内)の関東総合通信局からコールサイン発給状況の更新発表がった。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
●関連リンク:
・The Enigma of Japanese Call Sign System
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?
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神奈川県横須賀市にあるコミュニティFM放送局「FMブルー湘南(横須賀エフエム放送株式会社、JOZZ3AD-FM、空中線電力20Wほか)」では、2017年4月からアマチュア無線家向けの番組「QSY」をオンエアーしている。放送は毎週金曜日の22時から30分間だが、新たな内容の番組は第1・3・5金曜日に流され、第2・第4金曜日は前週の再放送という形式だ(2017年7月から)。放送音声は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されている。
2020年8月7日の第95回放送は前半がJK1BAN 田中氏の「今週の活動報告」。田中氏の友人が千葉県幕張のホテルの高層階に宿泊中に、ハンディ機(VX-7)で田中氏と通信実験を行った話。田中氏は約50km離れた東京都西東京市の自宅から、12m高の3段GP(出力25W)を使用し59-55で交信ができたという。
番組後半はJH1OSB 小濱氏の「無線は自作でより楽しくなる」。小濱氏が購入したばかりのリチウムイオン電池「26650A」(3.7V 5000mA)の紹介。自宅で使用している電動自転車のバッテリーが劣化したため交換を画策しているという。合わせて初期のリチウムイオン電池購入に関する思い出を披露した。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QSY 第95回放送
・QSY 番組案内ページ
・Twitter @QSY785
・QSY Facebookページ