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link hamlife.jp hamlife.jp (2024/10/7 16:05:42)

現在データベースには 5943 件のデータが登録されています。

feed <総務省の最新データベース>無線局等情報検索(6月21日時点)、アマチュア局は5日間で316局(約53局/日)減少し「384,824局」 (2021/6/21 12:05:59)

日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2021年6月21日時点で、アマチュア局は「384,824局」の免許情報が登録されている。前回紹介した6月15日時点の登録数から6日間で316局ほど減少した。

 

 

 

 総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。

 

 その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。

 

 今回、2021年6月21日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「384,824局」の免許状情報が登録されていた。前回、6月15日時点のアマチュア局の登録数は「385,140局」だったので、6日間で登録数が316局ほど減少したことになる。

 

 なお、1982(昭和57)年12月にスタートした「パーソナル無線」は、有効期限が残っている一部の局を除き2015年(平成27年)11月30日をもって使用期限を迎えたが、2021年6月21日時点のデータベースによると、パーソナル無線局として「69局」の免許情報が登録されていた。前回、6月15日時点の登録数は同じく「72局」だったため、この間に6日間で3局が免許を失効したと思われる。

 

 

 

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<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映

 

<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた

 

<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!

 

 

 

 

2019年1月7日からWebサイトのデザインと仕様が変更された総務省が提供する「無線局等情報検索」サービス

例えば一般社団法人 日本アマチュア無線の中央局「JA1RL」で検索すると、「移動しない局」(左)と「移動する局」(右)の2つの免許状情報が表れる

 

 

●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省 許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局40万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 


feed <特集は「一部を改正する省令の一部改正って何?」>「ハムのラジオ」第442回放送をポッドキャストで公開 (2021/6/21 8:30:08)

「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。

 

 

 2021年6月20日の第442回放送の特集は「一部を改正する省令の一部改正って何?」。総務省は令和4年11月30日に迫っていた新スプリアスへの適合期限を「当分の間」延期するということを骨子とする改正案の意見(パブリックコメント)募集を今年3月に行い、6月9日にその募集結果と電波監理審議会からの答申が公表された。このパブリックコメントを読み解きながら“ハムのラジオ流にいろいろ考えてみた”という内容だ。

 

 公開されたポッドキャスト音声は約47分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。

 

 なお同番組は2021年6月でラジオ成田からの放送開始2周年を迎えた。これを記念して6月1日から30日の間に番組に投稿した全員に、ステッカーセットをプレゼントしているという。

 

 

 

●関連リンク: ハムのラジオ第442回の配信です

 

 

 


feed 違法性のある機器が9割以上! 総務省、電波の強さを測定「令和2年度無線設備試買テスト結果」を公表--6月13日(日)~6月19日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 (2021/6/20 9:30:51)

先週のアクセスランキング1位は、FMトランスミッター、トランシーバー、ワイヤレスカメラなど、発射する電波が電波法に定める著しく微弱の基準内にあるとして市場で販売されている無線設備を総務省総合通信基盤局が購入し、電波の強さの測定を行った「令和2年度無線設備試買テスト結果」を公表したニュース。85機種を1機種につき2台ずつ測定(170台)した結果、発射する電波が「著しく微弱」の範囲であったのは計8機種で、一方、「著しく微弱」の許容値を超えるものは77機種(約91%)にのぼった。

 

 

今回の試買テストで、電波法で定める無線局の免許が不要となる「発射する電波が著しく微弱な無線局」の許容値を越えていることが判明した無線設備の数々。これらは一般に市販されているが、なかには「バイク用タイヤ空気圧監視システム」という機器もあった

 

 

 続く2位は、無線従事者国家試験を実施している公益財団法人 日本無線協会が、初となる第四級アマチュア無線技士(4アマ)の「CBT方式(コンピュータ利用)」試験を、2021年8月に実施することを発表したことを伝える記事。これは同協会が2021年4月21日、公式サイトに「国家試験申請手続き等の新たな取組みについて」と題した告知を掲載。今後“国家試験のデジタル化”を推進し、受験申し込みから手数料の支払い、試験結果通知の受信までをスマートフォンで完結できるシステムを導入するほか、一部の資格ではコンピュータの画面上で国家試験が受験できる「CBT方式」を導入し、受験機会を大幅に拡大する計画だと説明した最初の国家試験となることから関心が集まった。

 

 

公益財団法人 日本無線協会の発表より

 

 

 3位は「<日本周辺を通過するパス多数>日本時間6月21日(月)から6月27日(日)まで、国際宇宙ステーション(ISS)が12種類のSSTV画像を145.80MHzで繰り返し送信」。国際宇宙ステーション(ISS)が行うアマチュア無線活動「ARISS“Amateur radio on Shuttle, Mir and ISS”SSTV event」の一環として、日本時間の2021年6月21日(月)18時40分(セットアップの時刻。画像送信は少し遅れる)から6月27日(日)3時30分まで(予定)、145.80MHzのFMモードで、12枚のSSTV(Slow Scan Television)画像をISSから繰り返し送信する。イベント期間中、日本周辺を通過するパスも多くあるため、簡単なシステムで沖縄から北海道まで地域を選ばすにISSから届くSSTV画像を受信できるだろう。

 

 

国際宇宙ステーション(ISS)が行うアマチュア無線活動「ARISS“Amateur radio on Shuttle, Mir and ISS”SSTV event(ARISS“シャトル、ミール、ISSでのアマチュア無線”SSTVイベント)」として、ISSからのSSTV画像送信を実施

 

 

 

※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。

 

 

1)<85機種(2台ずつ)を測定、うち77機種が基準超え>総務省、電波法で定める「著しく微弱な電波」の許容値測定「令和2年度無線設備試買テスト結果」を公表

 

2)<東京・銀座のテストセンターで8月2日~23日に受験可能>日本無線協会、初の「CBT方式」による第四級アマチュア無線技士国家試験を実施

 

3)<日本周辺を通過するパス多数>日本時間6月21日(月)から6月27日(日)まで、国際宇宙ステーション(ISS)が12種類のSSTV画像を145.80MHzで繰り返し送信

 

4)<特集は「アンテナ建設お役立ちガイド」、別冊付録「アマチュア無線のはんだ付け入門」付き>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2021年7月号を刊行

 

5)<全長710mm、短めのノンラジアルタイプ>コメット、飛びを追求した144/430MHz帯モービルアンテナ「CHL-1900」を新発売

 

6)<コストパフォーマンスに徹したモデル>コメット、2接点同軸切替器「CSW-100」を新発売

 

7)<ID-52にも初対応>アイコム、iPhone/iPadなどのiOS端末に対応したD-STARアプリ「RS-MS1I」を更新

 

8)<重厚感と自然であたたかい音質>八重洲無線、固定局用ダイナミックマイクロホン「M-90シリーズ」を新発売

 

9)<契約船が売却、寄付金など返却へ>DXCCウォンテッドランキング2位、2023年1月に予定していたブーベ島「3Y0J」DXペディション計画中止

 

10)<アマチュア無線局を対象に電波監視! バンドプラン逸脱&コールサイン不送出>北海道総合通信局、4アマを有する男女2人を15日間の行政処分

 

 

 


feed 1エリア(関東管内)で発給進む--2021年6月19日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 (2021/6/19 9:30:00)

日本における、2021年6月19日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。新たに、1エリア(関東管内)の関東総合通信局から更新発表があった。なお、同総合通信局からのコールサイン発給状況の発表は、6月に入って3回目となる。

 

 

 

 各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。

 

 

 

 

 ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。

 

 その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。

 

 さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。

 

 また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。

 

 しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。

 

 このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。

 

 

 

 

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<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給

 

<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始

 

 

 

●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 


feed <アマチュア無線局を対象に電波監視! バンドプラン逸脱&コールサイン不送出>北海道総合通信局、4アマを有する男女2人を15日間の行政処分 (2021/6/18 18:00:37)

6月18日、北海道総合通信局はアマチュア無線を対象とした電波監視で、430MHz帯のバンドプランを逸脱し、さらに自局のコールサインを送出していなかった電波法違反により、第四級アマチュア無線技士を有する無線従事者2人に対し、15日間のアマチュア無線局の運用停止および無線従事者の業務への従事停止の行政処分を行った。なお、本件はアマチュア無線局を対象とした電波監視により電波法令違反の事実が発覚したものである。

 

 

「令和3年度電波利用環境保護活動用」のPRポスターに、元グラビアアイドルで現在は女優やタレントとして活躍している「橋本マナミ」を起用

 

北海道総合通信局が発表した処分内容は次のとおり。

 

 

 北海道総合通信局は、電波法令違反を行った者に対して、電波法に基づく行政処分を行いました。

 

1.違反発覚の端緒

 

 本件は、当局が実施したアマチュア無線局を対象とした電波監視により電波法令違反の事実が発覚したもの。

 

 

2.違反の内容および行政処分の内容

 

被処分者: 札幌市在住の男性(60歳)
違反概要: 無線従事者資格(第四級アマチュア無線技士)及びアマチュア無線局の免許を有する者が、大型車両に開設したアマチュア無線局により、以下の違反運用を行ったもの。
(1)識別信号不送出 (無線局運用規則第10条)
(2)周波数等使用区別違反(無線局運用規則第258条の2)
 公衆網に接続し音声の伝送を行う通信(VoIP)に限り使用することができる周波数(430.96MHz)において、VoIPによらないFM音声による通信を行った。
処分内容:
(1)アマチュア無線局の運用停止
(電波法第76条第1項)
(2)無線従事者の業務への従事停止
(電波法第79条第1項)
※停止期間は、いずれも令和3年6月18日から15日間

 

被処分者: 札幌市在住の女性(45歳)
違反概要: 無線従事者資格(第四級アマチュア無線技士)及びアマチュア無線局の免許を有する者が、大型車両に開設したアマチュア無線局により、以下の違反運用を行ったもの。
(1)識別信号不送出 (無線局運用規則第10条)
(2)周波数等使用区別違反(無線局運用規則第258条の2)
 公衆網に接続し音声の伝送を行う通信(VoIP)に限り使用することができる周波数(430.96MHz)において、VoIPによらないFM音声による通信を行った。
処分内容:
(1)アマチュア無線局の運用停止
(電波法第76条第1項)
(2)無線従事者の業務への従事停止
(電波法第79条第1項)
※停止期間は、いずれも令和3年6月18日から15日間

 

 

430MHz帯のアマチュア無線バンドプラン。430.96MHzは「EchoLink (エコーリンク)」など、インターネットを使うアマチュア無線の音声通信ネットワーク用に割り当てられてる

 

 

 

【参考】電波法(抜粋)

 

第76条第1項
 総務大臣は、免許人等がこの法律、放送法若しくはこれらの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したときは、三月以内の期間を定めて無線局の運用の停止を命じ、又は期間を定めて運用許容時間、周波数若しくは空中線電力を制限することができる。
 (以下省略)

 

第79条第1項
 総務大臣は、無線従事者が左の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は三箇月以内の間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
 一 この法律若しくはこの法律に基く命令又はこれらに基く処分に違反したとき。
 (以下省略)

 

(無線局運用規則)

 

第10条第3項
 無線通信を行うときは、自局の識別信号を付して、その出所を明らかにしなければならない。

 

第258条の2
 アマチユア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別は、別に告示するところによるものとする。

 

 

 

●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで

 

 

 

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【PR動画公開】<電波法でアマチュア局業務が制定された日>6月1日「電波の日」、6月中は「不法無線局対策強化期間」で取り締まり強化

 

<イメージキャラクター、橋本マナミ>キャッチコピーは「守って! 電波のルール」、総務省が「令和3年度電波利用環境保護活動用」PRポスターを公表

 

 

 

●関連リンク:
・北海道総合通信局 電波法令違反者に対する行政処分
・アマチュア無線バンドプラン(PDF形式)
・Echolink(ウィキペディア)

 

 

 


feed <バンドスコープの機能が大幅アップ>アイコム、ID-52の新ファームウェア「Version 1.20」を公開 (2021/6/18 17:30:37)

アイコム株式会社は2021年6月18日、144/430MHz帯D-STAR対応ハンディ機「ID-52」の新ファームウェア「Version 1.20」を同社サイト上で公開した。今回の新ファームでの変更点 はバンドスコープの機能アップが中心で「スコープモードの切り替えを追加」「シングル表示でのウォーターフォール機能を追加」「表示ステップ数の切り替えを追加」「スイープ速度を高速化」「MENU画面にスコープ項目を追加」「以前のバージョンからファームウェアを更新した場合に、設定データやメモリーを初期化しないように改善」「その他軽微な変更」 と発表されている。なおこの変更に合わせてID-52用プログラミングソフトウェアの「CS-52」も新バージョン1.20が登場している。

 

 

「CQ ham radio」2021年7月号の同社広告より

 

 ID-52の新ファームウェア公開は2021年2月22日以来となる。今回発表された内容は次のとおり。なお詳細説明としてPDF版の「ID-52 仕様変更のお知らせ」が公開されている。

 

●ID-52の新ファームウェア(Version 1.20)

 

Version 1.10からの変更点:

 

【バンドスコープの機能アップ】

・スコープモードの切り替えを追加(センター表示(既存)、FIX表示、スクロール(FIX)表示)
・シングル表示でのウォーターフォール機能を追加
・表示ステップ数の切り替えを追加(±15ステップ、±20ステップ)
・スイープ速度を高速化
・MENU画面にスコープ項目を追加

 

【そのほかの変更】

・以前のバージョンからファームウェアを更新した場合に、設定データやメモリーを初期化しないように改善。
 ※ただし、より新しいバージョンからファームウェアを戻した場合は、設定データやメモリーが初期化されることがあります。
・その他軽微な変更

 

 ID-52のファームアップは、microSDカードを使用して行うことができる(取扱説明書で確認のこと)。なおファームウェア書き換え後はバージョン情報の数字が次のように表示されるという。

 

Main CPU: 1.20
Sub CPU: 製品の出荷時期により1.00または1.01
DSP : 1.02
GPS: 13196
Bluetooth: 1.12

 

 

 詳細は下記関連リンク参照のこと。

 

 

 

●関連リンク:
・ID-52 ファームウェア ダウンロード(アイコム)
・仕様変更のお知らせ ID-52 PDFダウンロード(アイコム)
・プログラミングソフトウェアダウンロード CS-52(アイコム)

 

 

 


feed <6桁のグリッドロケーターを交換する>6月21日(月)から1週間、430MHz帯で「ACCロケーターコンテスト2021」開催 (2021/6/18 10:00:27)

The International Award Chasers Club(ACC)は、430MHz帯の活性化とグリッドロケーター(GL)の普及を目的とした「ACCロケーターコンテスト2021」を、2021年6月21日(月)0時から27日(日)23時59分までの1週間(7日間)にわたり、国内アマチュア個人局とACC各支部所属の社団局(JN1YMP/JN1ZGI)を対象として430MHz帯の全モードで開催する。なお「2016年からマルチプライヤーが変更になりましたのでご注意ください」「2019年から運用周波数が拡大しましたので、いろいろなモードで参加できます」と案内している。

 

 

 

 参加部門は「一般部門」と「メンバー部門」の2つ。ナンバー交換は、一般は相手局のRS(T)レポート+6桁のグリッドロケーター、メンバーは相手局のRS(T)レポート+M+6桁のグリッドロケーター。

 

 日が違えば運用地の変更可、ログに市郡区ナンバーおよび詳細町村名地名などを記入のこと。またロールコール中の交信も有効のほか、日が違えばACC社団局と重複交信も問題ない。

 

 マルチプライヤーは、運用日数(最大7マルチ)×異なる6桁のグリッドロケーターの数。総得点は得点合計×マルチプライヤー。交信局数100局以上はチェックリストを提出する。一般部門とメンバー部門それぞれ 1位、2位、3位の入賞局に賞状が贈られる。

 

 ログ提出は7月26日(月)必着。参加賞を希望する場合は、ログ提出時に84円切手を貼った長型4号封筒に住所、氏名、郵便番号を記載したものを同封のこと。詳しくは下記の関連リンクから「ACCロケーターコンテスト2021規約」で確認してほしい。

 

 

「ACCロケーターコンテスト2021」の規約(一部抜粋)

 

 

●関連リンク:
・ACCロケーターコンテスト2021規約(PDF形式)
・The International Award Chasers Club

 

 

 


feed <日本周辺を通過するパス多数>日本時間6月21日(月)から6月27日(日)まで、国際宇宙ステーション(ISS)が12種類のSSTV画像を145.80MHzで繰り返し送信 (2021/6/17 12:05:50)

国際宇宙ステーション(ISS)が行うアマチュア無線活動「ARISS“Amateur radio on Shuttle, Mir and ISS”SSTV event」の一環として、日本時間の2021年6月21日(月)18時40分(セットアップの時刻。画像送信は少し遅れる)から6月27日(日)3時30分まで(予定)、145.80MHzのFMモードで、12枚のSSTV(Slow Scan Television)画像をISSから繰り返し送信する。イベント期間中、日本周辺を通過するパスも多くあるため、簡単なシステムで沖縄から北海道まで地域を選ばすにISSから届くSSTV画像を受信できるだろう。受信できた画像は、オンラインで投稿(画像アップロード)でき、閲覧も可能だ。

 

 

国際宇宙ステーション(ISS)が行うアマチュア無線活動「ARISS“Amateur radio on Shuttle, Mir and ISS”SSTV event(ARISS“シャトル、ミール、ISSでのアマチュア無線”SSTVイベント)」として、ISSからのSSTV画像送信を実施(ARRL NEWSから)

 

 ISSから送信されるSSTV信号は、ロシアのISSサービスモジュールに搭載されているJVCケンウッド製のセパレート型V・UHF帯トランシーバー「TM-D710E」から送られるため、コールサインは「RS0ISS」と思われる。

 

 

アマチュア無線機「TM-D710E」がロシアのISSサービスモジュールに搭載されている

スペースX CRS-20での打ち上げられたJVCケンウッド製のセパレート型V・UHF帯トランシーバー「TM-D710E」(AMSAT/Radio Amateur Satellite CorporationのWebサイトから)

 

 使用される周波数は145.80MHz(ドップラーシフトによる5kHz程度の偏差あり)で、FMモードにSSTV信号(PD120)を載せて送信される。ISSの軌道はインターネット上で公開されているほか、「ISSディテクター」など便利なスマホアプリもある。また、パソコンやスマホでSSTVの信号を録音(無線機や受信機のスピーカーから流れる音声で問題ない)し、その音声を専用ソフトを使って画像表示させる方法もあるので試してみるといいだろう。

 

 日本各地の衛星通過時刻の予報は記事下の関連リンクから「JAMSAT(日本アマチュア衛星通信協会)」の公表データから、21地点のパスが確認できるので参考にするといいだろう。

 

 

<参考>運用期間中、東京におけるISSの飛来時刻
(時刻はJST、JAMSAT公表のデータから)

・6月21日の送信開始時刻以降で日本上空を通過するパスはない。
・ロケーションやアンテナにもよるが「仰角30度以上」がSSTV画像の良好な受信の目安
(表中の「※」印の仰角はハンディ機でも良好に受信できるレベル)

 

 

 

 記事下の関連リンク「ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)」などが、SSTV画像の受信方法を詳しく解説している。また、最新のスケジュールは関連リンクの「ARISS-SSTV images」で確認できる。

 

 また、地上で受信できた画像は、オンラインで投稿(画像アップロード)でき、「ARISS SSTVギャラリー」で閲覧ができる。過去に実施されたISSから送信されたSSTV画像は多くの局が受信に成功し、TwitterやFacebookなどで受信画像がアップされている。

 

 

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<437.80MHzを受信してみよう>国際宇宙ステーション(ISS)に次世代のアマチュア無線システム設置、144/430MHz帯のクロスバンドレピータが運用開始

 

 

 

●関連リンク:
・ARISS “Amateur radio on Shuttle, Mir and ISS” SSTV event – June 21-26(ARISS-SSTV images)
・ARISS “Amateur radio on Shuttle, Mir and ISS” SSTV event ? June 21-26(ISS FAN CLUB)
・ISS SSTV 145.800 MHz FM June 21-26(AMSAT-UK)
・Slow-Scan TV Event from International Space Station Set(ARRL NEWS)
・ARISS SSTV Image Submission(画像アップロード)
・ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)
・SSTV通信ソフト MMSSTV
・日本各地の衛星通過時刻の予報(JAMSAT/日本アマチュア衛星通信協会)
・「きぼう」を見よう(JAXA)
・ISSディテクター(Google Play)
・TM-D710E Caracteristiques(KENWOOD France)

 

 

 


feed <全長710mm、短めのノンラジアルタイプ>コメット、飛びを追求した144/430MHz帯モービルアンテナ「CHL-1900」を新発売 (2021/6/17 11:30:06)

アンテナメーカーのコメット株式会社は2021年6月10日、短めの144/430MHz帯デュアルバンドモービルアンテナ市場で20年以上のロングセールスを記録していた「CHL-19」を、回路の見直でさらに進化させた「CHL-1900」を6月中旬から発売すると発表した。全長710mmのノンラジアルタイプで144MHz帯は1/2λ(2.15dBi)、430MHz帯は5/8λ×2段(5.0dBi)で動作する。耐入力は70W(FM)。希望小売価格:6,490円(税込み)。

 

 

コメットの144/430MHz帯デュアルバンドモービルアンテナ「CHL-1900」

 

 

コメットの新製品ニュースから抜粋で紹介する。

 


 

★144/430MHz帯デュアルバンドモービルアンテナ CHL-1900

 

 このたび弊社では 144/430MHz帯デュアルバンド・ノンラジアルモービルアンテナ「CH-1900」を6月中旬より発売いたします。短めのデュアルバンドモービルアンテナ市場にて20年以上のロングセールスを記録していた前期種CHL-19を、時代の流れによるアースが取りにくい車種市場に合わせるため、内部回路を見直し改良を加え、取付場所を選ばない仕様へと進歩させ「CHL-1900」として生まれ変わりました。

 

 従来のスリムなアンテナ構造を引き継ぎ、徹底した検証を行い、幾度もフィールドテストを繰り返し、納得のいく製品に仕上がっております。また広くユーザーへ愛用いただくために価格は据え置き、もちろん埼玉工場にて調整検査出荷を行っている純日本製です。サイズ的にも71㎝と手ごろなサイズ、車種を選ばず広くダンプから乗用車まで用途は無限です。

 

<特徴>
・144MHz帯の利得は2.15dBi・1/2λ、430MHz帯の利得は5.0dBi・5/8λ×2段の高利得

 

・大型車両のラダーやミラーステー等に設置しても道路交通法車両制限令の3.8mを超えない、全長710mmのちょうど良い長さ(一部の大型車両では 3.8m以上超える場合がありますのであらかじめご確認ください)

 

・空気抵抗を考慮したスリムデザイン、さらに質量145gと軽量

 

・設置場所を選ばない、アース不要なノンラジアルタイプ

 

・レピーター、D-STAR対応

 

・車庫駐車時に便利な折曲機能付き

 

設置例:大型パイプ取付基台RS-215とスプリング付ケーブルセット5D6FB-SPで取付

車庫駐車時に便利な折曲機能

 

<スペック>

 

<希望小売価格> 6,490円(税込み)

 


 

 

●関連リンク:
・144/430MHz帯デュアルバンドモービルアンテナ CHL-1900(コメット)
・コメット

 

 

 


feed <夏休み、親子で楽しむ電子工作>電波新聞社が季刊誌「電子工作マガジン」2021年夏号を刊行 (2021/6/17 10:00:08)

電波新聞社出版部は、2021年6月18日(金)に季刊誌「電子工作マガジン」2021年夏号を刊行する。同誌は1999年で休刊となった月刊誌「ラジオの製作」の流れを汲むエレクトロニクスのホビー誌で電子工作記事が満載されている。価格は1,430円(税込)。

 

 

「電子工作マガジン 2021年夏号」の表紙

 

 

 hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。「電子工作マガジン」は、電気、電子業界の日刊紙として知られる電波新聞社が年4回刊行しているエレクトロニクスのホビー誌(定期刊行されている、唯一の電子工作入門雑誌)。かつてBCLやハム、オーディオ、マイコン、エレクトロニクスの入門誌として青少年の人気を集めた「ラジオの製作」の流れを汲む。記事内には随所に懐かしい“ラ製テイスト”が溢れている。

 

 今号は「連載 40m AM QRP送信機の製作」「IC+1石カマボコラジオの製作」「はじめてのラズパイ、はじめてのSDRラジオ」「Arduino CW Boxの製作」「高音質アンプとオーディオ専用電源」といった無線、ラジオ・オーディオ関連の製作記事を掲載。

 

 さらに「4+1チャネル・リレー+メドレーウォッチ」「音声テスターの作りかたとその応用」「エンジェルプレートを使った後面開放型スピーカーの製作と実験」などの製作記事も掲載。そのほか「新・キミもアマチュア無線家になろう!!(コンテストに参加しよう)」「BCL最新情報2021(ラジオとインターネットで世界を聞いてみよう IBC岩手放送「おしゃべり技術くん」)」、前号から連載が始まったチヨダAB30 南雲桂一氏による「ライセンスフリー無線を始めよう(現場で頼れる最新ライセンスフリー無線無線機紹介)」といった読み物も掲載されている(目次写真参照)。

 

 

 

 

 また同誌は「ラジオの製作」(1999年で休刊)創刊65周年記念として、1981~2003年まで同社が発行し“マイコン少年”を熱中させた「マイコンBASIC Magazine」を復活(編集体制変更のため、別冊付録ではなく本誌記事内のコーナーに掲載)。今回は読者投稿のプログラム紹介のほか、「Raspberry PI Picoを触ってみよう」「タイマーを作ってみよう」などの記事を掲載している。

 

 

 同書の購入は下記のAmazonリンクが確実だ。

 

 

 

 

 

●関連リンク:
・電子工作マガジン(電波新聞社)
・電子工作マガジン Facebookページ
・電波新聞社

 

 

 


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